俺は嫌いな言葉が二つある。一つが「頑張る」でもう一つが「仕事が忙しい」だ。
で、今俺は仕事が忙しくて、阿保みたいに頑張っている。最悪だ。おまけに頑張れば、なんとかなるってレベルじゃない。どう考えても3人でやる仕事を一人でしている。何故なら人がいないから。
そして俺は下請けのエンジニアだから、取引先から頼まれたら、断る権限もない。俺個人は断りたいけど、二つの理由から断れない。一つは単純に下請けに断る権利がなく、もう一つは取引先の現場レベルで働いている末端社員の大変さも判るからだ（俺がやらないと一緒に働いているこの人達も立ち行かなくなる）。
そして更に最悪なのが、俺が3倍頑張っても給料は一円も上がらない。意味がない。おいおい、頼むから「その代り、やりがいがあるでしょ？」なんて言わないで欲しい。やりがいなんかで腹は膨らまないし、財布も膨らまない。
日々、怒りとストレスばかりが溜まる。そして、俺は現場へ東京駅を経由して通っているのだが、朝と帰りに京葉線を使っている若者達に多数遭遇する。京葉線を使っている若者＝東京ディズニーリゾートで遊ぶ、だ。「こっちが仕事してんのに、お前らはネズミの国で楽しみやがって！」と怒りが沸々とわいてくる。無論、彼らに非はない。頭にミッキーの形の帽子を被っていたり、クマのプーさんのでかいぬいぐるみを抱えた奴らがいたりする。彼らは当然の権利を享受しているに過ぎない。それでも頭に来る。それもこれも仕事のストレスのせいだ。
又、俺は最寄り駅まで、自転車で通勤している。そこでも腹が立つことばかりだ。なんで、自転車に乗りながら、スマホをいじってんだよ、そこのクソガキの高校生ども。てめえらが、スマホいじって自転車で自爆すんのは構わないよ。でもな、お前らみたいな奴らが、まともに運転している他の自転車乗りや、歩行者に事故を与えるんだよ。自転車乗りながら、それいじる必要ねえだろ。そんな事も判らねえ奴らは、電柱やガードレールに激突してくれ、是非とも。
あとな、混雑した駅のホームや通りでスマホ見ながら歩いている馬鹿ども、お前らも全員揃って富士山の噴火口の中にでも飛び込んでくれ。生まれた時から携帯電話やスマホを知っていた10代、20代前半の若者（馬鹿者）がいじるならともかく（歩きスマホして良いって意味じゃねえぞ）、俺と同世代の40代、50代の中年のおっさんがスマホを見ながらホーム歩いたり、階段昇ったりするのって、どういう事だよ？ いい歳して、なにが良くてなにが悪いかも判らないのかよ。お前らも富士山の噴火口に飛び込め！
忙しいと書いて心を亡くす、昔なんかのコマーシャルであったな。俺に心の余裕がないから、こんなどうでもよい事を書いて、うっぷん晴らしをしているのだ。俺に余裕があれば、こんな事でイライラしたりはしていないだろう（ちなみに、歩きスマホと自転車スマホの奴らは、揃って地獄に落ちて下さい）。
やはり人間、余裕が必要だ。綺麗な女性を見て「美しいなあ」と思えたり、綺麗な景色を見て心が癒されたり…今現在の俺にその余裕を求めるのは無理だ。
と思ったが、それでもやはり綺麗な人を見た瞬間や綺麗な景色を見た時だけは、一瞬だけでも、心が安らぐ。「美しいなあ」と例え1分だけでも思える時間があるうちは、きっとやっていける。
という訳で、俺が思う美しい景色を載せる（夕焼けに沈む富士山だ。今日見たのだ）
と、あと俺が思う、美しい声がこれだ。
やさしいキスをして / DREAMS COME TRUE - YouTube
