Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

単身赴任生活

さよならスィートホーム

新居に越して一週間が過ぎた。一年半振りに相方と一緒に生活をすることになったのだが、これが面白いくらいに違和感がない。 しかし、仕事がちょうど地獄の一丁目を迎えていて、久しぶりの同居を実感している暇がなかった。現在、在宅ワーク中なのだが、相方…

さよなら東京

さて、本日引越。 正真正銘、単身赴任最終日。 今はスマホから書いている。 引越準備もほぼ終わった。あとは業者が来るのを待つばかり。さよなら東京。 ここ4年で、東京→札幌→東京→神奈川かあ。 本当に生生流転の日々だなあ。

引越をした人、引越をする人

前回、一年半弱の単身赴任生活が終わったと書いた。実はこれはちょっと嘘である。まだ、俺は単身赴任中だ。相方とは離れて暮らしている。 先週の土曜日、俺は神奈川県の某ビジネスホテルにいた。昼過ぎに不動産屋に行き、新居の鍵を貰って来た。そしてそのま…

戦士の帰還

ついに明日の夜、相方が東京に戻って来る。俺が東京に戻ってから約一年半。離れ離れに暮らしていた日々も終わる。 人生というものは、よく判らないシークエンスの連続だなという気がする。そもそも、俺と相方が一緒になったのだって、想定していない出来事の…

ファイナル・カウントダウン

気付けば10月となった。もうすぐだ。もうすぐ、この狭い、汚いワンルームアパートともお別れだ。ここに越してきたのが、去年の6月。そこから久しぶりの一人暮らし。仕事は地獄の有様で、心身ともに荒んだ。零時近くまで残業するのが当たり前となり、夜中…

横浜ベイブルース

さて、明日から四連休。実は来週の水曜日は有給を取っているので、五連休だ。遅い夏休みといったところだろうか。月曜日に相方が東京にやってくる。当初の予定だと、月曜、火曜を使って部屋探しをするつもりだった。だが、相方が予めネットを使って部屋探し…

もう、飽きた

去年の6月に東京に一人で戻った。それからずっと一年以上一人暮らし。 時々、自炊とかはしたけれども、やはり外食や惣菜とかが多くなる。仕事が忙しかった時期は、コンビニのざる蕎麦が定番の夕飯だった。 今年になって、コロナで自宅ワークとなり、さらに…

リモート部屋探し

相方からLINEで、部屋探しの情報がやってくる。「もう引き継ぎしちゃったから、暇なんだよねー」とは相方の言葉。それは羨ましい事である。去年の6月に、俺は札幌から東京に戻って来た。そして相方は札幌に残った。二人の別居生活も今月で終わりを迎える。…

二人の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めてバッグを買うようになったか

相方が先日東京にやってきた。主目的は仕事の出張だ。相方は医療系コンサル会社に勤めている。週末や休日には、そういった医療関係のお偉いさんを講師としたセミナーやら勉強会が発生するので、それに駆り出されるのだ。 ただ、今回はその四日間の出張のうち…

腰が痛い

在宅ワークも三ヶ月目に突入した。朝の通勤電車に乗らなくて良いのは有難いのだが、人と殆ど会話をしない生活に精神がおかしくなりそうだ。端的に言えば、気が狂いそう、という奴だ。 そして、精神のみならず、身体にも悪影響が出てきた。今、俺が住んでいる…

あと三ヶ月

気付けば、あと三ヶ月となった。三ヶ月後、相方が東京に戻って来る。俺が東京に戻って一年。別居生活はこのままいけば、一年と四ヶ月で終了となる。 4月に相方の手術の為、札幌に行った。その時、相方から「10月には東京に戻れる見込みだよ」と聴かされた…

あれから一年

東京に戻ってというべきなのか、札幌を離れてというべきなのか。とにかく、札幌を離れ、東京に戻って一年が過ぎた。あっという間だ。今更当たり前の話なのだが、人生は短い。本当に気付くとすぐに時間が過ぎ去ってしまう。 去年の6月に東京に戻って来た時は…

『大迷惑』を演奏しようとしていた頃

昔の邦楽に詳しい方なら、昨日俺が書いたものが奥田民生さん作詞作曲による「大迷惑」の歌詞だと気付いた人は多いかと思う。これ、単身赴任のサラリーマンの悲哀を描いた名曲だ。発表されたのは、もう30年以上前になる。本当はこういった歌詞の引用はNGだよ…

咳をしなくても、ひとり

ずっと引きこもっていると、人間おかしくなるのだな。いや、既に前からおかしいだろという指摘は自分が一番判っているので、しないで下さい。 相方の手術の為に札幌へ行って、そこから東京に戻ってきたら、ずっと在宅ワーク。当然、外出も人と会うのもNGだ…

自宅で仕事をするという事

初めて、好きな女の子と手を繋いだのは、いつだったろうか。初めて、女性とキスをしたのはいつだったか。そんな甘酸っぱい昔の思い出は良いものだ。初めてというのはね。 で、だ。俺は今日、52歳にして、社会人30年目にして初めての経験をした。それは「自宅…

生姜焼き弁当

午前の会議が長引いて、会議の終了が12時を回った。やれやれ、だ。こうなると、いつも昼食を買いに行く弁当屋は混雑必至だ。仕方ないので、比較的混んでいない(つまり、きっとたいして美味しくない)弁当屋で生姜焼き弁当を買った。案の定、美味くない。味…

札幌市民に東京の天気を教えて貰う

「東京は明日、雪降るってさ」電話の向こうで相方が言った。俺は「へぇー、そうなんだ」と間抜けな相槌を打つ。札幌に住む相方に、俺が東京の天気を教えて貰う。変な構図だ。 朝の7時。相方から生存確認の電話が来る。休みの日を除いて平日の恒例作業。これ…

年末年始備忘録 2019~2020

ついさっき、相方を最寄り駅まで送って来た。これで俺の年末年始休暇は終わりだ。無論、明日明後日も休みだが、それは俺にとって通常の土日休みに過ぎない。2019~2020年の休暇が終わった。(今現在、俺は東京で暮らしている。相方は札幌暮らし。相方の仕事…

三種の神器

東京に単身で戻って半年が過ぎた。この書き出しはつい最近も使ったような気がする。 札幌から東京に戻る時、俺は以下の三つの電化製品は買わないでおこうと決めた。・洗濯機・テレビ・冷蔵庫何故なら、札幌の相方の住むマンションにそれらはある。だから俺が…

東京で過ごす冬

三年振りに東京で迎える冬。札幌の厳しい冬を過ごして来たから、東京の冬なんて楽勝だ。そう思っていたのは大きな間違いだった。とにかく寒い。 寒さの最大の理由は、やはり部屋の中が寒いという一言に尽きる。札幌時代は、二重サッシ、壁の厚いマンションに…

東京に戻って半年が過ぎた。一つ決めたこと。

東京に単身で戻って半年が過ぎた。月並みな表現になるが「あっという間だったなあ」というのが正直な気持ち。仕事に追われ、雑務をこなしていると、それだけで日々は過ぎていく。何も自分の欲している事をしていないのにもかかわらず。11月から新しい現場に…

本日、休業

今日は仕事を休んでしまった。なんというか、身体と心が休みたがっていたような気がした。身体の疲れなのか心の疲れなのか。きっと両方だろう。 東京もさすがに涼しくなってきたので、もうクーラーは使っていない。だが、窓を閉め切って寝るとさすがに蒸し暑…

夜中の零時半に晩飯を食うのは身体に悪い

毎日、毎日、職場を出るのが23時過ぎともなれば、もはや日々の生活に何の潤いもない。平日の唯一の楽しみが、職場を出て一番近いセブンイレブンでジンビームのハイボール缶を買って、それを飲みながら帰ること。アル中かよ? でも、ホント仕方ないと思う。帰…

やさしくなりたい

仕事は相も変わらずクソッタレで、おまけに俺が無能なのがチームのメンバーにバレてきた。いよいよもって四面楚歌という奴だ。だが、仕方ない。俺が仕事が出来ないのは、俺がドラムで16ビートをちゃんと叩けないのと同じくらいの歴然とした事実だからだ。だ…

東京に帰りたいと彼女が言った

東京に戻って二ヶ月近くが経った。日々の仕事は変わらずクソッタレで(なんか毎回出だしが同じ気がする)、狭い1Kぼろアパートに帰ると気が滅入る。札幌の生活を懐かしく思う自分がいて、なんだかそれは別れた恋人のことをいつまでも思っている女々しい野…

咳をしてもひとり

風邪を引いて、週末は寝込んでいた。こういった時、一人暮らしは辛い。札幌生活を始めた最初の四ヶ月も一人だった。だが、運が良い事に風邪は引かなかった。運が良いというのはちょっと違う。札幌の一人暮らしの時は、風邪を引かないように細心の注意を払い…

愛人の日々、ではなく廃人の日々

早いもので、東京に戻って一ヶ月が過ぎた。仕事はクソッタレなので、何も書きたくない。生活に関しては、やっと自分がこの街に住んでいるんだなあといった感じになってきた。要は慣れて来たということだな。駅からアパートまでの道も、どこにどんな店がある…

東京はアウェイの地だ

東京に舞い戻って、二週間弱が過ぎた。過去に東京に25年住んでいたと言っても、それまで東京の東のエリアに住んでいたのだ。今は西のエリア。さすがに電車の乗換とかは覚えているから不都合とかはないけれども、全てが俺にとって、アウェイでしかない。仕事…

明日から東京

明日、東京へ帰る。俺の二年半の札幌生活の終わりだ。今日は最後の晩餐。ということで、相方に「なごやか亭(札幌では有名な回転寿司。回転寿司と馬鹿にすることなかれ。美味いのだ)で晩飯にしようよ」と水を向ける。すると「米よりも肉がいいなー」とのこ…