Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

スペイン旅行10 2017/10/14 4日目 ジローナの旧市街を散策する

本日はスペイン旅行四日目。今日はバルセロナのホテルをチェックアウトし、ジローナへ行く日だ。
ジローナ市はバルセロナから急行電車で一時間半程度の場所にある田舎町。旧市街自体が世界遺産となっている。相方が今回のスペインに来るにあたって、バルセロナ以外にも何処かに滞在したいとして選んだ場所だ。相方から「ジローナに滞在しようと思うんだけど、どう思う?」と訊かれた。
訊かれたところで、ジローナなんて地名、初めて聞いたし答えようがない。ネットでジローナを適当に調べたら、良さそうな感じだったので、「いいんじゃない」と答えた。そうしたら、相方はバルセロナ以外の滞在場所をジローナに決めた。単純な話である。
勿論、移動もあるので一泊だけじゃ大変だという事もあり、二泊する事に。ただ、ジローナの旧市街は小さく、二泊もするような場所ではない。地球の歩き方るるぶなどの旅行ガイドブックを見ても「バルセロナからの半日観光」などと書かれているし、扱いも小さい。
だが、留意しなければいけないのは、俺達が若くないという事だ。どういう事かと言えば、旅行初日から最終日まで観光スケジュールをギッチリ詰め込んだら疲弊してしまう。だから、観光する訳でもなく、のんびりと過ごせる時間が必要だと言う事だ。それがジローナ滞在なのだ。
バルセロナからジローナまではrenfeという急行電車(日本で言えば、JRの急行みたいなもの)を使えば一時間ちょっとで行ける。だから、電車のチケットも取っていない。当日、時間の合う奴に乗ればいいという緩い計画だ。
ホテルをチェックアウトし、スーツケースを転がして駅まで。ホテルから駅まで徒歩五分程度だったのも有難い。券売機でもチケットは買えるらしいのだが、値段がよく判らないし、窓口のほうが楽だ。という事で、相方にチケットを買って貰う。駅の窓口で切符を買う程度のスペイン語なら相方は楽勝なのだ。勉強した甲斐があると言うものだな。

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指定席もあるらしいのだが、今回は日本で言うところの自由席。相方が「最悪、一時間くらいなら立っていても大丈夫だよね」との事だったので。実際は席は空いていて、楽勝だったけど。

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去年、スペインのrenfeには何度も乗ったので、感覚は掴めている。スペインの電車の時間はかなり正確なので、そういった意味での不安はなかった。昔、ヨーロッパの電車は二時間、三時間遅れは当たり前とか言われていたものだが、あれはもう解消されたのだろうか。それともスペインは別なのか。

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電車がやってくる。電車と言うのはある意味、路線バスよりも行先が明確な分、安心である。

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電車は急行みたいなものなので、ジローナまでは数駅しか停まらない。席も空いていたので一人で二席使わせて貰った(スーツケースを置く為である)

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一時間ちょっとで、ジローナに到着。駅のホームも田舎の鄙びた感じで、なかなか悪くない。バルセロナを東京の銀座としたなら、ジローナはさしずめ埼玉県の春日部といった感じか。あんまり適切な喩えではないな。

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駅から俺達が滞在するホテルまでは、徒歩で10分程度だと言う。だが、道がよく判らないし、それにスーツケースも二つある。ここはタクシーだな。ということで、駅前で客待ちしているタクシーにホテルまで行ってもらう。勿論、ここで運転手に「***ホテルまで」と言うのも相方の役目。バルセロナ辺りだったら、タクシー運転手も簡単な英語なら判るだろうけど、ジローナ辺りだとどうなんだろうね。バルセロナではタクシーに乗らなかったので、その辺りは不明だ。

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10分もしないで、無事にホテルに到着。料金は9ユーロ弱。運転手に10ユーロ紙幣を渡すと、お釣りを数えていたので、相方に「お釣りは要らないって伝えて」と頼む。その程度のスペイン語、覚えればいいんだろうけど、俺の中では、せっかくスペイン語を勉強してる相方の役割を邪魔しちゃいかん、という心づもり。この辺りは内政干渉はしないという意識だ。

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ホテルは旧市街の入り口にあり、観光するには絶好のポジションだ。ホテルの横にはオープンカフェ用の椅子とテーブルがあった。ホテル内にレストランがあり、料理や飲み物はそこから外に運んでくる算段だ。

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部屋に入る。部屋自体は特筆すべき点もなく、ごく普通。だが、バルセロナのホテルと違って窓の外が通りに面していて明るいのが有難い。バルセロナのホテルは窓の外が対面の部屋に面していて、明かりも入ってこなくて、天気も判らず暗かったからね。

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とか言っても、窓の外は通り挟んだ隣の建物が見えるんだけど(笑) 向うの建物もホテルだったか、アパートだったか。互いにあんまりプライバシーはない感じだ。

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さて、部屋に入り、バスルームをチェック。実はこの時は気付いていなかったのだが、夜になってとある問題に遭遇した。下の写真が問題のバスルームだ。写真では見切れているが、向かって右側に洗面台があり、左側にトイレの便器がある。

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何が問題か、お判りになるだろうか? シャワールームにバスタブがない? いや、バルセロナのホテルもバスタブはなく、シャワーオンリーだった。問題はそこじゃない。シャワールームに写っている硝子の仕切りをよく見て貰いたい。向かって右半分にしか硝子の衝立がない。壊れていて、左側の硝子が取れているのではない。最初から右半分しか取り付けていないのだ。
夜になって相方が先にシャワーを浴びた時に「洗面所が水浸しになったー」と報告してきた。そりゃそうだ。この仕組みで、普通にシャワーを浴びたら、洗面所まで水が飛び散るのは自明の理。
相方は自分が使ったバスタオルで床を拭いていた。
「そういや、前にもこういったシャワーのホテル、泊まったよね」「うん、どこか忘れたけど、あったね、こういうの」
だから、このジローナのホテルだけがおかしいというのではない。こういった【どう考えてもシャワーを浴びると洗面所が水浸しになる】構造のバスルームを持ったホテルは存在する。
だが、もしかすると俺達が正しい使い方を知らないだけなのかもしれない。日本のシャワーと同じように使ってはいけないのかもしれない。もし、正解を知っている方がいたら、是非とも教えて頂きたい。
そんなささやかな問題に、夜に直面する事をホテルに入ったばかりの俺達はまだ気づいていない。

時刻はまだ午後の一時ちょっと過ぎ。荷物を整理して、早速街に出掛ける。スペインの街は変わらず良い感じである。

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ホテルを出て、徒歩30秒で到達した赤い橋。この橋が新市街(ホテルのある場所)と旧市街(世界遺産)を繋いでいるのだ。

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この橋から見た旧市街の様子が下の写真。大体、ガイドブックでジローナの頁はほぼこの風景である(この写真は勿論、俺が撮影したものだけど)。非常に趣のある良い景色だ。ああ、ガイドブックと同じ景色だなあ(当たり前だが)と俺と相方は橋の上からガンガン写真を撮った。

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橋を渡って旧市街に入る。と、早速オープンカフェ。正直、そんなに多くの海外に行った事がある訳じゃないけど、スペインほどオープンカフェの似合う国はないと思う。或いはヨーロッパはみんなそうなのだろうか? 残念ながら、スペイン以外のヨーロッパの国に行った事がないので、その辺りを確かめる術がない。

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下のカフェは滅茶苦茶混んでいた。多分、殆どが観光客だろう。なんでこの店がこんなに混んでいたのかは判らないけど。

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まずはカテドラル(大聖堂)に行こうと歩き始める。石畳の小道が良い雰囲気だ。

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途中でいくつか土産物屋さんがあり、早速入る。ここで俺は気に入ったTシャツを見つけたので帰りに買う事にした。値段は14ユーロ(≒1,900円)。俺は海外旅行に行くと基本的にTシャツを自分への土産に買う事にしているのだ。

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途中、なんだか判らない階段があり、ちょっと昇ってみる。どうやらどこかへ繋がる道のようだ。旧市街は歩き回っていれば必ず最後は、元の道に戻れる筈なのだが(繋がっているから)、今はカテドラルが目的なので、探求するのはやめておいた。

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可愛らしい小物が多い店で相方が引っ掛かる。ま、このジローナの街は小さいし、慌てる必要もないので、のんびりと土産物を物色。相方はここで北海道で出来た初めての友人のC子さんへ小物の土産を色々買っていた。

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途中にある土産物屋全てに引っ掛かって寄り道をしつつ、大聖堂に到着。普通に歩けば五分程度である。なかなか立派な建物だ。

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相変わらず、窓からカタルーニャの旗を大量に提げている(この旗を出す事は「カタルーニャ独立賛成」を意思表示している)

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大聖堂の前の階段を昇ったところで、汽車を模した形の観光バスに遭遇。これで旧市街をきっと一周するんだろうなあというのは想像がついた。だが、この街は歩いてもすぐに全部回れるだろうし、あえて乗る程でもないと判断して、このバスに乗るのは遠慮しておいた。子供とかお年寄り(俺達も年寄りだが、俺達よりもっとお年寄り)がいれば乗るかもしれないな。

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カテドラルは見学が出来るので、早速中に入る。俺達が入ったのは2時か3時くらいでちゃんと入場料を払ったのだが、5時半になると、礼拝の為、無料で開放される事を後で知った。失敗である(きちんと下調べしていないので、こういった致命的でないミスを俺達は多く犯す)。

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入場料は、12ユーロくらいだったかな。忘れた。受付でお姉さんが「音声ガイド、スペイン語か英語どっち?」と訊かれたので英語を頼む。相方は「英語判らないから要らない」とお姉さんに返却。さすがに相方のスペイン語能力じゃ、歴史説明を話しているスペイン語は理解出来ないからだ。当然俺だって、大聖堂の歴史の説明をした英語のガイドなんか半分くらいしか理解出来ない(見栄張りました。せいぜい理解出来るのは30%程度だ)
中に入って、見物しながら音声ガイドを聴く。相方が「ねえねえ、なんだって?」と訊いてくる。お前、俺の英語能力知ってんだろ、こんな歴史説明が大量の英語のガイドなんか判る訳ねーだろ。
19**年にビショップなんちゃらが、ここで**を興した、とかそんな感じ。固有名詞がまず判らないし、歴史的背景の知識(これは言語関係なく)もない。チンプンカンプンである。

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とりあえず、適当に音声ガイドを聴きながら見学する。やはりサグラダファミリアを見てしまったからか、それに比べると落ちるなあといった感じ(というか、比べる事自体が間違っているし、失礼な話なんだけれども)。

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ステンドグラスがちょっと他の大聖堂にないパターンだったので、それが新鮮だった。こういった具体的な絵が描かれているのは珍しい。

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そして、この下のタイプの奴も初めて見た。これも洒落ている。こんなデザインのランプとかあったら買うのにな。

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順路を歩くと、中庭に出た。この大聖堂は空いていたので、のんびり見学するには非常に良い場所だった。

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資料室的な部屋があったので覗いてみると、衣装が飾ってあった。当時の神官とかが着たのだろうか。俺は相方に「なんか、ドラクエに出てくるモンスターが着てるのに似てね?」と言うと、相方も頷いていた。駄目な二人である。

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そして、これは時間、季節を表すタペストリーなんだとか。描いてある絵は、どこかが四季を表していて、どれかが時間を表現しているのだとか。音声ガイドの説明で、それは理解出来た。だが、今これを書いていながら、どれがどれだかさっぱり思い出せない。ま、素敵なタペストリーだと言うことで。

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大聖堂を出た後は、適当に歩いていると、アラブ人浴場に着いた。お、ここも入ろうか、ガイドブックに記載してある、数少ないジローナの観光スポットだしね。入場料も一人、2ユーロ(2.5だったかもしれない)と安い。

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入ってみると、見所は下の部分だけ。ありゃま、入場料が安い訳である。案の定、こういった水どころにはコインが投げ入れてある。

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ということで、後は適当に歩き回る事にした。ジローナは明日もあるし、慌てる必要がないのだ。相方が「明日もあるから、今日全部回る必要もないしねー」と言う。実際は明日も大して見るものはなかったのだけれどもね。
段々、夕方になってきて、街に西日が差してきた。

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こういった石畳の道を歩いていると、うーん、スペインだねーといった気分に浸れて楽しめる。それにしても、進入禁止の道路標識は雰囲気ぶち壊しなので、なんとかならんのかな?

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ジローナの旧市街は石の壁で囲まれており(敵からの侵入を防ぐ為)、そこに通路がある。通路は普通に散歩出来る。相方とその道を歩きながら、ジローナの景色を楽しんだ。

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日本も、銀座や丸の内なんか歩いても面白くないだろう。それよりも浅草や京都とかを歩いたほうが雰囲気を感じられる。それと一緒なんだよなあ。

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旧市街を歩き回っていたら、トイレに行きたくなったので、通りすがりのカフェで休憩する事にした。

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俺がトイレに行っている間に相方が勝手にカフェを注文していた。うーむ、こんな時去年までの俺なら、間違いなくジョッキのビールなのになあと悲しくなったが仕方ない。

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適当に道を歩き回る。大聖堂というランドマークがあるので、いざとなったら、大聖堂目指せば帰れるねという安心感があるので、呑気に歩ける。旧市街とかは、治安とかを気にする必要が殆どない(安全だ)ので、こういった時余計な気疲れとかがない。

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無事に来る時に来た赤い橋まで戻った。するとちょうどジローナの旧市街が夕陽に染まっていた。この景色も中々悪くない。

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ホテルのレセプションに「煙草はどこで買える?」と尋ねると「広場に入ってすぐにバーがある。そこで買え」との答え。バーで煙草買うってどういう事だろう。とりあえず、ホテルから徒歩3分のところにある広場に行ってみる。広くて良い感じだ。

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バーに入ると、煙草の自動販売機があった。煙草を買えるってそういう事か。とりあえず煙草が買えたので良しとしよう。
時間も遅くなってきたが、まだ陽はあるので、今度は新市街を歩く事にした。

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新市街と言っても、ただのごくごく普通の街なので歩いてもそれほど面白い景色に逢える訳じゃない。どの国でも、やはり新市街よりも面白いのは断然(世界遺産である)旧市街のほうだ。
適当に歩いていると、すっかり陽が落ちてしまった。

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晩御飯の時間だ。ちなみに時間は8時(20時)だ。スペインのディナータイムは20時からが基本。ジローナに来る前から相方は「ジローナには美味しいメキシコ料理屋さんがあるんだって。行ってみたい」と言っていた。
そもそも、相方はスペインよりもメキシコ好きだからな。
俺もメキシコは好きだし、メキシコ料理も好きだ。メキシコ料理をディナーにするのに異論はなし。相方がプリントアウトした店への地図を見ながら歩く。

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迷う事もなく(ジローナが小さい街だから、すぐに判った)、お目当ての店に到着。入ってみると、ホール係の女性に「10時半から予約入ってるから、その時間までならいいけど」と言われる。この遣り取りは英語。やっぱりバルセロナ近辺のレストランのスタッフは、英語を話せるのが仕事をする必須条件なのかもしれない。

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当然、飲み物を訊かれて炭酸水(アグア・コン・ガス)を注文。今回のスペイン旅行で、俺は何度「アグア・コン・ガス」と言った事だろう。ああ、メキシカン・レストランに来てるのに、テキーラのロックを飲めないなんて、こんな悲しい事があるだろうか。いや、ない(反語)

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アボカドとチップスを注文(なんで、日本だと【アボガド】と言うんだろう)。美味い。しかし、これに合うのはビールなんだが。コロナ飲みたいなあ…

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相方の注文したタコス。やはり、メキシコ料理と言えばタコスですな。

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俺の注文したファヒータ。これも美味いんだよなあ。パエリアよりも、ファヒータやタコスのほうが俺は断然好きなのだなあと気づく。

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料理の値段は忘れた。多分、一品12ユーロ前後(≒1,600円)だろう。アボカドはもっと安いと思うけど。料理も美味かったし、非常に満足した。
10時過ぎくらいに店を出る。すると、店の外には女性三人組が。どうやらメニューをチェックしているようだ。ここはお薦めだよ。

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そして、ジローナの街もやはり夜のオープンカフェで食事する人多数。こういった風景が「スペインだなあ」としみじみ思う。

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せっかくなので、夜のジローナの街を散歩。治安的には危険な感じはないのだけれども、いかんせん人が少ない。今まで大都会のバルセロナの夜を見て来たから、ジローナの閑散とした雰囲気に若干怖さを感じたりもする。

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さっき煙草を買ったバーのある広場はレストランが多くあるせいか、人もいて賑わっている。

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そして、ホテルに戻って、順にシャワーを浴びて、前述した悲劇に遭遇した訳だ。やれやれ。酒を呑まない俺達の夜は早い。シャワーを浴び終えた後は、ベッドに潜り込んで、スマホでネットをしているうちに眠りに落ちた。
翌日もここジローナで丸一日過ごす。もうやる事も特にないので、のんびりした一日になるだろう。