Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京で一人暮らしを開始。2020年10月に神奈川に移り住む。生々流転の日々。

映画「カリオストロの城」を初めて見た

仕事が8時半頃に終わったので、やれやれと会社のパソコンを速攻でシャットダウンする。今は在宅ワークである。
リビングに行くと、相方がスマホをいじっていた。「仕事終わったの?」「うん、終わった」「じゃ、ご飯作るね」
先に作って食べていれば良いのにと思ったが、晩御飯は担々麺だった。なるほど、それは作り置きしておくのは不可能だな。

相方が調理をしている間、テレビをぼんやり見ていると、9時から「ルパン三世 カリオストロの城」を放送するという。ああ、そういやこの映画をちゃんと最初から最後まで観た事ないなあと気づく。
ルパン三世は嫌いでもないし、アンチ宮崎駿でもない。今まで見た事ないのは偶々だ。

相方はこの映画は何度も見た事があるとのことで、後半辺りで風呂に入った。俺は、多分今夜がこの映画を通して見る最初で最後の機会だと思ったから、最後まできちんと見た。
見終わった感想としては、「ふーん」だった。
次元、五右衛門、不二子の影が薄くて、俺の期待していたモノではなかった。ただ、この映画を評価している人って、きっとそういった「スパイ大作戦」的なものは求めていないのだろう。
おじ様であるルパン三世と少女であるクラリスプラトニックな恋愛関係が良いと思って見ているのではないか。

「ああ、そうか」と気づいた。多分、既に100万人くらいが気づいている事だと思うけれども。
カリオストロの城」って、要するに「レオン」と同じ話なのだな。

f:id:somewereborntosingtheblues:20201121011124j:plain

ジャンレノ演じる殺し屋レオンが、少女マチルダの為に、闘う。殺し屋と泥棒の違いこそあれど、中年のプロの裏稼業の人間が、少女の為に命を掛ける、その構図は全く一緒だ。カリオストロの城のほうが、制作されたのは断然早い。リュック・ベッソン、日本アニメをぱくりやがったな!(勝手な推察、想像です)

俺は「レオン」て映画は嫌いじゃない。ナタリーポートマンは可愛いとは思うし。ただ、俺はいわゆるロリータ的趣味が無いんだよな。俺くらいの歳(50歳超え)になると少女とか、若い女の子とかに惹かれるのかもしれない。が、俺はそういったものが一切ないのだ。
昔、40歳過ぎの同僚が20代前半のキャバ嬢とかに入れ込んでいた話を聴いた時も、俺はいつも白けた気分でいた。「そんな子供相手に恋愛感情を持つなんて、気持ちの悪い奴だ」と思っていた。
だから、レオンやカリオストロの城を見ても、今一つ感情移入出来ないというか、同じ目線になれないのだろう。

もしかすると、こういった映画を支持する中年男性は、ある種の幻影を抱いているのかもしれない。「万に一つだけれども、自分みたいなオッサンを好きになってくれる可憐な少女がいるかも…」
寝言は寝て言えである。
お前みたいなオッサン(当然俺も含む)を好きになってくれる30歳未満の女性は世の中にはいないから、安心しろ。
いるとしたら、せいぜいアニメか映画の世界の中だけだ。
あ、だから人気があるのか。