Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京暮らしを再開。生々流転の日々です。

ささやかな幸せをささやかな買い物で得る

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普段、仕事に行く時は片掛バッグを使用している。スーツを着たサラリーマンの皆さんがよく使っている奴だ。ちなみに言っておくと、俺も普段はスーツにネクタイである。
この話をすると、殆どの人間に「うわー、想像できねー」と言われる。俺の事何だと思ってるんだよ? 麻薬の売人じゃねーんだぞ。平日にTシャツ、ジーンズで過ごしてる筈ないだろうが。

この片掛バッグには会社支給のパソコンが入っている。いつ、自宅勤務に切り替わるか判らないので(多分、ならない)毎日パソコンを運んでいる。これが結構重くてつらい。特に片掛バッグは重さが片方に全て掛かるから、きついのだ。
先日、その片掛バッグのバックルが壊れた。経年劣化って奴だ。これも良いタイミングだろう。片掛バッグじゃなくて、パソコンの入る丁度良い大きさのリュックを買おう。そう決めた。

ドン・キホーテに行って、物色する。仕事の行き帰りにパソコンを入れるのが主目的だから必要以上に大きいのを買っても仕方ない。仕事帰りに買いに行ったので、ちょうどパソコンもある。色々なリュックにパソコンを入れて「ああ、これじゃ余るな、これはデカすぎる」とか試した。
丁度良い大きさの奴が見つかった。値段も手頃(5,000円)だし、悪くない。

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帰宅して、片掛バッグの中に入っている物を全て出す。何も入れてないと思っていたが、結構小物が多くあった。それらを分類して、リュックに入れていく。今時のリュックってポケットが沢山付いているのだな。非常に便利である。
単に荷物を詰め替えているだけなのだが、ちょっと楽しくなった。

そしたら、何となくだが、相方が必要でもないのに、新しいバッグを買いたくなる気持ちがちょっとだけ判った気がした。何度か書いているが、相方は物欲の鬼だ。
年がら年中、服が欲しい、バッグを買いたい、季節が変わったので新しい靴が必要だと喚いている。
相方が新しいバッグや靴を欲しがるのは、単純に見た目で「欲しいなぁ」という理由からだろう。男がバッグを新しく求める場合は、機能性を求めてじゃないだろうか。見た目重視で買う男性もいるだろうけれど。

翌日から、リュックを背負って出勤したのだが、これが非常に楽だった。片掛でなく、リュックだと重さが両肩に分散されるから、パソコンの重さを感じずに済む。ああ、楽だなあと思う。
たかだか5,000円のリュック一つで、ほんのちょっとの幸福を感じる事が出来る。ああ、という事は、新しい靴を買ったり、季節のファッションを求めたりすると、その都度、小さな喜びを得る事が出来るのだな。
相方が求めているのはきっとそれなんだろう。

一種の麻薬みたいなものか。
ただ、俺の場合はファッションに殆ど興味がないからなあ。何を求めるかだ、問題は。
この週末は街でもぶらついて、その求めるべきものでも探してみるとするか。