Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京暮らしを再開。生々流転の日々です。

スペイン~モロッコ旅行4 フェリーでスペインからモロッコへ渡る

マラガ二日目。そしてモロッコへ移動の日でもある。今回は台風のせいで日程が削られたせいで、どうにも忙しい(しつこい)。
今回の旅行の最大の目的は、「ジブラルタル海峡をフェリーでスペインからモロッコへ渡る」であった。相方はそれをやりたいが為に、今回の旅行の日程を組んだとも言える。だから、実はモロッコへ到着した時点で目的がほぼ達成されるので、モロッコ到着後は殆どノープランなのであった。

朝の八時に起床。フェリーに乗る時間を逆算して、十時にはホテルを出発。よって九時に朝食。相方はメイクの時間が必要なので、八時起床という訳。俺は顔を洗って、歯を磨いて、寝癖直すだけ。圧倒的に時間が余る。ということで、マラガのビーチまで散歩することにした。下の景色は朝の八時なのである。ちょっと薄暗いのだ。

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ビーチに行くと、丁度日の出に遭遇。いやあ、良い景色だ。堪りませんな。こういった景色を見る事が出来るのが旅行の醍醐味である。

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朝日に照らされるホテルが良い感じである。ビーチ目の前のホテルに滞在出来たら、さぞや気分が良かったろうなと思う。

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ビーチで、座禅を組んでいる若い女性を発見。ヨガでもやってるのかな。ちょっと神秘的な感じだったので、図々しく被写体に収める(盗撮とも言う)。

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昨日のディナーを食べたレストラン。朝は勿論営業はしていない。良いところで食事が出来た。

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朝のマラガは通勤に出掛ける人がほぼ多数。観光客はこんな早い時間にあまりうろつかないのだ。スペインは日の出が八時過ぎと遅いから、観光客の動きもゆっくり。こんな時間から動いているのは俺くらいである。またTシャツに半ズボンなんて薄着なのも俺か、ジョギングしている人くらい。皆それなりの秋物の上着を羽織っている。

朝のマラガの海を堪能したので、次は食事。スペインの朝食は大体どこも似たり寄ったり。日本の温泉宿の朝食がどこも同じようなのを考えてみて貰えば判るかと思う。
スクランブルエッグとサニーサイドアップって、玉子喰い過ぎである。トマトにモッツレラチーズを乗せて、オリーブオイルに塩胡椒。これが最高だ。

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食事を終えてタクシーで長距離バス乗場まで。ここからフェリー乗り場まで約二時間の行程なのだ。早めに来たので時間が余る。ちょっと街の景色でも。スペインは、ごみ箱の上に灰皿が併設されているパターンが多いのだけれども、日本の公共の場の灰皿みたいに、ちゃんと吸い殻を収納するエリアがない。だから、これ風が吹いたら吸い殻が飛びまくると思うんだけれども。どうなんだろうか。

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長距離バスは、それなりには快適。ただ、唯一の問題がトイレがない事。俺みたいにトイレの近い人間には二時間ノンストップは地獄なんだよね。バスに乗る直前に必ずトイレには寄っておくんだけれども、それでも最後は地獄を見る羽目になる。今回も到着五分くらい前から尿意との闘いであった。なんとか無事に到着。良い歳して海外で漏らすという目に遭わずに済んだ(笑)

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と、長距離バス乗場の出口を撮影していたら、たまたま足の長い白人女性が映りこんだ。人が出口の写真を撮ろうとしていたら、勝手にフレームに入ってきやがって!(と、この手口は前回のブラジル旅行の時も使った気がする。俺が体格の良い白人女性が好きなのと、この写真には一切関係がない。白々しい。それにしても、脚が長いなあ。羨ましい)。

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そしてまたまたタクシーでフェリー乗り場まで。長距離バスの終点からフェリー乗り場までは徒歩でも行けるらしいのだが、道がよく判らないし、相方は足を怪我している。だとしたら、これはタクシー利用がベストである。無事、フェリー乗り場に到着。それにしても、フェリー乗り場は二つあるらしいのだが、相方はちゃんとタクシードライバーに「***じゃなくて、@@@のほうね」みたいにスペイン語でコミュニケーションしていた。相方がスペイン語を習い始めて何年になるだろう。人間遅すぎるという事はないのだ。何か学びたいと思ったら、それを始める事が大事だ。そうして続けていれば、それは必ず何かしらの成果を見出す。俺は相方のスペイン語の会話を聴く度にそれを思い知らされる。

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14時出発のタンジェ行のフェリーに乗るのであった。

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平日なのか、乗客はあまりいない。だからフェリーの中でものんびり出来て良かった。下がフェリー内部の様子。シートが赤と青に別れているけれども、自由席なので特に色による区別はない。

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フェリーがスペインを出発する。ああ、さようならスペイン(とか言いつつ、最終日にはまた帰って来るんだけれどもね)。窓の外から、離れ行くスペインを見送る相方の背中(笑) 今回の旅行はこれが最大の目的なのだ。だから、相方のリクエストが叶えられて良かった、良かったである。

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ジブラルタル・ロックが見える。これはイギリス領らしいのだが、スペインと領土問題が発生したりしているらしい(よく知らん)。日韓における竹島みたいなもんか。この辺りの情報は相方からの伝聞だから合っているのかどうかすらもよく判らないのだ。ただここ、滞在も出来たらしくて、相方が「ジブラルタルロックに一泊すれば良かったなー」と愚痴っていた。

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俺達の旅行は、旅行会社にフライトチケットとホテルの宿泊のみお願いする形で、それ以外はオールフリーの日程。だから、自分達でちゃんと調べていきたいところをピックアップしておかないと、後悔する羽目になる。そして結構後悔する事が多い。でも、良いのだ。旅行なんて一期一会。その場その場で楽しめれば。
このフェリーの中に入国審査のオフィスがあって、ここでモロッコ入国の作業が出来る。船の中でモロッコ入国。これを相方はやりたかったのだ。ピンボケしてるけど、モロッコの入国審査オフィス。勿論、俺達もここに並んだ。

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二時間程で、無事にモロッコのタンジェに到着。

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旅行会社のドライバーが待ち構えていてくれた。ここからリヤド(モロッコ版民宿)まで送ってくれるのだ。
ドライバーがリヤド(民宿)の場所を判っていなかったようで、駐車場で地元の案内係みたいな奴にリヤドの場所を訊いていた。俺達は延々と旧市街を歩かされた。迷路みたいな場所を歩き回り、俺と相方は「ここ、難易度高いな。とてもじゃないけど、自力でリヤドまでたどり着けないぞ」と愕然とした。
リヤドまで辿り着くと、案内係がチップ待ちをしている。相方が「彼、チップ待ってるよ」と言ったのだが、実はこの時、ちょうど細かいユーロがなく、ディルハム(モロッコの通貨)は両替していなかった。ポケットに入っていた小銭を彼に渡しして、あとはしらばっくれた。小銭は1ユーロ分もなかっただろう。
ロッコ最終日に、旅行会社のドライバーが(駐車場から)最短距離で迎えに来た時に気付いたけれども、この案内係とドライバーはようは組んでいて、わざと長い距離を歩かせて、案内係にチップをやるという、やらせの仕組みが出来上がっていたのではないかなぁと。これは俺の推測だけれども、あながち間違ってもいないような気がする。
無事にリヤド(民宿)に到着。前回、モロッコに旅行に来た時もやはりリヤドに泊まって楽しかったんだよなあ。リヤドはそれぞれに趣きがあって、一つ一つ全然違うから、それぞれ楽しめるのだ。ここ、タンジェのリヤドも良い雰囲気だ。凄いのが、入り口が必ず施錠されていて、入る度にノックして開けて貰わないといけない事だ。

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リヤドに入って名前を告げると、リヤドのマダムみたいな人(70歳前後に見える高齢のご婦人。リヤドのオーナーだろう)が「さあさあ、こちらに座って」みたいな感じで歓待してくれる。ミントティとクッキーが出て来た。

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マダムはフランス語がネイティヴで英語は母国語じゃないのが、丸わかりな感じだ。だがこっちはフランス語で説明されても一つも判らないからね。ここは英語で遣り取り。
「貴方達は何語が話せるのかしら?」とマダムに訊かれたので「日本語と英語です。ただ、彼女(相方)は、スペイン語です」と告げるとマダムは目を丸くしていた。
マダムから、色々と旧市街の説明を受けたり、観光したかったら、時間と予算の相場はこのくらいだみたいな説明を長々と受ける。基本良い人であるのは充分に伝わって来た。
何がまずしたい?と訊かれたので、両替したいと告げた。俺達はモロッコ通貨であるディルハムを一切持っていない。モロッコはある程度の観光客相手の店ならユーロも使えるが、ローカルな場所はやはりディルハムとなる。ディルハムへの両替が俺達の最初のミッションだ。
「両替はどこでしてもレートは一緒よ。もし貴方が両替したいのなら、今言ってくれれば人を寄越すわよ」と。相方と(こういう時相手が日本語を理解しないのが有難い)「レートはどこでも一緒って、それは嘘だろ(笑)」と囁き合う。
マダムに両替所の場所を教えて貰い、一旦部屋に行く。リヤドは内装も趣きがあって良いんだよなあ。いわゆるホテルの廊下みたいな画一的なデザインじゃないから、それがまた楽しいのだ。

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部屋は三階角部屋でなかなか良い部屋だった。外で地元の子供達の遊んでいる声が聴こえるのも、これまた風情があって楽しい。

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さて、では両替に行ってみるかと、ここから難易度高めのミッションを遂行しようとする。そういった出たとこ勝負なのが俺達の旅行のパターン。それがまた楽しいのだ(その局面局面では、結構大変だけどね)。と、長くなったので次回へ続く。