Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

メキシコ旅行3 2015/07/02 旅行2日目 グアダラハラの名所を訪ねる

さて、旅行2日目。今日から3日間はノープランの終日フリータイムとなる。4日目は朝の11時に迎えの車が来て移動だ。昨日、初日ながら結構精力的に動いたおかげで、グアダラハラはかなり見て回ったしな(但し、見学/入場可能な建築物には時間の関係で一切入っていない。その辺りを今日は攻めたいところだ)。

朝の7時から朝食が摂れるので、7時に起きる。俺なんか起きて10分で食事に行ける状態になるのだが、相方は顔洗ってメイクして髪直して服着て…と時間が掛かる。まあこればっかりは女性だからな、仕方ない。文句を言っても詮無い事だ。

結局8時くらいにカフェに行って朝食券を渡す。ホテルスタッフが「ブエノス・ディアス!(おはよう)」と挨拶をしてくる。うーむ、「グッモーニン」という奴は誰もいない。やはりここはメキシコだ。カフェに入ると誰もいない。いつも思うのだが、朝食付ホテルで朝が一番早いのって日本人なんじゃないかなぁ。

西洋人とかって朝は比較的ノンビリなんだよね。まあ、メキシコは日没が8時半と遅いから夜も遅く、その分、朝も遅くなるんだろう。俺達はこのホテルでは必ず窓際の席を陣取った。部屋の見晴しが悪いから、せめて朝食の時くらいは眺めの良い席で食事をしたいという無意識な行動原理なんだろう。

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このホテルの朝食はビュッフェスタイル。よって好きなものを好きなだけ選んで食べる事が出来る。相方は毎朝シリアルを食べていた。俺がビュッフェの写真を撮りまくっていたら、ホテルウーマンに「写真撮るな」と怒られた。なんで撮っちゃ駄目なんだろう?

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ちなみにこのカフェはTVが2台置いてあるのだが、俺達が飯を食っている間、ホテルスタッフが3人程並んでTV鑑賞していた。日本ではありえない図である。だが、これも「さすがメキシコだなー」と俺と相方は感心していた。日本基準で物を考えては駄目なのだ。日本の常識、世界の非常識(笑)

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朝食だが、朝から肉がガンガンに食える。日本のホテルの朝食バイキングとの大きな差はサラダが殆どない点だ。野菜系は必ず火が通っている。なぜかは判らない。メキシコ人はあまりサラダ喰わないのかな。昨日の晩御飯に食べたファヒータ系の料理があるので、それを皿に好きなだけ取り、トルティーヤ(タコスの外側の小麦粉で出来たパン生地みたいな奴)も頼む。トルティーヤはこっちが頼まなくても「トルティーヤいる?」って感じで持ってきてくれる。客が俺達しかいないのにホテルスタッフが3、4人いるからな。過剰サービスになる。

ここのホテルで食べたオムレツがなかなか美味かった。この画像だとあまり美味そうに見えないかもしれないが、これにチリソースをかけて喰うと最高だ。

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昼夜とひたすらコロナばかり飲んでいた俺だが、朝食だけはコーヒーだ。英語で言う「PLEASE」にあたる言葉が「ポル・ファボール」だと相方に教えて貰い、「カフェ、ポル・ファボール」を連呼し、コーヒーを4、5杯は飲んでいた。

るるぶの旅行ガイドに「歩きによるグアダラハラ1日観光コース」みたいな案内があったので、今日はその通りに動いてみないか?と相方に提案。食事が済んでからその日の観光活動を決めるという、優雅なのか間抜けなのか判らない。まあ、こういうのもある意味贅沢だろう。

肩掛けリュックに地球の歩き方、るるぶ、コトリップ(スペイン語入門書)、ミネラルウォーターを入れて出掛ける。時間は朝の9時過ぎ辺り。ガイドによるとまずは「オスピシオ・カバーニャス」という世界遺産である建築物に行けとある。これは慈善施設として建造された後、孤児院として使われたのだとか。

地球の歩き方の地図を参考にしながら、「オスピシオ・カバーニャス」を目指す(と言っても徒歩で10分も掛からない)。ホテルから目的地までちょっと寂しい感じの通りがあり「ここは日が落ちたら怖くて歩けないね」と相方と話す。途中で教会に遭遇。この辺りは教会が多数あるのだ。

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着いてみると、門が閉まっていた。ガイドブックを見ると10時オープンだった。ちょっと早く着過ぎた。下の画像が「オスピシオ・カバーニャス」だ。

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ということで、辺りを散歩。なんてことのない景色を眺めているだけでも面白い。この辺りは都会なので、ちょっと俺のイメージするメキシコの風景とは違う。あと水が多いんだよな、それも想像と違った。

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俺のイメージしてたメキシコは乾燥した土地にサボテンだからね。噴水が多くてそれに驚くと同時に非常に癒された。メキシコに来て驚いたのが、靴磨きの人が異常に多いという事だ。結構賑わっている。

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言っちゃ悪いが、小汚い格好をしているメキシコ人だが靴には拘ってんだな。10代にしか見えない少年が靴を磨かせている風景を見た時には、ちょっと驚いた。俺が革靴履くようになったのは社会人になってからだぞ。

オスピシオ・カバーニャス」オープンの時間になったのでチケット売り場に行くと金髪白人の綺麗なお姉さんがいたので「TWO」と言うと「140ペソ」と綺麗な英語で返してくれた。さすがに世界遺産の窓口だから英語は通じるのだな。ガイドブックにカメラ持ち込みはさらに30ペソと書かれていたので、俺は自分のデジカメを見せる。トータルで70×2+30で170ペソだ。中に入って入口でチケットを切られると、チケットもぎりのおじさんが俺のリュックを指さして「預けろ」みたいな事を言う。なんでだろう。爆弾でも入っていると思われてんのか?

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世界遺産だからさぞや見るべきものがあるんだろうと意気込んで入ったら、ドームの天井にフラスコ画が描かれているだけだった。いや、充分な迫力なんだけどさ、それ以外に特に見るべきものがなくて、ちょっと肩透かしだった。

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なんかよく知らない建築家の博物展みたいなものもあったのだが(メキシコでは有名なアーキテクチャーらしいが)、いかんせん解説がスペイン語だからなー。読めないよ(笑)

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次は有名なリベルタ市場へ。ガイドブックには「清潔な感じはしないが、色々あってお土産選びにも最適」と記載されていた。市場へ行った時間は11時過ぎくらい。リベルタ市場は変則な3階(4階?)建構造。1階が雑貨メイン、2階がB級食事処。3階がスポーツ系商品(シューズとかスポーツウエアとか)、4階がゲーム関連だった。

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ここも日本の常識が非常識だったのだが、11時過ぎくらいだと開いている店が半分くらい。店の半分くらいは12時くらいから営業開始のよう。無論既に開いている店も多数あるんだが、開店準備中の店多し。日本だと10時くらいから店やってるからその感覚でいたけど、それは間違いなんだよなー。去年もモロッコの市場が開くのが12時くらいだったのを経験してたのにすっかり忘れてた。

市場に関しては世界共通というか、アメ横の商店街が3階建、4階建になっているのをイメージして貰うと雰囲気が近いかも。トルコのグランバザール、モロッコのスーク(市場)と一応それなりに市場を経験させて貰った人間から言わせてもらうとみんな同じだな、と。全く同じ商品を扱っている店が何店舗もある(別に姉妹店とかそういう訳じゃない)。あれ、この小物、さっきの店でも売ってたなーというのに次々と遭遇する。ガイドブックには「色々な店を見て値段交渉して、安く買うべし」とか書かれていたけど、まだスペイン語にも慣れてないし、ちょっと売買交渉をする勇気がこの時点ではなかった。

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なので、適当に市場を歩き回って、ふーんこんなのあるのかーって感じで。ちなみに店員はやる気があって声を掛けてくる人と、まったく俺達が存在しないかのように一切興味を示さない人に二分された。尤も、スペイン語で客引きされても全然判んないんだけどね。あ、そうそう「アミーゴ、アミーゴ」と声を掛けられて、おーメキシコだーと実感したけど。あのアミーゴってのは、街の八百屋さんが「奥さん、奥さん、大根が安いよー」っていう場合の「奥さん」と同じ掛け声の一種なんだな(笑)

2階のB級食堂では、なんか「安くて美味い!」と思わせるような食堂が多数。無論まだまだ朝ごはんがお腹に残っているので、食べるのはパス。仮に空腹でもここで飯を食える勇気はなかったなあ、俺には。

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るるぶは次は「デゴジャード劇場」に行けとある。ここは昼の12時から14時まで無料開放しているのだとか。ということで、市場を後にして、ゆるりと歩く。広場には多数の屋台。ここで小物やバッグ、洋服などを売っている。

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劇場はなかなか立派な建造物で正面から見るだけでも感動出来る。昨日もこの劇場の前を通ったのだが、その時は夕方だから、無論入れなかった。しかし、昼間2時間だけ解放ってのも凄いんだかせこいんだか?

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12時過ぎに到着したのだが、全然入口が開いていない。うーむ、ガイドブック間違ってんのかなーと心配になる。入口の横になんかチケット窓口みたいな場所があったので、そこで訊いてみようと行ってみる。
窓口の女性に「英語喋れる?」と訊くと「ノー」との非情な返事が。うーむ、困った。どうすりゃええねん。

と、俺のやり取りを横で見ていた白人っぽい男性が「どうしたんだ? 俺が通訳してやるよ」と英語で話しかけてくれた。おー、助かった。救いの神だ。メキシコに着いてから初めてちゃんとコミュニケーションが取れた(無論、相方を除いて)。これが滅茶苦茶嬉しかった。

「いや、ここって、12時から14時は開いてるって聞いたんだけど」と言うと、「ああ、12時40分からだってさ」との返事。おい、随分いい加減だな。あと15分くらいだ。仕方ないので、外に出て日蔭で待つ事にする。

「どこから来たんだ?」「日本だよ」「俺はカリフォルニアだ」と異文化コミュニケーション。当たり前の話だが、アメリカ人でもスペイン語喋れる人いるんだな(アメリカ人を馬鹿にしてんのか!)。

ということで、待ったのはいいが、結局開いたのは1時だった。いい加減だなー。
劇場だけあって中の作りは豪華絢爛。

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うーむ、こういうとこでオペラとか見たら凄いだろーなー(って、俺、オペラなんか判らないじゃん)。中に入るとスタッフらしき人がスペイン語で解説してくれるのだが、無論一語も判らないので、適当に切り上げて相方と脱出。でも、ここは見られて良かったな。

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ちょうど日差しが強さを増してきたので、カフェにでも入って休憩を取ろうとなった。本音を言うと暑くなってきたから、ビールが飲みたくなったのであった。この黄色い建物の1階がカフェなのだ。

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相方はレモネード、俺はハイネケン。レモネードは「リモネード」と発音すると通じる模様。レモネード、ビール共に30ペソ程度(300円)。300円でビールが飲める。メキシコは良い国だ! レモネードがキングサイズに見えるだろうけど、メキシコのカフェでレモネードを注文すると、大抵この大きさで出てくる。

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ちなみに、平均的日本人胃袋の持ち主である俺達は、朝食から肉なんか喰うと夜になるまで腹が減らなかった為、メキシコにいる間はずっと一日二食だった。メキシコのランチは14時辺りからがピークと言われているので、やっぱり一日の流れが日本に比べると遅いのだなあ。

次はガイドブックに従い、「ハリスコ州庁舎」へ。ここはメキシコ独立の父、イダルゴ神父の壁画が見られる事でも有名。この庁舎でイダルゴ神父は奴隷解放を宣言したのだとか。奴隷解放とか独立とか、やっぱり俺達日本人にはちょっと縁遠い言葉だよね。

入口に何故か軍人が何人かいて、警護している感じ。物々しい。なんだろ。軍人さんにガイドブックを見せながら「ここだよね?」みたいに確認。頷かれたので、そーっと入る(別に堂々と入れよ、悪い事してないんだから)。

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とにかくここの天井に描かれた壁画の迫力が半端ない。百聞は一見にしかず。下に他の観光客が写っているので、その大きさを感じて貰いたい。ガイドブックにもこの壁画の写真はあったのだが、大きさが判らなかったからね。ここまで凄いとは思わなかった。迫力という点では、このイダルゴ神父の壁画が今回の旅行のナンバーワンだった。

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庁舎を出て広場を見やると、マリアッチの集団が。いわゆるテンガロハットにスペイン風衣装を着て、クラシックギターなんかを演奏する楽団だ。お、演奏やるのかな、と暫く見ていたが観光客に写真を撮らせるばかりで、全然演奏が始まらなかった。残念。

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次は「カテドラル・メトロポリターナ」に入る。ここは教会だと思うのだが(実はよく判っていない)白の内装が素晴らしい。外観も美しいが、中も最高だ。こういった美しい物って、歴史的背景を知らなくても、素直に感動出来ちゃうんだよなあ。

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俺は無宗教論者だから、宗教的背景とか一切興味がないんだけど、それでもやはり「おー、すげー」と思えるのはその美しさ故か。人間が生物、無生物に限らず美しいもの(者、物)に惹かれるのは必然なんだな。

この辺りで色々な意味でお腹一杯になったので、一旦ホテルに帰り、小休止。ホテルの部屋からの景色が今一つなので、あんまりホテルでゆっくりしようという気分になれなかったのが残念。

やっぱりホテルのグレード、部屋からの景色って、旅行をする上でも大事なんだよなあ。10年くらい前に社員旅行で鴨川温泉に行ったのだが(話がいきなり飛ぶな、おい)、そこの部屋がオーシャンビューで物凄く気持ちが良かったのを思い出した。

時刻は夕方の6時くらい。まだディナーには早い時間(メキシコタイムという意味で)だが、俺達はランチを摂っていないから、いい感じで腹が減ってきた。何処でご飯食べようかと作戦会議。ガイドブックに載っていた「ラ・チャタ」というスープの有名な店に行こうと決定。ホテルから歩いてすぐのところだった。

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行ってみると、調理場が通りに面してる超オープンキッチン。おまけに調理人が女性ばかり。なんでなんだろ?

店に入ってメニューを見ると、またまたスペイン語の攻撃。全く読めない。スペイン語の痛恨の一撃。勇者は死んでしまった。おお、勇者よ、死んでしまうとは情けない。

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まあ俺はビール飲めればいいや、と白旗宣言。相方がスペイン語入門を開いて色々調べている「ね、これが肉料理っぽいよ、これ頼もうか」と。俺は頷くのみ。使えねえ奴だな、全く。相方に注文を任せる。相方はまたまた「これ2人でシェアするから」という意味の言葉を喋っていた、多分(笑).

下の画像はテーブルに最初に置かれていたもの。韓国行くとキムチが最初にお通しみたいな感じで無条件で出てくるのと一緒だな。

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俺達が頼んだ(というか、相方が頼んだ)のは、昨日も注文したような肉料理。いかんせん、メニュー解読が不可能に近いから、一遍頼んで安心出来るものを頼む傾向があるのだな。

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料金は全部で200ペソ程度(メインの肉料理が130ペソくらいで、飲み物がそれぞれ30~40ペソ)。2人合わせても2,000円ちょっとだ。昔サンフランシスコでディナー食べて100$した事を思えば、断然安い(ってゆーか、サンフランシスコは高すぎるんだよ!)

時間もまだ早いので街をぶらつくことに。時間は8時前後だったか。街を歩いていると大音量の音楽が聞こえてきたので、「ライブハウスかな?」と思い、入ろうよと相方を誘う。音楽はいわゆるメキシコのポップスだろうか、ちょっと説明出来ない。

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バンドのステージが奥にあり、その前に大きなスペースがある。そこで男女が踊りまくっている。日本でいうクラブとは違う。どっちかというと、中高年の社交ダンスとかそれに雰囲気が近い。

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バラードっぽい曲ではチークダンス風を踊り、激しい曲では皆好きに身体を動かしたり。ミュージックチャージ取られるかと思ったら、純粋な飲み物代だけだったので、非常に安い。

相方はさすがに「そろそろテキーラ飲みたいな」とメニューのテキーラをウエイターに指差しオーダーしたのだが、全く通じない。というか、相方が「これ!」と指差すと相手が「*******?」と大量に訊いてくる。どうやら、同じテキーラでもさらに種類が細分化されるのと、飲み方をどうするのか訊いてくるらしいのだ(らしいというのはあくまでも想像だ)。

当然相方の独学のスペイン語でそんなやり取りが対応出来る訳もなく。相方は諦めてコロナビールのボトルを注文。

俺は1リットルビールと書かれたのがあったので(それでたったの50ペソ=500円だ)、それを指差し注文。するとウエイター、今度は俺にも大量に何か言ってきやがった。ビールなのになんでそんな質問があるんだよ?適当にシー、シー(YES)と返事をしているとやっと消えてくれた。ビール頼むのも一苦労だぜ。

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と、後になって判ったのだが、1リットルビールはボトルとグラスで持ってくるか、それとも大ジョッキに注いで持ってくるかを訊いていたらしい。面倒臭いな、どっちかに統一してくれよ!(懇願)

ここで非常に驚いたのだが、他テーブルの人達は踊りに行く時にバッグとかを自分の椅子に置いていく。テーブルが空になるのに平気で荷物を置きっぱなしなのだ。治安が良いのだなあ。

俺達もビールを飲みながら音楽を聴く。うーん、メキシコ音楽はよく判りません。周りのテーブルを見ると、荷物置きっ放しで踊ってる人多数だったので「ここ安全なんじゃね。俺達もせっかくだから踊ろうか」と相方を誘ったら、ちょうどその辺りでバンド演奏が終わってしまい、ダンスタイム終了。うーん、残念。

ビールを飲み干して、昼間見た建物らの夜の顔を写真に収めてホテルに帰る。

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今日はなかなか充実した一日だった。ということで、旅行二日目も盛りだくさんで終了。
さて、明日はどうしようか。相変わらずノープランだ。