Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

テイク・イット・イージー

前回、調子に乗ってあまり読みたくないタイプのblogの話を書いた。

悲しい話は読みたくない - Some Were Born To Sing The Blues

これはあくまでも俺一個人の想いだから、反論される人や否定される人がいても、それはそれで一向に構わない。で、さらに調子に乗って、もう少し人様のblogについて書く。というか、これはblogだけに限った話じゃないんだけれども。

「あんまり気合を入れすぎるな」

これである。なんの話かと思われる人もいるだろう。blogに対する姿勢の話だ。俺がこのblogを始めて既に六年が経っている。始めた時はまだ40代だった。あらま恐ろしい。よくそんなに長くやっているなという感じである。
俺がこのblogを続けている理由は、ただ一つ。
「辞める理由がないから」
それだけである。金を稼ぐ為に始めたのではない。アクセスを稼いで、ネット界隈で有名になりたかったのでもない。単に備忘録として、自分の日々体験した事や思った事を記録しておこう、それだけの理由で書いている。だから更新頻度もまちまちだ。書きたい事があれば連日更新するし(滅多にないけれど)、何もなければ放置状態だ。

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よっぽど何か特定の目的がない限り、blogなんてそんなもんで良いんじゃないのかな、俺は思う。良い意味での「適当」でいいじゃんかと。
何故そんな言わずもがなな事を書くか。
blogを始めて気合を入れて連日更新したのは良いが、気力が続かなかったのか、理由は知る由もないが、あっさり更新が途絶えるblogの何と多いことか。

たまにはピアノに関連するblogを読もう。そう思って、とある「ジャズピアノブログ・ランキング」というサイトにアクセスした。blogタイトルと一行紹介みたいなのが記載されている。面白そうなのを次から次へとクリックしたが、その殆どがblogの墓場と化していた。
最終更新日が2015年とかになっている。あ~あといった気分である。

だから、まじめに書こうとするから嫌になるんだよ。連日更新とか考えるから挫けちゃうんだよ。自分でハードル上げんなよ、俺はそう言いたい。

「お前、何偉そうにblog論を語ってるの?」
そう思う人もいるかもしれない。だが、これってblogだけの話じゃない。blogを引き合いに出したのは、ただの一例に過ぎない。
全ての物事に通じる話だ。

俺は、ギター、Sax、ドラム、ピアノと四つの楽器に手を出している。そしてそのいずれもが最下層のレベル。それでも全然構わない。何故かって? 俺自身が滅茶苦茶これらの楽器演奏に対するハードルを低く設定して、楽しんでいるから。
そして、ピアノが上手く行かないとギターに逃げ込んで、ギターのフレーズが覚えられないと、ピアノを弾いて気分転換をする、そういった互助会みたいなものを自分の中に置いている。

俺の場合、もし例えばSaxしか楽器をやっていなかったら、Saxで行き詰まったら逃げ場を失ってしまう。そのエクスキューズ(逃げ道)としてドラムがあったり、ピアノがあったりする。
また、ドラムで上手く行かなかった場合、Saxを吹く事で気持ちをリフレッシュする事が出来た。両方上手く行かなかった場合はどうするかって? そんな時はどっちも暫く放置しときゃいいのだ。

人間関係だって、同じ。仕事だってそうだ。
上手く行くのを前提と考えるから、よろしくない。上手く行かないのが当たり前だと思ってりゃ、最初から頑張って何とかしようとは思わないだろう? ほどほどでいいやと思えるだろ。

楽器演奏と一緒。肩の力抜いて行こうよ。