2024-2025の年末年始休暇は九日間あった筈なのだが、特に何もしないまま終えることになった。特に年末は28日から休みとなったので、大晦日まで四日間も時間があったのに、何も成果を得ずに2024年が終わった。この四日間の休みでやった事と言えば、部屋の隅で埃を被っていたアコースティックギターの弦を交換し、ギターを磨いてやったことくらいだ。
九連休で弾けるようにしようと思っていたギター曲があったのだが、そもそもギターに触っていないので、弾ける弾けない以前の話だ。このギター曲に関しては、ちょっと自分の中で早いうちに決着をつけたい(弾けるようにしたい)。
大晦日に相方に年越し蕎麦を作って貰った。大晦日の夜7時過ぎ、俺がギターの弦を交換し「さあ、あの曲をちょっと弾いてみるか」(実際は弾けないのだから、弾けるように練習するか、が正しい)とギターを手に取ったら、相方から「ご飯出来たー」とキッチンから声がした。
年越し蕎麦が出来ていたので、相方に「今年一年、ご飯いっぱい作ってくれてありがとう」と声を掛けて、蕎麦を頂く。この「ご飯作ってくれて感謝」の言葉は2024年最後の食事の時には必ず口にしようと思っていた。感謝の念は思っているだけでは通じない。言葉にする必要がある。
かき揚げは既に買ってあったらしいのだが、それだけだと寂しいので、急遽豚肉と椎茸、そして長葱を入れたらしい。具材が多くて麺が見えないので、この画像を見ても「年越し蕎麦?」となること請け合いである。
休みに入ってから、昼夜逆転しているせいか、22時を過ぎた辺りから眠くなり、相方に「寝る」と宣言。次に目が覚めたのは、夜中の1時半だった。知らぬ間に2025年になっていた。
ここ数年は大晦日から元日を温泉宿で過ごすのが常となっていた。元旦に「初富士」を見るのが相方の希望であったからだ。今年は何故か1月3日から4日に鎌倉プリンスホテルで過ごすことになっていた。なんでも大晦日~元日は特別料金で洒落にならない金額になるとか。そこで3日から泊まることにしたらしい。そもそも大晦日の予約自体が難しかったとも言っていた。
「551(大阪で有名な豚饅)の支店が川崎ラゾーナ(巨大商業施設)に出店している」情報を得た事(※)と、俺の誕生日プレゼントに財布が欲しいという目的から、元日早々に川崎ラゾーナに出掛ける。
※俺が普段愛読しているblogのコメント欄で遣り取りをしていて情報を頂いた。coffeesofaさん感謝します。
川崎ラゾーナに行ってみると、東京豚饅は行列が出来ていた。相方は「並ばなきゃ買えない!」と強い意志の元に行列の最後尾に並び、無事に豚饅をゲットした。豚饅は翌日のランチになった。
さて、元日というか2025年最初の食事であるが、どうするか。川崎ラゾーナはフードコートが充実している。俺は麻辣担々麺にした。正月早々ラーメンである。フードコートは混雑していて、まずは席を確保するのが至難だった。相方と「世のお母さん方も元日からおさんどんをするのは嫌なんだろうねえ」と話し合う。
食事を終えて、財布の物色となる。気に入った物が見つかったので値札を相方に見せると「許容範囲」とOKを貰い、無事購入。革が車のステアリングやシートに使われているものと同様の材質を使用しているのだとか。なかなか気に入っている。まだ使い始めて数日しか経っていないけれども。この財布とも長い付き合いになるのだろう。
夜になり、相方に雑煮を作って貰い、食す。相方は東京生まれの東京育ちなので、雑煮は割とスタンダードなものだと思う。醤油ベースの汁に具材は、鶏肉、大根、人参、そして三つ葉を散らす。
2日は、近所の神社に初詣に行く。これは元々相方の計画にあった。二百段ある階段を登った先に神社があり、そこは高台となっているため、富士山が見えるのだとか。相方は富士山が大好きなので、この初詣に期待をしていた。
行ってみると、確かに階段は多く、急ではあったが、それほど難儀せずに神社に到着。無事に初詣を済ませる。この日は雲が多く、富士山は全く見えなかった。今年は富士山には恵まれない。
そのまま電車に乗って帰宅しても良かったのだが、距離的に歩いて30分程度で家まで帰れるのが判っていたので、正月早々散歩することにする。
途中で喉が渇き、ファミレスに入って休憩。ファミレスもかなりの混雑っぷり。ここでもまた「親戚とか集まってさー、お母さんもご飯作らされるの嫌だから、ファミレス行こうってなるんだろうねえ」相方と昨日と似たような会話を交わす。実際、俺達が休憩したファミレスは道路を挟んで回転寿司屋、蕎麦屋とあったのだが、いずれもかなりの混雑っぷりだった。世のお母さん方(お母さんとは限らないが)、日々のおさんどんご苦労様です。貴女の御主人に代わって、俺が謝辞を述べさせて頂きます ←何様だ、お前?
俺は、メニューで見た醤油ラーメンが気になり、ミニラーメンを食す。二日連続でラーメンを食べている。
その後散歩をしていると、綺麗な夕焼けと牡丹に遭遇。こういった何の変哲もないが、心が落ち着く景色に出逢えるのが、散歩の良いところだ。
特に今まで見たことのない道を歩くとそういった発見がある。新年早々の散歩は悪くない。
3日、4日は上記の通り、鎌倉プリンスホテルに滞在した。この二日間については、別途書きたいと思う。そして今は4日の夜23時過ぎである。現在、このblogを書いている。
明日はカラオケボックスに行ってSaxの個人練習をする予定だが、ちょっとなまけ癖がついているので怪しいかもしれない。出掛けずにギター練習かもしれない。
どちらにしても、この九連休、これといって俺の中でやり遂げたものはなかったな、という印象だ。なんとも締まらない年末年始となったが、よく考えれば毎年こんな感じだから、特に今年が酷いって訳じゃない。
いつも通りってことだ。そして、いつも通りってのが何事も大事。