Some Were Born To Sing The Blues

酒好き、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。2016年冬に50歳目前で札幌に引越し、2017年春にピアノを始めました。

買い物の達人

日曜日の事。
夕方4時から、俺の習っているサックスの先生がミニライブをやる事になっていた。
ミニライブと言っても、ビルの一階のエントランスホールの一部分を借りてやる無料のそれだ。
共演者は同じ音楽教室のバイオリンの先生とピアノの先生。要するに、音楽教室のデモストレーションだ。ライブをやって『楽器演奏に興味のある方、レッスン受けてみませんか?』とやる訳だ。
そういう意味では既に会員である俺は観ても仕方ないとも言える。が、サックスとバイオリン、ピアノの共演は興味あるし、それに俺の好きな【リベルタンゴ】をやるので、是非とも聴いてみたかった。
が、問題は日曜の夕方は天気が崩れる可能性があること、そのライブ場所が家から自転車で15分程掛かるという点。
相方に一緒に観に行こうと誘うと、天気が大丈夫ならねとの返事。
ちょうどテレビでは眼鏡市場UVカットのサングラスのコマーシャルをしていた。今年の10月に紫外線の強そうな街に旅行の予定がある。相方は『UVカットのサングラス欲しいなぁ』と言い出す。ちょうどライブ場所に行く途中に眼鏡市場があるから、ライブ後に寄ろうと提案すると、一気にその気になる相方。
『でもさあ、今日お金ないんだよねー』と言うので、今日は下見で良いじゃん、といなす俺。
自転車で出掛けると、みるみる天気が崩れて行くのが判る。家とライブ場所の中間地点辺りで一気に土砂降りが来た。傘は一本しかないので(これがそもそも間違いなのだが)、相方に傘を渡す。俺はびしょ濡れだ。まあTシャツにひざ下丈の迷彩パンツだから、濡れても全然構わないんだが。
会場に着いた頃は俺は全身びしょ濡れ。相方はすっかり気分がダウンしているのが、雰囲気に表れている。もう帰る?と訊かれたが、ここまで来てびしょ濡れになって演奏聴かずに帰れるかと、トイレでTシャツ絞ってライブを聴いた。
一曲目が『情熱大陸』。正直、この曲は聴き飽きた。が、やっぱりバイオリン奏者が作った曲だから、バイオリンが入っていると、はまるね。
お目当てのリベルタンゴは4曲目。この曲もバイオリンが効いてるなあ。将来、サックスで吹いてみたい。
全部で5曲。時間にして30分程度。
ライブ終了後に先生に挨拶してホールを出ると雨が止んでいた(笑)
ピンポイントで俺達が自転車に乗っている間だけ、雨が降っていた模様。運が悪いのか、日頃の行いが悪いのか?

相方との約束通りに眼鏡市場に寄る。お目当てのUVカットのサングラスが並んでいる。一番安いものでも7千円から。その値段にビックリだ。俺がここ何年も愛用しているサングラスは約600円の代物だぞ。
相方にその事を言うと、『UVカットしてないのと比較してもしょうがないでしょ』と即座に否定される。
まあ仕方ないので適当にサングラスを試着。俺は今、髪型が坊主以上スポーツ刈未満の長さなので、レイバン型のサングラスをすると大門団長にしか見えない(笑)
相方が『ねえ、どれにするか決まった?』と意味不明な事を言うので、『俺、今日金ないよ』と。
財布の中に一万円あるけど、これは大事な鹿島アントラーズの試合のチケット代金だ。使う訳には行かぬ。
するとここで、相方が仰天発言をした。
『えー? 私今日買って貰う気、満々だったのに!』
な、なに? それはどういう意味だ? どうして俺が君のサングラスを買わねばならぬのだ。それに俺がいつ相方のサングラスも買ってやると言ったのだ?
意味が判らぬ。あ、あれか? 雨の中、自分の趣味のサックスライブに付き合わせたのだから、サングラス驕りなさいという仰天理論か?
それにしては、7千円は高過ぎるぞ。が、相方は俺より一枚も二枚も上手だ。自分が欲しいサングラスを従業員に手渡し、これお願いします、と。そして俺に向かって、『貴方はどれにするの?』と…
ここで、ふざけんな!と言って店を飛び出る勇気ない。仕方なく、試着した中で気に入った奴を店員に渡し、併せてVISAカードも渡した。
全く、無料ライブの筈が一万四千円になったのはどういう宇宙の理論なんだろうか?
来月のカードの支払いがまた地獄だぜ。やれやれ…
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