Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。そして2019年6月に東京暮らしを再開。生々流転の日々です。

ジェニファー・ローレンスがお気に入りだ

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この歳になって思うのが、趣味って変わるものだなぁという事だ。ここで言う趣味とは、映画鑑賞とか読書とかの意味ではない。
どちらかというと、嗜好とか性癖の意味だ。
判りやすい例が、女性の趣味。俺は若かった頃は、痩せていて、髪の長い女性が好きだった。なんで?とか問われても困る。これは、正しく「そういった趣味」だからとしか言いようがない。
多分、40歳を過ぎた辺りからだと思うけれども、どちらかと言うとショートヘアーのやや太めの女性のほうが好みになってきた。これは、具体的にそういったルックスの人を好きになったとかのきっかけがあったのではない。気付くとそうなっていたのだ。
やや太めが良い、というのはちょっと説明が難しい。太めというよりも、体つきががっしりしている女性が好みになったというか。有名人だと、ジェニファー・ローレンスがそれに該当する。正直言うと、ジェニファーさんの顔はあんまり好みじゃない。あのがっしりした体型、そして大きなお尻が好きなのだ。お腹周りに多少肉が余っているくらいがちょうど良い。アスリートみたいに腹筋が割れていたり、モデルさんみたいにお腹に脂肪が一切無くすっきりしていると、なんか違うなぁと思ってしまう。
ま、女性の好みの話を始めると終わりがないから、この辺にしておく。

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音楽の趣味もやはり年代年代で変わって行った。10代の頃は、比較的ハードロックが好きだった。当時は、ローリング・ストーンズとかビートルズはちょっと馬鹿にしていた部分がある。ストーンズに関しては、初めて聴いたのがライブアルバムだったせいもあるのだけれども「なんかリズムがよれよれの下手なロックバンドだなあ」というのが第一印象。その後、20歳を越えた辺りから「この、下手なギターと微妙にずれるリズムが堪らんのだー」となるのだから、人間はよく判らない。あと、俺はビートルズよりもストーンズ派だ。
ビートルズも聴けば聴く程、「やっぱり世界で一番売れただけの事はあるよなー。メロディがいいもんなー」となった。ストーンズのほうが俺は好きだけれども、純粋に楽曲としての良さだと、やはりビートルズに軍配が上がる。
音楽のジャンルに限らず、売れている物を否定する人がいるけれども、売れるには売れるだけの理由がちゃんとあるのだ。だから、食わず嫌いはみっともない。

若い頃はジャズなんて退屈な、オッサンの音楽だと思っていた。俺がジャズを聴き出したのは20代後半くらいからだ。確か、喫茶店(カフェではない)でジョン・コルトレーンの【MY FAVORITE THINGS】が流れていたのだ。このサックスを聴いた時に「おー、ジャズサックスって格好良いなぁ」と感じて、そこからジャズを聴き、後々サックスもプレイするようになった。
この曲を聴いて、すぐにサックスを始めたかというと、実際はそうでもない。というのも、この頃はまだ学生時代の仲間と組んでいたストーンズのカバーバンドでベースを演奏していたから。「サックス吹けるようになりたいけど、今バンドやってるしなあ」といった感じだった。
30代になった辺りで、仲間とやっていたバンドが段々と自然消滅に向かった頃に「バンドも解散だし、いっちょサックスでもやるか!」と思い至ったのだが、それから実際にサックスをちゃんと始めるまで、さらに8年くらい掛かった。

なんで、そんなに時間が掛かったかというと、30代は酒と***に溺れていたせいだ。全く駄目な男だよなあ。
酒で思い出したが、若かった頃によく飲んでいたのは、バーボンだった。俺は20代前半の頃、一時サイパンで仕事をした事があるのだが、その時一緒に働いていた人がジン・ビーム大好きな人だったのだ。
それまでバーボンなんて飲んだことがなかった。イメージとしては「臭いウィスキー」といったところか。が、その人にジン・ビームを飲ませて貰ったら、気付くとジン・ビーム大好きになっていた。
それから30代後半くらいまでは、ずっとジン・ビーム一辺倒。無論、居酒屋とかにバーボンなんか置いてないから、そういった時はビールや焼酎、日本酒を飲んでいたけど、家飲みはジン・ビームオンリー。
が、30代後半から40を超えてからは、焼酎になった。なんでかと言うと、これは嗜好が変わったというよりも、環境が変わった影響のほうが大きい。
30代後半に相方と知り合ったからだ。相方は「人間は食べる物によって身体が形成される」と信じている人間なので、一緒に飲みに行ったりしても、きちんとしたつまみを頼む。それまでの俺は酒さえ飲めれば食い物なんか要らないというタイプだった。
特にバーボンは空きっ腹で飲むのが一番美味いと思っていたから、酒を飲み始めると、何も食う事なく、酒だけ胃袋に流し込む、というのが常だった(どう考えても体に悪そうだ)。
だから、30代は毎日二日酔いだったと言ってもよい。
相方と一緒になったのがきっかけで、酒の席でもきちんとした物を食うようにスタイルが変わった。また、食事をちゃんと摂るから、バーボンが合わなくなってきた。そこで、焼酎がメインとなった。和食には焼酎である。日本酒のほうが合うという意見もあるかもしれないが、日本酒飲むと悪酔いするのでな。
今は酒は飲まなくなったから、どうでもいいんだけど、今、一番好きな酒はテキーラだ(発言が矛盾している)。
食い物に関しての趣味は変わったとは言えない。よく「若い頃は肉が好きだったけど、歳食ったら魚が好きになった」とか言う人がいるけど、俺は今でも断然肉のほうが好きだ。せっかく北海道という魚介類が美味い土地で暮らし始めたけれども、やっぱり寿司よりもジンギスカンのほうが良い。
これもあと数年したら、「肉より魚だよなー」となるのだろうか。その辺りは判らない。

ただ、やっぱり若かった頃に身に付いて、ずっと消えない物もあるから、一概には言えないんだよな。
音楽で言えば、俺は演歌が嫌いだった。若い頃は演歌を聞くと、「なんでオッサンはカラオケで演歌なんか歌うんだよ。何がいいんだ?」とずっと思っていた。そして実際に自分がオッサンになったが、やはり演歌は若い頃同様に嫌いだ。俺は音楽は雑食なので、ロック、ジャズ、ブルースと浅く広くのタイプだが、演歌とハワイアンだけはどうにも駄目だ。
若い頃から、身体を動かすのが得意じゃなかったから、ずっとインドア派。これも変わらない。この辺りは歳食っても変わらないというか、変えようがない部分だろうか。もう激しい運動が出来るような年代でもないから仕方ない。
かと言って、ゲートボールに嵌る程年寄りでもないし、ゴルフは興味が湧かない。ゴルフは若い頃、二回ほどやった事がある。確かに面白かったが、金と時間を費やしてまでやろうとは思わない。
何かが変わったしても、それは何の問題もないし、若かった頃に好きだったものをずっと愛で続けるというもの悪くない。

結論。好きなもん食って、好きな酒飲んで、好きな音楽聴きながら、好きな女性が傍にいれば、それでいいのだ。
(今日の話って、最後の結論の一行だけで済む話じゃねえか?)