Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

まだまだ、札幌での初めてはいくらでもある

札幌生活も4カ月近くになった。そして春ももうすぐ。こちらに来て色々新たな経験をしているけれど、それらも一通りこなしたかな、と思っていた。
が、さにあらん。まだまだやっていない事はいくらでもあるのであった。

その一つが散髪である。こちらに来たのが冬の始まりだった。相方からは「入社する前に絶対に髪切ってね! そんなみっともない髪型で入社しちゃ駄目だからね」と釘を刺されていた。だが、そもそも札幌には馴染の床屋などないのだ(当然である)。
それに初体験の札幌の(超寒い)冬を迎えるのに、襟足辺りを短く切って、風邪でも引いたら目も当てられない。よって暖かくなるまで散髪は封印していた。

先週辺りから、段々と札幌も暖かくなってきたし、襟足もかなり伸びてうざくなってきたので、そろそろ散髪だなと思い始めた。マンションから徒歩5分のところに美容室(床屋?)があった。こちらは情報も希望も何もない。普通に髪さえ切って貰えればいいのだ。ということで先週の土曜日15時に予約をして、髪を切って来た。

15時5分前に店に行き、「15時に予約した***です」と告げると、すぐに案内された。美容師さんは40歳前後の小柄な女性。こちらの希望として、全体的に2センチ程切って貰って、厚いところは梳いて欲しい、襟足はがっつり切って下さいとお願いした。
それからシャンプーをして貰い、カットが始まる。美容師さんは余計な事は一切言わずに無言で髪を切る。有難い。こういった時にいきなり話しかけられると気疲れするんだよなー。無言で放置してくれるのが良い。
全体のカットが終わったところで鏡を持ってきて、襟足の長さの確認。思ったよりもまだ長いな。「もう少し切って貰えますか」とリクエスト。

そこから、美容師さんが軽く俺に話しかける「最近、越してこられたんですか?」
予約の時に「初めてです」と伝えていたからね。だからそういった切り口になったのだろう。そこで俺は美容師さんに去年の12月に東京から引っ越してきたこと、冬の間は髪切って風邪引きたくなかったから、暖かくなるまで待っていた事などを伝えた。
美容師さんは俺との会話のキャッチボールをしながら、仕上げに掛かる。また会話が無理矢理突っ込んでくる感じでもなく、こちらも気楽に遣り取りが出来て、非常に良い感じだった。
(美容師さんが、可愛らしい雰囲気だった事は、関係ないからな! ホントだぞ! 八重歯が可愛かったとか一切関係ないぞ!)

また、ポイントが高かった接客態度の一つに、俺に向かってすぐに「***さん(俺の苗字)は、@@@@ですか?」みたいに俺の名前を呼んだ事だ。「お客さんは最近引っ越してきたんですか」みたいに「お客さん」という万能かつ無難な呼びかけでなく、きちんと固有名詞で呼びかける辺りが、接客のプロだなあと感じた。
こういったさり気ない気配りって、サービス業では大事だよね。俺も見習おう。俺、システム屋だけどさ。

2回目のシャンプーが終わり、ドライヤーで髪を乾かして貰う。うむ、いい感じに切って貰えた。俺がこの街に住んでいる間はここでずっと髪を切って貰おう。そう思った。
(美容師さんが、可愛らしい雰囲気だった事は、関係ないからな! ホントだぞ! 八重歯が可愛かったとか一切関係ないぞ!)


髪が短くなったので、洗髪も楽になった。夜、風呂に入り髪を洗った後、シャワーでシャンプーを流そうとすると、なんか髪がキシキシする。上手く指が通らない。なんで? おかしいなあ。さっきシャンプーボトルを詰め替えたけど、前と同じシャンプー使ってるのになあ?

あ! シャンプーボトルに、間違えてボディソープ入れてた。これも札幌来てから初めての事である。ってゆーか、ボディソープで髪洗ったのは人生初めてである。初めてが多過ぎだ。

ということで、本日の画像は、自炊した塩ラーメン。鍋も3ヶ月食べて飽きた。カレー作ったら1週間ずっとカレーだった。そろそろ春に向けて、新しい自炊メニューの開拓が必要だ。

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