Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

Sax,Drug and Rock'n Roll

三月になったので、今日は特に捻りも何もなく、ストレートに下ネタを書く(三月関係ねえだろ!)。そういった話が苦手、嫌いな方はご注意。

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サックスを始めて13年が経つ。始めた時は、正直ここまで吹いているとは思わなかった。かと言って、いつまで続くかなぁと疑心暗鬼になってもいなかった。とりあえず始めたら、気付くと今日まで続いたとしか言いようがない。
途中で一ヶ月以上吹かなかった時期が二回ほどある。一回目は、どうしてもブルースハープ(ハーモニカ)を吹けるようになりたい理由があって、「ブルースハープ初心者教室」に通った時だ。この教室は三ヶ月で10回レッスンの全くの初心者専用。三ヶ月で受講終了となる。当時、旧友とアコースティックギターデュオをやっていて、俺がブルースハープ担当となったのだ。俺が若かったら、独学でブルースハープを習得しようとしたろう。だが、当時俺は既に40代半ば。家で教則本や好きなミュージシャンのコピーをやってブルースハープを身に付けるだけの、時間的、精神的余裕がなかった。よってブルースハープ教室に通った。正直言って、10回のレッスンでは、特に技術的に何かが身に付いたとは言えない。だが、その教室に通った事で、ブルースハープを吹くのに難しく考える必要もないし、自分の出来る範囲で演奏すれば良いのだ、と思えたから収穫としては大きい。この期間は、サックスには一切触れなかった。ブルースハープをやりながらサックスもやる、という事が両立するとは思えなかったからだ。
そしてもう一回のサックス空白時期は、札幌での就職が決まってから、札幌に引っ越して、生活が落ち着くまでの半年間くらい。新しい仕事に慣れていなかった、札幌の生活が落ち着かなかったとかの言い訳はいくらでも思いつく。が、一番大きかったのは、降り積もった雪道の中、テナーサックスを担いで出掛ける勇気がなかっただけだ。今はさすがに慣れたから平気だけれど。

では、冒頭に書いたように、ストレートな下ネタの話に移る(やっぱり書く気なのか?)。
知り合いの人妻から聴いた話だ。つまり伝聞である。
その人妻が女友達数人と酒を飲んでいた時の事。その友人らは婚外恋愛に対して自由な考えの持ち主が多かった。どういう事かと言うと、みな夫以外のパートナーがいる。判り易く言えば不倫だ。また、恋愛感情は特にないが、身体だけのパートナーを持っている人もいたらしい。いわゆるセフレというやつだな。その人妻も友人達から、けしかけられたらしい。
「アンタもセフレでも持てばいいのに。若いセフレとか持つといいわよ」
すると、その人妻はあっさりと言った。
「私の場合は、(自分の)旦那がセフレだから、他には要らない」
男前な台詞である。なかなか言えるものではない。

今度は別の女性の話(こちらの話も勿論伝聞)。
彼女は恋人との身体の相性がとても良かったらしい。彼女自身、彼との行為に非常に満足していた。そして彼もきっと彼女の身体に満足しているはずだという確信もあった。事が終わった後に、二人でシーツに包まりながらピロートーク
「私達って、すごく相性が良いよね」彼女が言うと、彼がそういえばと思わぬ事を言った。
「薬(覚せい剤)打ってやると、なんか滅茶苦茶気持ち良いらしいよ」
「そういう話聞いた事ある。そんなにいいのかなぁ」
「さあ、あくまでもドラマとか推理小説の中での話だから、実際には判らないけどね」
「ふーん。一回、してみたいなぁ。どんだけ気持ち良くなるのか試してみたい」
「それで嵌ったらヤバいよ」
二人は普通の社会人だったから覚せい剤に手を出すような事はしなかったらしいが…

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東京にいた頃、学生時代の友人らとバンドを組んでいた。バンドの練習後はスタジオ近くの安い居酒屋で飲むのがお約束。いつものようにテーブル席で焼酎を飲んでいると、隣のテーブルに女性二人組が座った。一人は滅茶苦茶痩せていて、もう一人が豊満というか、ぽっちゃりな感じ。もっとも、俺達は雑談に夢中になっているから、女性コンビに特別の注意を払っていたわけじゃない。視界の中に女性たちが映っていたいた程度。暫くしてから、痩せているほうがぽっちゃりさんに言い放った。
「胸がでかいからって、でかいツラするな!」
その言葉が俺の耳に飛び込んできた。詳細は覚えていないが、二人は何か遣り取りの行き違いがあったのだろう。これは俺の想像だけれども、きっと痩せている女性からは、ぽっちゃりさんの大きい胸に対してコンプレックスがあったのだ。その鬱積が酒の勢いか、それ以外に積み重なったものがあったのかは知る由もないが、そこで爆発したのだろう。この台詞を思い出す度に、俺の中ではこのシーンは勝手に、中谷美紀さん(痩せている役)と深田恭子さん(ぽっちゃりさん役)で再生される。

そういえば、大学時代に恋人の部屋で二人で過ごしていた時に「なんで女性っておっぱいの大きさ気にするのかな?」と尋ねた事がある。
「そりゃ、気にするのは当たり前じゃない」と返されたが、どうもよく判らない。
「男だって、アレの大きさに大小はあるだろうけれど、そんなの気にする奴はあまりいないぜ」俺が言うと、彼女はぐうの音も出ない答えを返してきた。
「男性のは、服着てれば判らないでしょ。女性の胸は服着てたって、大きさが判っちゃうもの」
後にも先にも、あれほど俺を納得させた答えに遭遇した事はない。

さて、明日はピアノレッスンがある。ブルースでも弾いてくるとしよう。偉そうに言っているが、まだワンコーラス(12小節)しか弾けないけれどね。