Some Were Born To Sing The Blues

酒好き、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

そうだ、札幌ドームに行こう!

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以前書いた事があるけれども、俺は鹿島アントラーズのサポーターだ。サポーターとファンてどう違うのかよく判らない。サポーターでも、ファンでもどちらでも構わないけれどね。とにかく、サッカーはアントラーズを応援している。
だから正直な話、サッカー日本代表がワールドカップで優勝する事よりも(俺が生きている間に実現する可能性はゼロパーセントだ)、鹿島アントラーズがリーグ優勝するほうが嬉しい。

東京にいた頃はレンタカーで茨城県にあるカシマスタジアムまでよくアントラーズの試合を観に行った。一回行くと、安い温泉旅行と同じくらい金が飛んだ。でも、好きなものを応援するってのは、そういう事だろう。

そして去年の冬に札幌に来た。もう以前のようにアントラーズの試合を観る事は叶わない。さて、どうしよう。北海道(札幌)には、コンサドーレ札幌というサッカーチームがある。うちから自転車で10分のところにコンサドーレの練習場もある。
よし、ちょっと試しにコンサドーレ札幌の試合を観に行こうじゃないか。生で試合を観たら、コンサドーレに惹かれるものがあるかもしれない。

コンサドーレのホームはあの札幌ドームだ。せっかく札幌に来たのだし、札幌ドームも行ってみたいしな。コンサドーレは正直言って強くない。一部リーグと二部リーグを行ったり来たりしている。だから、勝率もあまり良くない。
さて、どのチームとの試合を観にいくべきか。
浦和レッズ戦、これは無理だな。浦和には勝てないだろう。どうせ行くなら勝試合が良いもんな。これはパス(そしたら、浦和に勝ってしまった。タイミング悪い)。
横浜マリノス戦、これは平日か。ちょっと厳しい。
そして、8/13の日曜。対戦相手はヴァンフォーレ甲府、お! これはいい。客観的に見て、甲府もあまり強くない。これなら運が良ければ、勝利が見られるかもしれない。

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ということで、8/13の試合を観に行く事決定。相方に8/13に札幌ドームに行こうと話す。相方もコンサドーレ札幌のサポーターになろうかなーと言っていたのだ。サポーターって意識してなるもんじゃないと思うけどね。

地下鉄で30分ちょっと乗って、東豊線福住駅に到着。

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東豊線の終点(始発)だ。去年、部屋の下見に来た時に候補の部屋の一つが福住だったのだ。この街に住んだら、コンサドーレ日本ハムファイターズの試合を年中見る事が出来るなあと思ったが、残念ながら候補の部屋を相方が気に入らなかった。
家賃、駅からの距離、部屋の間取り、景色等ほぼ全てが気にった。唯一、相方の合格を得られなかったのが一昔前のIHのキッチンだった。
「このキッチンだとなー、料理するモチベーションが上がんないんだよなー」
仕方ない。キッチンは主婦の城だからな。

駅からドームまでは徒歩10分との事。駅前の地図を見ると結構近そうな感じだ。

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歩き出すが、ドームに向かっている人でコンサドーレのユニフォームを着ている人があまりいない。現地に着いてから着替えるのかな?

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と、札幌ドームが見えた。物凄く近未来的な佇まい。東京ドームとは違うなあって感じだ。どっちが良い悪いって事じゃないけど。
写真撮り忘れたけど、食い物関連の私設が充実していたのが驚きだった。サブウェイやケンタッキーとか色々あった。札幌ドームなら食事には困らないな。

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今回は赤黒エリアと言われるサポーターエリア。席は基本自由席だ。かなり混んでいて空いていない。来るのが遅すぎたか。試合開始の15分前に到着だったからな。もっと早く来るべきだった。
なんとか席を確保して試合観戦。

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だが、そもそもコンサドーレの選手を殆ど知らない。顔と名前が一致するのが、小野と稲本だけだ。おまけにこの二人はこの日は出場しなかった。

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ゲームが始まったが、こちらは売店で買ったビールをゆっくりと飲む。この日はビールが300円(普段は650円)というスペシャルデイだったので、俺の頭の中はどちらかというと試合よりもビールになっていた。

とにかく驚いたのが、普段のアントラーズの試合を観ている時と、興奮度が全然違うという事だ。まったく、ハラハラドキドキしない。アントラーズが攻めれば、ヒートアップし、不利になると祈るような気持で応援する、そういった事が一切なかった。
当たり前かもしれない。俺はコンサドーレを嫌いな訳じゃないが、別に好きな訳じゃないのだ。

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コンサドーレが点を決めた瞬間、周りはヒートアップした。俺も一応拳を突き上げたが、それは周りのサポーターへの敬意を表してのお付き合いに過ぎない。
アントラーズが点を決めた時は、アドレナリンが大量に出まくったものだが、それと比べるのはそもそも違うのかもしれない。

結局、試合中、チューハイ1杯と生ビールを4杯飲んだ。ここまで心穏やかにサッカー観戦をしたのは人生初かもしれない。
後半、甲府が一点を返し、試合は一対一の引き分けで終わった。

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ちなみに入り口でコンサドーレ応援グッズみたいな感じで簡易ナップザックをもらった。

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例えて言うなら、好きでもないバンドのライブに付き合いで来た時の気分に近いかもしれない。

好きな物(者)って、「好きになろう」って決意したから好きになれる訳じゃないし。
でも最初その気がなくても、付き合い出したら、本気になる場合もあるしな。

大昔、結婚まで考えた女性に振られて、やけ酒に付き合ってくれた女性と成り行きで付き合ったら、その後本気で惚れてしまった経験があるしな。そういう事もある。
だから、もしかしたら、コンサドーレ札幌が、その女性みたいな立場になるかもしれない。

そうなる事を願って、また試合を観に行こう。下の写真は福住駅の地下道。

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わたし、あなたのママじゃない!

以前、テレビで見たのか、それとも、ネットでテレビの発言の書き起こしを読んだのか、それとも創作話をネットで読んだのか、それすらも覚えていないのだけれども。

ある芸人が街とかで一般人に遭遇した時に「何か面白い事言って!」と頼まれると、イラッとくると言っていた。
「じゃ、お前は街でAV女優さんと遭遇したら、『一発やらせて』言うのか? そういう事な訳ですよ」

なるほどなあ、旨い事を言う。感心した。なんとなくこんな事を言いそうなのは、ブラックマヨネーズの吉田さんのような気がするが、何しろこのエピソードが実際のものかどうかすら記憶にないので、何とも言えない。

このエピソードがずっと頭に残っていたので、いつかBlogに書いておこうと思った。備忘録だ。そして今日の話は上のエピとは一切関係がない。

札幌に来たのが冬だった(2016年12月)から、冬の間はひたすら引き籠っていた。仕事以外で出掛けた記憶は殆どない。ピアノ教室と会社の仲間と出掛けた日帰りスキー2回、それくらいだ。
春が来て、相方も東京からやってきて、やっと色々やろうという気になって来た。無論、一番やりたかったのはバンドをやる事。

バンドメンバー募集サイトで、北海道でドラマーを募集しているバンドの検索を掛けた。確か、4月の半ばから後半辺りだと思う。ビートルズのカバー/コピーをやるバンドがドラマーを募集していた。発起人は50代後半。年齢的にも趣味的にも丁度良い。
すぐにメッセージを送った。すると、何度か遣り取りをした後に、相手からの音信が途絶えた。4月末に「ゴールデンウィーク明けに会えるよう、スケジュール調整しましょう」というメールが最後だった。5月半ばを過ぎても連絡が来る事はなかった。
こういうふざけた礼を失するような奴とは遣り取りを続けても無駄なので諦めた。

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次にsuperflyのカバーをやっているバンドがドラムの転勤&脱退でメンバーを募集していた。東京にいた頃、superflyの曲を何曲かバンドでやった事がある。superflyは女性ヴォーカル版ローリングストーンズといった感じのバンド(ユニット)だ。個人的には凄く好きなバンド。
これも連絡を取ると、相手から「なるべく早く会って話をさせて下さい」との返事が。お、これはいい。さくさく行くか! そう思ったら、衝撃のメールが来た。
「ドラム脱退につき、バンド解散となりました。今回の話はなかった事にさせて下さい」
なんだかなー、である。

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札幌でのバンドメンバー探しは東京に比べてハードルが高い。なんと言っても、東京よりも人口が少ない。つまりバンドメンバーの分母が、東京に比べて圧倒的に少ないのだ。

次に、パンク系のカバーを希望としている40代後半の男性、ギタリストと会った。札幌駅前の喫茶店でコーヒー飲みながら、バンド話をする。俺と歳が殆ど変わらないのに、ピアスとかしてて、パンクな感じ満載だ(笑)
でも、話し方も穏やかで、非常に好感が持てた。これでパンクじゃなくて、ブルースとかオールドロックとかやってくれれば最高なのになあ。
彼がギターで、俺がドラム。で、あとはベース兼ボーカル探してトリオでやりましょうと言われた。俺が素直に「ベース兼ボーカルなんて、見つかります?」と尋ねると「結構いますよ。なんとかなります」との答え。
パンクは好きなジャンルじゃないが、仕方ない。そして彼がベース兼ボーカルを探して連絡をくれるのを待っているが、まだ見つからないようだ。これが6月上旬の話。
彼からは未だに、メンバーが見つかったという連絡はない。

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7月上旬に、バンドメンバー募集サイトから、メッセージが来た。オリジナルをやっているギター(ボーカル)、ベースの2人組だが、もし良かったら一緒にやりませんか、と。俺はその募集サイトにドラムとして情報登録(名前、年齢、性別等)していたから、それを見て連絡して来たのだろう。
正直、オリジナルというのが引っ掛かったが、もうごちゃごちゃ言っている場合じゃない。スターバックスでコーヒーを飲みながら、彼らのオリジナルを聴いた。なんというか、これもかなりハード目な早いロックだ。歌詞は日本語だったけどね。
スタジオ入らないと、互いに判らないから、一回入ってみましょう、となった。面談の2週間後にスタジオ入り(俺が彼らの曲を覚える時間が必要だから)。
スタジオ入って、彼らと合わせたのだが、悪くはなかった。ただ、大きな問題点として彼らのオリジナル曲はいずれもテンポが早く、体力的にしんどい部分が多かった。またアレンジが結構ややこしてく、対応するのが難しかった。
翌日、彼らから断りのメールが来た。メール内容は「スタイルがどうも合っていないようなので、今回はバンド結成は無しで」と書いてあったが、無論それは社交辞令で、俺のドラムが下手くそだったのが断りの理由なのは、明白だった(笑)

まあ、仕方ない。残念ながら俺のドラムはお世辞にも上手いとは言えない。


ここまでくると、さらに選択肢が狭まった。俺の年齢的な問題もあり、もうバンドは無理かなーという気分になってきていた。歳取ると、こういった趣味の世界ですら制限されてしまうのが悲しいよね。

性懲りもなく、募集サイトを見ていたら、次の募集要項が目に入った。
山口百恵中森明菜、アンルイス等の女性ボーカルバンドをやります」
謡曲ロックだな、ジャンル的には。山口百恵も明菜もアンルイスも嫌いじゃない。よし、これ募集してみるか。

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発起人のギター(男性)、女性ボーカル、ベース(男性)、そしてドラム担当の俺。4人ですすきののコーヒーショップで顔合わせ。
ギターの人がやりたいという曲を4曲提示してきた。ベースの人が「コピーする時間が欲しい」との事で、顔合わせの2週間後にスタジオ入りが決定。

スタジオに入って実際に課題曲を順に合わせてみた。結構悪くない。ボーカルの女性もキーは高くなく、むしろ低音の魅力といった感じだったが、良い雰囲気だった。格別上手い訳じゃないけど、雰囲気があるとでも言ったらいいかな。
ベースの人が思った以上に上手く、良い感じで楽器隊を引っ張ってくれた。
当然、足を引っ張ったのは、俺のドラムだ(笑)

だが、メンバーみな大人だし、これだったら上手くやっていけそうだ。次回の練習日も決まった。今後の課題曲は発起人の我が儘があるので、それをいかに崩していくか考えないといけないけど(なんで女性ボーカルなのに『ルビーの指輪』やりたがるんだよ?)。

山口百恵の曲を叩くのも悪くない(ってゆーか、昔の歌謡曲はアレンジが凝ってて、実はビートルズのドラムとかよりも、よっぽど面倒くさい)。

とりあえず、一つバンドを組んで活動していく目途がたった。これが大きい。こういった一歩が大事。

そうだ、山に行こう!

先週の日曜の事。午前中、相方はテーブルでひたすらスペイン語の勉強をしていた。俺は呑気にテレビ鑑賞。昼近くになったので、「ランチに行こうよ」と声を掛ける。相方の勉強も丁度ひと段落した模様。  

マイカーのハスラーに乗って近所(と言っても、車で5分)のガスト(ファミレス)に出掛ける。東京にいた頃のように徒歩圏内にはあまり食い物屋がないので(皆無ではないけれど)、どうしても車の出番が多くなる。

札幌に来て一番驚いたのは寒さと雪の量だけれども、その次に驚かされたのが「山が近い」と言う事だ。札幌は北海道でも一番の都会だと思っていたから(事実そうなのだけれども)、まさかこんなに山に囲まれているとは思いもよらなかった。
下の写真は、家から車で5分程度走った時点での車内から撮った景色だ。山が近いのが感じられるだろう。

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車を走らせながら相方が「なんか、山見てたら、山に行きたくなったねー」と言う。俺が「じゃ、飯済んだら山にでも行くか」と水を向けると、相方は大笑いしていた。
「山にでも行くかって言って、山に行けるなんて!…」

ファミレスでランチを済ませると、俺達はカーナビを「平和の滝」に設定した。「平和の滝」というのは、手稲山の登山口でもあるのだ。平和の滝まで家からでも20分掛からない。
俺はランチでビールを飲んでしまったので、運転は相方の役目。というか、車が来てから俺が運転するのは、大抵長距離走る場合(富良野に行く時とかね)が多い。近場に行く時はいつも相方である。

そして無事に平和の滝に到着。結構車が停まっている。トレッキングシューズを履いてきちんと登山する恰好の人もいれば、どうやら釣り目的の人もいるようだ。Tシャツに迷彩パンツ、バスケットシューズなんて呑気な恰好のオッサンは俺くらいなものである。

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手稲山の登山情報。山頂までは5キロ程の道のりのようだ。果たして頂上まで行けるか怪しい。おまけに「熊も出る」って、凄いね。さすが北海道である。
高尾山(東京の有名な山)じゃ、熊は出ないもんな。

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ということで、登山というよりも、ハイキングスタート。
とにかく、緑が多い。マイナスイオンが大量に出ているのだろうなあといった感じ。東京とかだとこういったところは「やぶ蚊が多い」というイメージがあるけれども、この手稲山はその心配は無用だ。虫は大量にいるけれども、蚊には刺されなかった。

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結構、下山してくる人達とすれ違う。山のマナーなので「こんにちはー」と挨拶もして。下山する人達はちゃんと杖も持ってるし、服装も準備万端。リュックを背負って、熊よけの鈴がちりんちりんと鳴っている。それに比べてこっちはサングラスして、自動販売機で買ったペットボトルの水を持ってるだけ。
山舐め過ぎである。

歩きながら相方がやたらと「ねえ、熊に遭遇したらどうしたらいい? 背中向けたら駄目なんだよね?」と訊いてくる。本気で熊にビビっていたようだ。俺は「そんときゃ、諦めろ」と答えるのみ。

20分程歩いたら、案内板があった。うへぇ、まだ1キロしか歩いてないのか。それに頂上まで4キロもあるぞ。相方が「布敷の滝を目指そうか」と言う。そうだな。よしさらに歩こう、と歩き出す。

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道は沢山の人が登っているせいか割としっかりと固くなっていて、それほど歩き辛くはない。ただ、石が大量にあるので足の裏への衝撃が結構強い。それと傾斜がたまにキツイ。

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しばらく歩いていると、ダム的な人口の滝に遭遇。ここはまだ「布敷の滝」ではない。ちょっと寄り道して水に触れてみたり。冷たくてなかなか気持ちが良い。
北海道だなーって感じがする。

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さらに15分程度歩いたのだが、傾斜はきつくなるし、ゴールも見えない状態だし、そろそろ引き返す事にした。山頂まで登るとしたら、もっと早い時間にちゃんと装備もして行くべきだ(登山口から山頂まで5キロがどの程度の山なのかは判らないが、いくらなんでも、身一つは山を馬鹿にし過ぎだろう)。

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来た道を引き返す。一本道なので同じ道を戻る以外のルートは存在しない。無事に下山(というか、登山というよりも山道をウォーキングしていただけってのが正解だ)。

せっかくなので、「平和の滝」の景色も写真に収めておく。

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俺は群馬の赤城山の麓で生まれ育ったから、こういった景色は割と見慣れている。群馬にいた頃は、中学校の体育の授業の一環で赤城山に登らされたりしたしね。
だが、東京生まれの東京育ちの相方からすると、車で30分も走ると、山の景色になってしまう世界が信じられないのだとか。ま、そりゃそうだな。
町中から山が見えるところに自分が住んでいる、というのはある意味、アンビリーバボーな世界なのだろう。


近くには三角山というもっと登頂が楽な山もある。次回は三角山登頂を目標にしようと言って相方と平和の滝を後にした。

それにしても、アウトドアが苦手な俺が、思い立って登山(なんちゃって登山だが)をしてしまうとはね。
環境が変われば人は変わるものだ。

花火大会は涼しいのだ@札幌

札幌がいくら北国とはいえ、やはり夏は来る。東京のそれとはだいぶに違うけれども。

金曜の事だ。午後、会議をしていると、その最中にちょっとした雑談になった。今夜は花火大会があると言う。そうか、ちっとも暑くならないけれども、花火大会の季節か。
東京にいた頃、俺と相方は江戸川区に住んでいた。そして毎年毎年、江東区の花火大会を見ていた。東京の地理を簡単に説明しておくと、江戸川区江東区はお隣さん同士だ。俺達が住んでいたエリアは、江東区に近かったので、江東区の花火大会をよく観に行った。というか、相方と一緒になってから毎年見ていたと思う。
俺は花火には特に思い入れとかないけど、女性で花火が嫌いな人はいないだろう、きっと。

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札幌に来て、色々とカルチャーショックを受けている相方だが、花火大会があると知ったら、行きたくなるのではなかろうか。と思っていたら「今日は花火大会なんだって!」とLINEにメッセージが来た。これは「観に行こう!」という誘いだな。
じゃ、観に行こうかと誘いを掛けると、早速乗って来た。うーむ、判り易い。

花火は豊平川の河川敷で行われるらしいのだが、まずそこがどこだか良く判らない。相方の情報だと「中島公園で見られる」との事。職場のリーダーに訊いてみると「中島公園じゃ、あんまりよく観れないんじゃないですかねー」との話。まあ、相方が中島公園で良いと言っているのだから、それでいいだろう。
すすきの駅の改札前で待ち合わせし、中島公園を目指す(すすきのから中島公園まで徒歩で10分掛からない)。若い人達(男女問わず)が浴衣を着ていて、それが花火大会っぽくて良い。
が、気候は非常に涼しい。気温は25度ない。22度くらい、小雨も降っていたし、20度ちょっとくらいかもしれない。相方は涼しいのとお腹が空いたとの事から、肉まんを買っていた。

俺は相方と待ち合わせる前に、缶ビール2本、缶チューハイ1本を飲み干しておいた。本当は中島公園に行く途中のコンビニでアルコールを仕入れたかったのだが、馬鹿混みしていたので断念する。
くそー、花火と言えば、ビールだろ!(違うと思います)

中島公園に到着すると、既に色々な場所に人がレジャーシートとかを敷いて座っている。正直、どこがベストスポットなのか判らない。ある程度、人がいるところを探して(こんだけ人がいるって事は花火が見られるって事だよなという判断をして)、とりあえず座る。

花火が始まるが、中島公園の背の高い樹木に遮られてよく見えない。また低く打ちあがった花火は周りのビルなどの建物の陰で見えない。「ここ、全然見えないね」という事で、相方と移動。何カ所か移動したが、帯に短し、襷に長しとでも言おうか、良い場所がない。
暫くして、広いエリアに到着。ここも全てが見える訳ではないが、もう何処に行っても同じようなもんだろう。やっと落ち着いて花火見物。今年も花火を見る事が出来たなあとちょっと安堵した気分。
だが、正直言って最大の問題点は、「花火がよく見えない」事じゃない。「寒い」事だ。

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俺達、今花火見てるんだよな。花火大会と言えば、レジャーシート、虫よけスプレー、ポテトチップス、ビール、ウーロン茶、そして団扇だろう。これらは必須品だ。
だが、今、札幌にいる俺達に団扇は必要ない。だって、寒いんだもの。

長く生きて来たが、花火を見ながら「寒いね」と呟いたのは、人生初めてだ。

「花火見て、君が寒いと言ったから、7月28日は花火記念日」
こんばんは。俵万智です。

札幌で見る花火大会は涼しいのだ。これが札幌の花火である(無論、金曜の気温がたまたま低かっただけだ。だが、東京の蒸し暑い花火大会しか知らない俺には、これは驚きだった)。
団扇の要らない、虫よけスプレーの要らない花火大会。

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これから8月がやってくる。そして俺はきっと「俺の知らない8月@札幌」を経験する事になるのだろう。
人生、判ったような気になっているが、まだまだ判らない事ばかりだ。

スィングしなけりゃ意味がない@札幌

先週末は、楽しみにしていた「札幌ジャズ・フェスティバル」があったのだ。「ジャズ・フェス」という響きがいいよね。それだけでなんかワクワクしてくる感じ。
そういえば、東京にいた頃も「墨田区ジャズフェス」とかに出掛けたっけか。音楽は東京だろうが、北海道だろうが共通という事だ。
当然有名プロミュージシャンも来るのだが、今回「おっ」と思ったのがチック・コリアくらいしかいなかった。今更チックのピアノ聴いてもなあといった感じ(何様だよ、お前)。これがReturn To Forever(チック・コリアが昔組んでいたジャズロック系のバンド)なら、一万でも二万でも払うけど。

ということで、札幌市内の色々な場所でアマチュアミュージシャンがストリートライブを繰り広げる(といっても、きちんとステージは設定されている)ので、それらをハシゴする事にした。
ライブは土曜、日曜とある。それに日曜の夕方は某所で、俺のピアノの先生が所属しているバンドがライブをやるので、それは見なくてはならぬ。
(先生のライブを観るのは、生徒としての義務的な部分もあるけど、普段先生がバンドをやっている話は聴いていたので、どんな音楽をやるのか楽しみであったのも事実である)

土曜日。天候は晴れ。外の気温は日中は34度まで上がった。ここは本当に札幌か? 東京と変わらぬではないか! と憤慨したり驚愕しても仕方ないので出掛ける。

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が、その前に腹ごしらえ。
相方が「まぜそば」を食べたいというので、某有名中華屋さんへ。確かこの店は系列店が東京にもあったんじゃないかなあ。

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当然、相方はまぜそばを注文。俺はラーメン・半チャーハンセットがあったので、それにする。しかし、ラーメンとチャーハンのセットって永遠の男の食い物だよなーって気がする。

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サイドメニューで水餃子も頼む。相方は焼き餃子よりも水餃子のほうが好きなので、俺達が餃子を頼む場合は必然的に水餃子となる。俺は焼き餃子のほうが好きなんだけどね。水餃子と焼き餃子を両方頼む程、俺達は食が太くないので、俺はいつも我慢である。

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腹も膨れたので、ピアノの先生に貰ったガイドブック(どこで何時からどんなバンドが演奏するか書いてある)を見ながら適当に散策。どんなバンドと言っても、バンド名が書いてあるだけなので、実際どんな音楽をやるかの参考にはならない。
基本的には札幌駅前で演奏するバンドはそれなりの腕だろうから聴けるだろうと見越して、札幌駅前に向かう。

地下道でも演奏している事が書かれていたので、地下道を経由。人が集まっているのが判る。

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おっと、ギター二人組。中学生くらいの女の子と中年男性のコンビ。親子かなー。ジャンル的にはジャズにびた一文かすってませんでした。どんなジャンルだったかな、忘れてしまった。それにしても、俺も自分の娘とバンドをやるのが夢だったのに、なんでこうなってしまったのか?…(泣けてくるわ)

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札幌駅前へと。ここは俺の所属している会社の支社がある関係で何度か来ているのだ。私用で来るのはあまりないな。

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駅前広場で演奏している人達がいる。が、この人達が演奏していたのは沖縄民謡。こちらもジャズ一切関係無し。いや、沖縄音楽も嫌いじゃない、嫌いじゃないよ。でも、今日は「ジャズ・フェズ」だよねえ?

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そして次は駅前にあるビヤガーデンに併設されたステージを観に行く。ちなみに客席がガラガラなのは演者のせいじゃない。暑さで皆、日陰に逃げてしまったせいだ。

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このバンドは俺の大好きな女性サックス奏者がいたから、記憶に残っていていい筈なのに、演奏内容をまるで覚えていない。暑さでやられていたせいかもしれない。

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翌日にピアノの先生が演奏する場所の下見をしておこうと某会場へ。そこでは男性ピアニストが一人で演奏していた。こちらは「おっ、ビル・エバンス辺りでもやってくれんのかな」と期待していたら、AKB48とか山下達郎とかジャズどころか洋楽とも一切無縁なレパートリーだった。
相方が「タイトル、札幌ジャズフェスじゃなくて、札幌音楽フェスに変えたほうがいいね」と呟いていた。全く同感である。

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暫くぶらついた後、また札幌駅前に戻る。今度はフュージョン系のバンド。やっとジャズに近い感じになってきた。ただ、俺フュージョンてあんまり好きじゃないんだよね。なんでか判らんけど。ロックもジャズも好きなんだけど、その融合(フュージョン)は好きになれないのは何故なんだろう(ちなみに、ジャズロックと呼ばれるようなバンドや音楽は好きなんだけど。何が違うのか自分でも判らん)。

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またまたビヤガーデンに戻ると、またまたサックスありのロック系バンド。個人的に好きなタイプの音楽なんだけど、何しろ炎天下(34度くらいあったのだ)なので、最後まで聴いていたら、死にそうになった。野外フェスは天気との闘いである。

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暑さで耐えきれなくなったので、地下道を通って帰宅した。地下道でも2バンド程演奏していたが、やはりジャズには程遠い。

翌日は大雨となり、午前中は出掛けるのを諦めた。ピアノの先生の演奏が15:40くらいから。それだけは雨が降っていても行かねばならぬ。ということで、家で時間を潰していると雨も小降りになってきたので、これ幸いと出掛ける。
先生の演奏開始まで10分程あったので、近場のコンビニで缶チューハイを2本空ける。こんな事ばかりやってる気がする。

先生の演奏する曲は全て、先生の自作曲。ジャンル的には分類が難しい。クラシックな要素もあれば、タンゴみたいなのもあったし。ロック的テイストもあった。ジャンルに捉われないといった感じか。
お世辞抜きに先生のバンドが今回の一番の収穫だった(そもそも、ピアノの先生はこのBlogの存在を知らないので、お世辞を言っても意味ないのだ。だからこれは俺の本音)

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色々なミュージシャンの様々な音楽を聴くのは悪くない体験だ。今回も充分に楽しめた。ただ、こういった色々な種類の音楽を聴くと、やっぱり王道のこれぞジャズってのを聴きたくなるんだよなあ。
エリック・アレキサンダー(テナーサックス奏者。俺のジャズ・アイドルだ)を聴くには東京に行くしかねえし。

金がないと好きな音楽を好きなだけ聴けないってのも、世知辛いもんだ。

ラベンダー畑でつかまえて

言う必要もないが、本日のタイトルは某有名小説のパクリ。

札幌(北海道)に来る事が決まった時に相方と決めていた事があった。
「ラベンダーの季節になったら、富良野に行こう」
札幌と富良野の距離関係も何も判っていなかったが、それは決めていた。札幌に来てから、「札幌から富良野は大体車で3時間(高速使わずに下で行った場合)程度」という情報は得ていた。
一人、1時間半ずつ運転すればいい。その程度なら楽勝である。

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ということで、先週の日曜日(7/9)に富良野へ行って来た。我らがマイカー、ハスラー君大活躍である。しかし、冗談抜きで3時間のドライブを軽自動車で行くのは、ちょっと辛い。あと峠道でパワーの無さに泣けた。

とりあえず、行きのスタートは俺が運転。BGMはジャミロ・クワイ。無論、俺の大好きなジャズもロックも流す事は許されない(笑)
家を9時半過ぎに出発。到着予定は12時半くらいだ。

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カーナビを「ファーム・トミタ(富良野のラベンダーが有名な処)」にセットしてひたすら運転である。札幌(北海道)は、道にも沢山花が咲いているのだよなあ。これも東京とだいぶに違う。

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暫く走っていると左側に大き目の河がある。相方が「なんの川だろー」と首を傾げる。カーナビで確認したら、石狩川だった。まさか、人生において、石狩川を生で観る事があろうとはね。長生きはするもんである。ただ、思ったよりも石狩川は小さかった。

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ドライブ開始して1時間程度過ぎると、だいぶに田舎道になってくる。相方は「これは気分いいなー。ラベンダー見なくても、この景色見てるだけでも充分に楽しいなー」と。それは良かった。

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そうして約3時間で富良野に到着。結局、ずっと俺が運転した。まあ、途中コンビニとかに寄ったりして休憩したしね。3時間なら一人でもギリギリ運転可能な時間だ。

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売店があったので、早速ラムネとソフトクリームを購入。

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店のスタッフのユニフォームがラベンダー色に統一されている。ここの売店のお姉さんが滅茶苦茶美人で、写真を撮りたかったのだが、そんな事すると相方に金属バットで頭を数十回ぶん殴られる事必至なので諦めた。
ソフトはラベンダーが入っていて紫色だ。色が綺麗だ。

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ソフトクリームは相方、ラムネは俺。当然、本当はラムネなんか飲みたくない。飲みたいのはビールだ。3時間の運転、そして阿保みたいに良い天気、暑い日差し。ビール以外なんか間違っても飲みたくない。でも、移動や帰りの運転を考慮するとまだビールは飲めない。辛い(笑)
売店もあって、ラベンダーの香水とかポプリとか色々売っている。女性が好む物が多いかな、といった感じ。

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売店で、マップを貰って歩き出す。となんとスタッフ用の原付自動車もラベンダー色。徹底してるなーと感心する。

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ラベンダー畑は全部で12あるらしい。まずはトラディショナルと書かれた王道ラベンダーを見る事にする。ラベンダーは早咲きと遅咲きがあって、早い奴は7月上旬に咲き、遅いほうは7月下旬がメインなのだとか。なので7月に入れば、基本ラベンダーが楽しめるようだ。

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ラベンダーそのものの景色も良いのだが、このファーム富田から見る街の景色もまた絶景。こちらも素敵である。北海道の景色だなーって感じがしないかい?

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ということで、ラベンダーをバックに相方の写真を撮っていると、「ジジイも撮ってあげるよ」と言われて、俺の写真も記念に。それにしても、ラベンダーとオッサンの俺とは似つかわしくない景色である。

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さすがにシーズンでもある為、観光客多し。それでも、歩く隙間すらない、という程混んでもいない。もしかすると、7月後半になると、夏休みシーズンに入って家族連れが増えてさらに混むのかも。
天気も良かったし、先週末に行ったのは正解だった。

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とにかく、ラベンダー一色なのかと思いきやそんな事はなく、色々な花が咲いていた。「花を愛でる」という行為と一切無縁の人生を送って来た俺ですら、「花が綺麗だなー」と思えるのだから、やはり花はいいね。

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途中で、相方がカットメロンを食べたいとの事で売店でメロンを食べる。美味かった。カットメロン、250円なり。

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時間は2時半過ぎ。もうラベンダー畑は一通り見て堪能したし、腹も減ってきたので、ランチに行く事にした。ガイドブックに載っていたスープカレー屋さんに行く。
途中の景色がもう、「これぞ北海道」って感じで良いのである。

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行った店は「あぜ道 より道」という店。なんでもお母さん5人でやっているのだとか。その日取れた野菜を使って料理するので、季節ごとどころか、毎日材料が変わるのだとか。凄いね。

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相方は人気メニューのスープカレー。俺は冷製スパゲッティ。どちらも970円。美味かった。

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店に着いたのが3時だったのだけれども(ラストオーダー3時半)、俺達の前に4組くらい待ってた。それでも待ち時間は10分もなかった。良かった、良かった。

ラベンダーも見たし、食事も満足。さあ、残るは「北の国から」で使われたセットを観に行くのだ! 相方は「北の国から」のレギュラー放送を全部見てたので、是非ロケセットを見たいとのこと。俺は「北の国から」はスペシャルを1本だけ見た。ジュン君と内田有紀(役名忘れた)が結婚する話。なんてタイトルだったかな?

なんでも、ゴローさんが住んでた家のセットが3カ所程あるらしいのだ。ガイドブックの住所情報をナビに登録して早速行く。

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俺は、そもそも「北の国から」をまともに見た事ないから、セットの家とか見ても「へー、面白い家だなー」程度である。有難味があまりない。相方はさぞや感動しているかと思いきや「あれー、こんな家住んでたっけかなー?」と首を傾げていた。
忘れてんじゃん、駄目じゃん。

それにしても、バスと家が合体している家って面白いなー。こんな家に住んでみたいなー(北海道じゃなく、伊豆とかで。北海道でこの設備じゃ寒すぎる)

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この角度から見ると普通の家。

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ここから見るとバスハウスである。

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こっちの家は窓の部分に「ゴンドラ」を再利用しているのが判ると思う。

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ゴローさんの家は全部で3カ所あって、通し券だと1,200円。一つずつだと500円。俺達は行った時間が遅くて全部回れそうもなかったので、一つずつ払った。実際、最後の3つめは到着した時点で入園時間を過ぎていた。もっと早く行くべきだったが、時間的に無理だよなあ、こればっかりは。

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そして次の写真は2つ目の家の場所。

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なんか、こういったロフト的な家って子供の頃、憧れなかった? ハイジの藁葺ベッドみたいなもんでさ。

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すっかりゴローさんの家も堪能したので、富良野駅前で野菜を買って帰宅する事にした。
北海道は8時近くまで日が落ちないのだ。ということで、帰りも俺が運転。が、さすがに途中で体力の限界を感じたので、残り50キロ程度になったところで相方に代わって貰った。

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車の運転は疲れたし、翌日まで微妙に疲労感が残ったけど、富良野は行って良かった。相方がしみじみと言っていた。
「北海道って冬は寒さと雪で大変だろうけど、こういった素敵な場所や景色があるから、きっと生きていけるんだなー」

jazzは眠い、rockはうるさい

人間、長く生きていると色々な事が起きるものである。
先週の土曜日、我が家に車がやってきた。マイカーという奴だ。偉そうな事を言っているが、ただの軽である。全然大したことない。が、50年生きてきて(ってゆーか、俺もう50歳かあ。吃驚である)、人生初のマイカー。

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過去に車に関しては、レンタカーを借りて運転、恋人の車を借りて運転くらいしか関わり合いがない。自慢じゃないが、30代の10年間は一切車を運転しなかったのだから、推して知るべしだ。

今も東京で暮らしていたら、当然車なんか購入していない。札幌(北海道)という車がないと身動きが取れない場所で暮らし始めたから、購入に踏み切ったに過ぎない。それに去年の12月から今年の6月までの約半年間、車無しで生活してこれたのだから、車がなくても生活は出来ると言えば出来る。
だが、車はとにかくやってきた。黒の軽。ハスラー。相方が買い物をするのに、車があると便利だしね。それに俺達の週末の行動範囲が広がるのは間違いのないところだ。

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土曜の夕方5時に車屋さんに行く。俺達の担当をしてくれたYさんから色々説明を聴き、取りあえず家に帰る。何しろ、冬用タイヤが後部座席に鎮座しているので、それを一旦マンション内の簡易ロッカーに仕舞わないといけない。その作業が終わると相方が早速ドライブに出掛けたそうな空気を出してくる。
相方は車が来る一週間前に自分の好みのドライブ用BGMのCDを選別して、それらをバッグに詰めていた。これを車内に常駐させて、いつでも自分好みの音楽をバックに運転しようという腹積もりなのだ。

相方が選択したCDは、ソウル、ファンク中心。マイケル・ジャクソンやドリカムもある。これらは全部相方の好みの音楽。
「なあ、俺の好きなCDも入れてくれよ」
「どんなの?」
「エリック・アレキサンダー
「それ、なに?」
「ジャズサックスだよ。前にコットンクラブ(東京のお高いジャズバー)でライブ見たじゃん」
「ジャズは駄目。運転中に聴くと眠くなるから」
「じゃ、ストーンズ
「ロックは駄目。うるさいから」

おかしくないか? 別に金を出したから偉いという訳ではない。だが、この車に掛かる費用の百何十万円、払ったのは俺だぞ。そしてその車を選んだのは相方。俺の意見は一切無し。車の運転をするのはほぼ相方。だから相方の好みの車を選ぶのはいい。その点に文句はない。そして経済的に俺が全額支払うのもいい。当たり前の話だ。

だが、だ。なんでジャズは駄目なのだ。ロックを聴くのが許されないのは何故だ。
世の中はいつでも理不尽な事ばかりである。

諦めて助手席に乗る。相方が車到着初日に行こうとしているのは、【N43】だ。ドリカムファンならご存じだろう。札幌の高台にある景色の良いバー(カフェ)である。
相方は車を購入する前から「車来たら、ドリカムの歌のタイトルになっているカフェに行きたい」と言っていたのだ。

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ナビの目的地にカフェを設定してドライブ開始。当然BGMはドリカムのベスト。時間は夜の7時過ぎ。陽も落ちていい感じだ。カーナビの指示通りに走ると無事にカフェに到着。
それにしても、周りに何もないし、とてもドリカムの歌に出てくるような(厳密には歌詞に出てくるんじゃなくて、タイトルだと言う事を後で知った)雰囲気じゃない。

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ぱっと見には、廃墟マンションに見えなくもない。これは知らない人はとてもやってこれない場所だな。

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店内に入ると、暗くて良い雰囲気だ。そして広い全窓。ここから札幌の街が一望出来る。なるほどね。これがこのバーの売りなんだなあ。バーというのはそもそも暗いものだけれど、ここはさらに暗い。街の夜景を見る為だ。

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メニューを見ると、東京のバーと値段が同じくらいな感じである。そしてテーブルチャージが750円ほど。相方が「チャージが一杯の値段と一緒だー(高いねー)」と驚く。
相方に帰りの運転もお願いする意味で「お酒呑んでもいい?」と確認して、ワイルドターキーをロックで注文(千円ちょっとだったかな)。相方はパイナップルジュース。

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残念ながら、この夜はガスっていて札幌の夜景はイマイチだった。ただ、店のスタッフに訊くと、天気が良ければこの辺りは星も綺麗なのだそうだ。
何年か前に、長野の阿智村に星を観に行って、曇りで見られなかった事を思い出した。もう長野に行くのは事実上不可能だから、札幌で星空のリベンジをしようと相方と話す。

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少しずつお客さんが入ってきて、一時間もしないうちに窓際のカウンター席はいっぱいになった。おまけに隣のカップルの女性が煙草を吸い出して、臭いが辛くなってきたので退散する事にした。
次は天気が良い夜に星の観察も兼ねてまた来よう。

そして翌日は、相方が「温泉に行きたい!」との事で、車で30分程度の距離にある健康ランドへ(温泉である)。
今まで、地下鉄と自転車で行けるところが行動範囲だったのだが、車が来たら、一気に範囲が広がった。今まで見た事ない場所を走っているから、気分は旅行に来た感じである。
非常に楽しい。

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健康ランド岩盤浴込の入館料が1,150円。東京と比べたら、断然安い。岩盤浴を楽しみ、温泉に入り、サウナと水風呂を3セット。
そしてのぼせ上がったところで、食事処に行ってビールを呑む。
いやあ、最高だな。

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車は明らかに俺の経済状態からしたら贅沢品だ。だが、車を得た事で、行動範囲が今までの倍以上になった。週末もやる事が沢山出来た。そう考えるとこの出費は決して悪いものじゃない。

次は、富良野まで車で出掛けて、ラベンダーを見なくてはね。