Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京で一人暮らしを開始。2020年10月に神奈川に移り住む。生々流転の日々。

サンフランシスコ旅行(7)4日目 アルカトラズ島へ上陸 2009/09/23(水)

2009年9月にサンフランシスコへ出掛けた。ゴールデンゲートブリッジとアルカトラズを見る、それだけをスケジュールして出掛けた。もうあれから11年が過ぎた。
やりたい事はやれるうちにやっておこう。人間、いつどうなるか判らないのだから。
下記は当時の旅行記旅行記を書いたのは11年前になる。

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本日は、今回のサンフランシスコ(以下、SF)観光の目玉の一つでもある、アルカトラズ島観光の日。朝起きて、いつものようにスターバックスコーヒーを楽しむ。部屋から見たSFの街は相変わらず霧に煙っている。

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アルカトラズ島へのフェリーの出発時間は午後の1時半。ということで、ゆっくりめの朝食、ようするにブランチを摂る事にする。フィッシャーマンズワーフにはバーガーキングがあるので、そこでブランチ。いわゆるセット(ハンバーガー、ポテト、飲み物)で約8$くらい。これを食べると、充分に腹いっぱいになる。見た目はちょっと、汚いが、味は悪くない。まあ、典型的なアメリカのジャンクフードであることは間違いないんだけどさ。

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アメリカでフレンチフライを食べる時は、ケチャップを付けるのはデフォルトだ。日本では、ファーストフードでポテトを食べる時にケチャップをつけるサービス(習慣?)はまだないよね。そのうち、日本もケチャップがデフォルトになりそうだが。

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バーガーキングに入って、ちょっとお手洗いに行きたくなるが、トイレのドアに「客以外は使用不可。使用する場合はトークン(小さいコイン)を使用しなさい」という意味の事が書いてある。従業員がトークンを入れてくれて、トイレに入れるようになる。本当、アメリカって国はトイレに困る。
あとびっくりしたのが、うちらが店に入ったのが、11時くらい。つまりこれから昼に近くなるので、店が段々混んで来る時間帯。なのに従業員の一人が自分のランチ(なんか、フルーツの詰め合わせをタッパに入れたようなもの)を、客用のテーブルに座って食べ始めた。当然、バーガーキングのユニフォームを着たままだ。
日本で、昼の12時が近づいてきて、自分のランチを食べ始める従業員はいないだろう、ましてや客席でだ。さすがアメリカといった感じではある。

食事を終え、フィッシャーマンズワーフ近辺を散歩。初日に来た時は、ドレッドヘアの女性黒人サックスプレイヤーがいたが、今日はいない。旅行初日は日曜だったし、今日は平日。そういった意味では仕方ない。クラムチャウダーの残飯を海鳥らに上げる人が多いせいか、鳥達は非常に人に慣れている。そして平気でサワーブレッドを啄ばむ。こういう鳥にパンとかやっていいのかね?

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俺自身が、アメリカの景色が好きなせいもあり、こういった風景を見ているだけで楽しんでいられる。例えば、ヨーロッパの街並みが好きな人はそれらを見ているだけで楽しめるだろう。それと同じだ。

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土産物屋を冷やかしたり、海の近くを散歩して楽しんでいるうちに、1時近くになる。そろそろチケットを交換するかと、チケットブースに行く。アルカトラズのチケットは日本にいる時に既に、ネットで予約しておいたので、ブースでは交換するのみ。平日だが、それなりに混んでいたな。土日だったら、もっと混むのかな。

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船着場でぼんやりと乗船時間を待っていると、アルカトラズから戻ってくるフェリーの姿が。いやあ、随分と立派なフェリーだな。

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ということで、これが交換したアルカトラズのチケットとガイドブック。まあ、英語なんで、ガイドブックは全然読んでないけど(笑

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フェリーは昨日サウサリートから乗ったものと殆ど大きさは変わらないようだ。せっかくのフェリーなので、またフェリーから見えるSFの景色をデジカメに収める。

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20分程、フェリーに乗っていると、アルカトラズ島に到着。特別なんか凄い島だという雰囲気はない。おお、これがあのアルカトラズか、という程度ではある。島に到着して一番最初に目に入る景色がこの建物だ。

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到着寸前に写真を撮って貰う。寝ぼけてんのか、俺?

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次に見えるのが、この物見塔。ん? この塔って、ダーティ・ハリー3に出てきた奴だっけか、記憶が曖昧だ。

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そして、英語で書かれた(当然だが)、文字がいかにもアルカトラズっぽくて良い。

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島に上陸してすぐのところにある案内板。まあ、この辺りは観光名所となっているから、当然と言えば、当然。ここを見て、自分がどこに行けば良いのかをチェックする訳だ。

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順路を歩いていくと、砲台が見える。昔、アルカトラズは刑務所である前は海軍の前線基地だったらしく、入り口には砲台があり、敵をこれで蹴散らしていたらしい。あれ?記憶が曖昧だな。刑務所になったので入り口で相手を威嚇する為に砲台があったんだっけかな、どっちだったろう…

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まずは順路通りに入ると、そこは刑務所のシャワールーム(というか、シャワースペース)。いくら、罪人とはいえ、こんなだだっ広い場所で素っ裸でシャワーってのは嫌だわなあ。

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ここを抜けると、音声ガイドツアーの始まりだ。トランシーバーみたいなものを貸して貰える。当然、英語のガイドじゃ何言ってるか判らないので、日本語ガイドのトランシーバーを貰う。確か、英語以外にも写真の国の言語に対応しているようだ。

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アメリカ人は、軍隊で日本に駐在していた人が多いようで、日本語が話せる人(といっても、挨拶程度ね)が多い。
「オオ、日本人デスカー。コンニチハー。タノシンデクダサーイ」って感じである。
アルカトラズ刑務所は2階以上は立入禁止になっているようで1階部分しか歩けなかった。2階部分を歩きたかったので、そこが非常に残念だった。

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音声ガイドは、日本語なんだが、声優さんが「おう、俺はジャック。俺は強盗で終身刑だぜ。」みたいに変に演技をつけているのが聞いていて笑える。他の国の音声ガイドもそうなのだろうか。

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刑務所は光が入る場所とそうでない場所の差が激しく、これは長くここに留置されていたら、精神を病んでも仕方ないなあという気になる。TVゲームの「サイレントヒル」が見事にこのアルカトラズ刑務所と雰囲気が合致していた。 

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映画「アンタッチャブル」で有名なアルカポネが梅毒で最後は廃人同様だったという解説には、ちとびっくりである。刑務所の中の闇世界でも猛威を振るっていたのかと期待していたのに。
ちなみに下の写真は運動場。たいして広くはない。が、狭い刑務所で唯一身体を動かせる場所。ここは当時は皆が運動に勤しんだ場所なんだろうと思う。風の強さが尋常じゃなく、ちょっと驚いた。

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また、懲罰房は光が一切入らないのだとか。下の写真が懲罰房だ。映画「murder in the first」(邦題忘れた)で、ケビン・ベーコンが懲罰服で、のた打ち回っていたシーンを思い出した。

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俺は運良く刑務所に入った事がないので、日本の刑務所の中も映画の中のシーンでしか知らないのだが、こんな狭い場所に押し込められていたら、なんか気がおかしくなっても不思議のない気がした。いや、こんな狭い場所に押し込められるだけの罪を犯したのであろうから、当然と言えば当然なんだろうけど。

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ということで、せっかくなので刑務所の中に入って記念写真。ちなみに俺が座っているのは便座である。

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だらだらと音声ガイドに従いながら全部を見回ると、丁度2時間くらい。いかんせん、昨日のゴールデン・ゲイト・ブリッジでの徒歩が効いたせいか、今日はアルカトラズを歩き回って足がすっかり棒になった。写真も相当撮ったのだが、似たような構図が多いので(大量に貼っても面白くないだろう)、添付写真は少なめにしておいた。
個人的にはアルカトラズ島観光よりも、ゴールデン・ゲイト・ブリッジからサウサリートを観回ったほうが面白かったかな。
ということで、またフェリーに乗ってSFに戻る。最後にいかにも刑務所っぽい写真を何枚か貼っておこう。

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資料を見ると、どうやら受刑者達は野球をやっていたようだ。身体動かさないとね、刑務所とは言え。

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懲罰房に足を踏み入れる相方の図。この暗さはちょっと精神を蝕まれる気がする。

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そして、アルカトラズ島からSFを見つめる相方の後ろ姿。この人、何考えてたんだろう、この時。

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