Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

シンガポール旅行(1) 初日 2010/10/15

コロナに耐え忍ぶ生活も2年目に突入してはや数ヶ月。去年の今頃は何やってたっけ、と思い出して暗澹たる気分になった。東京中野のボロアパートで、ちゃぶ台の上にPCを乗せて在宅ワークに勤しんでいたのであった。ああ、思い出したくもない。
あの生活のせいで、腰をやられたんだよなあ。毎日毎日ちゃぶ台の前で胡坐をかいて一日中PCを眺めていれば、姿勢も悪くなるし、腰も痛める。当たり前の話である。

さて、では気を取り直して何か楽しい話でも書こうかと思ったが、この閉塞した日々では何も楽しいイベントが発生しない。こういった時こそ、昔の旅行記のリライトだ。というか、単なる焼き直しだけれども。
2010年の10月(もう11年も前の話だ。そんなに経つのか…)にシンガポールに行ってきた。その時の旅行記が残っていたので、多少の修正を加えて、ここにアップする。

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2010年の10月にシンガポールに行ってきたのだ。2010年の9月にトルコに旅行し、そして翌月にはシンガポールである。どんだけお大尽様なのだ、という気もするが、実は大した話ではなくて、マイレージで飛行機代金がタダだったので出掛けたに過ぎない。
また、当時シンガポールには相方の友人が滞在していて(2021年現在、そのご友人はアメリカにいる)せっかくだから訪問しようという狙いがあった。飛行機代がタダなので、必要なのはホテルの宿泊代だけだ。また、9月にトルコ旅行に行っていたから、それほど休みも取れない。よって、10月15日(金)〜10月18日(月)までの4日間の突貫旅行。金曜の19時の飛行機に乗り、現地シンガポールに夜中の零時過ぎに到着し、月曜の朝7時のフライトで帰国するというもの。実質、土日の2日しか滞在期間がない。さすがにこんなに忙しい海外旅行は過去に経験した事がない。今後もないとは思うが(あったら、嫌だな)。唯一の救いは、シンガポールは時差1時間なので、時差ボケを味合わずに済むということだ。

シンガポールに対する知識は「マーライオン」と「ユニバーサル・スタジオ」しかない。他は、滅茶苦茶暑い東南アジアの典型的な国、それだけだった。そして、実際に行ってみると、その通りだった。
金曜日の夕方に成田空港に向かう。相方は昼まで仕事。こちらは休みを取る。そのせいで、こちらは家から成田空港まで独りでスーツケースを運ぶ。どうにも損な役回りだ。
空港に着き、両替を済ませる。19時のフライトなので、その前にレストランで休憩だ。レストランで両替したシンガポールドルを確認。確か、1S$(シンガポールドル)=60円くらいだったかなあ。あまりよく覚えていない。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003053j:plain

そして海外旅行前のお約束で、日本のビールを飲む。下手すると、これが末期の酒になるかもしれないからね。サントリー・プレミアム・モルツ。日本のビールは海外のビールに比べると断然美味い。と飲み終わった後の写真しかないぞ。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003126j:plain

時間になったので、飛行機に乗り込む。金曜の夜のフライトのせいか、結構空いている。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003147j:plain

シンガポールへの入国審査の為の用紙。日本からシンガポールへ行く人はきっと多いのだろう。日本語で書かれている。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003205j:plain

恒例の機内食。これは正直言って可もなく不可もなく。いや、正直言えば、不味い。だが機内食が不味いのはデフォルトだから、諦めるより他ない。もし、美味いものを喰いたいのなら、エコノミーじゃない席を購入すれば良いだけの話。それにしても写真がブレブレである。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003224j:plain

そして何時間経ったのか不明だが、シンガポールに到着。それにしても、エコノミーでの海外旅行は本当に疲れる。かと言って、ビジネスやファーストクラスで海外に行ける金もなし。悲しい話だな。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003245j:plain

シンガポールの空港に到着。ここは、なんというか、近未来的な雰囲気を漂わせている。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003306j:plain

空港の椅子やベンチで寝ている人多数。トランジット(乗換)する人達なのであろう。どこまで行くのであろうか。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003323j:plain

空港は、なんか洒落た雰囲気がする。歩いていると良い気分になる。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003346j:plain

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イミグレーションに並ぶ。深夜零時過ぎなのだが、結構観光客は多い。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003435j:plain

入国審査が済むとお約束の免税店。相方がいつものように免税店で引っ掛かる。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003454j:plain

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深夜零時過ぎなので、タクシーを捕まえてホテルを目指す。今回、予約したホテルは「ホテル・コンコルド」。シンガポールのメインストリートに位置するホテルだ。
とりあえず、空港の出口に向かう。他の観光客も出口に向かっているので、そこにタクシー乗り場があるのだろうと当たりをつける。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003825j:plain

空港内のファーストフードレストラン。時間も遅いのに、結構賑わっている。観光客が休憩してんのかな。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003848j:plain

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空港内のスナックショップ。店を撮りたかったのか、タンクトップの女の子を撮りたかったのか不明。実はこの時はもう完全に酔っていて、後で「え、こんな写真いつ撮ったんだ?」となっていたので、その時はどういうつもりでこの写真を撮ったのかよく判らない。成田空港の免税店で買ったワイルドターキーを大量に機内で飲んでいたせいである。日本でこんなことをやっていたら迷惑防止条例違反で逮捕される。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609003935j:plain

タクシー乗り場にたどり着き、「ホテル・コンコルドまで」と言って、あとはタクシーの後部シートでくつろぐ。シンガポールは英語が通じるので、タクシーとかは、とくに問題はない。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004002j:plain

夜中のシンガポールを走るタクシー。景色は南国を思わせ(というか、南国なんだが)、気分は悪くない。移動中の車内から撮ったので完全にピンボケである。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004030j:plain

20分程走り、ホテル・コンコルドに到着。タクシー代、深夜代金で40S$程取られた。多分、日本円で3,000円ちょっと。50S$を渡す。運転手がお釣りを寄越そうとしているのに「お釣りは取っておいて」と調子づいて、また無駄なチップをやる。だから、日本人は駄目なんだなあ。というか、ワイルドターキーで酔っていて気が大きくなったとしか思えない。
ホテル・コンコルドのフロントでチェックイン。随分と洒落たホテルではある。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004106j:plain

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下の写真はカフェだ。洒落すぎである。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004230j:plain

過去に海外で泊まったホテルの中で、ここが一番だ。かなりの高級感があるホテル。ここは楽天トラベルで予約したのだが、3泊で500S$。楽天が他のネット旅行会社に比べて一番安かった。が、だ。実はチェックアウト時に、TAX(税金)を請求され、実際の料金は600S$を超えた。楽天にはダマされるな、皆様。TAXが掛かるのなら、それを明記するのが旅行会社の良心ではないのか? いけしゃあしゃと、500S$と書いておいて、後でホテルでTAXが請求されるなんて、こんな卑怯な話はない。俺は今後2度と、楽天は使用しない。
※但し、これは俺達がサイトの注意書きを見逃した可能性もゼロとは言えないので、真偽は不明である。

ホテル・コンコルド自体はかなりの良いホテルだったので、シンガポールで滞在するなら、ここはお勧めである。
ホテル内には日本料理レストランもある模様。当然、こんな時間なので既に閉まっていたが…f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004335j:plain

俺がホテルの写真を撮りまくっているので、相方がスーツケースを引く。そういば、この時は2人でスーツケース一つで旅行してたんだな。よく荷物が入ったものだ。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004357j:plain

ホテルの我々が滞在する部屋に入る。過去に泊まったどの海外のホテルよりも立派。うーむ、凄いな、ホテル・コンコルド。f:id:somewereborntosingtheblues:20210609004441j:plain

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ということで、時刻は深夜1時過ぎ。明日はユニバーサル・スタジオ・シンガポールに行こうということで、とりあえず寝るのであった。