Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京暮らしを再開。生々流転の日々です。

メキシコ旅行7 2018/11/04 旅行6日目 蚤の市@メキシコシティ

旅行六日目。日曜日
今日は日曜なので、ソカロ広場で人が賑わう「死者の祭り」もさらに盛り上がる事だろう。そして、俺達は変わらず予定も立てずにのんびりと朝食を済ませる。
テオティワカン(ピラミッド)もソチミルコ(湖のボート下り)も、日曜日は混むから避けようと決めていた。となると、今日も特にやる事はない。それにしても、ここまで徹底して何もやらない旅行は初めてだ!

「今まで行っていない、ソカロ広場の向う側へ行ってみようか」俺と相方はそう決める。勿論、これも具体的に何かアテがある訳じゃない。単に行った事がないから、行ってみようか、その程度だ。緩い旅行である。
まずはソカロ広場まで。毎日毎日飽きもせず(飽きていたかもしれない)、ソカロ広場へ行き、そこからメトロ(地下鉄)に乗るのが俺達の日課だ。
だが、今日はメトロには乗らず、この近辺を歩き回るのだ。そういえば、ソカロ広場横の大聖堂の中にはまだ入っていなかった。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000340j:plain

ということで、メキシコシティに来てから毎日見ていたこの大聖堂の中に初めて入る。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000358j:plain

要するに教会だからな。特に珍しい景色が見られるのを期待はしていなかった。また、去年、教会としては最高峰の「サグラダファミリア」を見てしまっている。あれを超えるものなぞ、この世の中には存在しない(少なくとも俺が知る限り)。だから、大聖堂の中に入っても、「ふーん、こんなもんか」程度の感想しか出てこなかった。仕方ないよな、こればっかりは。比較する相手が悪すぎる。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000425j:plain

この大聖堂だけを見れば、決して悪いもんじゃない。それは頭では判っている。仲間由紀恵さんとデートした後に、他の女性とデートしたって、全然心がときめかなくても、それは非難される事じゃないだろう。そういうことだ(どんな喩えだ?)。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000624j:plain

人だかりが見えるので行ってみる。相変わらず、なんかよく判らないものを売っているような雰囲気。なんだろう。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000647j:plain

インディアンみたいな恰好をした人達が、お香を焚いて、謎の葉っぱで人の胸や肩や頭を叩いている。相方と「なんだろね。厄除けのおまじないかなぁ」と。至るところで、葉っぱに叩かれている人達がいた(勿論、インディアンが勝手にやっているんじゃない。叩かれる人がお願いしてやっているのだ。宗教的行為かもしれない)。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000714j:plain

葉っぱのおまじない行為をやり過ごして、進む。今まで外からしか見ていない国立宮殿が無料で入れるっぽいので行ってみる。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000741j:plain

入ってすぐに無料の理由が判った。正直金が取れるだけの場所じゃないのは明らか。これで金取ったら、怒るで、しかし! てなもんである。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000808j:plain

ここで、白人女性二人組に「写真撮って!」とお願いされる。俺は結構キツメの顔立ちだから、人から親しみを無条件で感じて貰えるタイプじゃない。にもかからず、国内外問わず、結構観光客に写真をお願いされる。なんでだろう。
「どこから来たの?」「日本だよ」「東京?」「違う。ずっと北の『札幌』だ。東京は20年以上住んでたけど」と遣り取りをする。残念ながら、彼女達は札幌を知らなかった。やはり、日本と言えば、東京か。
ここでは、何故か「エジプト展」をやっていた。相方が「メキシコとエジプトに交流があったなんて聞いた事ないなあ。エジプトからなんか影響受けたのかなぁ」と首を傾げる。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000850j:plain

今回見た塑像の中で、一番おっ!と思ったもの。なかなか恰好良い。こんなのを家の中に飾ったら、洒落てる…いや、邪魔なだけだな。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000916j:plain

出口付近には、小さな骸骨人形が飾ってある。正直、作りがそれほど精巧とも言えない。もしかすると、小学生とか中学生が作ったものかもしれない。そうだとしたら、それはそれでなかなか素敵な事だ。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128000943j:plain

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001004j:plain

そして、さらに街を歩く。この先は完全にダウンタウン。下町だ。地元の人達が暮らす場所。観光的名所は何もないし、観光客が来るような場所じゃない。色々な店(洋服を扱っている店が多い)が立ち並んでいる。露天も多い。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001041j:plain

まだ、11月だと言うのに、もうクリスマスモードになっている店もある。これから二ヶ月はクリスマスシーズンという事か。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001103j:plain

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001126j:plain

街の至るところに「WC」のマークが見える。日本で言うところの「公衆トイレ」。日本との違いは「有料である」という事。だいたい5ペソ(30円)が相場だ。今回の旅行では公衆トイレは一回しか使わずに済んだ。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001158j:plain

露天でもやはり服を売っているのだけれども、物凄く不思議なのがジーンズやパンツを扱っているという事だ。試着とかって概念はないのだろうか、サイズどうやって確認するんだろう?

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001227j:plain

そして、俺達が絶対に手を出せない飲み物の屋台。こんなとこの飲み物を口にしたら、翌日腹痛で動けなくなる事は間違いない。色が怖すぎるんだが、中身はなんだろう?

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001254j:plain

俺達に明確な目的地などない。だから、流れに任せて興味のおもむくままに、適当に歩くだけ。つまり散歩だ。それが楽しいのだ。俺も相方も、こういった地元の人達の暮らしが垣間見える景色が好きなのである。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001337j:plain

外壁とかにも、アートなペイントがしてあったりして、それもいかにもメキシコっぽい。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001400j:plain

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001420j:plain

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001440j:plain

さらに歩くと、食事の出来そうな屋台を発見。非常に興味深いし、どんな物が喰えるのか確認してみたかった(つまり、注文してみたかった)。だが、そんな事をすれば先程の飲み物の屋台での仮定と同じだ。翌日動けなくなるのは必至。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001616j:plain

でも、こういったのって、縁日とかで俺達が屋台の焼きそば喰ったり、たこ焼き喰ったりするのと同じなんだよな。屋台ってのは、世界共通の食文化なんだなあ。
さらに進むと、今度は胡椒や生姜を売っている店も。いかにも下町って感じだ。日本だと、商店街の豆腐屋さんとか八百屋さんみたいなものか。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001703j:plain

とにかく、適当に歩き回っているのだけれども、どこも賑わっている。今日が日曜日だからだろうか。平日だったら、もっと閑散としていたのかな。そう考えると、平日にも歩き回れば良かったなぁと、ちょっと後悔する。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001733j:plain

延々と、多分三時間くらい歩き回っていたんじゃないだろうか。やっとソカロ広場の前に戻って来た。さすがに歩き疲れたのか、相方は「眠くなった。ホテルで休憩したーい」と言い出した。

f:id:somewereborntosingtheblues:20181128001801j:plain

そこで、ホテルに戻る。ソカロ広場からホテルまでは徒歩五分だ。相方は昼寝をしたいと言う。いつもなら、俺も昼寝をするところなのだが、何故かこの日は元気でまだ歩き回れる余力があった。
それに、別のエリアに楽器店が集中しているのを初日に見ていたので、じっくり楽器店巡りをしたかったのだ(相方と一緒だと、ゆっくり楽器店巡りが出来ないからね)。

昼寝する相方をホテルの部屋に残して、俺は楽器店巡りに出掛けた(次回のエントリに続く)。