Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

サンフランシスコ旅行(10)5日目 ジャパンタウンを散策 2009/09/24(木)

2009年9月にサンフランシスコへ出掛けた時、ジャパンタウンまで足を伸ばした。その時の写真と覚書を。それにしても、日本人街って「ジャパンタウン」と名付ける場合もあれば、「リトル・トーキョー」だったりする場合もある。その区分けってどうやってるのだろう。謎だ。

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チャイナタウンを満喫し、次はジャパンタウンへ行ってみる。日本人街に行ったから、どうなるというものでもないのだが、既に行きたい所はみな行った。まるで余り物を見るような発言だが、そういった余裕があるのは良い事だ。少なくとも「ああ、あそこ行きたかったのに行けなかった」とがっかりするよりも大分良い。
ガイドブックを見ると、ケーブルカーのカリフォルニア・ラインがジャパンタウンのすぐ近くまで行く事が判ったので、チャイナタウンの真ん中から、ケーブルカーに乗る。そして終点まで。ケーブルカーの線路が終わっているのが、見えるだろうか。これが終点という奴だ。

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ジャパンタウンまでは、まだ2ブロック程あるのだが、既に日本人街のテイストをぷんぷんさせる店が出てきた。「キク・インポート」という名前が秀逸だ。なんで、キクなんだろう。それにしても、日本兜や和箪笥なんか売れるのだろうか? 

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この辺りから、徐々に日本語が街の中にも出てくる。それにしても「気持ちホーム」とは何だ? 老人ホームの事か?

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そして、ついにジャパンタウンに到達。といっても、特に大きな看板や目印がある訳じゃない。旗があるだけだ。それでも充分に日本の風情を感じる事が出来るけれどもね。

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ジャパンタウンに入り込んで最初に感じるのは「ここ、コリアンタウンじゃね?」ということ。つまりハングル語や韓国料理が異常に多い。チャイナタウンが一大観光エリアと化したせいで、日本と韓国が一緒くたになったのかな。それにしても、日本語、ローマ字、ハングル語のミックスはどういったニーズによるものなのか?

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また、チャイナタウンと同様に、やはりストリートの標識にはちゃんと日本語も標記されてる。ただ、一つ思ったのが、「STREET」って日本語だと「街」なのかなあ? 「通り」ではないのだろうか。

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ジャパンタウンの入り口近辺にあるのは、もっぱら韓国料理屋さん(つまり、焼肉屋さんだな)。この辺は、日本と韓国で共存共栄してるのだろうか。

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スーパーマーケットみたいなところで、持ち帰りの寿司を売っている。寿司っていっても、お稲荷さんやカッパ巻きな訳だが。ちなみに、「TO GO」ってのは持ち帰りって意味だ。アメリカへ行ったら、TAKE OUTと言っても通じない(言った事ないので、通じるか否か実は判らない)ので、TO GOと言いましょう。大きなお世話である。日本のファストフードでよく言われる「店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りでしょうか?」ってのは「Here or To Go?」と訊かれる。シンプルで良いね。ここは看板に最初からTO GOと書いてあるから、持ち帰り専門ということだ。

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ジャパンタウンの中心地辺りまで行ってみる。なんだか意味のよく判らない五重の塔がある。これは一体何を模したものなのであろうか?

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そして意味不明なオブジェ。これ、昼間来たから意味判らなかったけど、街灯なのかな。夜になると明るくなるのかもしれない。今気付いた。

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この中心地近辺には、大量の日本食レストランがある。大抵が「寿司+蕎麦」セットを12$前後で売っている。日本の和食ファミレスくらいの値段設定か? こちらのほうがちょっと高いか。日本なら、セットなら千円くらいで食えるか? 和食ファミレスに行った事が殆どないので、実は値段が判らないけれども。

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窓の外から店内を覗くと、お客さんは日本人以外が結構多い。チャイナタウンの飲茶レストランの客が中国人だけじゃないのと同じ理屈だな。

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和食レストランがジャパンタウンにあるのは、全然不思議じゃない、というか当たり前だ。今回ジャパンタウンで一番驚いたのが、以下の画像。まさか、アメリカにもプリクラがあるとは予想の斜め上を行っていた。うーむ、恐るべし、日本の流行発信。

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ということで、ジャパンタウンを満喫したので、路線バスを利用してダウンタウンに帰り、土産物のTシャツを物色する。
アメリカに旅行する度に土産にTシャツを買っている気がする。が、Tシャツって、気に入れば普通に着て貰えればいいし、気に入らなければ部屋着や寝巻きに使えるから、結構有益な土産だと自分では思っているのだが。どうなんだろうか。

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前日、前々日とディナーに出遅れたせいで、レストランで待たされたので、今回は5時過ぎにはホテルを出る。今回の狙い目は、ベイブリッジ近くのレストラン。眺めが良いらしいのだ。ということで、意気揚々と出掛けたのだが、やはり旅は思った通りには進まず、こちらは観光地図を片手に途方に暮れる事になるのであった。