Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

ベトナム旅行(3) 2023/09/20 旅行2日目 旧市街を散策する

目覚ましは特にセットしていなかったが、8時くらいに目が覚めた。起きてまずは、部屋の外に出て、テラス席で一服する。このリゾートホテル感満載の景色を見ながらの一服は、非常に心が癒される。

相方が朝の化粧を始める。これが長いんだよなあ。とは言え、いつもは1時間くらい掛かるのだが、ベトナム旅行の間はわりと短くて、30分くらいで済んだ。何が違うのだろうか。化粧せずに下地だけとかなのかな?(化粧のことは判らない)
相方の準備が出来たので、朝食を出してくれるレストランへ行く。レストランもオープンカフェ状態で、川が近くに見えて景色は非常に良い。とは言え、蚊や虫が結構飛んでいて、見た目ほど優雅ではないのだけれども。

朝食はビュッフェスタイルなので、特段変わったものはない。但し、ベトナムなので「フォー」と「バインミー」をコックさんに頼むと別途作ってくれる。取り合えずフォーを作って貰い、他にも適当に好きな物を取る。

河の景色を見ながらの朝食は美味いのである。これは海外旅行に限った話じゃなくて、国内旅行でもそうなのだが、旅先の朝ごはんの美味さというものは別格な気がする。それほど上等な美味しいものを食べている訳ではないけれども、「非日常の中で味わう朝食」という条件、状況が味をさらに美味くさせているのだろう。

今日は昼間にまず旧市街を散策、そして夜は「LUNE PRODUCTION」主催のショー「テッダーTEH DAR」を観劇する予定。「LUNE PRODUCTION」のショーは、いわゆるベトナム版シルクド・ド・ソレイユと言われている代物らしい。テレビの「いってQ」でみやぞんが参加していたショーと言えば判るだろうか。サーカスとミュージックショーの融合したようなパフォーマンスである。
相方は日本にいる時に既にチケットは予約済である(俺のカード使ってだ。相方は俺のカード番号、セキュリティコードを知っているのだ。ふざけんな!)。

相方はガイドブックを見て、行先を確認している。スマホという文明の利器があるのに、未だに紙のガイドブックを使う辺りが、俺達のロートル振りを表している。ってゆーか、スマホの画面は小さすぎるんだよな、A4くらいの大きさのガイドブックが、年寄り2人には見易くて良いのだ。

昼前くらいにホテルを出て、旧市街へと向かう。この時間だとナイトマーケットがあった通りは閑散としている。夕方になってから、ナイトマーケットは準備を始めるのだ。この時間帯だと、ただの広い道路である。

それにしても暑い。温度計がないので、実際の温度は判らないが、体感としては37度くらい。そして湿度もすごい。俺はガイドブックや水を入れるためのリュックを背負っていたのだが、歩いて5分もしないうちに背中に汗が溜まり始めるのが判る。

昨日の夜は幻想的な風景を見せてくれた川も、昼見るとただの汚い川である。なんというか、凄い派手な美人のキャバ嬢と一晩共にして、朝すっぴんを見た時のがっかり感のようである。って、偉そうに書いているが、俺はキャバ嬢と一夜を共にした経験はないので、よく判りません。判らないなら書くなよ。

相方調べによると、旧市街でもいくつかの歴史的建物は入館するのにチケットが要る。5枚綴りの共通チケットがあって、まずはそれを購入するらしい。ガイドブックを見ると、チケット要の建物が7つ程ある。下の写真はチケット売り場である。

「チケット5枚じゃ足りないね。どうする?」俺が尋ねると、相方は「見たいものに〇をつけておいた」と5つに絞ったらしい。チケットは1人1,000円弱程度じゃなかったかな。具体的な金額は忘れた。相方がまずは見たいと言っていた「日本橋(来遠橋)」に行く。これは何でも日本人が架けたらしい。行ってみると、なんと修復中であった。

「あー、一番見たかったのになー」と相方は残念そうな表情を浮かべていた。今回の旅行では、相方の主目的な建造物はことごとく改修中であった。普段の相方の行いが悪い為であろう。旦那を大切にしないから、こういう目に遭うのだ。猛省を促したい。する訳ないけど。
それからは、相方がガイドブックで〇をつけた(チケット要)建物や集会所を順番に見ていく。建物によっては、そこに人が住んでいて、ちょうど食事中だったりする。「白川郷みたいなもんだね」と相方に言う。

建物はどれも小振りで5分もあれば見終わってしまう。集会所は若干広いが、それほど見る物がある訳でもないので、あまり時間は掛からない。それでも順番に見ていくと、それなりに時間は掛かるし、とにかく暑い。
俺自身がこういった建造物にあまり興味がないので、どれも見ても「ふ~ん」と言った程度である。有難みのない奴だ。

また旧市街の中は、土産物屋、カフェ、レストランと色々覗きたくなる場所が多く、散策しているだけでも楽しい。しかし、暑い。死んでしまう。

相方が絵を扱っている店に引っ掛かる。相方は絵が好きでスペインのジローナという世界遺産の街を訪ねた時も絵を買っていた。この日は見るだけに留まったが、翌日相方は絵を購入していた。一枚900円程度。この値段なら安心して買えるし、良い旅の想い出にもなる。ただ、持って帰るのがちょっと大変だけど。

下の画像は購入した絵である。今はリビングに飾られている。

旧市街の中を歩いていたのだが、いわゆる「ばら撒き用の土産」が見つからない。ホテルの近くにスーパーとかあればそこに行くのだが、ここホイアンにはスーパーはない。スーパーがない筈はないのだが、俺達は足がないから、スーパーまでは行けない。ガイドブックを見ると、日本人が経営する土産物があり、そこでチョコレートが買えると書いてあったので、行ってみると店がなかった。シャッターが閉まっている。「閉店したのかな」とがっかり。

相方が手縫いのバッグを売っている店で引っ掛かる。「ママ(実母)に何かお土産買ってあげようかなー」と言っている。ああ、買ってやりなさい。店のおばちゃんは日本語(金額だけだが)を使える人で「さんじゅうにまんドン(約2,000円)」などと言う。相方はスマホを出して電卓を叩いている。
「にせんえん、やすいー」などと言う。そういやナイトマーケットの兄ちゃんも「ノーたかい。やすいねー」などという意味は判るが、奇妙奇天烈な日本語を使っていた。

相方が「30万ドン(VND)!」と値段交渉を始める。「1,800円、OK?」と訊くとおばちゃん、OKと答える。が、ここからが笑えるのだが、電卓に1,800と打ち込み、次にベトナムドン(VND)のレートを入力。180である。旧市街では、160VNDで両替してくれるのに、この店だけ異次元の交換レートが適用されてるじゃねえか。日本円安くした分、交換レートを釣り上げてたら、結果は変わらんだろうが(笑)
相方に「円で安くしてもらっても、交換レートが高いから意味ないぞ」と告げる。俺は店の横の裏路地に行って、一服。さすがに旧市街のメインストリートで喫煙する勇気はない。地元民は平気で吸ってるけど。

この後、いわゆる地元民御用達の市場を覗くが、あまりピンと来ない。俺は職場の人への土産用のクッキー、キャラメル、煎餅(のようなもの)などを3種類買い込む。一袋400円くらいだ。ばら撒き用としては充分だ。
それにしても暑い。

暑さでヘロヘロになって来たので、カフェで休憩しようとなった。カフェはいくつかあるが、相方が「なんかここでお茶する気になれないなー」と我儘を言うので、暫く歩かされた。
良さそうなカフェに入る。客は誰もおらず、ウエイトレスがテーブルでランチを食べていた。海外だと、普通に従業員が客席で食事を摂っている。あれは凄く海外特有の景色だと思う。というか、日本でも客席で従業員が食事をしている店とかはあるが、食事時は必ず外す。そして傾向として端の席を使う。海外だと一番真ん中の席で食べていたりするので、それもまた、なんか「海外だなー」と感じられて楽しい。

相方はマンゴージュースを注文。俺もそういったフルーツ系のジュースを飲みたいが、水と氷が怖いので、諦めてコーラ。ここで迂闊に腹を壊して一日を棒に振るわけにはいかないのだ。当然、コーラは缶から直接飲む。本当は氷の入ったコップに注いで冷たいコーラを飲みたいが我慢である。

旧市街は、昼間歩いても実はあまり面白くない。夜のランタンが灯った状態のほうが歩いていて楽しい、また夜のほうが断然涼しくて、歩くのにも適している。せっかくなので、撮った写真を適当に並べておく。

俺は友人とその恋人への土産をどうするか考えて、コーヒーと紅茶を買おうかと算段。ベトナムコーヒーを淹れてくれる店を発見したので、試しに注文。店のお兄さんがコーヒーを目の前で入れてくれる。これはなかなか楽しい。

テキーラのショットグラスみたいな奴にコーヒーを注いでくれる。飲みながら、「この形状のグラスなら、コーヒーじゃなくてテキーラ飲みたいよなあ」と思うが、それは口には出さない、というか出せない。

とりあえず、旧市街は散策したし、土産も買った。そして暑い。一旦ホテルに帰ることにした。
夜は、「LUNE PRODUCTION」のショーを観るのである。次回へ続く。