Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

この歳にして、初めてやる事

50歳目前にして、札幌に引っ越した。

50歳目前にして、ピアノを弾き始めた。

人生、あと何年あるか判らないが「何かを始めるのに、遅すぎるという事はない」という言葉を今更ながら思い返している。
あと思い出したのが「今日という日は、お前の人生でお前が一番若い日だ」だったかな。あんまりこういう言葉を並べると説教臭くていけない。

因みに、俺が一番好きな言葉は「酒も煙草も女もやらず、百まで生きた馬鹿がいる」である。そりゃ、都都逸だ。

でだ。明後日土曜日なんだが、会社のチームの人達とスキーに行く事にした。

何週間か前、微妙に残業をしていると(まだ時間は18時半くらい。遅くまで働いていた訳じゃない)、チームリーダーが何かパンフレットを手にもって席に戻ってきた。へー、リーダー旅行でもいくのかなとぼんやり見ていると、彼はチームメンバーを集めた。彼が持っていたのはスキーの旅行パンフレットだった。
「実はチームのメンバーでスキーに行こうと思っているんですよ」とはリーダーの弁。随分仲がいいな、このチーム。俺が会社で所属している某チームはリーダー以外に俺、そして4人のメンバー。俺が最年長である。そして俺が一番の新参者なので一番役に立たない。年寄で役立たずって最悪じゃねーか!(笑)
(チームってのは、一般の会社で言う「課」だと思って貰えばいい。実際、「課」なんだけどさ)

リーダーはメンバー達に、金額とコスパから考えて泊まりではなく日帰りがいいんじゃないかと提案する。中にはスキー未経験者もいるようだ。どうやら俺が赴任する前から「スキー旅行」を計画していた模様。
リーダーは俺にどうしますかと訊いてきた。その日は金曜だったので「ちょっと週末考えさせて下さい」と返事を保留した。

俺はスキーは中学の時のスキー教室、そして高校の時のスキー教室が2回。合計3回しかやった事がない。それも30年も前の話だ。大昔やった事あります、というよりも未経験といったほうがいい。
帰宅してから相方にLINEで職場の人からスキーに誘われたのだがとメッセージを送ると、「絶対に参加したほうがいいよ。そういうのって最初に行っておかないと、行かなくなっちゃうよ。それに私が北海道行った時にスキーしたいから、そういうの経験しておいてよ」と。
まあ、確かにそうだな。こういうのって、最初を逃すと結構やらなくなっちゃうからな。それに俺からすると、新参者だからチームメンバーが参加する行事に参加して馴染んでおきたいってのもあるし。
飲みニュケーションみたいなもんだな。

俺は中学時代にバレーボール部に3年所属していた。俺がスポーツで人に誇れるというとそれくらいしかない。高校時代は何もしてなかったし、大学は演劇部だ。社会人になってからも運動らしい運動は一切してない。
音楽と酒と煙草ばっかりだった。
俺は身長177センチ、体重65キロなんで、知らない人からは「なんかスポーツやってたんでしょ?」とよく言われるが全然だ。完璧なインドア派である。

まあでも渡りに船じゃないけど、せっかく誘われたので行ってみる事にした。
きっと30年振りにやってみれば楽しい筈だ。

ちゃんと滑れなくたっていいじゃないか。怪我だけしないように気を付けて楽しんでこようと思う。30年振りのスキーを土曜に経験したら、またBlogにでも報告しよう。

この歳になっても、色々な「初めて」があるものだな。
(今日は特に貼る画像がないので、晩御飯の鶏白湯鍋を。鍋は最高である)

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