Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

楽器

5番目の恋人がやってきた

タイトルだけ読んで、何やら艶っぽい話でもあるのかと想像した人はいないだろう。そんな話がある筈もない。では、5番目とは何か。楽器の話である。 中学生の時にギターを弾き始めた。同じクラスの横山君というオタク少年にギターを教えて貰い、俺はコードを…

夢ノエンアレ

10/22に、俺が通っているSax教室の発表会があった。そこで俺はPe’zの「夢ノエンアレ」という曲を演奏した。結果は無残の一言に尽きる。いやあ、酷い演奏だった。ここ1ヶ月程、週末はカラオケボックスに行って、ひたすらその曲だけを練習していた。そして本番…

It's a long road

前回、札幌に行ってSaxを吹いてきた話を書いた。ふと、俺が札幌にまで出掛けてSaxを吹く、吹けるという事は、実は色々な幸運の積重ねなのではないか、と気付いた。そこで、どうしてこの僥倖があり得たのか、ちょっと映画メメント風に、現時点から過去にこの…

今年も札幌に行って、Saxを吹いてきた

8月の第一週の週末、札幌へ行ってきた。目的は去年と同じく、昔のバンド仲間と共にSaxを演奏するためだ。 (向かって右から3番目のキャップと赤いシャツを着て、Saxを持っているのが俺)話の前提を書いておく。2016年12月から2019年5月まで、俺は札幌で暮ら…

blogを読んで、人生が変わったという話

世の中に存在する大量の個人blogは、自分の日々の日常を綴った備忘録的な物と、広告を貼って収入を得ようとする商業的な物の2つに分類されると思う。かなり大雑把な区分けではあるが。勿論、俺のblogは完全な前者である。個人的な話しか書いていない。他の人…

今日はライブの日だ

本日、3/25は俺が所属しているブルースバンド(俺の担当はドラム)のライブの日である。いかんせん、ボーカル担当のMちゃんが夜は都合がつかないということで、昼の部に出演。なんと、午前の11時半にライブスタートだ。午前にライブをやるのは初めてかもし…

仕事で疲弊しているので趣味に没頭したら、今度は趣味で疲弊した…

仕事が地獄の有様なので(あまりこの事については書きたくない)、週末は心穏やかに過ごしたいと思っている。週末に俺の予定が埋まっている場合、それはほぼ音楽に限定されるのだけれども、逆に予定が入り過ぎると今度は余裕がなくなって、大好きな音楽が楽…

転がり続けるバンドの記録

最後にドラマーとしてライブをやったのは札幌時代だ。もう4年くらい経つ計算になる。2018年の秋くらいかな、ライブをやったのは。当時所属していたハードロックのカバーバンドで叩いたのが最後。ススキノのこじんまりとしたライブバーでお気に入りのバンドの…

"Whisper Not"は囁かない

丁度、1週間前の話になる。通っているSax教室の発表会でSaxを吹いてきた。 「10月に発表会あるんですけど、出ませんか?」レッスン中に、SaxのO先生に問われた。あれは8月の終わり頃だったろうか、それとも9月に入っていただろうか。今年は、7月に札幌まで…

貴方の趣味はなんですか?

前から趣味を増やせないものだろうかとずっと思案していた。とは言え、趣味の定義は曖昧だし、何を持って趣味とするかも人によって捉え方が違うだろう。俺自身、趣味の幅が狭いよなぁと思っている。俺の趣味を【楽器演奏】と定義してしまうと、俺の趣味はそ…

札幌へ行った、友と再会した、そしてSaxを演奏した。(後編)

日曜日、ライブ当日。 朝7時半にトロンボーンのP君にホテルまで迎えに来て貰う。彼とも3年前は一緒に演奏した仲だ。懐かしいねえ。こうやって懐かしいメンツと再会出来るというのは非常に嬉しいことである。俺達がライブを行うのは「ワンダーランド・サッポ…

札幌へ行った、友と再会した、そしてSaxを演奏した。(前編)

7月22日から25日まで札幌に出掛けてきた。何度か書いているが、札幌時代の友人から「ライブやるから札幌に来い。そして一緒に演奏しよう」と言われたのだ。札幌で暮らしていたのは2016年の12月から2019年の5月まで。約2年半の短い期間だった。だが、気心の知…

週末は札幌へ

今週末は札幌に行く。というか、明日の夜には札幌行の飛行機の中だ。先月、友人から「ライブがあるから札幌に来いよ。で、一緒に演奏しよう」と言われてから既に1ヶ月が過ぎた。(7月に札幌に行く、そしてSaxを演奏する - Some Were Born To Sing The Blues…

詰まらない日常には彩りが必要だ

日々の仕事が滅茶苦茶忙しいという程でもないが、帰宅はいつも21時半前後になる。これは通勤に時間が掛かる為なので致し方ない。だが、そうなると平日は仕事、食事、風呂、寝るという作業のルーティーンとなってしまう。毎日毎日同じことの繰り返し。帰宅し…

バンドマンだったら、LINEくらい使おうぜ

週末にU-NEXTで「探偵はBARにいる」を見た。もう何度か見ているので、今更新しい発見とかも特にない。俺が大泉洋のファンということでもない。では何故見るかというと、この映画は舞台が札幌だからだ。2016年から2019年まで札幌で暮らした。この映画のススキ…

またピアノを弾くことにした

先週の日曜日の話になる。約1年振りにピアノ教室に出掛けて来た。前に習っていた先生が退職した関係で、ほぼほぼ1年ピアノを弾かずにいた。家でたまに唯一のレパートリーである「セントルイスブルース」を弾いたりもしていたが、とてもこれではピアノが趣味…

明日は4番目の彼女とデートだ

明日は久しぶりのデートだ。え? 誰とデートする気なのかって。そんなの決まってるじゃないか。若くて美人でピアノの得意な女性とだ。と、こういった思わせぶりな書き方をすると、すぐにネタバレするのは必至だ。明日は、ピアノ教室の体験レッスンを受けて来…

2番じゃ駄目なんですか?

前にSax奏者としてあるバンドのメンバー募集に応募したと書いた。残念ながら、既に応募があって断られたという悲しい結末ではあった。だが、そのバンドの募集人から「コロナの影響で練習が延期となり、まだ応募した方と初回リハーサルを実施していません。初…

週末はジャズセッション

先週末にジャズセッションに出掛けてきた。主催者は俺の習っているSaxの先生だ。去年の年末、Saxのレッスン中に先生が「1月に川崎でセッションやるんですけど、参加しません?」と誘ってくれたのである。俺がSax教室に通っているのは、バンドでSaxを吹く機会…

一緒にバンドをやりませんか?

俺はとある「バンドメンバー募集サイト」にメンバー登録している。今までは、ドラマーとして登録していた。既にブルースバンドは再活動している(俺の担当はドラム)。となると、ドラマーとして登録している意味がない。ドラマーとしてバンドを掛け持ちする…

負け犬の歌(ブルース)

2年振りにブルースバンドが復活した。そして解散した。なんだそれ。 コロナで世の中が自粛自粛となる前に、ほんの1回だけセッションをやったブルースバンドがあった。そのバンドの発起人でギターのK君から「またやりましょう」と復活の狼煙が上がった。俺は…

5年振りにアコースティックギターデュオの練習をしてきた

先週の木曜日のこと。ちょうど1週間前の話だ。旧友と再開したアコースティックギターデュオの練習があった。実に5年振りの練習だ。よくこれだけのブランクがあって復活出来たものだな、感心する。彼と最後に練習したのは、確か2016年の秋頃だと思う。ちょう…

34年前に始まり、5年のブランクを経て、また似たようなことをやろうとしている

やっと世の中が以前に近い形に戻って来た。そこで俺は旧友に連絡を取った。「そろそろカラオケボックスにでも入る?」旧友と、アコースティックギターデュオをやっているのだ。カバーしているのはローリングストーンズ。パートは旧友がリードボーカルとサイ…

執行猶予期間が終わった

8月になって、俺の執行猶予期間が切れた。なんの事かと言えば、1年半弱の在宅ワークが終わり、現場に出る羽目になったのだ。前の現場は2月で終了していた。それから単発の仕事をやったり、オンライン研修を受けたりして7月までを過ごした。毎日、亭主が家に…

Saxさえも吹けやしない

7月の最終土曜日にいつものカラオケボックスにSaxを吹きに行った。ここは、ほぼ毎週通っている。従業員も俺の事は認識しているだろう。週末の午後にSaxを担いで練習に来る一人客のおじさん。ある程度印象に残るタイプではないか。部屋に入り、すぐにウーロン…

俺がピアノを弾く理由

楽器演奏、作詞作曲、小説や詩、絵、写真撮影などを趣味としている人に共通しているのは「作品が完成したら、人前で披露したい」だと俺は思っている。俺なんかは判り易い例で、ギターやピアノの演奏がある程度出来たら、動画に撮ってそれをこのblogで紹介し…

"In My Life"に決着をつける

コロナの影響で、バンド活動は去年の3月から停止したままだ。正月にバンドのメンバーから「明けましておめでとう。今年もよろしく」という挨拶メッセージがLINE経由で来た。4月くらいにベースの人から「スタジオ入りたいけど、まだ無理だねー」みたいな雑談…

15歳の俺へ。EAGLESの「Hotel California」を弾いた

音楽の趣味というものは、かなりの割合で自分の兄や姉の影響を受けることが多いと思う。俺は長兄だったので、そういう意味では影響を与えてくれる人がいなかった。運良く、3つ年上の従弟が実家の近所に住んでいて、俺によくアナログレコードを貸してくれた。…

少年がギターを手にするのは「女の子にモテたい」からであり、ギターが弾けるようになったら、女の子にモテるようになるのか?

世の中には、ギターが弾けると女の子にモテると信じている馬鹿な男がいる。そして世の中には、ギターを弾く男は女の子にモテたくてギターを始めたと思っている女性がいる。これはどちらも間違いである。 そもそも女性にモテたくてギターを弾けるようになろう…

"Tears In Heaven"を吹いてみた

先週の日曜日の話。スタジオに行ってSaxを吹いてきた。演奏したのは"Tears In Heaven"。説明する必要も感じないが、エリック・クラプトンの名曲である。 去年の10月に川崎に引っ越してきた。2019年の6月から去年の9月までは東京中野で1人暮らし。その1年半弱…