Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京暮らしを再開。生々流転の日々です。

自宅で仕事をするという事

初めて、好きな女の子と手を繋いだのは、いつだったろうか。
初めて、女性とキスをしたのはいつだったか。
そんな甘酸っぱい昔の思い出は良いものだ。初めてというのはね。

で、だ。
俺は今日、52歳にして、社会人30年目にして初めての経験をした。
それは「自宅で仕事」だ。
最悪である。

いわゆるコロナウィルスが流行ったせいで、テレワークとかになったのではない。単純に仕事が終わらなくて、週明けには何としても提出しなければいけない資料が出来上がっていなかったから。
これは何としても3月中にお偉いさんの承認を貰わないといけないのだ。俺はどうでもいいのだが。チームのリーダーと金曜日の夜、残業をしながら「すまないけど、週末に(自宅で)やってくれない?」と言われた。俺も正直、これは自宅でやらないと終わらないなと思っていたので、そこに違和感はなかった。

金曜の夜、23時半に職場を出て、缶チューハイを駅のホームで飲みながら「世の中は判らんもんだなあ」としみじみ思った。
実は今週末は音楽の予定が入っていたのだ。
土曜日はピアノ教室、そして日曜日はサックスで参加予定のJ-POPバンドの初顔合わせ。が、どちらもコロナウイルスのせいで、休止となっていた。ピアノ教室は、次が決まっているからダメージは無かったのだが、サックスの予定がキャンセルになったのは残念だった。一度でも顔合わせとかしておけば、その後が確約されるけど、まだ顔も合わせていない状態でのキャンセル。
次はいつになることやら。

仕事の面においては、音楽イベントがキャンセルになったのは都合が良かった。しかし俺としては納得していない。プライベートの楽しみがなくなったお蔭で仕事に集中出来るなんて、そんなものはワーカホリックの台詞だ。そもそもワーカホリックはプライベートの楽しみなどないか。今はワーカホリックとは言わずに社畜と言うのか?
と、ワーカホリックという古めかしい言葉を書いたら、昔の事を思い出した。俺が「はじめてのちゅー」をした相手は「私の元カレはワーカホリックなんだよねー」と言っていたのだ。あの頃は恋人の昔の彼氏に嫉妬するような純粋な少年だったのだよなあ。その少年が今は、自宅で一人で仕事に追われるおじさん(おじいさん)になったのかあ。
人生ってあっという間だなあ…

話がそれまくった。

土曜日は午前中から会社支給のパソコンで仕事をした。自宅で仕事をやると、集中出来ないかと思っていた。何しろ、自宅にはピアノとかもあるし、サボったところで誰かが見ている訳ではない。すぐに遊びに逃げてしまうかと思っていた。今回は絶対にやらないといけない仕事だからサボっている余裕がないからかもしれないが、とにかく真面目にやった。朝の9時過ぎに仕事を始めて、終わったのが夜の8時過ぎ。
なんとか終わったが、見直しをしなくてはいけない。
リーダーに「終わりましたー」とメールを送る。
日曜は見直しをしなくてはいけない。週末仕事に忙殺されるって何の冗談だ?

自宅で仕事を初めてやって思ったが、予想していたよりは悪くない。何しろ、職場と違って会議とか他の雑務に追われないから、純粋に自分の仕事のみに集中出来る。でも、やはり思う。家は仕事する場所じゃないよ。
家はリラックスして、自分の好きなことをやる場所だよ。

と、仕事が一旦終わったので、酒飲んで気付くと寝ていた。起きたら今の時間(朝の6時)だったので、また缶ビール飲みながら、この記事を書いている。
この後、数時間寝たら、また仕事の続き(昨日作った資料の見直しをやらねば)がある。

コロナもクソッタレだが、仕事は相変わらずクソッタレだ。

今の仕事が一段落したら、温泉でも行こうかなあ。って、温泉も今はNGなのか? もう、俺は何に喜びを見出せばいいのだろうか。
とりあえず、今の仕事が終わったら有給休暇取って、ゆっくり休もう。
目的地も決めずに、適当に電車に乗って、どこかで適当に降りて歩くのも良いかもしれない。

見知らぬ景色を見たい。