先週の土曜日の事。相方が誕生日を迎えたので、銀座まで蟹を喰いに行こうとなった。蟹と言えば、かに道楽だ。蟹なんてめったに喰えるもんじゃないし、たまには贅沢をしようということだ。
電車に乗っている時に「そうだ。クーポンとかあるんじゃね？」とネットで検索すると、なんと本店が閉鎖になったという。なんてことだ。ってゆーか、本店が閉店ってどういう事だよ？
だが、まあ銀座には８丁目にもかに道楽はあるので問題ない（というか、実は問題だった）。地下鉄の銀座駅はだいたい４丁目。そこから８丁目までのんびりと歩く。と、多数の中国人観光客と遭遇。冗談抜きで銀座にいる人の７割から８割は中国人観光客だと言っても過言ではない。
アメリカ人には、日本人と中国人と韓国人の区別はつかないだろう。でも、俺達日本人からすると、中国人て明確に日本人と違うよね。なんか、持っている雰囲気が違うんだよな。中国人に恨みはないが、でかいスーツケースもって道のど真中を並んで歩くのはやめて貰いたい。
さて、かに道楽に到着したのが1時半くらい。店の受付で「案内出来るのは2時過ぎになる」と言われる。うーむ。本店が閉まってさえいなかったら、こんな目には遭わなかったはずだ。携帯の番号を伝えて店を後にする。あまり遠くまで行くと戻るのが面倒なので、道路一本挟んだ隣の博品館劇場でおもちゃを見て回る。ここも中国人観光客多数。この中国バブルはいつまで続くのだろうか。
結局、店から電話が来たのは2時20分くらい。約1時間待った計算になる。
通されたのは半個室の部屋。外の景色が見える窓際の席でなかなか悪くない。テーブルについてメニューを見て2時まで混んでいる理由が判った。2時までのタイムサービスでリーズナブルなランチをやっていたのだ。2,000円くらいで蟹飯定食みたいなのが食える。それは混むわな。
まずは、飲み物。ビールが残念ながらアサヒスーパードライだった。ビールはサッポロ黒ラベルが良いんだけどなー。
4,000円ちょっとのコースがあったので、それを注文。そして、単品でカニクリームコロッケ。
まずは、酢の物と刺身が出てくる。
これを肴にビールを飲む。酢の物は好きなんだけど、実は俺はあんまり生ものが得意じゃないんだよなー。相方は「美味しい、美味しい」とあっという間に酢の物と刺身を平らげてしまった。俺は刺身を半分くらい相方にやる。まあ、刺身よりも俺はビールだな(笑)
次は焼きガニだ。これはいいね。ビールに合う。
そして、クリームコロッケも出て来た。これは美味いなー。こういう揚げ物はビールとの相性が最高なんだよなあ。
そして箸休め的な茶碗蒸しと、蟹焼売。蟹焼売は、本当に「おお、蟹入ってるなー」って感じで美味。
この辺りで、ビールを既に2本空けた。もうビールはいいや、ってことで芋焼酎のロックに切り替え。
天麩羅が出てきた。天麩羅はよく塩派と天つゆ派に分かれるよね。俺は断然天つゆ派なんだよな。やっぱり、あのつゆが美味いと思うよなあ。塩の人の言い分としては「天つゆにつけると、せっかくの衣がびしょびしょになる」というのがあって、それは理解出来るけど、やっぱり天つゆだよなー。ちなみに焼き鳥は塩派です。
最後に蟹寿司と御吸い物で〆る。あー、落ち着くなー。
なぜか、サービスでコーヒーがついたので、コーヒー飲んでお仕舞にする。それとデザートのアイスね。とか言いつつ、コーヒー出て来た瞬間に芋焼酎のロック追加したけどね(笑)
ということで、二人で4,000円のコース、蟹クリームコロッケ、梅酒、瓶ビール2本、芋焼酎のロック2杯。合計で約14,000円。滅多にこんな贅沢な食事なんて出来る訳じゃないしね。年に1度だからな。たまの贅沢も悪くはない。
