Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

スペイン旅行1 2016/10/07 旅行1日目 ミハスへ到着

仕事が忙しいだのなんだの言っていると、いつまで経っても旅行記なんぞ書けはしない。書ける時に書くのだ。
ということで、スペイン旅行記を書く。途中で間が開くかもしれないが、その場合はご容赦を。

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2016/10/07から2016/10/17までスペインに旅行してきた。今回はアンダルシア地方中心に巡ってきた。スペインと言えばバルセロナでありマドリッドだ。そして、サグラダファミリア。だが、残念ながら今回はそちらはパス。というのも、相方がアンダルシアに行きたい街があるから、と言っていたからだ。無論、俺は「金は出しても口だすな」の立場の人間なので、それをとやかく言う権利はない。言われるがままに海外に毎回行っているが、毎回楽しんでいるので、それでいいのだと思う。

10/07は成田空港を22:30に出発。相方は普通に定時まで仕事をしてから成田エクスプレスで空港へ向かうと言う。俺は午後から早退して、高速バスを利用して空港へ。というのも、俺が相方と自分の二人分のスーツケースを空港まで運ばなければならないからだ。どうにもこうにも理不尽である。
前日までに、なんとかスーツケースに荷物を詰めて、準備完了といった感じ。
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お昼に早退する予定が、どうしてもこの日にしなければならない会議が発生し、職場を出たのは午後2時。まあ時間に余裕はあるからいいのだけれども。ちなみに会議中、頭の中はスペイン一色で、会議の内容は一切頭に入っていない。職場を出て駅の売店でビールのロング缶を1本購入。そして駅のホームでビールをぐぐっと。今からスペイン旅行だぜ、とテンションも上がっている(駅のホームで酒呑むなよ、おっさん)。

そして自宅最寄り駅に到着。家に帰る途中にあるコンビニでまたビールのロング缶(500ml)購入。呑みながら家まで歩く。だから歩きながら酒呑むなよ、おっさん。
帰宅し、スーツケースの鍵を閉め、ガスの元栓、窓、部屋の鍵等を確認して家を出る。

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とにかく、相方と自分の二人分のスーツケースを転がしながら駅まで歩く。これが結構大変。だが、スペインが待っていると思うと、それも大して苦労には感じない。ということで、途中コンビニでまたまたビール購入。呑みながら歩く。だからやめろって、おっさん。

隣の駅から成田空港行の高速バスが出ているので、電車で移動。無論、バスの予約はしてある。だが、時間に余裕がある。バスの時間までまだ30分以上ある。ということで、駅前のコンビニでビールと缶チューハイを購入。バス停前は余裕がないので駅前広場に移動して、ベンチに座ってビールと缶チューハイをやる。天気はいいし、旅行前でテンションハイだし、気分は良い。だから、公共の場で酒呑んでんじゃねーよ、おっさん。
一時間弱でバスは空港へ到着。出発が22:30だから、20時くらいにチェックインすればいい。空港に着いたのが、18時過ぎ。

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時間があまるなあ、ということでまたビールと缶チューハイ…だから、お前は旅行に行くのか、酒が呑みたいのか、どっちなんだ? とビールを呑みながら、持参した文庫本(今回は藤原伊織さんの『ひまわりの祝祭』を選んだ)を読む。空港でビール呑みながらお気に入りの小説を読むのって、贅沢なんだが、そうじゃないのか、よく判らない。
21時くらいに相方到着。ということで、チェックインを済ませる。今回はトルコ航空だ。トルコのアタテュルク空港まで12時間、その後トランジットで4時間。そしてさらに4時間弱のフライトでスペインのマラガまで。

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チェックインが遅かったせいか、二人の席が離れ離れになった。まあ、別に隣同士じゃないと困る訳でもないので、特に気にはしていない。が、これが実は相方にとって非常に良い結果となった。それに関しては後で記そう。

本当は相方とチェックインを済ませたら、どこかのレストランで食事を済ませようと画策していたのだが、遅くなったせいか、レストランが閉まっていた。まあ、機内食が出るだろうという事で食事は諦める。それに免税店で俺はウィスキーを買う予定だったのだが、それもアテが外れた。

阿保みたいに酒ばかり呑んでいたのが結果として功を奏した。出発が22:30だ。つまり2時間もすれば普通に寝る時間。それに俺は酒を呑んでいたので、すぐに眠りに就く事が出来た。トルコまでの12時間、俺は映画を1本も観る事無く、爆睡して過ごした。

飛行機が止まってから、相方の席に行くと、相方がスペイン人のおば様達と何か話している。最後はアミーゴ、アミーゴという単語と長々としたお言葉が聴こえた(無論、何を言っているかはさっぱり判らない)。後で、空港のカフェで聴いた話だ。相方の横にいたご婦人は観光旅行で日本に二週間程滞在してスペインに帰るところだったのだと言う。だが、彼女達(相方の横、前の席辺りがスペイン婦人達の観光グループだったらしい)は一切日本語が判らない、そして英語も判らない。だから機内食の簡単な「beef or fish?」程度の英語も判らなかったらしい。トルコ航空のCAもスペイン語は判らない。そこで相方が通訳の役目をはからずも果たしたのだとか。きっと彼女達から相方は凄く感謝されたのだと思う、また相方にしても、今からスペインに行く前哨戦として、スペイン語を使う機会が出来たから、ウィン-ウィンな関係だったんじゃないかな。ちなみに最後にご婦人が喋っていた事は、一つも判らなかったそうだ。ま、しょうがないよね。きっと「スペイン楽しんでね」とか「貴女はいい人ね」とかその類の事を色々言われたんだろう。

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トルコに着いたが外は暗い。時差もあるしな。日本タイムだと、ほぼ朝の10時くらいなんだが、それを考慮してもあまり意味がない。それに4時間程、時間もある。この時間何をするか? まずは空港をだらだらと散歩しよう。と、相方と空港を無意味に散歩。

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そして、ちょっとカフェで休憩。

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やはりトルコと言えば、エフェス・ビール(トルコではこの銘柄以外のビールを観た事がない)

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カフェでビールを呑んでダラダラしていると、だいぶに陽が高くなってきた。スペイン行の飛行機の搭乗時間も迫ってきたので、移動。こういったネオンのついているバーって、なんか外国って感じがして良いよね。

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そして、もはや何時間経ったかもよく覚えていないが、スペイン到着。人生初スペインである。スペインぽさがびた一文ない写真だが、仕方ない。これがスペインのマラガ=コスタ・デル・ソル空港だ(多分)。

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ここから、タクシーに乗ってミハスへ移動する。ミハスは「白い街」として有名。空港前のタクシー乗り場へ行く。相方と「スペインてメーター制かな、それとも乗る前に交渉かな?」と話していたのだ。だがまあ、空港前の正規のタクシー乗り場からなら、ぼられる事もあるまい。相方がホテルの名前と住所が書かれた紙を見せて、運転手に何か話しかけている。きっと「ここまで行って。いくら?」と言っていたのだろう。運転手が頷きながら「メーター、メーター」と言っていた。へえ、スペインのタクシーはメーター制なんだね。
走り出すとメーターらしきものの数字がガンガン上がる。相方が「blog読んだら、空港からミハスまで15ユーロくらいなんだって」と言っていたが、とても15ユーロじゃおっつかない。最終的には42ユーロ(1ユーロ≒120円)だった。まじか!

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それでも、30分程度でミハスのホテルへ到着。へー、いいとこだなー。ホテルの外観にまず感動する。いやあ、良さげなホテルだなー。

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フロントに行くと、いかにも紳士然としたホテルマンが。英語で話しかけられる。ま、そりゃそうか。こっちは去年のメキシコの経験があったから、いきなりスペイン語で攻撃されるかと思ったが、当然そんな事はなかった。
と、スペイン到着までにだらだら書き過ぎだ。

こんなにだらだら書いてたら、1日が終わらない。が、この旅行記は自己満足で書いてるから、それでもいいか。とりあえず疲れたので、ミハス到着後の話は次回以降に書く。