Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

そうだ、山に行こう!

先週の日曜の事。午前中、相方はテーブルでひたすらスペイン語の勉強をしていた。俺は呑気にテレビ鑑賞。昼近くになったので、「ランチに行こうよ」と声を掛ける。相方の勉強も丁度ひと段落した模様。  

マイカーのハスラーに乗って近所(と言っても、車で5分)のガスト(ファミレス)に出掛ける。東京にいた頃のように徒歩圏内にはあまり食い物屋がないので(皆無ではないけれど)、どうしても車の出番が多くなる。

札幌に来て一番驚いたのは寒さと雪の量だけれども、その次に驚かされたのが「山が近い」と言う事だ。札幌は北海道でも一番の都会だと思っていたから(事実そうなのだけれども)、まさかこんなに山に囲まれているとは思いもよらなかった。
下の写真は、家から車で5分程度走った時点での車内から撮った景色だ。山が近いのが感じられるだろう。

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車を走らせながら相方が「なんか、山見てたら、山に行きたくなったねー」と言う。俺が「じゃ、飯済んだら山にでも行くか」と水を向けると、相方は大笑いしていた。
「山にでも行くかって言って、山に行けるなんて!…」

ファミレスでランチを済ませると、俺達はカーナビを「平和の滝」に設定した。「平和の滝」というのは、手稲山の登山口でもあるのだ。平和の滝まで家からでも20分掛からない。
俺はランチでビールを飲んでしまったので、運転は相方の役目。というか、車が来てから俺が運転するのは、大抵長距離走る場合(富良野に行く時とかね)が多い。近場に行く時はいつも相方である。

そして無事に平和の滝に到着。結構車が停まっている。トレッキングシューズを履いてきちんと登山する恰好の人もいれば、どうやら釣り目的の人もいるようだ。Tシャツに迷彩パンツ、バスケットシューズなんて呑気な恰好のオッサンは俺くらいなものである。

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手稲山の登山情報。山頂までは5キロ程の道のりのようだ。果たして頂上まで行けるか怪しい。おまけに「熊も出る」って、凄いね。さすが北海道である。
高尾山(東京の有名な山)じゃ、熊は出ないもんな。

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ということで、登山というよりも、ハイキングスタート。
とにかく、緑が多い。マイナスイオンが大量に出ているのだろうなあといった感じ。東京とかだとこういったところは「やぶ蚊が多い」というイメージがあるけれども、この手稲山はその心配は無用だ。虫は大量にいるけれども、蚊には刺されなかった。

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結構、下山してくる人達とすれ違う。山のマナーなので「こんにちはー」と挨拶もして。下山する人達はちゃんと杖も持ってるし、服装も準備万端。リュックを背負って、熊よけの鈴がちりんちりんと鳴っている。それに比べてこっちはサングラスして、自動販売機で買ったペットボトルの水を持ってるだけ。
山舐め過ぎである。

歩きながら相方がやたらと「ねえ、熊に遭遇したらどうしたらいい? 背中向けたら駄目なんだよね?」と訊いてくる。本気で熊にビビっていたようだ。俺は「そんときゃ、諦めろ」と答えるのみ。

20分程歩いたら、案内板があった。うへぇ、まだ1キロしか歩いてないのか。それに頂上まで4キロもあるぞ。相方が「布敷の滝を目指そうか」と言う。そうだな。よしさらに歩こう、と歩き出す。

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道は沢山の人が登っているせいか割としっかりと固くなっていて、それほど歩き辛くはない。ただ、石が大量にあるので足の裏への衝撃が結構強い。それと傾斜がたまにキツイ。

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しばらく歩いていると、ダム的な人口の滝に遭遇。ここはまだ「布敷の滝」ではない。ちょっと寄り道して水に触れてみたり。冷たくてなかなか気持ちが良い。
北海道だなーって感じがする。

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さらに15分程度歩いたのだが、傾斜はきつくなるし、ゴールも見えない状態だし、そろそろ引き返す事にした。山頂まで登るとしたら、もっと早い時間にちゃんと装備もして行くべきだ(登山口から山頂まで5キロがどの程度の山なのかは判らないが、いくらなんでも、身一つは山を馬鹿にし過ぎだろう)。

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来た道を引き返す。一本道なので同じ道を戻る以外のルートは存在しない。無事に下山(というか、登山というよりも山道をウォーキングしていただけってのが正解だ)。

せっかくなので、「平和の滝」の景色も写真に収めておく。

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俺は群馬の赤城山の麓で生まれ育ったから、こういった景色は割と見慣れている。群馬にいた頃は、中学校の体育の授業の一環で赤城山に登らされたりしたしね。
だが、東京生まれの東京育ちの相方からすると、車で30分も走ると、山の景色になってしまう世界が信じられないのだとか。ま、そりゃそうだな。
町中から山が見えるところに自分が住んでいる、というのはある意味、アンビリーバボーな世界なのだろう。


近くには三角山というもっと登頂が楽な山もある。次回は三角山登頂を目標にしようと言って相方と平和の滝を後にした。

それにしても、アウトドアが苦手な俺が、思い立って登山(なんちゃって登山だが)をしてしまうとはね。
環境が変われば人は変わるものだ。