Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

スペイン旅行12 2017/10/16 6日目 バルセロナ、ランブラス通り散策とベトナム料理

スペイン旅行六日目。田舎町、ジローナを後にして、またバルセロナへ戻るのである。
昨日と同じようなトースト、ハムエッグ、珈琲の朝食を終えて、バルセロナへ戻る準備をする。ここジローナではTシャツくらいしか買っていないので、特にスーツケースのパッキングに困る事もなく。
ジローナからバルセロナに戻る電車は大体一時間に一本しかない(ネットで相方が調べた)。ジローナの駅は何もないのが判っているので、駅で待ちぼうけも辛い。昨日、駅まで歩いた。徒歩で10分程度なのだから、タクシーならもっと早い。ということで、適当なタイミングでホテルのフロントにタクシーを呼んで貰う。
時間は午前10時半くらい。
ジローナの駅に到着。

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チケットはいつものように、窓口で相方に買って貰う。それにつけても何もない駅なので暇つぶしに困ってしまう。電車が来るまで20分程余る。駅の構内にはカフェがある。日本で言うと、駅の立ち食い蕎麦みたいな位置づけだな。
相方に珈琲でも飲んで待つかと尋ねたが、要らないとの答え。俺も珈琲はホテルの朝食で大量に飲んだ。今は珈琲って気分でもない。

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ジローナの駅は物凄く変わっていて、改札口がない。窓口でバルセロナ行きのチケットを買った後、そのままホームまでノーチェックで行けるのだ。

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となると、物凄く単純な疑問として、キセルし放題なんじゃないか? 相方と交互にお手洗いに行って戻ってくると、相方が言う。「買ったチケット、ここでチェックするみたい。みんなここに切符入れてた」

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え? 驚いたが、取りあえずチケットを入れてチェックを済ませた。だけど、このマシンにチケットを通す事に何の意味があるのだろう? 俺達は確かにバルセロナまでのチケットを買った。そして後の話になるが、車内で車掌の検札もあった。このマシンでチェックして貰う必然性は何だ?
電車の到着まで五分を切ったので、ホームに向かう。相方が「線路とホームの高さに差がない!」と驚いていた。確かに日本のホームに比べると、段差が少ない。てことは、電車が高さがあるから、荷物とかある時、乗るのが大変という事だ。日本の電車の線路がホームに比べて圧倒的に深い位置になっているのはそういった乗客の利便性とかも考えているからなのかな? だとしたら、日本のホスピタリティの精神は素晴らしいものだと言わざるを得ないが。

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反対側のホームに電車が到着した。それはいいのだが、この落書きは一体なんだ? いつどこでこういった落書きをするのだ。なんというか、お国柄を感じる。さすがに日本では、悪ガキ達も電車のボディに落書きはしない。

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電車はほぼ定刻通りに到着。電車はちょっと混んでいたが、それでも無事座れた。一時間ちょっとでバルセロナへ帰還。スーツケースをゴロゴロ転がしながら、また同じホテルのフロントへ。時間はまだお昼の1時前だ。チェックイン出来るのは3時だろう。ということで、荷物を預かって貰って、3時過ぎにホテルにまた戻る予定。

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この時、このホテルで過ごした部屋の窓の外の景色が非常に残念だった事を思い出した。駄目元で俺はフロントスタッフに言った。
「もし可能なら、通りに面した部屋を準備して欲しい」
スタッフは俺達の予約内容を確認して言った。
「貴方達の予約は【ダブルベッド】となっていますので…(通りに面した部屋は無理)」
俺は頷いた。通りの部屋は大抵全窓で広くて立派。という事は必然的に部屋も広い。スリーベッド以上とかの家族用の部屋なんだよな、通りに面した部屋は。

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チェックインまで時間がある。相方とカタルーニャ広場から先のランブラス通りを歩く事にした。こちらのほうは旧市街があったりして色々楽しめるようだ。また、このランブラス通りは、テロがあった場所でもある。相方が「テロの後どうなったのかな」と非常に気にしていたのだ。
下の写真がランブラス通りのスタート地点。パトカーがある。相方が「やっぱりテロがあったから、パトカーが常駐してんのかな」と気にする。確かに、パトカーの周りに数人警官がいたがあまりピリピリした様子はない。テロが起きたのは8月。既に2ヶ月過ぎた。街には平和が戻ってきているのだろうか。

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通りを歩くと、とにかく土産物を扱う店やオープンカフェ、花屋さんなどが多数。散歩しているだけで楽しめる。ここで相方はスペイン語の先生(メキシコ人)にバッグを買っていた。俺はバンドのメンバーなどにバルセロナのチョコを買ったり。

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こういった建物とか見ると、やはりヨーロッパは歴史があるなあとつくづく感じる。俺が一番好きな国はアメリカなんだけど、アメリカなんてスペインに比べたら、まだまだ小僧っ子だね(歴史の深みが違う)。

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下の写真のような売店が何軒もある。売っているものはどこも似たり寄ったり。都市名がでかく書いてあるセンスの欠片もないTシャツとかバッグ、あとはお約束のマグネットに絵葉書とか。日常雑貨(飲物、ガム、煙草とか)もあるから、コンビニ兼土産屋といった感じだろうか。

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ランブラス通りも、やはり通りに沿って木が植えてあるようで非常に気分が良くなる。木々に囲まれているメインストリートなんて最高だよな。日本だと大都市でこういった整備は見た記憶がない。大抵、コンクリートジャングルというのがお決まりだ。

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CD屋っぽい店を発見したので寄ってみる。海外に行く度に楽器屋があると必ず寄るのだ。だが、今回は楽器屋さんには遭遇しなかった。代りにスペインのCDでも土産に買って帰ろうかな、そんな気分だった。

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入ってみると、楽譜とかを扱っている店だった。日本語で書かれた譜面が何冊も(クラシックギター教本だった)あって驚いた。残念ながら、CDとかは殆ど置いてなかった。
なんとかセンターという建物(詳細は覚えていない)の入り口にあった馬鹿でかい王様?の像。相方の身長が160センチ前後なので、その像の大きさがよく判るかと思う。

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通りには花屋さんも多数。やはり花というのは世界共通で素晴らしい物だな。相方が「花買いたいなぁ」と呟いていた。スペインの花って事で欲しくなるのは判るけど、持って帰れないものね。

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相方が「あ! 市場だよ。寄って行こう!」と素っ頓狂な声を上げた。市場ってなんかそれだけで面白そうだよねえ。

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早速中に入る。肉屋がある。肉が裸でぶら下がっている。凄い迫力だ。市場自体は結構広いけれども、やはり店の種類はそれほど多くない。同じようなものを扱っている店が多い。アメ横みたいなもんだな。市場ってのは世界どこでもそういうものかもしれない。

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ここは、地元の人達の買い物、食事の場であるのは明白なのだが、やはり観光客もターゲットにしているのか、観光客っぽい人も多数いる。驚いたのが、こんな混雑した中、スーツケースを転がして歩いている若い女性が多い。コロコロ転がしているのは中国の人が多い。

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市場の中はレストランともバーともつかない食事処もいくつもある。ここで美味そうな肴を食べながらビールやワインを楽しむ人達を眺める。俺達は朝食でお腹いっぱいだから、食事という選択肢はない。そしてここで酒を呑むという選択肢(というか権利)も俺にはない。悲しい。

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お総菜やさんみたいな店で相方が「これ食べたい!」と買い食い。日本で言うところの肉屋さんがコロッケ、メンチ、鶏唐とか一個単位で売っているだろう、あんな感じ。相方はアボカドの乗ったコロッケ(みたいなもの)を買った。その場で食す。美味い。コロッケに近いなあ、やっぱり。実際は何が入っているのかはよく判らなかった。

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相方が店のおじさんに「写真撮ってもいい?」と訊く。許可を貰ったので写真を撮る。いい笑顔だ。

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当然、魚屋さんもある。が、日本と違って、魚が裸でそのまま置いてある。すげえなあ。今日もバルセロナの気温は高く、Tシャツ一枚で過ごせる気候なんだけど。傷んだりしないのかなぁ。

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そして相方の大好きなフルーツを売っている店。カットフルーツや野菜ジュースが売っている。3ユーロくらいだったかな。相方は苺ジュースを買って飲んでいた。

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アイス屋さんもあったりして。彩りが綺麗で目で楽しめるね。さすがにアイスは買わなかったけれども。店のおばちゃん達も客引きを頑張っていた。

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この市場で、オリーブオイルや胡椒とかを売っていたので、友人への土産としていくつか購入した。オリーブオイルのボトルは表にガウディのデザイン画が描かれていたりして土産としては最適だった。値段も一つ5ユーロくらいだった。写真は撮り忘れた。
下はコンパクトな八百屋さん。ここで野菜を買っている女性がいた。主婦は買い物大変だな。

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この市場で驚いたのは、こんな日常生活感溢れる中でキスして抱擁しているカップルがいた事だ。何もこんなとこでラブシーン演じる必要ねえだろ。呆れた。当然、写真はない。
市場を出ると、何か白いものが視界に入って来た。おっと、マリリン・モンローじゃねえか。

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エロティック博物館とあるから、日本でいうと熱海のほうにある秘宝館みたいな奴かな。入ってみれば良かった。ちなみにこのマリリンのコスプレしてる人、男なので要注意。
時々、近代的な建物の隙間から、歴史の遺物みたいな建造物が見えたりする。こういったのもバルセロナの楽しさの一つかも。

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下の建物は多分だけど「扇子屋」さんだ。スペインはフラメンコ文化があるせいか、扇子がよく売っていた。

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そして、洒落たデザインのこれが「ミロのモザイク画」。人が沢山歩いているので、観光客が誰もいない状態はあり得ない。

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絵も当然売っている。相方は「絵、欲しいけど持って帰るのがなあ…」と残念がっていた。俺達のスーツケースに仕舞って持って帰ると、皺だらけになるのは避けようがない。機内持ち込みにするのも手間である。無念だ。

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さらに散策を進めると、おっとまたもやガウディ建築。「グエル邸」である。なんでもグエルさんがガウディに別宅の建築を依頼したら、気に入ってしまって、こっちが本宅扱いになったのだとか。

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喜び勇んで入り口を探すと、やけに閑散としている。あ、チケット売り場が閉まっていて「月曜休館日」と書かれていた。今日は月曜。しまった、タイミング悪かったなあ。俺達がバルセロナ観光出来るのは実質明日で終わり。明後日はお昼の便で日本に帰らなくてはいけないのだ。相方と「グエル邸は明日来よう」と決める。
下の画像が「グエル邸」の外観だ。立派なものである。

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時間も3時半を回った。ホテルのチェックイン可能だ。ということで、ホテルに戻る。
部屋に入ってみると、明るい。前回泊まった時は窓の外が向かいの部屋に面していて暗かった。カーテンを開けてみる。おお、ちゃんと外の景色が見えるではないか。

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通りに面した大きい部屋と比べたら、最高の景色という訳にはいかないが、それでも前回よりもずっと良い。やはり部屋からの景色は大事だよね。下は窓からの景色。

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ホテルのフロントに通りに面した部屋をリクエストした事が功を奏したようだ。この部屋は勿論二人用の部屋だ。だが、前回よりも部屋のグレードが良い。ということはやはりフロントに要求したのが正解だったのだ。意思表示は大事だ。
「白人とかは色々要求するけど、日本人は文句言わないからね。ホテルからしたら扱い易い客なんだよね」
相方の意見に納得する俺。これからは、ホテルとかでも駄目元で言ってみよう。
バスルームを覗くと、こちらもアップしている。前回はシャワーだけだったのが、今回の部屋はバスタブも付いている。バスタブに湯を張ってゆっくり風呂に入れると疲れが取れるからね。これも良かった。しかし、ジローナのホテルと同じく、硝子の衝立が半分しか付いていないんだが。案の定、夜シャワーを浴びると、洗面所が水浸しになった(笑)

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それから、部屋でちょっと休んだりして晩御飯に行こうとなった。俺達はランチを摂らないので夜の6時過ぎには空腹になってくる。今回はどうしようかとなった。相方が「バルセロナにはフォーが食べられる店があるみたい。そこ行こう」と言う。ガイドブックの地図を確認すると、旧市街の和食レストランの横にベトナム料理店があるようだ。
俺もフォーは大好きなので、これは好都合。

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夜のバルセロナ、そして旧市街。雰囲気が良いのだよなあ。夜のスペインてだけでなんか有難み度合が上がる気がする。

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大して遠くないし、判り易い道のはずなのだが、俺達は迷った。迷った最大の理由が、目印にしていた和食レストランがどうやら潰れていたからだ。まさかバルセロナで和食レストランて流行らないのか?
下の写真はベトナム料理店を探しながら彷徨った時に撮った写真。無論、前を歩いていた女性二人組が素敵だったからシャッターを切ったのは言を待たない。

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と、迷っているとカテドラル(大聖堂)の前に出た。ここも凄い迫力。ただ、バルセロナでは大聖堂よりもガウディ建築に目がいってしまうのでね。どうしたって、こういったものって絶対的な評価よりも相対的な評価になってしまうから。

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無事、ベトナム料理屋に到着。アシュトン・カッチャー似のイケメン店員が席に案内してくれる。

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店内がベトナムチックで楽しい気分になる。スペインでいきなりの東南アジアテイスト。悪くない。

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何故か、人力車みたいなものも置いてある。ベトナムってこんなの走ってたっけ? ベトナムは2013年にカンボジアに行く途中で二泊だけした。そして記憶が道路を疾走する大量の原付バイクしかない。

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相方とそれぞれ麺を頼むにして、サイドメニューで春巻きを頼もうと相談する。メニューを見ると「SPRING ROLL」とある。お、春巻きだ。これはいいね。ん? 「SUMMER ROLL」って何だ? 判らないので、それぞれ一品ずつ頼む事にする。
「大丈夫かな?(SUMMER ROLLって何?)」と相方が心配する。「食えないようなものは出ないだろ」と俺。
相方の好きなバインセオも注文。バインセオはベトナム版お好み焼きみたいなもの。肉ともやしを玉子で包んだもの。

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春巻きが来た。おお、これだよ、これ。

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そして、「SUMMER ROLL」も来た。そういう事ね。揚げ春巻きのことだったのか。判ってみれば、大した謎かけじゃなかった。

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相方が注文したもの。名前は忘れてしまった。

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そして、俺が注文したフォーは写真を撮り忘れてしまった。ここの料理は全て美味しかった。昨日食べたジローナの「UDON」が正直誉められた味じゃないのに比べれば、今日の晩御飯は上出来だった。
ここはトータルで45ユーロくらいだったかな。とにかくバルセロナは晩飯に金が掛かる。
食事が終わったが、時間もまだ遅くないので、夜のバルセロナを散歩する事にした。散歩の良い点は金が掛からないという事だな(笑)

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旧市街では、何故か金属物を叩いているような音がする。何かと思って音の発生場所まで行ってみると、普通のアパートのベランダで男性がフライパンの底をスプーンで叩いていた。すると、それに呼応するかのように他の部屋でも食器を叩く音が追従する。これはカタルーニャ独立をアジテートしているのだという事が雰囲気で判った。
正直、独立騒ぎの最中にスペイン旅行がぶち当たってどうなるかと思ったが、結果としてこのタイミングで来て良かった。

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この下の画像は大聖堂前の大広場。名前があるのかもしれないが、調べていないので判らない。名前なんかなんだっていいじゃないか。この場所が素敵な事にかわりはないのだから。

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通りを歩いていると、凄い電飾の人に遭遇。日本で言うところのチンドン屋さんみたいなもんかな。店の宣伝マンだ。

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ホテルに帰る途中で見つけた窓が赤い建物。ホテルかな? なんでこんな赤いんだろう。ちょっと怖い。

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相方と明日の予定を確認する。相方はスペインに来る前から、モンセラットかタラゴナのどちらかに行きたいと言っていたのだ。モンセラットは山(洞窟)で、タラゴナは海。どちらも相方の大好きな世界遺産がある。
「もう疲れてきちゃったし、モンセラットは辛いなあ。それに地中海見たいから、タラゴナがいいかなあ」
俺は【金は出すけど口出すな】の立場の人間だ。了解した。

明日は実質スペイン最後の観光日。じゃ、タラゴナに行って海に行くか。そして夜には戻ってきてグエル邸を観よう。