Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

恋人と別れて30年が過ぎ、その元恋人の娘と出逢う夜

古い友人であるShellyからメッセージが届いた。「私の娘のAdrienneが日本に行くのだけれど、時間取って彼女と会ってくれるかしら?」 Shellyはアメリカ在住の白人女性だ。Shellyと俺との関わり合いは、過去に書いた。こちらを参照のこと。25歳に戻れた夜~ブ…

泣きたい夜に

まだ、飲み足りない。もう少し飲みたい。今夜は一人でいたくない。化粧は剥げ欠け、慣れないヒールで指の先が痛む。気分は最悪。あいつなんか死ねばいいのに。そして私は見知らぬ店の前にいる。 勇気を出して閉店間近の店に入ってみると、客は一人しかいなか…

札幌へ行った、友と再会した、そしてSaxを演奏した。(後編)

日曜日、ライブ当日。 朝7時半にトロンボーンのP君にホテルまで迎えに来て貰う。彼とも3年前は一緒に演奏した仲だ。懐かしいねえ。こうやって懐かしいメンツと再会出来るというのは非常に嬉しいことである。俺達がライブを行うのは「ワンダーランド・サッポ…

札幌へ行った、友と再会した、そしてSaxを演奏した。(前編)

7月22日から25日まで札幌に出掛けてきた。何度か書いているが、札幌時代の友人から「ライブやるから札幌に来い。そして一緒に演奏しよう」と言われたのだ。札幌で暮らしていたのは2016年の12月から2019年の5月まで。約2年半の短い期間だった。だが、気心の知…

俺とお前と貴方と君と…

このBlogの一人称は「俺」で統一している。統一しているというか、普段の言葉遣いでも俺の一人称は「俺」だ。仕事場では「私(わたし)」を使用している。 男性の一般的な一人称としては「僕」があるけれど、俺は自分を指す場合に「僕」とは言わない。俺が日…

クリスマスが終わり、年末がやって来る

24、25日に更新されたblogを読むと、「メリークリスマス」と書いている人が多数いた。けっ、クリスチャンじゃねーのに「メリークリスマス」かよと一瞬毒づいたが、これがある意味日本人なんだよなと思い直した。俺だって、若い頃はクリスマスにこじゃれたレ…

「またバンドをやらないか」俺は言った

昨日、旧友と酒食を共にしてきた。彼と会うのは約3年振りになる。旧友は、俺の大学時代の先輩だ。年齢は3つ上。俺が札幌から東京に戻った時に「東京戻ったから、そのうち会おう」と約束していたのだ。ところが、東京に戻ってから暫くは、仕事が地獄のように…

悲しい話は読みたくない

昨日、前の現場で仲の良かったヒカルちゃん(25歳)と久しぶりに酒を飲んだ。前にも書いたが、ヒカルちゃんは男性である。たまに「ヒカルちゃんは女性じゃないの?」と疑う人がいるのだが、女性の筈がない。若い女性と差しで酒を飲む訳ないだろうが。そんな…

友と呑む

前回のblogの記事で、なんだか深刻そうな内容を書いたせいか、友人であるAさん(女性、元バンド仲間)から「土曜日飲みに行かない?」と誘いが来た(先週の話)。ああ、有難いなと思う。今、閉塞感しかなく、平日は楽しい事も一切ない生活を送っている俺か…

金曜の夜にブルースを

金曜日のことだ。昔のバンド仲間であるリッチー(ニックネームだ。彼は日本人である)と会って来た。彼とはもう何年前になるのだろうか、五年くらい前に一緒にブルースバンドをやっていたのだ。先々週、メッセージが届いて「今度の金曜に飲みにいかない? 演…

愛人の日々、ではなく廃人の日々

早いもので、東京に戻って一ヶ月が過ぎた。仕事はクソッタレなので、何も書きたくない。生活に関しては、やっと自分がこの街に住んでいるんだなあといった感じになってきた。要は慣れて来たということだな。駅からアパートまでの道も、どこにどんな店がある…

週末はアルコールとビートルズ

先週末の出来事。仕事でストレスが溜まってきたので、これは「ロックだな」と思い至った。日本語がおかしい。ちゃんと書こう。ストレスが溜まったので、発散するには「ロックのライブを見るのが一番だ」と思いついた。これが正解。これなら意味も通る。札幌…

ジェニファー・ローレンスがお気に入りだ

この歳になって思うのが、趣味って変わるものだなぁという事だ。ここで言う趣味とは、映画鑑賞とか読書とかの意味ではない。どちらかというと、嗜好とか性癖の意味だ。判りやすい例が、女性の趣味。俺は若かった頃は、痩せていて、髪の長い女性が好きだった…

給料を前借りして、キャバクラに行くという事

世の中には色々な人がいるから面白いと思うのだが、時々、こいつは一体何を考えているのだろうか、と思う奴に遭遇する事がある。これは悪い意味でだ(俺も人からそう思われている可能性は否定出来ない)。 東京時代に勤めていた会社に、山上君という男性がい…

バーベキューの思い出

道民はバーべーキュー(以下、BBQ)好きだと言う。 俺と相方が札幌で初めて迎えたGW(2017年)、俺達は円山公園に遊びに行った。ここは、エゾザクラが咲いている、そして円山動物園。相方は桜とシロクマが大好きなので好都合なのであった。 円山公園に…

ピアノとサックスを演奏してきた。2018夏

日曜日に、通っている音楽教室のサロンパーティ(要するに発表会)があり、ピアノとサックスを演奏してきた。ピアノはビートルズの「Yesterday」をラテンアレンジで。そしてサックスのアンサンブルでスカパラの「PARADAISE HAS NO BORDER」(TVのCMで使…

東京

先週、実に一年半振りに東京へ行ってきた。目的は研修の為の出張だ。研修は三日間。上手い具合に研修最終日が金曜だったので、土曜日に札幌へ帰る便を予約する事が出来た。東京初日の夜、金曜の夜、土曜の昼と東京時代の友人らと旧交を暖める事も出来た。研…

酒と煙草と男と女

某TOKIOの某山口メンバーがもう46歳だった事に驚いた。基本的にこのBLOGで時事ネタや芸能ネタは書くつもりはない(仲間由紀恵さんに関する事を除いて)。が、某山口メンバーの事件のニュースを見ていたら、大昔のあるエピソードを思い出したので、書く。 当…

君のいない週末

金曜の夜は、仕事が終わると一目散に君に逢いに行った。 土曜はランチを待つ事なく、君と時間を過ごした。そして夜が更けても一緒にいた。 日曜は街を一緒に歩いた。君の面影が至るところにある。振り払っても振り払っても消えない。 君はもう俺の側にはいな…

酒よ、さらば

酒を定期的に呑むようになったのが17歳くらいからだった。当時、勿論高校生。身長を伸ばしたかったから、煙草は吸っていなかった。酒はもっぱら部屋で一人で呑んでいた。なんで酒を呑んでいたかというと、物凄く単純な理由で酒が好きだったからだ。多分、こ…

池波正太郎信者の憂鬱

池波正太郎をご存じだろうか? 時代小説の大家である。俺はその池波正太郎のファンだ。信者と言ってもよい。俺が池波ファンになった理由は至極単純。1)俺は10代の頃から、TV時代劇「必殺」シリーズのファン。2)「必殺」シリーズ第一作「必殺仕掛人」の原…

Forever Young

揉み上げの辺りにやけに白いものが目立つようになった。まあ、歳だから仕方ない。風呂に入った時に、相方の使っていた白髪染めがあったので、ちょっと拝借して染めてみた。風呂上りに確認したが、あまり上手く染まっていないようだった。普段、白髪染めなん…

パンが食べられないのなら、ケーキを食べればいいじゃないの

メキシコに行ったのは去年の7月の話である。もう9ヶ月も前の話だ。それでも未だに現地で撮った写真を見返したりして、「ああ、面白かったなぁ」と反芻している。 「また海外旅行いきたいなあ」という思いは日々あるのだけれども、そう簡単には海外には行けな…

髪を切って蕎麦屋に行こう!

年が明け、新しい仕事が始まって2週間程経った。なかなかしんどい。今まで9年いた現場を離れ、新しい現場、新しい仕事のチームの人達。25年程やったサラリーマンを辞めて、フリーランサーへ。 これでストレスが溜まらない人がいたら、尊敬する。俺は無理。…

酒を買う女

今日遭遇した、ちょっと悲しい(大きなお世話な話ではあるが)体験を記しておこう。 仕事が終わり、最寄り駅を降りた俺は、駅前のコンビニに立ち寄った。チョコモナカアイスを買う為だ。平日は酒を飲まなくなったので、その代りに時々甘いものを買うようにな…

葉桜の季節に酒を呑まないということ

タイトルは某傑作ミステリーのパクリ。 平日に酒を呑まなくなって、3週間程過ぎた。無論、平日の家飲みをしないというマイルールなので、飲み会等の場合は普通に呑んでいる。それでも、自制心が働くから、外で呑む時も、割と飲み過ぎないではいられているよ…

酒を呑む

昨日は、今年の1月に解散したブラスバンドグループの元リーダーFさんと待ち合わせて、ひさしぶりの飲み会。 去年、参加していたブルースバンド(担当はドラム)は12月で解散(俺は11月末時点で脱退)。そして、6年続いたブラスバンド(担当はアルトサックス…

酒は週末しか呑まない

随分と長い間、ほぼ毎日のように酒を呑んでいた。 基本的に月曜日は休肝日にしているが、それも6年くらい前からの習慣。 それ以前は毎日呑んで、毎日二日酔いだった。 今の相方と暮らすようになってから月曜日の休肝日を厳命された。 だが、月曜日に呑まな…