Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

2021年最後の夜は江の島で過ごした

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去年(2021年)の正月、俺達は伊豆にいた。伊豆で正月を迎えたのだ。コロナの影響で海外旅行も諦めていた。だったらせめて、正月くらいはどこか普段と違う場所で過ごそう、そう相方が思ってもそれは我儘とは言えない。唯一誤算があるとしたら、相方が正月をホテルで過ごすことに味を占めたことか。だが、普段仕事を普通にこなしていて、日常の家事も彼女がほとんどやっているのだ。たまにホテルに宿泊して、おさんどんから解放されたいと思ったからと言って、それで罰は当たるまい。

2021年の大晦日、俺達は江の島にあるホテルに宿泊することにした。無論、予約は9月くらいには相方が済ませていた。こういった時、相方は素早い。何故江の島を選択したのかはよく判らない。ただ、理由の一つとして、電車移動で時間が短くて済むから選んだというのはあるかもしれない。うちから江の島までは1時間ちょっとで着く。

江の島に行く前に鎌倉で昼食にしようと計画した。相方が「ホテルは夜ごはんが早いから、昼は軽めに蕎麦がいいよね」と言う。年越し蕎麦だな。俺は蕎麦が好きだし、それは問題ない。鎌倉は元日は混むらしいので、見物するなら大晦日が良いとも。

うちから鎌倉までは電車で30分ちょっと。非常に近い。前に相方と鎌倉に来たのは約10年前だ。当時は東京に住んでいたから、鎌倉は「ちょっと出掛けてくるか」といった距離感じゃない。今は「ちょっと行ってみようか」と言って、出掛けられる場所になった。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106005412j:plain

鎌倉駅で降り、メインストリートを歩く。結構な混み具合である。この程度の人がいないとやはり「賑わい」とは呼べない。人が多すぎて歩くのに難儀するのも困りものだが、少なく過ぎて閑散としているのもやはり違う。それなりの人混みがないとね。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106005432j:plain

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時間が11時半を過ぎていたので、早速蕎麦屋に行く。「お目当てがあるの?」と訊くと「調べておいた」と相方は鼻を鳴らす。たかだか蕎麦屋を選定したくらいで、天下取ったような顔してんじゃねーよ。
なんだか古民家みたいな造りの佇まい。雰囲気は良い。これで不味かろう筈がない。ただ、かなりの行列が出来ていた。俺達の前に既に10組くらい並んでいる。この日はかなり寒かった。札幌で活躍したダウンコートを着て、ジーンズの下はヒートテック。ブーツは札幌で愛用していた防滑、防寒ブーツ。それでも寒かった。雪もちらついていたし。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106005510j:plain

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俺が「駅前にも蕎麦屋あったろ。俺、そっちでもいいんだけどな」と言うと、相方は「駄目!ここで食べる」と我儘を言う。世の中で我儘を言ってよい女は仲間由紀恵だけだぞ、判ってんのか、お前。

結局1時間ちょっと待たされてやっと入店。蕎麦の美味しさを味わうのなら、当然「ざる」系で行くべきだ。だが、あまりにも外で待たされて身体が冷え切っていた。そこで、冷やしたぬき蕎麦とかけそばを注文。相方も冷やしたぬき。かけは2人で分けて食べた。一杯のかけそばだな(古い)。蕎麦は美味しくて、俺達は非常に満足した。またこの店はわらび餅も売っている。相方は友人への土産にそれを買っていた。

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食事も終わったので、後は適当に鎌倉を散策。食後のコーヒーが欲しくなったので、コメダ珈琲に寄る。ここはサンドイッチ等が有名らしいので、ぜひ食べてみたかったのだが、それをすると晩御飯が入らなくなる。

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「晩御飯の前に、江の島のイルミネーション見ようよ」相方が言う。江の島にあるサムエル・コッキング苑でイルミネーション・ショーをやっているのは知っていた。それを見てから晩御飯にしようと。

鎌倉からは江ノ電に乗る。今回は江ノ電に乗るのも予定の一つだった。江ノ電に乗るのも10年振りか。このレトロな感じの電車がものすごく風情があるというか、昭和を感じさせるんだよなあ。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106005743j:plain

江の島駅で下車して、ここから徒歩で江の島まで。この通りを歩いているだけでも楽しい。アメリカンな感じのショップと老舗の羊羹屋が同じ通りにあるというのも、なかなか異世界な雰囲気だ。嫌いじゃない。

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海岸で、犬と戯れている人がいる。この近所に住んで犬を飼っているとこういった生活が送れるのか。俺達には無縁な世界だ。羨ましいとも思うが、人の生活を羨んでいても仕方がない。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106005921j:plain

俺達の泊まるえびすやが見えた。江の島はいつ来ても、だいたい感想は同じなんだよな。「おー、江の島だねー」って感じで。他に感想ないのかよ?
江の島のメインストリートも混んでいる。この島に宿泊する人なんてあまりいないだろうから、殆どが日帰り客だろう。或いは年越しまでまってお参りするのかな。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106005950j:plain

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下が俺達の泊まるえびす屋。近代的なホテルといった感じでもなければ、老舗旅館という雰囲気でもない。でも、江の島にある数少ないホテルである。贅沢を言ったらキリがない。部屋は角部屋でテラスもあるので解放感はある。海も見えて景色は悪くない。仲居さんに「テラスから初日の出は見えるか?」と尋ねると「うーん…」との答え。そうか、見れないのか。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106010101j:plain

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荷物を部屋において、江の島を散策。イルミネーションは17時から。時間はまだ16時ちょっとすぎ。ブラブラ散歩だ。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106010312j:plain

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陽が落ちかけてきて、良い感じの夕日が。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106010238j:plain

サムエル・コッキング苑に入場料200円を払って入る。17時になってライトアップされ、イルミネーションが点灯される。なかなか良い景色だ。200円でこのライトアップが鑑賞出来るのなら悪くない。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106010515j:plain

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イルミネーションを堪能して、ホテルに帰る。夕食は18時半からである。食事は部屋食だ。部屋で食事だと好き勝手にのんびり出来るので良い。
相方が「一杯だけなら飲んでも良いよ」と言ってくれたので、日本酒を注文。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106010854j:plain

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そして食事が済んでから「年越し蕎麦」のサービスが。サービスだから贅沢を言ってはいけないのだが、昼の蕎麦と比べると雲泥の差で(当たり前だが)、相方が「お昼の蕎麦との差が…」と渋い顔をしていた。
正直、このホテルの料理はあまり大したことなかった。それでも、大晦日に料理を作らなくて済むというのが、相方にとって一番大きいのだと俺は思う。f:id:somewereborntosingtheblues:20220106010940j:plain

大浴場の風呂に入って、だらだらとテレビを見ていたら、2人とも眠くなって23時半くらいに寝てしまった。もうこの歳になると、無理して年越しまで起きて居ようという気力がない。

こうやって、のんべんだらりと過ごして、2021年最後の夜が終わった。というか、元日に行くまでにだらだら書き過ぎた。後半へ続く。