Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

心臓に良くない

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(この写真は俺の実家の群馬県前橋市前橋駅前の様子)

今日は夕方からサックスのレッスンがあった。
発表会で演奏予定の「Walts For Debby」がレッスンのメインだ。曲全体はほぼ出来ているのだけれども、細かい部分がまだ怪しいので、その確認の為だ。
怪しいというか、間違ったまま覚えてしまったフレーズがいくつもあるんだよね。ジャズだから、別に正解はない。譜面通りに吹かなくちゃいけないという代物でもない(クラシックではないのだから)。
自分で覚えたフレーズを正解としてしまえばいいだけの話。
それはサックスの先生にも前から言っていた。「別にきっちり譜面通りに吹くつもりはありません」と。が、先生もさすがで交換条件を出してきた。
「じゃあ、今吹いているフレーズと譜面のフレーズを聴き比べて、どちらが良いか選びませんか? 今吹いているほうが恰好良いと感じるなら、そのまま吹いて貰えばいいですし」

うーむ。そう来たか。やるなあ。俺が吹いた(譜面と微妙に音数やリズムの違う)フレーズを、今度は先生が譜面通りに吹く。

あら?
譜面通りのほうが恰好良いじゃないですか。そんな箇所が3~4つあった。なんでかな? 答えはすぐに判った。俺の場合はアドリブ的要素を加えようと思って、譜面を崩している訳じゃないからなあ。単に早いフレーズとかで指が廻らないから音を間引いたり、吹きやすいリズムに替えてるだけだからだ。

素直に白旗。ここは譜面通りにやろう。無論、ジャズだから譜面にこだわるのなんて、ジャズじゃないぜ!と息巻く事も可能だ。だが、そんなどうでもいい見栄よりも恰好良いフレーズを吹くほうが大事だ。

その時、ポケットのスマホが振動した。取り出すと、なんと群馬の実家から着信あり。俺は慌ててレッスンルームを出て、廊下で通話ボタンを押す。
俺と同じように歳を喰った人なら理解出来るだろう、実家からの電話なんて良い知らせの筈がない事を。無論、俺も最悪の事態を想定した。
「もしもし」
「あ、お母さんだけど」
という事は、やはり不測の事態が起きたのは、オヤジのほうか…。今からチケット取ったとして、群馬に向かえるのはいつになるだろう、この瞬間に俺はそんな事を考えた。
「あのね、明日になるから」
母親が言う。うちの親は明らかに頭が悪い。まだ若かった頃から、母親は正直頭の回転が遅かった。親の悪口をBlogに書くもんじゃない、という意見もあるだろう。
だが、この状況でいきなり「明日になったから」と言われれば誰でもそう思うだろう。一瞬思ったのが、「死んだんじゃなくて、オヤジの手術は明日なのかな?」という事だ。他に解釈の仕様がない。

「アンタが家にいる土日にしようと思ったんだけど、間に合わなくてさ。野菜送ったけど、届くの明日だから」
力が抜けた。
最初に主語を言え。まず「野菜送ったよ」という言葉を一番最初に言えよ。
お袋にさんざん文句を言った。当然だ。文句を言う権利が俺にはある、この場合は。
うちの両親に共通しているのだけれども、話の要点を最初に言わない。延々と脇道の話やどうでもいいおまけを最初に言う。だからこっちが焦れて「話はなんだよ?」と文句を言って、やっと主題が始まるのだ。
これ、うちの親だけだと思うんだけど、他の年寄(今の70代)もそうですか?

まあ、オヤジに何事もなくて安心した。うちの父親はもう78歳だ。そして命に係る大きな病気を抱えている。いつお迎えが来てもおかしくない。
(去年の夏に群馬まで見舞に行ったくらいなのである)
だから、こういった状況で実家から電話がくれば、想定する事態は一つしか浮かばないのも道理なのであった。

さらに始末が悪い事に、俺の両親はスマホも携帯電話も持っていない。だから、どうでもいい用件でも電話になる。「野菜送った」なんて用件はメールで充分だ。だが、物理的に不可能。必然的に電話になる。

レッスンに戻り、先生に実家の群馬から電話があったと告げると先生の顔が曇った。先生は去年、身内の方を亡くしている。俺の言わんとする事が判ったのだろう。
俺は顛末を話した。先生の顔に安堵が浮かんだ。そりゃそうである。

「いやあ、何もなくて良かったですよー」先生が笑顔で言う。
「うちの親みたいに、携帯もスマホも持ってないとホント困るんですよね、こういう時。これから年寄になる人はメールもスマホも扱えるから良いけど、うちの親みたいな場合だとどうしようもないからなあ」
「でも、しょうがないですよねー」やはり先生は笑う。
「あ、あれですね。こういったメール使えない年寄用に新しいサービス出来ないですかね。電話もAIとかで制御して、用件全部話した後にAIが『それは緊急ですか、それとも急がない用件ですか?』とか訊いてくれるの。で、年寄が『別に急ぎじゃない』とか言うと、自動でメールして相手に送ってくれるの」
「それ、便利そうでいいですねー」
このサービス良さそうだな。どこか実現してくれないかな。

この歳になると、親にいつ迎えが来てもおかしくない。そもそも俺だっていつくたばるか判らない有様なんだから。だから、実家からの電話なんてないほうがいいに決まっている。
便りの無いのは良い便り、か。昔の人は良い事言うよ、本当。

サックスを吹いて、友達を作ろう

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今、俺はサックス教室とピアノ教室に通っている。どちらも同じX楽器の運営する教室だ。東京にいた時も、このX楽器の葛西支店(東京江戸川区)のサックス教室に通っていた。
札幌に引っ越す事が決まった時に、「札幌でサックスどうしよーかなー(どこで習おうかなという意味)」と思っていたが、やはりX楽器で習う事になってしまった。

サックスに関しては「サックスを吹く機会を意図的に作らないと、吹かなくなってしまう」という懸念があった。賃貸マンション暮らしだと、どうしても家での練習は出来ない。カラオケボックスに行って自主練習するという手もあるが、いかんせん雪の札幌で、自主練習の為にカラオケボックスまで出掛けるのは億劫だ。
となると、やはりレッスンを習うという強制的な部分があったほうが、サックスを吹く機会も自然と増える。

また、札幌に来る事が決まった時から、ピアノを習おうと思っていたから、X楽器は都合が良かった。X楽器の札幌支店は、ピアノ教室とサックス教室の両方があったからだ。ピアノはA教室、サックスはB教室なんてのは煩雑過ぎるし、両方同じところのほうが、何かと都合が良い。
また、X楽器が職場から徒歩5分のところに存在していたのも選択した大きな理由。社会人の場合、やはり仕事の後とか合間にレッスンを受けるから、職場に近い方が断然便利。

ま、あとサックス、ピアノを習うというのは当然楽器習得(ピアノは初めてやるから習得、サックスは東京でもやっていたから継続だね)が主目的だけれども、それと同じくらい大事な目的として、知人友人を教室を通して作るというのがあった。
何しろ俺は札幌には友人知人の類が一人もいないからね。

ピアノ教室に通い始めたのが2017年の1月(おっと、びっくり。もうピアノを習い始めて一年だよ)だが、札幌に越してきてから、最初の3ヶ月くらい、仕事以外でじっくり話した女性なんて、ピアノのA先生くらい。
別に若い女性とお喋りしたい、という事じゃない(ピアノの先生は大抵若い女性だから)。だが、仕事のことが一切絡まない人間とゆっくり話が出来る機会が欲しかったというのは事実だった。
札幌の最初の4ヶ月は、相方もいなくて独り暮らしだったから、「友人もいない孤独な中年男性」なんて「侘しさ」以外に何も浮かんでこないよ。全く笑いごとじゃすまされない。

また、ピアノ、サックス教室以外に、バンドでドラムを叩く事によって、バンドの仲間を作る事が出来た。知り合いを作るという一つの目的は達成されたと言ってもいいかな。

X楽器では来月に札幌の結構でかいホールを借り切って、複数店舗合同での発表会があるのだ。これは東京時代にもあって、サックスで何度も参加した事がある。ただ、東京の場合は複数店舗合同じゃなくて、一店舗のみでの主催だけど。これはきっと費用とかの問題が絡んでくるのだろう。

そして、先週の日曜日、その発表会に先駆けて、プレ発表会が実施された。これは来月の本番に向けてのリハーサルみたいなもんらしい。先生に言わせると、本番前に人前で吹く事によって、プレッシャーに慣れる機会を作る為なんだとか。
俺はサックスはソロとアンサンブルの両方で出る予定なので、日曜に二曲程吹いてきた。

参加者が30組程いて、結構な人数だ。俺の出番はソロ→アンサンブルの順。ところが、どうも控室でチューニング確認をした時から、サックスの鳴りがおかしかった。
いざ自分の出番が来て、ピアノとチューニングを合わせようとしても、上手くいかない。明らかに異変が起きているのは判るが、その理由が判らない。
サックスの先生が横で確認してくれる。先生が俺のサックスを見ながら「なんか、ここおかしいですね」と。どうやらサックスの本体の一部が故障していたらしい。
「こりゃ、今日は俺はパスかな」と思っていると、先生が「私のサックス使って吹いて下さい」と言う。そうくるかと思ったが、自分のサックスがイカれている以上、それしか手はない。

急遽、先生のセルマー(サックスのブランドとしては最高峰)を借りて吹く事に。サックスは個体差が激しいから、人の楽器だとどう鳴るか想像がつかない(ましてや一度も使った事ないし)。
が、まあしょうがない。逆に失敗したら「初めて使った楽器なんで、どうも勝手が判らず失敗した」と言い訳出来るな、と思いながら吹いた。演奏したのは「Walts For Debby」ビル・エバンスのジャズの定番曲だ。
さすがにサックスの先生が使っている最高峰の楽器だから音の鳴りは良かった。残念ながら、それを吹きこなせる俺の腕がないのが残念だったが。

アンサンブルの出番が来る前に、店のほうで俺のサックスは治して貰った。あんまり大した故障ではなかったようだ。アンサンブルは無事に終わった。
その後の打ち上げで、一緒にアンサンブルをやったHさんと話をすると(それまではアンサンブル練習の時にちょっと話をする程度だったからね)、同い年である事が判明した。
また、彼は札幌で飲み屋をやっていて、店でライブをたまにやるのだけれども、今度出てみない?と誘われた。これも嬉しい誤算。
また、少しではあるけれども、他のサックスの会員さん達と話をする事も出来た。あんまり慌てても仕方ない。
とりあえず、サックス教室で知り合いを作るという一歩は踏み出せた。

来月が本番だけれども、むしろ本番前で俺は大事な目的を図らずも果たしてしまった形だ。


二週間後は、今度はピアノのプレ発表会がある。サックスと違って、ピアノはアンサンブルとかある訳じゃないから、ピアノ教室の人と気楽に話が出来る状態になるか心許ない。が、そこらへんはちょっと頑張って自分から声を掛けてみないとね。
(イメージの問題なんだけど、なんとなくサックスよりもピアノをやる人のほうが大人しい気がする)


下の動画はもう何年も前に、東京にいた頃に演奏したもの。日曜のプレ発表会は別に動画とか撮ってないから、その代替という事で。

www.youtube.com

セッション場に遭遇したのだ

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話は去年の10月まで遡る。
丁度、スペイン旅行に出掛ける2週間くらい前だった。旅行前だから、贅沢に金を使う余裕はない。そんな時、俺と相方が週末にやる事と言えば「散歩」だ。まだ10月ならいくらなんでも札幌でも雪は降っていない。
適当に家の近所を歩いていると、いつも相方と買い物に来る「生協コープ」というスーパーの前を通り過ぎた。ここに来る時は食事の材料を買いに来る為、いつも車だ。徒歩で来た事はない。
スーパーのすぐ横に黒い外壁の建物があった。看板も出ていない。道路に面して大きな窓ガラスが嵌っている。窓ガラスはスモークになっていて、中を窺う事は出来ない。カフェにも見えないし、一般の民家でもない。俺と相方で「なんだろね、ここ」と窓ガラスを覗くと、中からチラシが窓ガラスに貼ってあるのに気付いた。
【セッション教室】【ジャズピアノ教室】などの文字が見えた。
「ここ、音楽教室なんだな」「こんなとこにあったんだねー」普段この道は車で通るところだ。散歩(徒歩)で来なかったら、絶対に気づかなかったろう。

と、扉が開いて中から眼鏡を掛けた女性が出て来た。
「こんにちはー」「ここ、音楽教室なんですか?」みたいなやり取りをしたと思う。さすがに詳細は忘れたけど。
その女性(多分、主催者というか社長とかそういった立場の人なんだろう)と話をすると色々教えて貰った。
ここでは、ジャズのセッション初心者を相手にして、セッション教室を開いている。ライブも開催しているのだけれども、そのライブは二部構成となっていて、一部がプロのミュージシャンの演奏、二部がそのプロと一緒にジャムセッションをやる形になっている等。
東京だとこういったジャズのセッションを出来る場所はいくらでもあるけど、札幌だと数は少ないんだろうなあとは思っていた。それがまさか自分の住んでいる場所から徒歩圏内で遭遇出来るとは。
主催者の女性から、次回のセッションの案内のチラシを貰う。
「興味があるようだったら、そこに連絡先書いてあるんで、連絡下さい」と彼女に言われる。

丁度次回のセッション教室の日程が、スペイン旅行の二週間後くらいだった。主催者の女性に連絡を取り、11月のセッション教室に参加した。ここは初心者相手のセッション教室であり、一回のレッスンでも参加人数は少数でやっているのだとか。
今回参加したのは、テナーサックスの俺と、ギターのAさんの二人のみ。そして講師のBさん。少数でこじんまりやるので、気楽にやれるのが良い。また少人数だと講師の先生がこちらに気を配ってくれるのも判るから、これも良い。大人数が参加するセッションとかだと、どうしても、一人当たりに対しての配分とかが減るからね。

そして翌々日はライブ。講師のBさんがリーダーのライブ。二部では俺もセッションに参加させて貰った。
セッション教室、ライブともに月一回ペース。サックスやピアノの教室に通い、バンドでドラムを叩いている俺には丁度良いペースだ。
これ以上、いろいろ詰め込んでも自分自身で消化出来なくなってしまうからね。

犬が歩くとぶつかるのは棒だ。俺は歩いたお蔭でセッションに遭遇した。これもきっと何かの縁だろう。だとしたら、その縁を大事にしてみることにも、きっと何かの意味があるはずだ。
いや、意味なんかなくてもいいのだ。気軽に参加出来るセッション場を見つけたのだから、それだけで上出来なのだ。

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年末年始@札幌

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去年の年末年始(2016~2017)は東京で過ごした。まだ相方が東京に住んでいたからだ。もしかすると、それが東京で過ごす最後の大晦日だったのかもしれない。
そして今年の年末年始は当然の如く札幌で過ごした。もう東京に行く必然性もないし、金もない。時間と金に余裕さえあれば、東京の友人たちと過ごしたいところだが、そうもいかぬ。

と言ったところで、東京と札幌の大晦日や元日に大きな差がある訳でもない。違いは雪と寒さくらいなものだ。室内にいる限りにおいては大して変わらない。
29日に仕事納めをして、30日、大晦日と特筆すべき事もなく2017年が終わった。一つだけあるとしたら、大晦日の夜に、相方の許しが出たので、ビールを2本飲んだ事くらいか。
相方から「ねえ、久しぶりのビールどうだった?」と訊かれたので素直に「滅茶苦茶美味い!」とは答えた。飲んだのはプレミアム・モルツ。実に3カ月振りのアルコール。いやあ、美味かった。しかし驚いたのが2本飲んだだけで、酔っ払った事だ。アルコールって、暫く飲まないと身体が対応出来ないんだな。
そして、確かに炭酸水とは比べ物にならないくらいビールは美味いが、飲まなくてもやっていけるなと実感したのも驚きの一つだった。

元日は相方の作ってくれた雑煮を食べた後は、北海道神宮へ初詣。せっかく、北海道神宮まで電車で10分程度のところに住んでいるのだ。行かない手はない。というか、相方が「家でテレビは詰まらないー」とぶーたれたせいだ。相方は仕事納めが俺よりも早かったから、家でじっとしているのにも飽きたのだろう。俺は家にずっといるのは全然苦痛じゃないんだけどね。
地下鉄を降りると初詣客が多数。

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が、東京での明治神宮浅草寺にお参りする人に比べたら微々たるものだ。もう何年も前に相方と浅草寺に初詣に行ったけど、あまりに混んでいたから、年が明ける前にお参り済ませたからね(年明けてからの初詣の行列が凄すぎて並ぶ気になれなかったのだ)。
神宮までの道で氷柱を見つけた相方が「あんな凄い氷柱、人生で初めて見たー」と喜んでいた。

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北海道神宮の表参道までは、道がアイスバーン化して歩くのが怖かったが(そのせいで微妙に混んでいた)、表参道に入ると、普通に歩けるし、それ程混んでもいない。というか、何度も書いたけど東京は人が多すぎるんだよな。

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さすがに本堂前辺りは混んでいたけれどもね。俺も相方も無宗教論者なので特にお賽銭をして何か新年の祈願をする訳でもなく、神宮を後にする。
相方曰く「こんなに沢山の人の願いを神様が聴いてくれる訳ないよ!」だとか。あと、「雰囲気味わいに来ただけだから、お祈りは不要」とも。

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寒かったので、屋台の甘酒を飲みたかったのだが、生理現象が発生した関係で甘酒は断念。屋台が多く出ていて、熱燗を呑んでいる人達がいて、やはりそれは羨ましかったけれども。

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そのまま札幌駅ビルまで出掛けて、元日早々にケーキを購入して帰宅。なんか酒を止めてからケーキばかり喰っている気がする(相方がケーキ大好きだから、必然的にそうなってしまう、というのもあるのだけれど)。

二日は家でダラダラ過ごして終わった。昼ごはんがパスタで、夜はあまり空腹を感じなかったので、お菓子を食べて誤魔化した。いつもの週末と大して変わらない。年々、年末年始における「ハレ」の感覚が薄れて行っているのを感じる。

三日の昼頃に相方が「そろそろ普通のご飯が食べたいなー」と言うので、家から一番近くにあるイオンに出掛ける事にした。イオンには「大戸屋」という定食屋さん(これは東京にもあるチェーン店だ)が入っているのだ。行ってみると、なんと駐車場が既に入場規制中となっていた。
相方と衝撃を受けて、イオンを後にする。「イオンの駐車場が満杯なんて人生で初めて経験したー」と相方と二人で驚きあう。北海道は冬は動きが取れないから、イオンが遊び場になると札幌のジモティに教えて貰ったが、本当なんだなぁと実感する。
というか、そもそも東京には遊び場も食事処も何から何まであり過ぎるんだよね。
俺も相方も、どうしても札幌と東京を比較して「札幌は(食事するところや遊ぶところが)何もないよねー」と思ってしまうが、これは比較対象がおかしいのだ。
身長175センチの人と190センチの人を比べて、「175センチの人って背が低いよねー」と言っているのと変わらない。

俺は札幌に来てから、久方ぶりに故郷の群馬を思い出して、「そーいや群馬も何もなかったもんなぁ」という感覚を取り戻した気がしている。けれども、半年ちょっと前まで東京で何から何まで揃っていた環境にいた相方からすれば、札幌が色々な面で物足りないのは致し方のないところ。
昼食は結局、松屋の牛丼となりました(笑)

食事を終えて、「そうだ、スキーウエアでも観に行こうか」となって、市内のスポーツショップへ出掛けた。俺は去年の11月末に怪我した左足の足首がまだ治っておらず、いつスキーに行けるのかは判らない。が、相方は「スキー行きたいなー、まずはウエア買わないと」とずっと言っていたのだ。
俺なんか、去年二回会社の人とスキー行った時なんか、ライトダウン+厚手のパーカーとジーンズだぞ。それで全然大丈夫だった(雪質が良かったせいか、ジーンズがびしょびしょになるという事もなかった)。相方は形から入る人間なので、俺みたいな舐めた恰好ではスキーに行きたくないのだとか。勝手にしなさい。
ちなみに相方は札幌で出来た知人でスキーに連れて行ってくれそうな人を物色する気なのだとか。そうしてくれたほうが、俺も有難い(正直、俺は自ら好んでスキーには行きたくない)。

人生で初めてスキーウエア売り場をぶらついたんだけど、高いのね。正規の値段だとウエアが3万くらい、パンツも2万とか普通にする(バーゲン品とかだと1万切ったりするので、ホント値段の相場が判らない)。
相方は6千円のウエアに1万3千円のパンツ、4千円のグローブをカードで購入していた。スキーする人には常識かもしれないのだけれど、ウエアとパンツの模様や色が全然違うのがセットで売っていたり、組み合わせたりしているのも俺には意味不明だった。

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休みなんてあっという間に過ぎて、今日からいつも通りに仕事が始まったんだけど、年末年始なんて毎年そんなもんだよな。
去年も今年もやる事なんて変わらない。そして来年もきっとそうだ。
人生なんて、そうやって淡々と過ぎていくだけなのだ、結局のところ。

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ホワイト・クリスマスなんか要らない

札幌に来て、二回目のクリスマスを迎えた。と言っても、俺はクリスチャンじゃないし、若者でもないのであまり関係がない。
去年の札幌に来て初めてのクリスマスは何をやっていたのか思い出そうとしたが、さっぱり思い出せない。まだ札幌へ来て一ヶ月で、仕事にも慣れておらず、特に何もしなかったのだろうと想像はつく。
去年は、相方もまだ東京にいたしな。きっと俺は一人で鍋を作って酒を呑んで普通に過ごしていたのだろう。

今年の札幌のクリスマスは、いわゆるホワイト・クリスマスだった。だが、そんなもの、ここ札幌(北海道)に住む人間にとっては少しも有難くない。

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まだ若かった頃、「ホワイト・クリスマスって雰囲気あって良さげだなぁ」とかぼんやり思っていたものだが、実際に体験してみると、全然そんな事はない。
そもそも、ホワイト・クリスマスを経験出来るような場所に暮らしている人間は、雪に見飽きているのだ。だから、クリスマスに雪が降ったところで、嬉しくもなければ感動したりもしない。
あまりにも当たり前の景色過ぎて、それを認識すらしなくなっているのだ。力士が丁髷を結っているのが当たり前のように、ロックスターがドラッグに溺れるのと同じくらい、日常の風景なのだ。

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だが、今年のクリスマスは相方が初めて札幌で経験するものだから、何かしてやろうと思い、プレゼントを買ってやる事にした(普段はクリスマスに贈り物をしたりはしない)。
どうせ年明けには相方の誕生日がやってくるので、贈り物はそっちがメイン。今回は普段あげないような物にしようと思い、スーパーファミコン・ミニという何種類かのゲームが出来る奴を買う事にする。
相方が若かった頃に嵌ったと言う、マリオカートゼルダの伝説がプレイ出来る代物だ。

日曜の昼に札幌駅前にあるビックカメラに行き、目当ての物をゲット。ビックカメラのレジは阿保みたいに行列が出来ていた。その殆どが、子供用の玩具を買うお父さん、お母さんの列だ。そりゃそうだね。
俺達がスーパーファミコン・ミニを買うと、レジの店員さんが「贈答用のラッピングはどうしますか?」と尋ねて来た。そうか、そりゃこういったゲーム機は子供が遊ぶもんだしな。無論、包装は断った(今どきの最新ゲーム機ならともかく、スーパーファミコンを買うのなんて、昔若かった頃に嵌った大人がメイン購買層だと思うけど、違うのだろうか?)。

その後はデパートの地下へ行き、クリスマスケーキを買う。相方は甘い物好きなのだ。俺も酒を断って以来、甘い物を喰うようになった。人間て食生活の習慣変わると、味覚も変わるもんなのね。
酒を継続的に呑んでいた頃は、甘いもんなんて見向きもしなかったのに。
ホールケーキは高い割に小さいので、ショートケーキを何種類か買う事にした。ケーキを6種類(俺が二つ、相方が四つだ)選んだ。全部で2,500円程度。酒を呑む事に比べたら断然安い。
そしてここも長蛇の列。札幌に来て以来、久しく忘れていた「人混みを掻き分ける」という作業に遭遇し、ああ俺はもう都会には暮らせないなあとしみじみ思う。
札幌は日本四番目の大都市の筈だが、東京に比べたら、断然人は少ない。いや、表現が間違っている。東京に人が多すぎるのだ。

無事にスーパーファミコンとケーキをゲットし、一旦家に帰る。帰宅した時は時間は4時近かった。そして当初の予定通り、前から行こうと決めていた回転寿司に行く。
札幌では、人気の回転寿司は昼時に行ってもまずすぐには席が確保出来ない。相当待たなくてはいけない。となると、一番かしこいのは食事時間をずらして行く事だ。
行って驚いたのが、相当数の客が待っていた事だ。札幌の人はクリスマスにはチキンを食べずに寿司を喰うのだなあ(これは俺が勝手にそう思っただけで、実際にチキンを食べている人も結構いる事だろう)。
しかし、どうせチキンを喰うくらいなら、ターキー(七面鳥)のほうが美味いと思うけど、ターキーを喰える店なんてそうそうないしなあ。
店では相方はイカを五皿ほど食べていた。烏賊喰い過ぎである。柚子塩やら真イカやら、やりイカなどイカだけでも種類が豊富なのだ。イカ好きな相方からすると、札幌の寿司屋は最高らしい。
「東京にいた頃はスシ○ーのイカを喜んで食べてたけど、札幌のを食べちゃうと、もうス○ローのは食べられない」とは相方の弁。
が、バンド仲間の先生(仮名。ベース担当)に言わせると「札幌の寿司なんか喰えたもんじゃない」という事らしいんだけど。上を見ればキリがなしである。
二人で回転寿司で(ここはネタによって値段が違う)、5,700円程度。酒を呑まずにこの値段だからな。酒呑んだらかなりいったろう。と思ったが、もし俺が酒を呑んだら、その分寿司を喰わないから、値段はあまり変わらないのかもしれない。

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帰宅して、昼に買ったケーキを食べ(相方は実際に「ケーキは別腹だよ!」と言って二つ食べた。俺も二つ喰ったけど)、その後は二人で呑気にマリオカートに興じた。

今更洒落たイタリアン・レストランで食事を摂るような歳でも間柄でもない。
普通でいいんだよ、普通で。
そして、普通に過ごせるというのが一番大切な事なんだと思う。

札幌の嫌いなところ

札幌で暮らし始めて一年が過ぎたので、ちょっと札幌(北海道)について書いてみる事にする。

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今日は「札幌の嫌いなところ」について書く。札幌(北海道)に関しては誉めるべき物や事はいくらでもある。が、今日はネガティヴな「嫌いな部分」だ。
俺が観光や旅行で数日立ち寄っただけなら、こんな事は当然書かない。が、俺もルーキーとは言え、札幌市民だ。札幌に文句を言う権利はある。

まず、札幌(北海道)の一番嫌いなところ。
これは想像がつくと思うけれども、当然ながら「雪の凄さと冬の寒さ」に尽きる。そして、実は寒さはそれ程でもない。氷点下なんて当たり前になり過ぎて、天気予報で「札幌の最高気温はマイナス三度」とか言われても驚かなくなってしまった。
それと、実は札幌ではそんなに寒さを実感する事がない。というのも、北国に在住経験のある方ならお判りになるだろうけど、室内は下手な東京の安マンションなんかよりも札幌のほうが暖かい。
窓も二重サッシになっているし。
当然、外を歩いていると滅茶苦茶寒いのだけれども、これは防寒すれば結構防げる。また東京(というか俺が暮らしていた江戸川区と言ったほうがいいのかな?)の冬と比べて、風があまり強くないので、もしかすると体感的には東京とそれほど変わらないのかもしれない。と書いていて、さすがにこれは嘘だなと反省。
当然の事ながら、札幌のほうが東京よりも断然寒い。ただ、寒さはそれほどのダメージを受けない、という事が言いたかった。

問題は雪だ。いや、雪そのものは大した問題じゃない。問題なのは降り積もった雪が凍って、歩道がスケートリンク並にカチカチになって滑るということ。
前に書いたけれども、その凍った道で足を取られて捻挫した。捻挫したのは11月の後半。捻挫してもうすぐ一ヶ月になるけど、まだ足の痛みはあるし、道を歩く時も引きずっている。これほど重症だとは思わなかった(医者には毎日行って治療を受けている)。
凍った道は、とにかく滑る。実際、毎日二、三回は足元をすくわれそうになる。怪我して以来、とにかく歩幅を小さくしているので、転んだ事はないけれど。
まだ怪我も治っていないうちに、また滑って別の怪我をするのだけは避けなくてはいけない。

さて、この雪と寒さは自然の脅威だから防ぎようがないし、仕方がない。ある意味、これが北国なのであるから。

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では次に嫌いなところ。
これは何といっても、ドライバーの交通マナーが最悪なところだ。俺は北海道でも札幌でしか暮らした事がないから、他の函館や釧路、旭川とかの事情は判らない。
あくまでも、札幌限定の話として読んで貰いたい。

雪が降る季節はスリップするから、さすがにみな慎重に運転をしている。が、その反動なのかは知る由もないが、春から秋にかけての車の運転のひどさは目に余る。
まず、車線変更するのに、ろくにウインカーを出さない奴が多い。冗談抜きで、車線変更時にまともにウインカーを出すのは二割から三割程度。お前ら、教習所で車線変える時はウインカー出せって習わなかったのかよ?

とにかく飛ばす。
東京のような狭くて曲がりくねった道と違い、札幌は直線で長く走れる道があるからなのかもしれないが、まあスピードを出すこと、出すこと。一般道で80キロオーバーなんて日常茶飯事だ。札幌ですらこのスピードなのだから、道内のもっと田舎の広い道に行ったら、みな相当飛ばすのだろうな。
富良野積丹半島とかの多少の遠出した時も、周りの車がガンガン走りまくるので、のろのろ運転が基本の俺は非常に疲れた。まあ、そういう場合は端に寄って先に行かせれば済む話なんだろうけれども。

とにかく待つ事が出来ない。例えば二車線道路で右側を走っていたとしよう。前の車が右折しようとすると、当然対向車の関係でなかなか曲がれない。次の車が直進しようとした場合、どうするか。札幌ドライバーはすぐに左側の車線に移って前へ行こうとするのだ。
東京ではこういった運転をする人間はまずいない。前の車の右折に掛かる時間なんて、精々が二分とかその程度だ。その時間が待てない。で、前述したように碌にウインカーも出さずに車線変更する。
相方が「こっちの人って自転車感覚で車運転するよね」とあきれたように言っていた。俺も同感だ。

信号が赤なのに走り出そうとする。先頭を走っていて赤信号で止まったとする。で、信号が青に変わったら走り出すのが交通ルールなのだが(ちなみに交通ルールでは青は「進め」ではない。「進んでも良い」である)、道民ドライバーは「あと少しで信号が青に変わるな」というタイミングで走り出す。
最初は何のつもりなのかと思った。が慣れると相当数の人がそうやってフライングしている事に気づいた。当然、俺はそんな事はしないけれども。

あと、歩行者への気配りが圧倒的に足りない。歩行者が道を渡っていると、大抵は減速して歩行者を渡らせるものだ。また、まだ渡り始めていなくても、車を停車して「どうぞ」となるのが東京でのコモンセンスだった。
が、札幌では違う。こちらでは「車が王様」だ。

はっきり言って、札幌市民の運転マナーは最悪である。
この感想は俺だけが抱いたものじゃない。俺よりも車の運転経験が圧倒的に多い相方も全く同様の感想を漏らしていた。という事は少なくとも、東京で車の運転をしていた人間からすると、札幌の車の運転は荒い、という事になる。

道が広くて、交通量や人が少ないからそうなったのだと思うが、札幌ドライバーは一週間程度、東京で暮らして車を運転してみたほうがいい。いかに自分が危ない運転をしているか気づく事だと思う。

ということで、俺が札幌に抱く不満は運転マナーが悪い、という事くらいだ。他には特に大きな不満はない。
あ、実は外タレ(外国のミュージシャン)が札幌には滅多に来てくれないという不満もあるけどね。
その話を相方にしたら「そういう時こそ、東京に行けばいいのよ」と言っていた。
そう簡単に行ければ苦労はないけど。

ま、車が絡まず、雪が降らない限りは大きな不満は今のとこないです。
そして、札幌で車と雪は生活からは切り離せませんけどね。

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ホームシックになったのだ


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どうやらホームシックになったらしい。

俺がじゃないよ。なったのは相方だ。
相方が札幌に来たのは今年の4月。春~夏~秋と体験したが冬は未体験。つまり、今相方は札幌の厳しい冬と雪を初めて知ろうとしている最中。
まだ雪が降る前は良かった。7月に車も購入した事で、北海道の色々な良い場所に遊びに行く事も出来た。ジンギスカンや寿司など美味い物を喰って、雄大な景色を堪能し、雪の季節の前の「素敵な北海道」を満喫している間は良かった。
また年に一度の俺達の大イベントである海外旅行でスペインを楽しんだのも非常に大きかった。

が、俺が去年経験したように札幌にも厳しい冬と雪の季節がやってきた。そうなると、週末と言えども簡単に出掛ける事が出来なくなってしまった。今までだったら、「車で何処か行こうよ!」となったのだが、雪道(氷道と評するほうが正解な気がする)で遠出をするのはほぼ不可能だ。
そうなると、せいぜい地下鉄で札幌駅近辺や大通り公園辺り(ここは札幌雪祭りをやるので有名な場所)を行くくらいしかなくなってしまう。
家でじっとしているのが大嫌いで、お出掛け大好きな相方からしたら、これはストレスが溜まる。俺みたいに家でだらだらとケーブルTVで映画を観たり、ピアノを弾いていればそれで満足出来るインドア派とは真逆なのだ。

そして、相方はここ札幌に来るまでずっと東京暮らし。東京で生まれ、東京で育った。相方は東京以外の場所で暮らした事がない。俺みたいに群馬の赤城山の麓で生まれ、高校卒業後は埼玉、山梨、サイパン、東京、オハイオ(アメリカ)、神奈川、そして札幌と移り住んだ人間とは違う(一応、俺が一ヶ月以上住んだ場所を列記してみた)。
俺は根無し草だから、何処で暮らそうが一緒だという感じだけれども、東京しか知らない相方からすれば札幌は異邦の地だ。
相方は俺と一緒になる前は練馬(東京の東のエリア)に住んでいたのだが、俺と一緒になるのに江戸川区(東京の西エリア。千葉が近い)に移ってきて、充分にカルチャーショックを受けていた。

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そして東京を離れて札幌に来るという事は、それまでの友人関係を全て放り出してくるという事になる。無論、離れたからと言って友情が消える訳でもあるまい。だが、やはり物理的な距離というのは友好関係を維持していくのを難しくする。
相方はずっと東京だったから、幼馴染、学生時代の友人、社会人になってからの友人等が結構多かった。だから、そういった人達との交流が札幌に来る事によって絶たれてしまった事も精神的にきっと辛いのだろう。
友人が多いとは言えない俺だって、東京時代の友人たちと簡単に交流出来ない今の状態は淋しいものがあるからなあ。

相方が「あーあ。こっちには友達がいないから、つまんないなー」と呟くのを聴いて、東京が恋しいのだろうと思った。こちらに来て、仲良くしてくれる友人が出来て、結構遊びに行っているようだが、やはり東京時代に比べると圧倒的にそういった機会が減っているのは否めない。

また、札幌に来て二週目に見つけたパートの仕事も、仕事が減った関係でパート仲間の人達がどんどん切られ、それも寂しい原因の一つなのだとか。
相方がパートをしているのは勿論金を稼ぐのが第一の目的だが、それと同等程度の狙いとして、札幌で友人知人を作るというのがあった。
今はなんでも社長の事務補佐みたいな感じで一人で作業をしているので、それもきっと詰まらない理由の一つなんだろう。

4月に東京に一週間くらい遊びに行きたいと相方が言う。相方は母一人娘一人なので、母親の様子を見に行きたいとも。勿論、俺はもろ手を挙げてOKと伝えた。交通費と多少の小遣いくらいは渡してやらなくてはいかんね。
相方が4月を待ち遠しく思っているのは明らかだ。きっと相方にとって良い時間が過ごせる事だろう。

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だが、4月はまだまだ先の話。そしてこれから札幌は本格的な冬がやってくる。12月も充分に雪と寒さが凄いが、年明け辺りからはもっとそれも凄くなる。
去年、俺は「今日は暖かいなぁ」と感じて温度計を見たら、マイナス2度だった事があった(冗談じゃなく、本当の話)。
冬が深くなれば、相方の東京恋しさはさらに強くなるだろう。となると、ここ札幌の地で相方が楽しめるような冬の何かを見つけてやらなくてはいけない。
手っ取り早いのはスキーと温泉…なのだが、今俺の左足が怪我の真っ最中なのだ(雪道で滑って怪我したのだ。全治一ヶ月程度)。治療院の先生からも「お風呂はなるべく左足入れないでね」と言われている。つまり、俺の健康状態が全くスキーにも温泉にも適していない(全く弱ったもんだぜ)。

取りあえず、早く足を治して相方をスキーにでも連れて行ってやらなくては。
人間、健康じゃないと何にも出来ないのだな、当たり前の話だけれど。