Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

2019-01-01から1年間の記事一覧

余計な事を言うくらいなら、黙って髪を切ってくれ

(札幌、中島公園。2017年5月撮影)札幌に来て二年半になるが、未だに確立されていないものが一つある(他にも沢山あるけど)。それは馴染みの美容院の選定だ。オッサンのお前が美容院行くのかよ? 千円カットに行け!という意見もあるだろう。だが、ちょっ…

ありふれた土曜日

会社からインセンティヴ・ボーナスが出た。インセンティヴとか書くと格好良いけど、実情はたいした事はない。業績に応じて出る臨時賞与の事だが、業績が良くないので、出るのは雀の涙程度。そしてここから税金が抜かれるのだから、洒落にならない。手取り額…

師匠の教え(Drums編)

以前にも書いたエントリと重複するのだが、自分にとって大事なことなので、これはあえて書いておきたい。サックスを始めて一年が過ぎた頃に、俺はドラムを始めた。きっかけは、プロのジャズドラマー、渡辺文男さんの生演奏を聴いたことだ。詳細はこちら。 so…

がっかり観光名所と旅先での喧嘩

俺の職場は札幌時計台のすぐ近くだ。仕事に行く時は必ず時計台を目にする事になる。札幌三大がっかり観光名所の一つと言われている時計台だ。毎日見ても、特にこれといって何か気持ちが変わるような部分がある事はない。毎日毎日観光客が多数押し掛けている…

東京には空が無い、札幌には桜が無い

「東京には空が無い」と言ったのは智恵子だった。「札幌には桜が無い」と言ったのは相方だ。 (東京の友人が送ってくれた桜の画像) ニュースが東京の桜の開花を伝えている。それを見て相方が「あー、東京帰りたいなぁ」と俺に聴こえるように呟く。多分、半…

師匠の教え(Sax編)

札幌に来て、半年程過ぎてから(2017年5月)サックス教室に通い始めた。東京時代にも通っていたから、その続きだ。俺自身がバンドでサックスを吹く環境にあったり、ジャズセッションとかに顔を出してサックスを吹けるだけの力量があれば良いのだが、なかなか…

You'll never walk alone

書こうか書くまいか、ちょっと考えたのだけれども、ここは俺のBlogなので…俺が書きたい事を書くべきだとの考えから書いておく。 朝、8時くらいに起きて、珈琲を淹れてピアノの練習を始めた。今のテーマであるブルース。30分程練習したら、飽きて来たので、見…

10年間で有給休暇を2日しか使わないという事

仕事が谷間に入り、ちょっとばかり暇になった。仕方ないので、仕事をやる振りをして、時間を遣り過ごしているのだが、「早く家に帰りたいなあ」と10分に一度は思う有様である。こういった時に、普段出来ない仕事をやろうとか、さらに仕事の精度を高める何か…

ボヘミアン・ラプソディの功罪

映画「ボヘミアン・ラプソディ」があそこまでヒットするとは思わなかった。無論、俺も見た。あそこまでの支持を得るとは思わなかった、というのが正直な感想。何故なら、クイーンもフレディ・マーキュリーも随分と昔の人/バンドというイメージだったからだ。…

好きにならずにいられない

最近、昔話ばかり書いている。少しは未来の事や今現在の事でも書こうかと思ったが、その瞬間に愕然とした。書く事がないのだ。さすがに人生50年以上も生きていると、未来なんかもうないに等しい。まだ40代の頃は色々考えた気がするのだけれども、50歳を過ぎ…

セントルイスブルースが聴こえる

札幌に引っ越したのを機にピアノを始めた。札幌に引っ越したら「あ、ピアノをやろう」となったのではない。前からピアノはやりたいと思っていたのだ。というか、40歳くらいの時にピアノを始めようとしていたのだが、色々あって、それからピアノを始めるまで1…

「シングルベッド」は歌えない

シャ乱Qの曲に「シングルベッド」という歌がある。俺は、シャ乱Qの「シングルベッド」を一度も聴いた事がなかった頃に、この歌のメロディも歌詞も全て覚えてしまった。今日はその話を書く。 20代の頃勤めていた会社の同僚に岩佐君という男性がいた。歳は…

嵐を呼ぶ使者

東京にいた頃から、これは不変的なものなのだけれども、上司からの呼び出しで幸せになった事がない。上司からの呼び出し=不幸を呼ぶもの、である。今日も仕事をしている(振りをしている)と、後ろから声を掛けられた。「ちょっといいかな?」立っていたの…

Sax,Drug and Rock'n Roll

三月になったので、今日は特に捻りも何もなく、ストレートに下ネタを書く(三月関係ねえだろ!)。そういった話が苦手、嫌いな方はご注意。 サックスを始めて13年が経つ。始めた時は、正直ここまで吹いているとは思わなかった。かと言って、いつまで続くかな…

6℃は暖かいのか、寒いのか?

昼休みに、ビルの外に出てみるとやけに暖かい。「そりゃ、もうすぐ三月だもの。暖かくても不思議はないでしょ」そう思うのは素人の浅はかさ。というか、北国を知らない人間の発言だ。三月がやってきたとしても、まだまだ札幌は寒いし、雪も降る。それでも今…

三回間違えても許されるのはJAZZだけだ

普段、こうやって不定期にBlogを更新しているけれども、当然の話として、人のBlogもよく読ませて頂く。いつも見ているAさんのBlogを読んでいたら「見も蓋も無い」という表現が出てきた。あれ? と引っ掛かったが、意味は判るからそのまま最後まで読んだ。そ…

ギターを売った

ずっと長い間、GIBSONのハミングバードというアコースティックギター(以下、アコギ)が欲しかった。だが、これは値段が新品だと40万円前後する。いくらなんでもこの額はギターには出せないなと自分の中で結論が出てしまっていた。 (これが、GIBSONのハミン…

週末はアルコールとビートルズ

先週末の出来事。仕事でストレスが溜まってきたので、これは「ロックだな」と思い至った。日本語がおかしい。ちゃんと書こう。ストレスが溜まったので、発散するには「ロックのライブを見るのが一番だ」と思いついた。これが正解。これなら意味も通る。札幌…

意味がなければスイングはない

風呂に入って、浴槽に浸かっている時は文庫本を読んでいる。内容は様々だが、短編小説が多いかな。というのも、長編とか読んでいると「話の続きが気になるな、もう少し読もう」となってのぼせるからだ。今読んでいるのは、村上春樹の「意味がなければスイン…

ジェニファー・ローレンスがお気に入りだ

この歳になって思うのが、趣味って変わるものだなぁという事だ。ここで言う趣味とは、映画鑑賞とか読書とかの意味ではない。どちらかというと、嗜好とか性癖の意味だ。判りやすい例が、女性の趣味。俺は若かった頃は、痩せていて、髪の長い女性が好きだった…

トランペットが嫌いだ

トランペットが嫌いだった。 これは正確な言葉じゃない。正確には「トランペット奏者が嫌いだった」そして、これもやはり正確な言葉じゃない。じゃ、正しい言葉は何か。 「トランペットを吹いていた高校の先輩が嫌な奴だった。そのせいで、一時トランペット…

サイパンで一ヶ月暮らしたという事

年末年始になると、芸能人がよくハワイに行く。あれは一体何故なんだろうなあと思っていたら、相方が「海外にいる気分が味わえて、尚且つ日本語が通じるのがハワイだからじゃない?」と答えを返して来た。なるほど。あながちその答えも間違いじゃないような…

また、札幌雪まつりの季節がやってきた

札幌で過ごす三回目の冬。そして、それは三回目の札幌雪まつりを意味する。さすがに三回目ともなると、有難味もだいぶに減って来た。俺の中で、雪まつりが「ハレ」から「ケ」へと変わって来たからだ。 札幌で部屋探しをした時に不動産屋の店長が言った「雪ま…

雪景色@札幌

今日は特に何か書きたい話とかはないんだけど、街を歩いていたらいかにも札幌ぽい景色の写真が撮れた。 せっかくなので、それらをアップしておく。札幌市民(道民)から見たら「見飽きてるわ、その景色!」って言われる事必至だけどね。 札幌時計台は、札幌…

給料を前借りして、キャバクラに行くという事

世の中には色々な人がいるから面白いと思うのだが、時々、こいつは一体何を考えているのだろうか、と思う奴に遭遇する事がある。これは悪い意味でだ(俺も人からそう思われている可能性は否定出来ない)。 東京時代に勤めていた会社に、山上君という男性がい…

学ぶ必要なんて、どこにもない

学生の頃は勉強が嫌いで、社会人になってから勉強する事の楽しさを覚えた、なんて事を言う人がたまにいる。その言い分は判らないでもない。学生の頃は勉強が義務だったのに比べて、社会人になって、自ら望んで学ぼうとすれば、姿勢や意欲が違って当然だ。 相…

バーベキューの思い出

道民はバーべーキュー(以下、BBQ)好きだと言う。 俺と相方が札幌で初めて迎えたGW(2017年)、俺達は円山公園に遊びに行った。ここは、エゾザクラが咲いている、そして円山動物園。相方は桜とシロクマが大好きなので好都合なのであった。 円山公園に…

愛人が本妻になりたいと言う

タイトルだけ見て、艶っぽい話を期待された人には申し訳ないと謝っておく。今日の話は、楽器についてだ(タイトル詐欺である)。 年甲斐もなく、ギター、ドラム、サックス、ピアノと手を出している。ギターに関しては、ホーンセクション中心のバンドでファン…

死ねばいいのに

人に向かって平気で「死ねばいいのに」と言える人はそういない。いたら、びっくりする。が、ネットの世界(ことに匿名が許されている場合)だと平気で「死ね」とか罵詈雑言を吐き出す人が結構な数いて、暗澹たる気持ちになる。 よくいじめの問題とかで「いじ…

ささやかな幸せ

人生において、大きな幸せや不幸というものは、そう何度もやってくるもんじゃない。なんども体験していたら、心も身体も恐ろしく疲弊してしまう。 俺の好きな映画の一つが「セント・エルモス・ファイヤー」なのだが、その中で主人公がこう言っていた。「男に…