コロナのせいで何処にも行けない。詰まらないので、11年前に行ったシンガポールの旅行記をリライトしてアップしている。今回はその3回目。
***
地獄の高さのケーブルカーを降り、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)へと向かう。この典型的な「南国的な風景」が堪りません。この下の写真の中央辺りにエスカレーターがあり、それに乗って下ると、USSがある。
USSの入り口付近には、巨大なマーライオンの塔がある。展望台になっているのだと思う。これは世界三大がっかり観光名所のマーライオンとは別物。このマーラインの塔も入場するのに金が掛かる。観光地なんてもんは、所詮、金金金である。
USSの入り口近くにモノレールの停留所がある。ディズニーランドの近辺を周遊しているネズミの電車にイメージは近い。
USSの入り口近くから、マーライオンの塔を見上げる。この辺りでマーラインを背景に記念写真を撮っている観光客多数。中国人観光客が多かったように思われる。
日本人が経営していると思われるレストランもある。何料理だかは判らないが、きっと和食だろう。
USSの入り口に到着。過去にUSJは1度だけ行った事があるのだが、入り口のこのでかい地球の模型はやっぱり同じなんだな。
チケットは既に日本にいた時にネットで購入していたので、そのままプリントアウトした予約表みたいなものを入り口で見せる。スタッフのお姉さんが笑顔で「どーぞ」といった感じで通してくれる。それにしても、今はネットで何でも予約が出来てしまう。便利な世の中だ。
USSはUSJよりも規模が小さく、半日もあれば一周出来てしまうとガイドブックには書かれていた。実際、USSに入園したのは午前10時くらいだったと思うが、午後の4時前ぐらいには殆どのアトラクションを回る事が出来た。USSは、こじんまりした感じだ。ちなみに2010年10月時点で最大の人気アトラクションだと思われるジェットコースターは運行休止だった。休止していたり、まだオープンしていないアトラクションが結構あった。
さて、まずはシュレック。
そして園内の様子。この辺りは、ディズニーランドとかに通じるものがある。いい歳になっても、こういったところを見て回ると楽しいんだよな。童心に帰れるからか?
入ってすぐのメインストリート。ディズニーとかと一緒で出口近辺は土産物ショップが並んでいる。
アーケードの通りを抜けると、そこにはシンガポールの南国の空が広がっている。大阪のユニバーサルスタジオのように高速道路が視界に入ってきて、変に現実感に引き戻される心配がなくて良い。
順番に歩いて行く。この下の写真のお城はなんだったかな? 忘れた。
最初に目に入ったのが、「LOST WORLD」だ。これ、どんなアトラクションだったかなあ。どうも、よく覚えていないなあ。もしかすると、ただのフードコートだったかもしれない。
次にジェラシック・パーク。確かこの辺りは、飛行機みたいな奴に乗るアトラクションだったような気が。当然、高所恐怖症である俺は回避したような気がするのだが…
そのままエジプトっぽいテイスト溢れるエリアに進む。ここは、確かミニジェットコースターみたいな奴に乗ったような気が…やっぱりよく覚えていない。
今度はトロッコカーみたいな奴に乗った。下の写真はそのトロッコから撮った写真。ようするにインディ・ジョーンズのぱちもんみたいな世界だな。実際の景色は全然大したことなくて、がっかりすること間違いなしだ。
この下の写真に写りこんでいるのが、例の休止していたジェットコースター。多分、通常に動いていれば、これが一番の目玉になると思うのだけれど。ちなみに5月くらいからシンガポールで生活していた相方の友人Mさんは「5月から動いているのを1度も見たことない」と言っていた。もしかしたら、動かないのかもしれない(笑)
次は「WATER WORLD」だ。これは乗り物ではなくて、ショーなのである。だが、ショーの時間が合わなかったので、一旦、土産物屋に入る事にする。
土産物屋でぬいぐるみを持ってご満悦の相方。相方は良い歳をしてぬいぐるみが好きなのである。この日は夕方に相方の友人であるMさんと会う約束があったのでぬいぐるみは購入しなかった。もしその約束がなかったら、買っていたかもしれない。
下の写真が土産物屋の中にある観覧車。かなりしょぼい。わざわざこれに乗る人も多少だがいる。大人はとても乗る気になれないだろう。幼児向けだな。
そうしているうちに腹も減ったので、食事を摂る事にした。料金の安いフードコートは大混雑で、席がとても確保出来なかった。若干料金がお高めのカレーショップが空いていたので、そちらに入る。といっても、この下のカレーが10S$(600円くらいか?)だ。
下の写真のチキンウイング付きカレーでも13S$(800円くらい)だ。日本の感覚からすれば充分に安い。が、東南アジアだと、高いのかもしれない。
食事を終えて、時間が丁度良くなったので、「WATER WORLD」のショーに向かう。ステージに近い席は「濡れる可能性あり」みたいな案内が椅子に書いてある。
次が実際のショーの様子。とか言っても、実はショーの撮影は禁止されているので、写真はこの1枚しかない(1枚撮ったところで、スタッフから「写真は撮るな」と注意されたのだ)。残念。
ショーは英語だけれども、内容は英語が判らなくても全然問題ない。要するに、このWATER WORLDに海賊どもがやってきて、暴れてヒロインを監禁する。そこへヒーローが助けに来て海賊をやっつける。一言で言えば、それだけ。物語は判りやすい。ヒロイン役の女優さんが美人だったので、是非とも写真を撮りたかった。それが残念だ。
また、ショーが終わって、客がまだ席にいるのに役者さん達が小道具などを片付け始めたので、非常に興ざめした。せめて客がはけるまで、そういった作業は自粛して欲しかった。
次にUSAエリアに移動する。と、ストリートでは、ミュージカルショーみたいなものをやっていた。オールディーズっぽい感じの音楽に合わせて、ダンサーが踊るというもの。あんまり俺の趣味ではなかったので、どうでも良いと言えば、どうでも良かった。文章が投げ遣りだ。
下の写真がUSAエリアのストリート。映画館とかのいかにもアメリカっぽい建物が素敵だ。
このいかにもアメリカだなーってものを見てると気分が良いので、やっぱり俺は海外ではアメリカが一番好きなんだなぁと今更ながら思う。と、この旅行時点では思っていた。この旅行をした時はまだスペインには行っていなかったからね。今はアメリカとスペイン、どっちのほうが自分で好きなのかもよく判らない。
USAエリアをだらだら歩いていたら、足長おじさんに遭遇した。いや、実際はおじさんじゃなくて、お兄さんだろうけど。特に何かショーをやるわけでもなく、彼は歩いていた。入園者からやたらと写真を撮られていたようである。
そして、USAエリアの一番奥にあるのが、動かないジェットコースター。俺はこんなのに乗ったら、心臓が止まるかもしれないから、こいつが動いていたとしても乗らないけど。相方は馬鹿となんとやらは高いところが好きの言葉通り、こういったアトラクションが大好きである。「ちぇ、やってないのかー」と残念がっていた。冗談じゃない、こんなもん、100万円貰っても乗れるか!
さらに裏道みたいな所を通ると、またまたアメリカテイスト溢れる店がある。これ、実際は中には入れないので、外観を楽しむだけなんだけどね。
これでもうUSSをほぼ一周した。
夕方の4時くらいになったので、相方の友人であるMさんに会いに行く事にしてUSSを後にした。