Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

セッション場に遭遇したのだ

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話は去年の10月まで遡る。
丁度、スペイン旅行に出掛ける2週間くらい前だった。旅行前だから、贅沢に金を使う余裕はない。そんな時、俺と相方が週末にやる事と言えば「散歩」だ。まだ10月ならいくらなんでも札幌でも雪は降っていない。
適当に家の近所を歩いていると、いつも相方と買い物に来る「生協コープ」というスーパーの前を通り過ぎた。ここに来る時は食事の材料を買いに来る為、いつも車だ。徒歩で来た事はない。
スーパーのすぐ横に黒い外壁の建物があった。看板も出ていない。道路に面して大きな窓ガラスが嵌っている。窓ガラスはスモークになっていて、中を窺う事は出来ない。カフェにも見えないし、一般の民家でもない。俺と相方で「なんだろね、ここ」と窓ガラスを覗くと、中からチラシが窓ガラスに貼ってあるのに気付いた。
【セッション教室】【ジャズピアノ教室】などの文字が見えた。
「ここ、音楽教室なんだな」「こんなとこにあったんだねー」普段この道は車で通るところだ。散歩(徒歩)で来なかったら、絶対に気づかなかったろう。

と、扉が開いて中から眼鏡を掛けた女性が出て来た。
「こんにちはー」「ここ、音楽教室なんですか?」みたいなやり取りをしたと思う。さすがに詳細は忘れたけど。
その女性(多分、主催者というか社長とかそういった立場の人なんだろう)と話をすると色々教えて貰った。
ここでは、ジャズのセッション初心者を相手にして、セッション教室を開いている。ライブも開催しているのだけれども、そのライブは二部構成となっていて、一部がプロのミュージシャンの演奏、二部がそのプロと一緒にジャムセッションをやる形になっている等。
東京だとこういったジャズのセッションを出来る場所はいくらでもあるけど、札幌だと数は少ないんだろうなあとは思っていた。それがまさか自分の住んでいる場所から徒歩圏内で遭遇出来るとは。
主催者の女性から、次回のセッションの案内のチラシを貰う。
「興味があるようだったら、そこに連絡先書いてあるんで、連絡下さい」と彼女に言われる。

丁度次回のセッション教室の日程が、スペイン旅行の二週間後くらいだった。主催者の女性に連絡を取り、11月のセッション教室に参加した。ここは初心者相手のセッション教室であり、一回のレッスンでも参加人数は少数でやっているのだとか。
今回参加したのは、テナーサックスの俺と、ギターのAさんの二人のみ。そして講師のBさん。少数でこじんまりやるので、気楽にやれるのが良い。また少人数だと講師の先生がこちらに気を配ってくれるのも判るから、これも良い。大人数が参加するセッションとかだと、どうしても、一人当たりに対しての配分とかが減るからね。

そして翌々日はライブ。講師のBさんがリーダーのライブ。二部では俺もセッションに参加させて貰った。
セッション教室、ライブともに月一回ペース。サックスやピアノの教室に通い、バンドでドラムを叩いている俺には丁度良いペースだ。
これ以上、いろいろ詰め込んでも自分自身で消化出来なくなってしまうからね。

犬が歩くとぶつかるのは棒だ。俺は歩いたお蔭でセッションに遭遇した。これもきっと何かの縁だろう。だとしたら、その縁を大事にしてみることにも、きっと何かの意味があるはずだ。
いや、意味なんかなくてもいいのだ。気軽に参加出来るセッション場を見つけたのだから、それだけで上出来なのだ。

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