Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

シンガポール旅行(4) 2日目 ショーを観る 2010/10/16(土)

コロナのせいで閉塞感が半端なく、ストレス溜まりまくりなので、11年前に行ったシンガポールの旅行記をリライトしてアップしています。その4回目。
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モノレールに乗って、待ち合わせの駅で相方の友人Mさんと会う。Mさんのお子さん2人も合わせて合計5人で、セントーサ島の海岸で行われている「THE SONG OF THE SEA」というショーを観に行く。チケットは既にMさんが予約していてくれた模様。
海岸に向かうと、いかにも東南アジア的な風景に遭遇する。この画像に写っている小屋は、いわゆるオブジェで実際に滞在したり、中に入る事は出来ない。それでもこういった景色は見てるだけで楽しい。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010333j:plain

ショーを見に来ている人は多数いるようで、海岸近くは混んでいる。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010456j:plain

まだ時間が早い。実際にショーが行われるのは日が落ちてから。やることもないので、ぼんやりとショーの時間が来るのを待つ。段々と日が落ちてきて、非常に綺麗な夕焼け空を観る。陽の当たった雲のフォルムが美しい。うーむ、素晴らしいね。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010520j:plain

そして、日が完全に落ちる。ショーが始まる30分前から「あと30分でショーが始まるよー」「あと20分でショーが始まるよー」と無駄なアナウンスが入り、こちらはイライラする。余計なアナウンスしないで、とっとと始めろって感じだ。気が短か過ぎる。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010555j:plain

実際のショーがやっとスタート。先ほどの海の上に立っていた小屋の後ろから、綺麗なブルーの照明が光る。おお、始まるぞっ。と、この時Mさんの下の息子さんは寝ていた(笑)f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010646j:plain

この「THE SONG OF THE SEA」というショーは、空中に大量の水をシャワー状態にして放水する事により、水のカーテンを作る。そして、その水カーテンに映像を放射して、色々なグラフィックを見せるという代物だった。なかなか、豪快である。ショーの内容は、とある王女様に恋した男が、歌声でその王女様を惚れさせるという話だったはず。ぶっちゃけ内容はどうでも良い。綺麗なライトアップと空中に映しだされる映像美を楽しめば良いのだ。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010710j:plain

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途中で花火を豪勢に打ち上げたりして、結構きな臭くなったりする。また、煙の量も相当なものでかなり煙い。ただでさえ暑いシンガポールなのだが、この花火で相当熱くなったりもした。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010753j:plain

下の写真はショーのクライマックス。これらは全て空中に映しだされているものだ。なかなか綺麗であるな。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010805j:plain

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ラストは大量のシャワーを放水。これでショーは終了。時間にして、30分ちょっと。丁度良い長さかな。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615010930j:plain

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ショーが終わり、またまたモノレールに乗って、セントーサ島からシンガポール本土に戻る。地下鉄を乗り継いでサマーセット駅(我々が滞在したホテル・コンコルドの最寄り駅)まで。途中でMさん親子とは別れた。翌日ランチを一緒にすることを相方は約束していたが、今日Mさんとしたことは「THE SONG OF THE SEA」を一緒に観ただけだった。その為だけに会う必要があったのか?
時間はまだ夜の8時ちょっと前。夕食もまだなので、夜のシンガポールのメインストリートを歩く。いやあ、土曜の夜だけあって、さすがに人が多い。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615011050j:plain

さすが、シンガポール。高島屋もあった。うーむ。なんていうか、暑い点を除けば街の景色は非常に日本に近いものがあるなあ。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615011112j:plain

あと、俺の中でシンガポールは「街が綺麗な国」というイメージがあった。歩き煙草とか厳禁だし、屋外での飲酒は禁止。違反者には罰金が課せられる。実際にガイドブックにも書いてあったし。ところがだ。実際に街を歩いてみると、歩き煙草してる人や、痰を吐いてる人が多数いた。これは一体どういうことなんだろう? これだったら、歩き煙草に関しては日本のほうが、はるかにマシだ。街の美観を損ねるような事をやっていた人達は、法律を知らない観光客だったのだろうか。
所謂デパートみたいな感じの建物は多数あるのだが、食事処がちょっと見つからない。デパートの中にフードコートがあるかも、ということで適当な商業ビルに入る。ハーゲンダッツ発見。発見しただけでアイスは食べてはいない。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615011203j:plain

フードコートで、適当な汁なし肉そばとチャーシューメンみたいな奴を頼む。どちらも5S$(300円くらい)程度。安い。が、不味い(笑)f:id:somewereborntosingtheblues:20210615011252j:plain

あと、正直言って、シンガポールのフードコートで本当に参ったのが、トレイとかが非常に汚い点だった。普通、注文して料理が出てくるまで、トレイの上に箸とかを置いておくだろう。が、トレイが非常に汚い(なんか前の客の料理のこぼれた汁とかがついたまんま)ので、箸を置く気になれない。仕方ないので、箸を自分の手で持っていなくてはならなかった。これはどのフードコートに行っても同じだった。
本当に普段日本で暮らしていると、どれだけ日本の食事処が衛生的かが判る。
食事を終えて、しばし街をブラブラ。ライブをやっているバーを発見する。が、残念な事に持ち合わせのシンガポール$が少なかった。60S$(3,600円くらい)しかなかった。翌日、両替する予定だったのだ。さすがにライブやってるバーじゃチャージもあるだろうし、この持ち合わせじゃ無理だなと諦める。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615011343j:plain

でも、せっかくなので別の店に行ってビール1杯だけ飲む事にする。やっぱり海外来たら、夜はアルコールだよね。1杯、12S$(720円)から、15S$(900円)くらいした。シンガポールはそれほど物価が安いイメージじゃないな。むしろ、高めかもしれない。f:id:somewereborntosingtheblues:20210615011413j:plain

部屋に戻り、免税店で買ったワイルドターキーを飲んで、シンガポール初日は終了した。