Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

あんた、この苦悩をどう思う

ちょっと最近、調子に乗り過ぎていたかもしれない。
何の話か。
当然、音楽の話だ。

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札幌で暮らし始めて一年四ヶ月が過ぎた。札幌に引っ越して一ヶ月目にピアノ教室に通い始めた。もともと、札幌に引っ越したらピアノをやろうと予定していた。友人知人の類もいなかったから、仕事以外に話し相手が欲しかったというのもある。ピアノ教室に通えば、少なくともピアノの先生とレッスン中はお喋りが出来る。
それに最初の数カ月は相方も東京に残っていたから、部屋に戻っても一人でやるせなかったし。
なんで元々やっていたサックスをすぐにやらなかったかというと、単純に札幌の雪のせい。豪雪の中、テナーサックスを担いで教室に通うのが怖かったから(転んで怪我をするのも怖いし、テナーをぶつけて駄目にするのも怖い)。だから春になってからサックス教室にも通い始めた。

ここまでは、東京にいる頃から想定した通り。
ただ、東京から札幌に引っ越す時に、持っていたドラムスティックや練習用パッドは全て捨ててしまった。さすがに札幌でドラムを叩く機会はないだろうと思っていた。でも、スネアは捨てずに持ってきたから、その辺りが覚悟が半端だったのかもしれない。
だが、気付くとまたドラムを叩きたくなった。一度好きになったものを、簡単に諦められれば苦労はない。
結局、ドラムスティックも買い直し、気付けばバンドメンバー募集サイトにドラマー登録をして、ドラム募集の記事を漁ったりしていた。

紆余曲折を経て、好きなブリティッシュロックバンド、デフ・レパードのカバーバンドでドラムを叩く機会を得た。やはり自分の好きなバンドやミュージシャンの曲を叩くのが一番楽しい。

そして、ピアノ教室では今、夏の発表会に向けて、ビートルズの「Yesterday」を習っている。二月の発表会で「Let It Be」をやったもんだから、先生から「弾き語りですか?」と問われた。冬、夏とどっちもビートルズをやると言えば、そりゃ弾き語りをやるんだと思われるのは当然か。
「ピアノで弾き語りはもうやりません。冬が弾き語りだったのは、ピアノ一本じゃ、自分の腕じゃ無理だと思ったからです」と。そして当然の事だが、「Yesterday」はピアノのソロ演奏だ。今までコードしか押さえた事がない右手で単音でメロディを弾く。今までよりも断然難易度は上がるだろう。だが、そもそもそれがやりたかったのだ。いつまでも弾き語りでお茶を濁している場合じゃない。
また、譜面通りに弾くだけというのも俺の望みじゃない。俺の頭の中では「Yesterday」のアレンジが出来あがっているのだ。最初はオリジナルに近い感じでバラード的にしっとり弾き、途中からハードになって真ん中にアドリブソロを入れる。要するに譜面通りに弾くのは曲の半分くらいだ。あとはオリジナルアレンジ(当然、そのアレンジの譜面なんて存在していない。俺の頭の中にしかないのだから)。
イメージは出来上がっているんだけど、果たして俺の腕でそれをピアノで再現出来るかは正直判らない。でも、やるのだ。

サックス教室仲間のHさんに誘われて五月にライブに参加する事になった。最初はサックスのメンバー4人(俺含めて)で、なんかサックスに向いてる曲を数曲やるのかなと思っていたら、Hさんの人脈繋がりであれよあれよとメンバーが増えた。総勢10名以上の大バンドになった。ドラム、パーカッション、ベースもいる。そして当然サックス多数。
こんなにサックスパート多いなら、俺サックス吹かなくてもいいんじゃねえかな、とか思ったりして。で、半分冗談、半分本気で「ギターいないし、俺ギターやろうか?」とHさんに言ったら、気付くとギター担当になっていた(笑)
東京にいた頃、旧友Tとアコースティックギター2本で、ローリングストーンズのカバーデュオをやっていた。結構楽しかった。だが、俺の札幌引越しに伴って解散となってしまい、ギターはそれっきりになっている。
俺の部屋の押入れには、エレキギター2本、アコースティックギター1本、エレキベース1本が仕舞い込まれたままになっていた。
ついさっき、エレキギターを押入れから出して、錆びた弦を張り替えて、ワックスがけをしてやったところだ。

当然、サックス教室でも夏に向けて、ソロとアンサンブルの2曲やる。曲はもう決まっているけどまだ練習を始める気はない。何故かというと、その前に上に書いた二つのバンドのレパートリーとピアノを覚えるのが先だからだ。

また、散歩の途中に偶然発見して入会したしたセッション教室でも何故か秋に発表会をやる事になった。こちらでも2曲アンサンブルでサックスをやる。セッション教室なのにアンサンブルやるって、矛盾してるような気がしてならないんだけど、どうなんだろう(矛盾してるよな)。

と、今現在、俺が関わっているバンドや音楽のグループはこれだけになる。
当面、ドラムで4曲、ピアノ1曲、ギター5曲、サックス4曲覚える事が確定だ。ドラムとギターはバンドが進めばさらにレパートリーも増えるから、覚える曲も増える。

どう考えても許容量を超えているのは明らかだ。だが、むしろこの状況を俺は楽しんでいる気がする。なんか「大変な事になっちゃったぞ。でも、良いんじゃね?」みたいな。
仕事が山積みだったら、辛いだけだ。だけど、演奏しなくちゃいけない曲が沢山あるなんて、それは贅沢な悩みなんじゃないだろうか。

そして、今日の俺が直面している悩みは、一番経験値の低いピアノの練習をするか、一切手をつけていないギターの練習をするか、どっちにするかなのだ。
これもきっと、贅沢な悩みに違いない。