Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

久しぶりにサックスを吹いた

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東京に戻って一ヶ月以上が過ぎ、酒煙草ありきの不健康な日々を過ごしていたが、これが全く生産的じゃない。不健康な生活は別にいい。そもそも、俺の人生50年において、その半分以上は不健康と向き合って来たのだから。
だが、非生産的なのは駄目だ。これは救いがない。何のために生きているのか判らない。

そこで一念発起して(そこまで大層な話でもない気もする)、バンドメンバー募集サイトで、ドラムを募集している記事を検索していた。これがなかなか難しい。互いの条件が上手くマッチするのって、そうないのだよな。
過去に、このバンドメンバー募集サイトが切っ掛けで三つのバンドに参加した事がある。そのうちの一つのバンドのメンバーとは、今でも交流があるのだから、これは成功したと言っても良いのではないか。
そうやってドラム募集を探していたら、偶然「サックス募集」の記事が目に入った。これはバンドメンバー募集じゃなくて「セッションに参加しませんか」という募集記事だった。だから、パーマネントなメンバー募集じゃない。あくまでもセッション一回きり。
それでも、サックスを吹く機会が得られるのなら、これは好都合ではないか、俺は主催者に連絡を取った。

そして、とりあえずセッションの課題曲が7曲程あったので、それらの音源を落としてサックスの音を拾う事にした。このセッションは残念ながら譜面等の準備はされないので、参加したい曲は自分で音を拾わなくてはいけない(耳コピーという奴だ)。
昨日、久しぶりにカラオケボックスに行って、五時間程篭って来た。セッションの課題曲のサックスパートの音を拾う為。これがなかなか大変。そもそも、俺は音楽的聴力が高くない。だから、耳コピーするのも時間が掛かる。そして、さらにセッションの課題曲があまり俺の好きなジャンルの曲じゃないので、余計に大変だった。
これは音楽でも仕事でも同じだと思うのだけれども、自分が好きで「やるぞー」モードが発令されていると、物事は非常に捗る。が、自分の乗りきじゃない音楽や仕事だと、効率があまり上がらない。「なんで好きでもないジャンルの音楽のセッションに参加しようと思ったんだよ?」そう突っ込まれても反論出来ない。でも仕方ないじゃないか、他にサックスを吹けそうな機会が当面なかったのだから。
背に腹は代えられないという奴である。

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でも、久しぶりにカラオケボックスでサックスが吹けて、それはそれで楽しかった。最後にサックスを吹いたのは、札幌時代の四月の終わり頃だからな。二ヶ月以上吹いていなかった計算だ。引越準備やらでサックス吹く余裕がなかった。
たまに吹くと「やっぱりサックスやりたいなぁ」という気持ちが強くなってくる。それもやはり自分の好きなジャンルの音楽をやりたい。だが、当面仕事はクソッタレだし(仕事は永遠にクソッタレだ!)、来月はドラムで参加要望されたバンドでセッションもやらなくちゃいけない。ブルースピアノも相変わらず、低速モードだ。ブルースピアノも弾きたいのだ。あんまり欲張っても仕方ない。
というか、下手の横好きで色々手出し過ぎなんだよな。でも仕方ないじゃないか、サックスもドラムもギターもピアノも好きなんだから。

仲間由紀恵多部未華子シャーリーズ・セロンミラ・ジョボビッチに同じ夜にデートに誘われて、君は誰とデートするか、即答出来るか? 俺は出来ない(そもそも、誘われないという大前提は無視して頂きたい)。
なんだか、若い頃のほうが、そういった諦めは良かったような気がする。歳を喰えば喰う程、我が儘に身の程知らずになっていくのかもしれない。でも、誰に迷惑掛けてる訳じゃない。
だから、こういった我が儘はいくらやっても許されるんじゃないかな。


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ここから下は私信です。
普段、楽しく読ませて頂いているBlogの方が、今度LAに旅行にいくとのことで、俺が2011年に行ったLA写真を載せておきます(もう8年前か…)。
Bさん、まあ「あ、こんな感じなのね」と思って頂ければ幸いです。

サンタモニカ。ルート66の着点。

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背景のホテルは、例のイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のジャケットに使われたホテル。

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レンタカーで行ったサンディエゴ。そこのレストランで食べた、いかにもなアメリカンステーキ。

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かの有名なチャイニーズシアター前のハリウッドスターの手形とか。シュワちゃんの手でかい!

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