Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

スペイン旅行13 2017/10/17 7日目 地中海(タラゴナ)とカタルーニャ独立のデモと壺ケバブ(トルコ料理)

スペイン旅行七日目。実質スペイン旅行最終日だ。帰国は翌日だけれども、翌日は昼には空港に行かなくてはいけない。観光や食事が出来るのも今日が最後だ。
今日は相方のリクエストでタラゴナという都市に行く。
朝食を終え、相方のメイクアップが終わるのを待ち、ジローナに行った時のように駅に向かう(renfeという急行電車に乗る為)。
駅に向かう途中で、ガウディ建築の代表格であるカサ・バトリョの前を通ったので、写真に収める。何度見ても美しいな。

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俺はこの世の中で、仲間由紀恵ちゃんが一番美しいと信じている人間なのだが(世間ではそれを仲間由紀恵オタと言う)、その次くらいにサグラダファミリアが来て、さらにその次くらいがカサ・バトリョかもしれない。
駅に電車が入ってくる。ボディにペイントがしてあるのが見えるだろう。こういった電車のボディにいつ、どこで、どうやってスペインの不良どもはペイントしたのだろうか。不思議で仕方ない。

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バルセロナから、タラゴナまでは一時間程度。今回も座る事が出来た。急行電車なので、俺達の乗った駅の次の停車駅がタラゴナ。海が見える。なんというか、電車から海が見えると、テンション上がるよね。それは伊豆の海でも一緒だ。人は基本的に海が好きなんじゃないかと思う。
お昼の12時にタラゴナ到着。さて、どんな街なんだろう。

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相方は、まずなんとかのテラスに行くのだ!と言う。そこで、坂道を昇る。ここも良い感じの通りだ。

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なんとかのテラス(名称は失念した)に行くと、地中海が見える。おお、これは絶景。地中海は旅行二日目に見たけど、ここのほうが断然眺めがいい。やっぱり海は良いなあ…

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ここは観光スポットになっているらしく、観光客多数。気を効かして相方が写真を撮ってくれた。見て判るようにかなり天気が良く、気分は夏のリゾートである。

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タラゴナもやはり世界遺産が沢山ある。なんでもローマ時代に出来た水道橋が有名なんだとか。ただ、その水道橋に行くにはバスに乗らなくてはいけない。タラゴナの中心地にある広場?からバスが出ているという。ということで、その広場を目指して歩き出す。途中に洒落た建物がいくつもあるので、退屈する事はない。

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タラゴナのメインストリートなのかな? よく判らんけど。相方はサグラダファミリアに行く時は相当詳細にスケジュールも決めて、行き方も調べていたのだけれど、こういった思い付きで行く場所の場合はノー・インフォメーションだ。

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ここもやはり並木道があり、みどりが多くて気分が良い。そういや、俺の初恋の女性の名前が【みどり】だった事を今思い出した。みどり、元気かな?
適当に景色を見ながら歩いていると、おっと日本語に遭遇。和食レストランのようだ。それにしても「桜の海」とはどういう意味なのだろうか。なんかの言葉を日本語に直訳したのか。うーむ、判らん。

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さらに進むと、通りがマーケットに変貌した。蚤の市みたいなもんかな。売っているのは、洋服、靴、スカーフ、フライパンなどのキッチン用品など多岐に渡る。ちなみに、鳩も売ってました(笑)

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洋服とかは、サイズ毎に並べるとか、そういったものとは無縁で、ワゴンセールのように服の山が出来ていた。相方が「下着買おうかなー」とか言っていたが、自分のサイズを探すのに苦労しそうで、早々と断念していた。

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噴水に到着。ガイドブックのるるぶを見ると、バスの出る広場まではまだ距離がある。うーむ、ちょっとトイレに行きたくなってきた。俺が海外にいくとトイレとの闘いである。困ったもんだ。

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と、人間の塔があった。なんでも、そのバスの出る広場で人間の塔の大会みたいなもんが毎年開催されるらしい。ここらの人はその塔作りに命を懸けているのだとか。三社祭とかよさこい祭りの為に生きてる人がいるようなものだな。そういう情熱の費やし方は世界共通なんだな。

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途中で「エル コルテ イングレス」(スペインの有名なデパート)があったのでトイレ休憩に寄る。そこで一息ついたら、相方が「水道橋、見なくてもいいよ。もう行くの疲れたし」と言い出した。俺は水道橋はどうでも良かったし、相方が見なくてもいいというのなら、止めるのは全然やぶさかじゃない。
俺は、ガイドブック見ながら「じゃ、考古学の道いくか。そこから、ローマ遺跡とか見られるみたい」と提案。相方も賛成する。それはいいのだが、結構歩いてきたので、「考古学の道」への行き方が判らない。途中で迷ってしまった。
大学生くらいの美女美男カップルが通りでお喋りしていたので、ガイドブックの地図を見せながら声を掛ける。
「俺達が今どこにいるか教えてくれないか。考古学の道へ行きたいんだけど」
どれどれ、と地図をのぞき込む二人。
「もっと大きな地図はないのか?」
「これしかない」と返事すると、男性が地図を指さしながら、「この地図の先の通りに僕たちはいるんだ。で、この道をずっと歩くと、地図のここに繋がる。だから、ずっと真っ直ぐ行けば考古学の道だよ」
「どのくらい掛かる?」「10分くらいだよ」
「ありがとう。良い一日を!」
道を教えて貰い、スペイン人カップルとは別れた。当然の事ながら、これらの会話を俺がスペイン語でやれる筈がない。最初に「英語話せる?」と確認したのだ。もし彼らが英語を話せなかったら、相方にスペイン語でお願いするところだった。
なんで、最初から相方に(スペイン語で)任せなかったかと言うと、相方は極度の方向音痴だからだ。俺は相方のスペイン語はある程度は信用しているが、地図を読む相方への信頼度はマイナス100%だ。
彼らの説明通りに、道をずっと歩くと、無事に考古学の道の入り口にたどり着いた。結構高さもあり、立派だ。

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かすれた看板が年季を感じさせる。

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この、いかにも「城壁」って感じが良いんだよなあ。

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入ってすぐのところにチケット売り場があり、年配の女性に「ドス(二人)」と言うと、「考古学の道だけ? 他の私設も見られる共通券もあるよ」と言われる。相方と時間、値段を確認する。
せっかく来たのだから、全部見て行こうかと決定。考古学の道以外に三つの施設に入場出来るチケットを購入。窓口のおばさんが地図にチェックを付けて、順路をボールペンで書きこんでくれた。
まずは、考古学の道を散歩。向かって右側に城壁が見える。正直言うと、あんまりたいしたことない。時間とお金を節約したい人はパスしてもいいかと。俺と相方はだらだらと散歩するのが好きなので、こういった道は悪くなかったけれども。

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考古学の道はゆっくり歩いても30分も掛からない。すぐに出口。だが、出ると、そこは旧市街。やはり旧市街は良いなあ。こういった街に住んで、ゆっくりサックスでも吹きながら暮らしたい。

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でも、日本でも有形文化財とかに住んでると現状維持とか大変だもんな。昔の建物だから暮らしにくいのは明白だし。そう考えると、やはり暮らすよりも、こうやって訪れるのが丁度いいのかもしれない。

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時間があったら、この街をゆっくり散策したいところなんだが、いかんせん時間があまりないのが残念である。

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そして共通チケットで入れる二つ目の施設。なんだっけかな、名前は忘れた。この辺り、まるでいい加減である。

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入って、おっと思ったのが下の写真。なんでもシルク・ローマ跡。当時はこれが競技場へ続く道だったらしい。今はデッドエンド(行き止まり)だけど。ここは正直あまり見るべきものがなかった。

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次のチケットで入場出来る競技場へ。各入り口入り口で訊かれるのが「何処から来たの?」という質問。「どこの国から来たか、カウントしてるのかもね」と相方と話す。特に確認はしていなかったけど、今回のタラゴナで相方が一番見たかったのは、この競技場じゃないかと思う。

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競技場の先に地中海が見え、景色が良い。ローマ時代の競技場というと、人と人が実際に殺し合うという恐ろしい世界ですな

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競技場を見終わると、使える共通券はあと一カ所。相方が「海が見たい。海に行きたい!」と言う。最後のチケットが使える場所はこの競技場からちょっと距離がある。
先に海を見に行こうか。海は駅の向うだ。それに今日はバルセロナに戻ってグエル邸を見なくてはいけないから、帰りの電車の時間もチェックする必要がある。
海に行く前に駅で時間を確認。グエル邸は20時で閉まる。つまり、(見学する時間を考えると)19時にはバルセロナに戻る必要有り。タラゴナからバルセロナまでは電車で一時間。ということで逆算して、17時半の電車で帰る事にした。
駅員に海への行き方を訊き、ビーチまで。もう10月半ば。ビーチは閑散としていた。それでも泳いでいる人が数人いる。

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相方は「今日は海へ入るつもりだったから、ストッキング穿いてないんだー」と三度も俺に繰り返した。二日目に海に入れなかったのが、よっぽど悔しかったのだろう。

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暑い日差しの中、歩き回って、俺達はへばっていた。海に素足をつけると冷たくて気持ちが良く、非常にリフレッシュ出来た。この時、時間は16時半くらい。二人ともさすがに歩き疲れたのもあって、最後のチケットが使える場所は行かなくてもいいかという事になった。
チケット代が勿体なかったねと相方が言う。まあ、いいじゃないか。こういった予定をコロコロ変えられるのも、自由な縛りの少ない旅行をしている俺達の特権だ。

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「じゃ、電車の時間ギリギリまで海にいよう!」とむしろ喜んでいる相方。相方と話をしていると、その左後ろの方向の砂浜に座っていた女性(多分、スペイン人)がトップレスになっていた。おっ、と思い、なるべくそちらを見ないようにしていた。
相方に「お前の左後ろのほうにいる女性、トップレスだよ」と伝えると「こっちの人ってそういうの、気にしないみたいだねー」と。相方は地中海に入れたのがよっぽど嬉しかったようだ。

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相方が着ているブラウスはバルセロナで買ったもの。「普段、日本で買わないような服買おう!」と買ったのだ。札幌で着る機会はあるのだろうか?
電車の時間も近づいてきたので、駅へ戻る事にする。タラゴナも良い街だった。基本、海外で詰まらない街というのは存在しない。何故なら見た事がない街や行った事のない場所というのは、全てが俺達にとって新鮮で刺激的だからだ。

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電光掲示板で確認すると、17:30発のバルセロナ方面行は6番線から。6番線で待っていると、電車がやってきた。座りたいので急いで乗り込むが席は空いているし、ホームにいた人はあまり乗り込まなかった。そして嫌な予感がしたのが、電車がバルセロナ方面からやってきたんじゃないかという事だ(この辺りが曖昧だった)。
電車に乗り込み、席を確保すると相方が衝撃的な事を言った。
「この電車で合ってるよね。だってタラゴナ来た時、左側に海が見えて、今も左側に海が見えるもんね」
その言葉を聴いた瞬間、俺は間違った電車に乗った事に気づいた。そして、自分が【間違った電車に乗った】という自覚のない相方にも衝撃を受けた。この人の方向音痴は筋金入りである。
まさか同時刻に、反対方面に行く電車が、同じ6番線に来るとは思わなかったよなあ。海外のトラップだ。
仕方ないので、次の駅で降りて、バルセロナへ戻る電車の時間を確認する。次は18:30。バルセロナ到着は20時過ぎだ(いわゆる急行でなく、各駅停車みたいな奴で、来た時よりも時間が掛かる)。
「グエル邸、間に合わないぜ」と俺が言うと、「まあ仕方ないね。別にどうしても行きたかった訳じゃないし」と相方は負け惜しみを言う。帰りの電車を間違えたのは、俺と相方の共同責任だから、どちらかが片方を責めるという事にはならない。
二人で素直に諦めた。そして名も知らぬ小さな駅のホームで電車が来るのを待つ。
「こんな片田舎の駅で電車を待つのも良い経験だよ」と相方が言う。これも一種の負け惜しみだけど、半分くらいは本音だった。
グエル邸に行った日本人は多いだろう。だが、こんな片田舎の駅でのんびり電車を待つ経験をする羽目になる日本人はそうはいない。

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ここで、煙草を吸っていたら、また若い白人男性に「煙草くれ」とねだられた。たかだか8日間のスペイン旅行で4回も煙草をねだられる羽目になった。アジア人は、たかられ易いのかな?
そして電車がやってくる。おー、なんか【世界の車窓から】みたいな景色だ。こういった経験が出来るのも、無計画旅行の賜物かもしれない。

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電車に乗ると、丁度夕焼けが綺麗に見えるタイミングだった。相方は彼女のスマホで写真を撮りまくっていた。

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今度は無事にバルセロナまで到着。が、あんまり深く考えずに適当に出たら、全然見た事ない場所に出てしまった。さすがにホテルの近辺なのは間違いないのだけれども。

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そうやって歩いていると、やたらと人の通りが多い事に気づく。相方と「いつもより人通りが多くないか」「多いと思う」という遣り取りをする。カタルーニャの旗を肩に掛けている人達もいる。
「あ、もしかして、これ今からデモやるんじゃない?」
「行ってみるか」
人の流れについていっていると、なんと「カタルーニャ独立のデモ」の最中だった。

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とにかく凄い人混みだ。札幌に来て以来、東京の喧騒と無縁だった俺だが、久しぶりに「大量の人」を見た気がした。

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どうやらTVとか新聞社とかの撮影用のヘリが空中を飛んでいるらしく、ヘリが近づくとブーイングが凄い。そして右翼の街宣車のような物の上で演説をする人(何者かは当然判らない)。彼がアジると集まった集団も気勢を上げた。

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これだけの集団近くまで俺達アジア人が行けて、こんな写真を撮れる程度なので、危険な香りはしない。デモも武力的な雰囲気は微塵もなく、どちらかというとイベントに近いかもしれない。
老若男女いたが、「やったるぜー」というよりも「自分達が参加するのは当然の義務である」といった風情だった。

電車を乗り間違え、出口を気にしなかったお蔭で、俺達は「カタルーニャ独立のデモ」を間近で見る事が出来た。グエル邸を見る事は来年でも可能だ。だが、デモはそういう訳にはいかない。
俺達は「グエル邸見学の代りにデモに遭遇する」という得難い経験をする事になった。
一旦ホテルに戻り(荷物を置くのと休憩の為)、部屋へ行こうとすると、エレベーターでホテルスタッフの女性と一緒になった。
「デモやってるみたいだね」
「あんなものはなんでもありません(That's Nothing)」と女性は淡々と言う。興味がないというよりも、観光客に余計な心配を与えない為なのかなと思ったりした。
時間はもう9時を回っている。相方に何を食べたいか問うと特に希望はないらしい。俺はランブラス通り(8月にテロのあった通り。昨日散策したところ)にトルコ料理屋がある事を思い出した。
多分だけど、相方が一番好きな海外の料理はトルコ料理、それも壺ケバブなのだ。ただし、肉はラムでなくてはいけない。
俺達はランブラス通りのトルコ料理屋に行く。

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ここはどちらかというと、トルコ料理のファストフード的な感じの店だった。相方はトルコが大好き人間なので(なんでも小学生の時からイスタンブールに行きたかったのだとか。それが実現するのが、40歳過ぎてからなのだから、人生というのは判らないものだなあ)、内装を見て喜んでいた。

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相方の注文はラムのケバブ(肉料理の意味だな)。俺も別のを頼んだが、撮った写真がピンボケなので写真は割愛。

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料理はまあまあ。良くも悪くもないと言った感じ。トルコ料理に関しては、2010年にカッパドキアで食べた壺ケバブがベストで、残念ながらそれを超えるトルコ料理に遭遇した事がない。
いつかあの味を超えるものに出遭えるのだろうか? ちなみに壺ケバブは以下の写真。

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ラム肉が壺に入って焼かれている。当然蓋が付いているのだが、それを店のスタッフが客の前で割ってくれる。中身はこんな感じ。

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食事を終え、暫く夜のランブラス通りを散歩した。夜もこの通りは元気だった。変わらず警察官が立っていたけど。
スペインの夜も今日で終わりだ。楽しかった。カタルーニャ広場の噴水の前で撮影。相も変わらず、相方の撮影はピンボケだ。夜の撮影は難しいけどね。

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そして、ほぼ毎日通ったカタルーニャ広場近くの交差点。

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なんで撮ったのかよく判らないけど、スペイン最後の夜に撮った風景画なので記念に載せておこう。

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スペイン最後の夜も、ホテルに戻る前の一番最後の作業は、24時間スーパーで炭酸水を買って帰る事だ。

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相方が「あのアジア人毎晩炭酸水買ってるなーって、店の人に顔覚えられちゃったんじゃない?」と言う。それはどうかな。バルセロナなんて日本人多いしな。
でも、ここで炭酸水を買うのが最後というのもやはり寂しいものだな。
ホテルに戻り、風呂に入って就寝した。酒を呑まないと早寝早起きになるね、悲しい事だけれど。

さあ、まだまだスペインにいたいが、明日は日本に帰国だ。