Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

大人の遊びは600円

昨日は、旧友Tと組んでいるギターデュオの練習日。

銀座に3時に待ち合わせる。二人でギターデュオをやろうという話が持ち上がったのは2年以上前の事になるだろうか。

元々、一緒にバンドでストーンズのカバーをやっていた仲間だから、気心は知れているし、二人でギターをガチャガチャ弾いて「バンドやろうか」というところからスタートしたのだし、デュオをやるのも簡単に思えた。

だが、当初は二人ともエレキギターを弾いたり、彼がアコースティックギター、俺がエレキとかいろいろ迷走した。

結論として、やはり二人ともアコギを弾くのが良いんじゃないかという結論に達したのが去年の11月。問題点は俺がアコギを持っていなかった、ということ。

安いアコギなら3万程度で買える。本当は8万くらいのやつが欲しかったのだが、このアコギデュオが失敗に終わった場合、8万の買い物は贅沢過ぎる。

アイバニーズの3万弱の安いやつを購入した。

そして二人ともアコギのデュオになったのが、去年の12月。それから月イチペースで練習をしている。レパートリーも8曲ほど出来た。さすがにまだライブをやるには恥ずかしい完成度なんだが、あと半年もすれば人前でやれるんじゃないかと密かに思っている。

アコギデュオになる前はエレキギターを使っていたから、どうしても音楽スタジオを借りざるを得ない。これが結構高い。スタジオは平均して1時間3千円だから、2時間借りると6千円。俺達は二人だから、一人頭3千円の負担。決して安くない。

が、二人共アコギなら、スタジオを借りる必要がない。カラオケボックスで充分だ。昼のカラオケボックスは安い。

18時前なら、30分150円である。2時間練習しても一人600円だ。ランチ並の値段だ。

もうすぐ50に手が届こうかというおっさん二人の遊びが一人たったの600円で出来るのだ。ある意味、物凄く贅沢だと思う。

東京で二時間で600円で遊べる大人の場所があるだろうか。

まあ、練習後は居酒屋に行ってデュオの今後の練習スケジュールや新曲の選定とか必要な話を30分程度する。そのあとの2時間程度は無駄話のオンパレード。ある意味こちらがメインとも言える。

これが面白くて、バンドをやっていると言っても過言ではない。

嫌な目に遭う事もない訳じゃないけど、やっぱりバンド(音楽)は面白いな。

下の写真は練習用のカラオケボックスのすぐ近くにある銀座のカフェ。洒落てるね。

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