Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

一人暮らし@札幌

札幌に来て、約一ヶ月が過ぎた。前回も似たような書き出しだったな。

札幌の寒さにはだいぶ慣れたような気がする。というか、「今日寒いのか、寒くないのか」自分でもよく判らなくなってきた。既に、札幌の普段の寒さが標準だと思えるようになってきた。朝の天気予報でも、札幌の天気は気にするけど、東京の天気なんかびた一文気にしなくなった。当然である。東京が寒かろうが暖かろうが、俺には何の影響も及ぼさない。
新しい恋人が出来たら、前の恋人の事なんかどうでも良くなるだろ? それと一緒だ。

さて、札幌にはまだ慣れたとは言えない。というか、平日は職場と家の往復だから、変化がない。
まだ仕事が始まって間がないので、残業地獄とかには陥っていない。だから、定時後に色々寄ってみれば世界も広がるのだろうが、何しろアイスバーン化した道路をあまり歩きたくない。迂闊に転んで怪我などしたくない。
そう考えると出掛けるのが億劫になるのだ。

さて、札幌の所感とは違うのだが、久しぶりに一人暮らしを体験しているので(一人暮らしは実に25年振りだ)、そこで思った事を。

料理は相方と一緒にいる時も作っていたので、自炊もさして苦痛ではない。というか、鍋しか作ってないし。だから、札幌のマンションのキッチンにはまだサラダ油もない。醤油もない。塩は買ったけど。そして米もない。
札幌に来て約一ヶ月が経つけど、白米を喰ったのは3回だけだ。そもそも俺は白米が別に大好きという訳ではないので、全然気にならない。世の中には「白い飯を喰わないと駄目だ!」という人がいるけど、俺は全然大丈夫。

春に相方が札幌に来るまで、マンションを綺麗に保っておかないとまずいなーと思い、週に一回程度だが、掃除機をかけるようになった。東京にいた頃に相方がよくクィックルワイパーを使っていたのを思い出し、百均でそれらを買ってきた。やはり、洗面所はどうしても髪の毛とかが落ちる。で、クィックルワイパーを使ったら面白いように髪の毛やゴミが取れる。ちょっと感動した。自慢ではないが、俺は相方と一緒になってから、掃除機を掛けた事が一度もない。
そうかー。掃除って汚れが取れて楽しいもんなのだなーと実感した。もうすぐ50に手が届こうかというオッサンになっても、色々と新しい発見はあるもんなんだな。

また、やはり相方と一緒になってから、洗濯を一回もやった事がなかったので、実に10年近く振りに洗濯機を回した。俺は仕事用に着ているワイシャツと下着やタオルを一緒に洗ったのだけど、それを相方にLINEで伝えたら、「おしゃれ着と普段着は別に洗うべし。おしゃれ着には専用の洗剤を使え!」と怒られた。
そうなの?? 俺は洗濯の選択を誤ったのか?

皿洗いも風呂掃除もゴミ出しも東京にいた頃にやっていたので、それは札幌に来ても変わらない。

段々と、札幌の生活が馴染んでいるような気がしてきた。無論、まだ友人も一人しかいないし(職場の別チームの若手君だ)、まだまだ未知数な事が多い。
だが、ネガティヴな事ばかり考えても仕方ない。

ハッピーな考え方をして生きるほうが絶対に良いはずだ。

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