Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

"MY FOOLISH HEART"をテナーサックスで吹いてきたのだ

昨日の事。

隣の駅にある某小ホールでサックスを吹いてきた。俺の通っている音楽教室の発表会があったのだ。
俺は旧友とギターデュオをやっている。そして某メンバー達とオールドロック中心としたバンドを組もうという計画も立ち上がっている(俺の担当はドラム)。つまり、ギターとドラムでは色々機会があるのだが、サックスはそれがない。サックスでバンドに所属していないからね。
なので、音楽教室の発表会は、俺が人前でサックスを吹ける大事な機会という事になる(サックスで何かのバンドに参加しようかなあ)。

今回やった曲は「MY FOOLISH HEART」。ジャズのスタンダードでサックス以外にもピアノとかで演奏している人も沢山いる。名曲である。
色んな人の演奏とかを聴いて、アレンジをどうしようかなあと考えたりして、それもまた楽しい作業だ。素直にバラードとして、しっとり吹くのが王道なんだが、あえてボサノバ調でやるのもありだしなあ、とか。
色々考えて、最初はバラードでゆったり吹いて、途中でアップテンポにリズムチェンジした後アカペラにして、最後はまたしっとりと吹いて終わる、という形に決めた。
伴奏はピアノ科の先生であるKさんにお願いした。譜面はメロディ譜と呼ばれる、メロディとコードが書かれただけのもの。これを元に素晴らしい伴奏を作り上げてくれるのだから、さすがプロだねえ。

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本番はまあ、大きなミスもなく、無事に演奏出来た。個人的には、結構良い出来だったんじゃないかと自負している。演奏が終わって客席に戻ったら、相方が「素晴らしい演奏だね!」と褒めてくれた。
相方は、辛口評論家なので、絶対におべんちゃらは言わない。
「素晴らしい、演奏だね! ピアノが!」がくっ。そっちかよ(笑)

今回はサックス教室仲間にもかなりお褒めの言葉を頂いたが、その功績の80%はピアノ伴奏にあると言っても過言ではない。つまりこの曲の評価は殆どKさんが享受すべきなのだ。だが、そのKさんに伴奏をやって貰う事を考えて決定したのは俺だから、俺も評価されてもいいんじゃね?(笑)

やっぱり、楽器演奏は楽しいね。何の楽器をやるにしても。

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