Some Were Born To Sing The Blues

酒好き(2017年秋に断酒を宣言)、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

30年振りに何かをやるなんて、それは初めてやるのと変わらないだろう

14、16、17。
この数字は何か? 俺が人生で過去にスキーに行った時の年齢である。

そして一昨日土曜日に職場の人達と一緒にスキーに行って来た。上記数字に49も加わる事になった。ブランクあり過ぎである。20代、30代と何をやっていたのだろうか。
今回スキーをやる場所はルスツ。響きからいって、アイヌ語だろうか。札幌からバスで2時間程。

札幌駅近くのバス停留所に7:45に集合。行ってみると俺以外のメンバー勢ぞろい。俺がラストだった。それでも遅刻ではなかったのだけれども。
取りあえずコンビニで朝食を買ってバスの中で済ませる。実は昨日の夜は3時まで酒を呑んでいたので寝不足だった。スキーの前日に寝不足だわ酒呑んでるわ、スキー舐め過ぎである。途中は爆睡していた。トイレ休憩で目が覚めた。

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ルスツ近くの風景を写真に収める。いやあ、いかにも北海道らしい景色だなあ。

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ルスツに着いたのが10時半くらい。今回は札幌⇔ルスツの往復バス代、レンタルスキーセット(板、シューズ、ストック)で1万700円くらい。これが高いのか安いのか、俺には判らない。下がルスツのホテル前から撮った景色。

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結構混んでいて、ここからスキーを借りるまでに時間が掛かった。観光客は一番多いのが中国の人である。西洋人観光客もそれなりにいたけど。やっぱり、中国人が一番多いね。日本人より多い気がする。

スキーシューズ履いたらあまりのキツさにびっくり。歩くだけでも一苦労。スキーシューズってこんなに大変だっけか? それからゲレンデに出て、適当に歩き回る。板をセットしてちょっと滑ってみるかという感じ。だが、初級者用の傾斜の緩やかな場所が見つからない。うかつに傾斜がキツイところで滑り始めたら危険だ。何しろ止まる術を知らないんだから。二回くらい、殆ど平地で滑っていたら、いきなり右足がこむら返り起こしそうになって、慌てて板を外し、シューズを緩める。やばい、これはまともに滑る前にギブアップか?

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ちょっとこれは戻ろうと板を担いでゲレンデの入り口近辺に行く。するとそこにはリーダーが。他のメンバーもいた。お、みんなここにいたのか。このメンバーはリーダーを除いてほぼ初心者。どうやら初心者用のコースで練習していたらしい。リーダーが言う。「じゃ板担いで、そこまで(傾斜の中段くらい)歩いて行きましょう。そこから滑るんです」と。よし、と板を担いで昇る。これが結構大変。思い出した。スキー初心者ってさ、中級上級者みたいにリフト使えないから、高さのあるとこまで自力で昇るのに体力使って疲れちゃうんだよね。

それでも、こっちは過去3回のスキー経験しかないし(それにもう30年のブランクだから経験なんか無いに等しい、というか無い)、板を担いで昇る。
そして、板をセットして滑る。リーダーからは「ここならそんなにスピード出ないから大丈夫です。最悪、尻もちつけば怪我しません」と言われる。経験者にアドバイス貰えると、結構安心出来るよね。

ということで5回程度、板を担いで昇っては滑り、登っては滑りを繰り返した。いやあ、とにかく板を担いで昇るのは体力を削られる。そして、大したことない傾斜でも調子づくと結構スピードが出る。
「ハの字を描くようにして、足の内側から外に向かって、ぐぐーっと力入れてください。そうすれば止まります」
理屈は頭では判るんだが、なかなかそうは上手く行かない。でも結構楽しんだ。

それにしても、ここスキー場内で動物飼ってるんだが。スキー場ってそういうもんなの?

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リーダーはリフトを使って上から降りて来た。さすがに経験者である。リーダーに言われる。
「さて、リフト乗りましょうか」
え? 俺、過去に3回しかスキーやった事ないし、それにリフト1回も乗った事ないんだけど。そう伝えると「ここは初級者コース用のリフトだから、大丈夫ですよ。さあ、行きましょう!」
うーむ。どうしようかと一瞬迷ったけど、ここで乗らなかったら、きっとスキー場でリフトに乗る事はないだろう。それに最悪、滑るのが不可能だったら、板担いで歩いて降りればいいんだし。

と、そこで大変な事に気づいた。俺、高所恐怖症なんだよね。だから、リフトとか結構厳しいのだ。実際乗ってみたら、やっぱり恐怖心で大変な思いをした。
リフトで上に到着すると、初心者用コースと家族用コースに分かれていた。リーダーに「家族用なら、ゆっくり滑れるから大丈夫です」と導かれる。
で、真っ直ぐ降りるのは無理だから、殆ど横に進むイメージで行けと、そうすれば徐々に下に降りられる。リーダーに止め方とかを教えて貰いながら、ゆっくりゆっくりと降りる。
それでも無事に下まで到着。合計で20回以上転んだ。半分くらいは制御が効かなくなって転んだもので、残り半分は「これ以上スピード出ると危険だから転んじゃったほうがいい」という自己判断によるものだ。

下に着いたら、チームの仲間のRさんがいたので「やあ」みたいに挨拶しようとしたら、左足が攣りそうになった。慌てて、シューズを緩めたら、Rさんが足をマッサージしてくれた。いや本当に攣る一歩手前だった。

一旦、ホテルに戻るとメンバーに伝えてホテルへ。正直もう足が限界だった。ホテルのスタッフに時間を訊くと2時ちょっと前。滑りだしたのが11時半くらいだったから、2時間半くらい滑ったのかな。
普通にスキーやる人なら、「これからが本番でしょ!」っていう時間だと思う。だが先日3時まで酒を呑んでた寝不足+二日酔いの中年のおっさんにはこれが限界である。

ホテル内の自動販売機にコーラが売っていた。スキーって体力使うから、非常に喉が渇いていた。たまにはコーラでも飲もうかな、と自動販売機に近づくと横にビールを売っていた。ああ、これはビールを呑むしかないな。スキーで疲れた身体にサッポロ黒ラベルの美味かった事。もうアルコール飲んじゃったから、これでスキーは終了だ。

そこで板、ストック、シューズをスタッフに返却する。で、シューズ脱ごうとしたら、もう力入らなくて脱げない。スタッフに「すいません。靴脱がして下さい」とお願いする。靴を脱ぎ終わった瞬間に脹脛の辺りが痙攣してこむら返りを起こす手前だった。暫くじっとしていた。

普通のスポーツシューズに履き替えた時、足が気持ちよかった事! 取りあえず、ロッカーから荷物を出してロビーみたいなとこで休憩。そしたらリーダーから電話が来た。今からみんなで別ゲレンデに移動してご飯食べてからまた滑るのだとか。俺はもうスキー返却して休憩してるんで、また後で合流しましょうと伝える。帰りのバスが17時なのだ。で16時半にロビー集合しましょうと最初にリーダーが言っていたのである。

暫く休憩してたら、小腹が減ってきたので、何か軽く食べながらビール飲もう。集合まで二時間半程度あるから、のんびりしようと決めた。で、ホテル内の案内でレストランコーナーを見つけたので、そちらに向かう。すると「大浴場」という文字を発見!
これは。この殆どこむら返り寸前の足を抱えた俺には大浴場ほどありがたいものはない。500円くらいで入れるかな、まあ1500円までなら無条件で入浴だな。
行ってみると、なんと無料だった。ああ、ありがたい。髭剃りもあったので髭を剃ってさっぱりし、身体も洗って大浴場でゆっくりと身体を温める。サウナもあったので、サウナも何度も入り水風呂を浴びてすっきりしたり。

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スキーしにきたのか、温泉に入りに来たのか、どっちだというくらいであった(笑)
と、今ネットで確認したら入浴前にフロントで精算するルールだったらしい。知らずに温泉泥棒しちまった。すいません。風呂は結局一時間くらい入っていた。

そしてチリドッグソースとビール。いやあ、風呂上りのビールは美味いねえ。
それから暫くのんびり土産物屋さんを冷やかしたり、またビール買って呑んだりして、バスの出発時間を待った。

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帰りは2時間で札幌までノンストップ。ところが、札幌まであと30分程度というところで、生理現象発生。そりゃ、トータルで2リットルくらいビール呑んでるからなあ。出発直前もトイレ行ったんだけどさ。ビール呑んじゃうと駄目だよね。
そこでバススタッフに「トイレ行きたくなったから、ここで降ろしてくれ」と。ちょうどコンビニ前だったので、慌ててコンビニでトイレを借りる。まあ、札幌まで30分だから、最悪タクシー使えば帰れるだろう。
店員さんに駅の方向を訊いて、15分程歩いて、なんとか地下鉄まで到着。

最後、ちょっと失敗したけど、まあリフトも乗れたし、それなりに(素人レベルで)滑れたし、スキーを楽しむ事は出来た。ただ翌日の身体全体の筋肉痛が半端なかったけど。

今後、スキーをやるかどうかと問われると非常に微妙なところだ。だが、今このタイミングでスキーを30年振りに経験したのは悪くないと思う。
何事もやってみないと判らないからね。

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