Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

積丹半島へドライブ

札幌で自由に車を走らせていられるのもあと2ヶ月ちょっと。冬が来て雪が積もったら、車で何処まで出掛けられるか保証がない。
となれば、今のうちに行けるところに行っておこう。そんな気分であった。
積丹(しゃこたん)半島はどーかな?」と相方が言う。ネットで調べてみると、札幌から2時間ちょっとで行ける。経由としては、札幌→小樽→積丹半島といった感じになるらしい。
岬から見る海が綺麗なのだとか。また季節的には既にオフだが、積丹半島は雲丹が有名。相方は東京にいた頃は雲丹を食べた事がないので、今回トライしてみたいと言っていた。

よし、という事で土曜日(9/23)に積丹半島まで出掛けて来た。とりあえず、小樽まではGWに出掛けているから、道も慣れたものだ。運転は俺。ナビで確認すると、所要時間は2時間半程度。小樽へ向かう一般道は途中殆ど信号がないので、高速道路を走っているのと同じくらいのスピードが出る。

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小樽に近づくと、海岸線を走る事になる。この辺りも走っていて楽しい。俺は運転担当だから、あまりよそ見をする訳にはいかないけれども。

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9時半過ぎくらいに家を出て、積丹半島に到着したのが、12時ちょっと前。ネットで予め調べておいた。まずは黄金岬を観に行くつもり。すると相方が「なんか遊覧船が出てるんだって。それに乗ると、海底とかを見る事が出来るらしいよ。それに乗ってみたい」と言う。
黄金岬辺りを走らせていると、「遊覧船乗り場」の看板を発見。じゃ、まずは遊覧船に乗るとしよう。遊覧船乗り場に行くと、駐車場にいたおじさんがやってくる。
「遊覧船に乗るのかい?」
「時間とか全然チェックしてないんですけど、乗れますか?」
「12時からのが出るから、それに乗りなよ」
と、時間を確認すると11時57分。あと3分しかないぞ。慌てて乗船チケットを購入。大人一人1,700円。昔、伊豆でも同じようなのに乗ったけど、全然面白くなかった事を思い出した。こいつは大丈夫かな?

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乗船しようとすると、結構人が乗っている。きっともうオフシーズンだろうけど、それなりに人はいるなあ。相方が「席空いてるかなー」と心配する。まあ、電車じゃないから、立ち見ってのはない筈だから、大丈夫だと思うけどな。

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そして、12時を過ぎて、出発。すると案内のアナウンスが始まり、遊覧時間は40分程度だとか。ちょうどいいかもね。それに船にはお手洗いも付いているので、そういったところは安心だ。
船から見た陸の風景。天気も良いし、なかなかいい気分である。

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波が結構荒い。普段、人間て生き物は陸の上で暮らしているせいか、たまに海上に出ると気分が高揚するんだよなあ。これはいわゆる非日常による高揚感なのだろうかね。

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暫く船が進むと船のガイドさんからのアナウンスで「曇ってきてしまいましたが、天気が良いと海が非常に綺麗に見えます。積丹ブルーと呼ばれるものです」という説明が。
海面を見ると、確かに綺麗である。ちょうどこの写真を撮った頃に雲が多くなってしまったのであるが、これがピーカン(晴天)だったら、もっと綺麗なんだろうな。

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さらに船が進み、アナウンスがある。「海底の様子を見るのに適したポイントに到着しましたので、皆さま、船底で海の様子をお楽しみ下さい」
乗客は一気に船底に進む。昔、伊豆で海底遊覧船に乗った時、海中の景色が全然面白くなかった(殆ど何も見えなかった)事を俺も相方も思い出していた。だが、さすがにそこは北海道。伊豆のなんちゃって海中遊覧とは違った。しっかり見える。

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小魚なども泳いでいたのだけれども、シャッターチャンスを逃したので写真は無し。残念。
船から見られる景色って、それだけでなんか良いよなあ。

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船の近くをウミウ(かもめに似てるけど、違うらしい。俺は区別つかないけど)が飛んでいる。

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実はこれ、種明かしをすると、船のスタッフがお客さん達に食パンを渡してくれて「これをウミウに向かって投げると近寄ってきますよ」という一種のアトラクションなのだ。海鳥達も船が来れば、エサにありつけるのが長年の経験で判っているんだろうな。
ということで、40分の遊覧は終了。短すぎず長すぎず、丁度良い感じ。非常に楽しかった。
「伊豆の遊覧船と比べると、だいぶに良かったねえ」「積丹ブルーも見れたし、面白かった」
俺達は満足した。

そして次は黄金岬だ。遊覧船乗り場のすぐ近く(車で3分も掛からない)にある。

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展望台目指して歩き出すと、いきなり獣道ライクな結構野性味あふれる小道。相方と「ここ、地面もあんまり固まってないし観に来る人、少ないのかな」と話す。シーズン的にも積丹半島は7月8月辺りがハイシーズンなので、9月後半はもうオフなんだろうなあ。

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展望台に向かう途中で、撮った写真。

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展望台に到着。ここまで来るのにすれ違ったのはたったの二組。少ないなあ。ここ、良いとこだと思うんだけど。オフシーズンだからなのかな、夏場だったらもっと観光客も多かったのだろうか?

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そして、展望台に上がって回りの景色を眺める。いやあ、高いところから観る景色は良いねえ。海も見えるし、非常に気分が良くなる。海を眺めるのも楽しいし、街を観てもその景色を堪能出来る。

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黄金岬を楽しんだので、次は積丹岬に向かう。この辺りで運転は相方に交代。
途中から、景色が「半島」を走っているというよりも、山道を走っているようになった。積丹半島は海のすぐ反対側が山であったりして、それもまた面白いのだ。

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そして、15分程走ると、積丹岬に到着。が、案内の看板を見て、素直に道を走ると、やたらと昇る。これ、岬に行くというよりも、山に行くんじゃね? くらいの感じで昇る。

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ちなみに、この積丹岬には島式意海岸がある。小さいトンネルを超えると、そこにはなかなか悪くない景色が広がっているのであった。

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下の写真が、トンネルを抜けた積丹岬からの景色。どうです、悪くないでしょ。

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岬から海岸へ、降りる道がある。相方が「海岸まで降りてみたい」と言うので降りる事にした。見るからに傾斜がきついので戻る時大変だろうなあと思いつつ、降りる。

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それでも、この積丹ブルーの海を観る事が出来たのだから、これは観る価値ありと言うべきだろう。

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無事、海岸まで到着。他にも観光客が何組かいる。ここはいわゆる砂浜じゃなくて、石がゴロゴロしている。景色が良くて、来て良かったなあと思う。

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次に神威岬へ行こうと思っていたのだが、相方がもうお腹が空いたから何か食べたいと言う。この積丹岬には食堂があるので、じゃここでご飯にする。時間は2時くらい。お客さんも減ってきて、待つ事なく食事にありつく事が出来た。

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相方は前から雲丹にトライしたいとの事で、三食丼(雲丹、いくら、たらこ)、1,600円。俺は親子丼、1,400円。

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相方は雲丹が美味しかったと満足していた。それは良かった。

そして次は神威(かむい)岬へ向かう。実はこの日は天気予報で3時過ぎから天気が悪くなると知っていた。なので、神威岬まで天気が持ってくれればいいなと。本当は夕方まで積丹半島でいて、海に沈む夕日とかを見たかったのだけれども、それは無理だろう。

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神威岬へ向かう途中で、俺達は「これぞ北海道!」という景色に遭遇した。神威岬まであと少しというところで、なんと狐に遭遇した。ちなみに相方は「キツネだよ、キツネ!」と興奮していたけど、この動物、狐なのかな? もしかすると犬じゃね?(多分、アカキツネだと思う)

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神威岬もやはり山の上にある。なんだろう。そもそも岬自体に俺は縁がないからよく判らないけど、岬って山の上にあるのかな? と書きながら、岬という漢字には「山」ヘンがあるから、そういう事なんだな。いい歳して今更気づいた。

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案内図を見ると、岬の一番先に灯台がある。そこまで徒歩で37分! そんなにあるのか。おまけにその頃、だいぶ天気が怪しくなってきて、雨雲も近づいてきた。
「一番先まで行くと、雨にやられるんじゃないかな」と相方は心配する。「じゃ、とりあえず行けるとこまで行ってみよう」と俺。

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5分程歩くと、休憩所的な場所が。ここで見下ろす海の景色もまた素晴らしい。正直、ゴールまでたどり着かなくても、ここで充分かなという気もしてくる。

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ちなみに、下の写真の一番先に灯台があるのが見えるかと思う。滅茶苦茶小さく白く写っている建物がそれだ。

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この辺りで、雨雲がかなり怪しくなってきたし、稲妻も光ったりしてきた。これはまずい。多分、そう遠くない時間で雨が降り始めるな。相方と灯台まで歩くのは断念して、駐車場に戻ろうと決める。

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個人的に景色がどうという訳じゃないのだけれども、雨が降り出しそうな感じの雰囲気で、気に入っているのが下の写真。

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そして、神威岬を後にして、次に雷電海岸へ向かうのだが、途中で雨が降り出してきた。通り雨かと思ったけれども雨は強さを増すばかり。これだと海岸へ行っても車から降りる事も出来ない。
当然、万に一つの期待していた海に沈む夕陽も今回は無しだ。
相方と「もう今日は無理だねー。諦めて帰ろうか」と札幌へ帰る事にする。途中、小樽に寄って、ラーメンが晩御飯。俺が醤油で相方は味噌。味は至って普通。特筆すべき点は無し。

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ラーメンを食べ終わった後は、夜の雨降る小樽運河を見学した。昼の小樽運河はハッキリ言って「札幌三大がっかり観光名所」の一つなんだけど(笑)、夜の運河の雰囲気は悪くない。

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今回は残念ながら、積丹半島の夕陽を見る事が叶わなかった。次は、天気が良い時に積丹の、海に沈む夕陽を観に行こうと思う。