Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

札幌はもう紅葉の季節だ

世の中は三連休だ。当然、うちも三連休。俺も相方もカレンダー通りの休みである。が、この三連休、これといった予定や用事はない。三連休後に大きなイベントがあるので、その前に出掛けるとかの予定は入れられないのであった。

だが、だ。そうはいっても、家に篭って映画を観るとかが大嫌いな相方である。日曜の昼過ぎになると「暇だよー、暇だー。どこか行きたいー」と言い始めた。駄々っ子かよ?
が、連休明けの予定があるので、当然遠出や金を使うイベントは無しである。
となると、俺達に残されたものはお約束の散歩である。そう、金の掛からない遊びと言えば、散歩である。

近くの山々も段々色が赤くなってきた。紅葉の季節だ。北海道は、関東(本州)よりも紅葉になるのが断然早いのである。
家の近所はほぼ歩き回ってしまった。まだ行ってない方面が残っているので、今回はそちら方面を当てもなく進む事にする。

近所の木が黄色に染まっている。この木が何なのか俺は知らない。緑と黄いろのコントラストがなかなか良い。

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今日はあまり天気が良くなく、山の頂上辺りはガスっている。うちのマンションから歩き出してまだ5分程度。なんか見た事のない木が実をつけている。もしかすると、この木は東京にもあるのかもしれない。だが、東京にいた頃はこんなにも外の景色や自然に目を向けた事がなかった。だから、そういった事にも気づかなかったんだよなあ。

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秋と言えば、すすきの木。無論、ここ札幌にも沢山のすすきの木が咲いている(すすきって咲くって表現でいいのか?) 東京じゃ、こんなに沢山のすすきを見る事はないもんなあ。

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洒落た建物に遭遇。蔦が壁に絡まっている。何屋さんなのかな、花やさんだろうか?

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さらに山に向かって進むと、寿司屋さん発見。こう言ってはなんだが、正直節操がないメニューである。寿司屋で天麩羅、フライ等が喰えるっての凄い話である。ランチメニューとは言え、握りが680円は安いな、それにしても。

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寿司屋さんを抜けると、急坂に遭遇。ここが山の麓的な感じだ。斜面の急さが半端ない。これはアキレス腱伸ばすのには絶好の坂である。運動不足の俺にはストレッチに丁度良い。

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登り切ると、木々に囲まれた道が見える。整備されている感じだからここを歩いていけば公園とかに遭遇出来るのではないだろうか。

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この道を抜けると、休憩エリア的な場所に出た。ベンチがいくつか並んでいる。向かって右側に舗装された道、左側に傾斜のきつい階段がある。案内板を見ると、左側の階段の先に見晴台があるとの事なので、左側の階段を進む事にする。

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階段を登り切ると、またすすきに遭遇。それにしても緑が多いなあ。緑が嫌いという人間はまずいないと思うのだけれども、俺自身、東京にいた頃はこれほど緑を身近に感じる事があったかな、という気がする。

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見晴台から見る山。この山がなんという名なのか俺は知らない。だが、知る必要もない気がする。この景色を見て、相方と「いい景色だねー」と頷きあえれば、それで充分だ。

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さらに進むと、木々のトンネルがある。この場所は今日偶々来て知ったのだけれども、春とか初夏に来ても、きっと楽しめた事だろう。

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木のトンネルを抜けると駐車場に到着。ここから山を見上げる。山頂が煙ってるなあ。写真の真ん中辺りに風車らしきものが見える。あの風車は何の為にあるのかな。興味が尽きないなあ…

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駐車場にある案内図で確認すると「芝生公園」がある事を知る。何かは判らないが行ってみる。散歩というのはその場その場で行く先を決めれば良いのだ。ある意味、自由だ。着いてみると、滅茶苦茶広い場所に遭遇。サッカーが楽勝でやれる程度の広さはある。

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芝生公園は駐車場よりも高台にあるので、そこから街を見下ろす。街の先に山がある景色。札幌に引っ越してもう11ヶ月が過ぎた。もうすぐ札幌生活も丸1年になる。この街並の先に山のある景色も何度も見た。が、何度見てもまだまだ飽きない。何度見ても良いなあと感嘆出来る。

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芝生公園を抜けて、今度は紅葉のトンネルを通過する。こういった道を散歩出来るのが良いんだよなあ。観た事もないような初体験な景色に遭遇する訳じゃない。小さい頃に見た景色の一つに似たようなもの。それを今、この歳にして札幌で見ている。それが良いのだ。

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この芝生公園近辺は照明もなさそうなので、もしかすると夜中にやってくれば札幌の星空が見えるんじゃなかろうか。相方と「そのうち、夜中に来てみないか」と相談する。公園も紅葉にも満足したので下界(笑)へ戻る事にする。それにしても、凄い傾斜である。

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降りる途中で、花を愛でている家があったので、写真を撮らせて貰う。花のある家って良いよね。花があって不快になる人はいない。誰もが綺麗な花を見ると良い気分になれる。いいことだ。

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家を出たのが14時過ぎくらいで、この時もう17時ちょっと前。今日は歩いたなあという事で帰宅する。帰る途中で北国にしか存在しない立て看板を見た。思わず笑ってしまった。これぞまさしく「北海道あるある」じゃないだろうか。

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家まであと5分というところで、珈琲ショップを発見。家のすぐ近くにこんな店があったのなんて初めて知った。それも散歩のお蔭である。歩き疲れたのもあるので、せっかくなので寄って珈琲を頂く事にした。店に入ると珈琲の良い香りがする。

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メニューは珈琲、紅茶、ソフトドリンクのみ。軽食、アルコールは一切置いていない。テーブルには灰皿もない。こだわりの店だなあといった感じ。
相方は酸味の強いキリマンジャロが好みなので、それを注文。実は俺はいい歳して珈琲の酸味と苦味の意味が判っていなかった。なので、苦味の強い東ディモールの珈琲を注文。
そして、相方のキリマンジャロと飲み比べる。「この歳まで生きてきて、初めて酸味と苦味の意味が判ったよ」と言うと相方は大笑いしていた。相方は学生時代に喫茶店でバイトしていたので、珈琲にはうるさいのだ。

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この店は珈琲を提供する時に、砂糖は出すけれどもクリームは無し。クリームなんか入れたら珈琲本来の味が判らなくなっちゃうからね。当然と言えば当然。
いい店だ。散歩のお蔭でこういった素敵な店を発見する事が出来た。珈琲はどちらも450円。
相方と美味しい珈琲飲みたくなったら、ここに来ようと決める。

素敵な紅葉と珈琲を味わって、本日の散歩は終了した。こういった新しい発見があるから、散歩は楽しい。