Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

俺達がシンガポールを旅行先に選んだ理由(わけ)

2022年09月04日から、09月09日までシンガポールに行ってきた。旅行記は余裕が出来てから書くつもりではあるが、何故今回シンガポールに行くことにしたか、その顛末を備忘録として書いておきたい。

俺と相方は一緒になってから、毎年海外に出掛けていた。東京に住んでいた頃、札幌に引っ越してから、そして俺が東京、相方が札幌と離れて暮らしても、しつこく旅行には出掛けていた。
その旅行は2008年から2019年まで続いた。2020年は、俺が東京から神奈川、相方が札幌から神奈川へとダブルで引っ越しを予定していたから、海外旅行は最初から計画していなかった。尤も仮に計画していたとしても、コロナのせいで計画はキャンセルせざるを得なかっただろう。だから、そういう意味では俺達は運が良かったと言えるかもしれない。

2021年になり、コロナの影響は変わらずだった。海外旅行が許されるような状況ではなかった。俺達は悶々とした気分で時間を過ごした。コロナのせいで、当時組んでいたバンドも活動停止状態だったし、プライベートは何一つ良いことがなかった。
年が明けて、2022年となったが状況はあまり変わっていなかった。俺は海外旅行は今年も無理だなと早々に諦めた。過去の旅行でマイレージが溜まっていたので、相方に「マイレージ使って沖縄か長崎にでも行こう」と提案した。海外旅行は無理でも、せめて国内旅行はしよう、そういった狙いである。それを言い出したのが3月くらい。

相方は暫くしてから「シンガポールに行こう!」と言い出した。シンガポールは12年前に突貫旅行で行ったことがある。金曜の夜に日本を出て、月曜の朝に帰国するという週末利用の旅行だった。この時もマイレージを使って旅行したのであった。12年前にシンガポールを選んだのは、相方の友人のMさんがシンガポールに住んでいたからだ。シンガポールに旅行しようというよりも、「Mさんに会いたい」という相方の希望を叶えた形とも言える。Mさんは今はアメリカ在住である。

今回相方がシンガポールを旅行先に選んだ理由は「シンガポールは待機期間がない」という点だった。むしろ、それに尽きる。旅行を計画した時点で、例えばハワイだと旅行に行った後に、7日間の待機期間が必要だった。7日間旅行に使い、さらに7日間、待機期間を持たなくてはいけない。合計14日休む必要がある。そんなには休めない。それを考えると、待機期間がゼロのシンガポールは理想的だった。
無論、俺も相方も一番行きたい国はスペインである。だが、この時スペインは物理的に旅行をするのは無理だった。

或る意味、消去法的にシンガポールを旅行先に選んだ。
だが行く以上は楽しまなくては勿体無い。相方は今回の旅行の主目的に以下の2つを上げた。
・ユニバーサルスタジオ・シンガポールに行って遊ぶ。
・マリーナベイサンズに宿泊して、インフィニティプールに入る(下の写真がマリーナベイサンズ)。

マリーナベイサンズは12年前に旅行した時、偶然に遭遇した。そのあまりにも奇抜なフォルムに度肝を抜かれた記憶がある。正直言って、世界三大がっかりのマーライオンよりも、マリーナベイサンズを見た衝撃のほうが12年前は強かった。
「マリーナベイサンズ高いんだよねー」相方が言う。今回はフライト代がマイレージで消化出来るから、ホテル代くらいは贅沢しよう、俺はそう提案した。
尤も、現地に行って仰天したけれども。宿泊代は、1泊で約1,000シンガポールドル(10万円)だった。過去にホテル代にこれだけの金額を払ったことはない。だがきっと最初で最後の金額となるだろう。
だったら、贅沢も決して悪いものじゃない。マリーナベイサンズは予算の関係で1泊のみである。

シンガポール旅行記は、写真などの整理が出来たら、アップする予定です。