Some Were Born To Sing The Blues

Saxとジャズ、ピアノとブルース、ドラムとロックが好きなオッサンの日々の呟き

音楽

ホームにて

目が醒めると、そこは見知らぬベッドの中。そして、隣には見知らぬ男… 「あっ」私は慌ててベッドから起き上がり、膝を抱えた。何故か、男物の大きなTシャツを着ている。私は昨日の自分の服装を思い出そうとする。Tシャツなんか着ていなかった。でも、今自…

ロックンロールに泣かされそうになった夜~Def Leppard/Motley Crueのliveを観て来た~

11/3にデフ・レパード、モトリー・クルーのジョイントライブを見て来た。デフ・レパードは、10代の頃に偶然テレビで演奏を見掛けた。最初はピンとこなかったのだが、繰り返し聞いているうちにファンになった。テレビ出演での演奏というのは、いわゆる「当て…

19のままさ~浜田省吾のliveを見て来た

11月12日の日曜日、横浜アリーナまで浜田省吾のライブを観に行ってきた。(上の画像は浜田省吾のlive画像ではない)俺が浜田省吾を初めて聴いたのは15歳の時だ。あれから実に40年の月日が流れたことになる。そして、今回のライブが俺にとって初の「浜田省吾…

夢ノエンアレ

10/22に、俺が通っているSax教室の発表会があった。そこで俺はPe’zの「夢ノエンアレ」という曲を演奏した。結果は無残の一言に尽きる。いやあ、酷い演奏だった。ここ1ヶ月程、週末はカラオケボックスに行って、ひたすらその曲だけを練習していた。そして本番…

映画監督とバンドマスター

トム・クルーズのミッション・インポッシブル(MI)最新作が上映されていることを、ふと思い出した。久しぶりに映画館に行って映画を観るかと思いつつ、そういやこの作品の監督誰だっけ? と考えた。映画好きの人達(blogで映画レビューとか書くレベルの人達)…

バンド解散始末記

3月25日に、俺が所属しているブルースバンドのライブがあった。人前で演奏するのは、去年の10月にSax教室の発表会でSaxを吹いて以来だ。ドラムで最後にやったライブはいつだったろうと記憶を辿ると、札幌時代にススキノの小さいライブバーで演奏したのが最後…

今日はライブの日だ

本日、3/25は俺が所属しているブルースバンド(俺の担当はドラム)のライブの日である。いかんせん、ボーカル担当のMちゃんが夜は都合がつかないということで、昼の部に出演。なんと、午前の11時半にライブスタートだ。午前にライブをやるのは初めてかもし…

25歳に戻れた夜~ブライアン・アダムスのライブを見て来た

3月7日(火)、俺は山積みになった仕事を放り出して(早退した)、日本武道館へ出掛けた。ブライアン・アダムスのライブを見る為だ。ブライアンは俺の10代と強く紐づいている。以前も書いたが、17歳の頃、俺はかなりブライアン・アダムスを聴いていた。いや…

レッドでホットでチリペッパーな夜

先週の日曜のことだ。俺は相方と一緒に東京ドームに出掛けた。目的は勿論”Red Hot Chili Peppers”(通称、レッチリ)のライブを見る為。コロナが蔓延してから、プロのライブからはずっとご無沙汰だった。そもそも外タレ(外国のバンド)が来日しなくなってい…

マーマレードの空

息を切らしながら、部屋の中に駆け込んだ。 俺は振り返って、ピートとシェリルを見た。シェリルは部屋のドアをロックする。ピートは窓の外に目を配る。「大丈夫だ。誰もつけてきちゃいねえ」ピートは窓の外を睨みながら言う。俺は肩に担いでいたバッグを床に…

転がり続けるバンドの記録

最後にドラマーとしてライブをやったのは札幌時代だ。もう4年くらい経つ計算になる。2018年の秋くらいかな、ライブをやったのは。当時所属していたハードロックのカバーバンドで叩いたのが最後。ススキノのこじんまりとしたライブバーでお気に入りのバンドの…

ブライアン・アダムスを聴いていた頃…

「ブライアン・アダムスが来日する」とメールには書かれていた。 いつ登録したのか記憶にないのだけれども、時々「ウドー音楽事務所」からライブの案内メールが届く。「ウドー音楽事務所」というのは、外国人ミュージシャンのライブを取りまとめているブロー…

札幌へ行った、友と再会した、そしてSaxを演奏した。(後編)

日曜日、ライブ当日。 朝7時半にトロンボーンのP君にホテルまで迎えに来て貰う。彼とも3年前は一緒に演奏した仲だ。懐かしいねえ。こうやって懐かしいメンツと再会出来るというのは非常に嬉しいことである。俺達がライブを行うのは「ワンダーランド・サッポ…

札幌へ行った、友と再会した、そしてSaxを演奏した。(前編)

7月22日から25日まで札幌に出掛けてきた。何度か書いているが、札幌時代の友人から「ライブやるから札幌に来い。そして一緒に演奏しよう」と言われたのだ。札幌で暮らしていたのは2016年の12月から2019年の5月まで。約2年半の短い期間だった。だが、気心の知…

週末は札幌へ

今週末は札幌に行く。というか、明日の夜には札幌行の飛行機の中だ。先月、友人から「ライブがあるから札幌に来いよ。で、一緒に演奏しよう」と言われてから既に1ヶ月が過ぎた。(7月に札幌に行く、そしてSaxを演奏する - Some Were Born To Sing The Blues…

7月に札幌に行く、そしてSaxを演奏する

日曜の夜にテレビをぼんやり見ていると、電話が鳴った。発信元を確認すると、札幌の友人からだった。彼とは札幌時代に一緒にバンドをやり、ライブを何度かやった。「7月24日に札幌に来なよ」彼は開口一番に言った。俺が彼と一緒に組んだバンドは今でも活動し…

バンドマンだったら、LINEくらい使おうぜ

週末にU-NEXTで「探偵はBARにいる」を見た。もう何度か見ているので、今更新しい発見とかも特にない。俺が大泉洋のファンということでもない。では何故見るかというと、この映画は舞台が札幌だからだ。2016年から2019年まで札幌で暮らした。この映画のススキ…

2番じゃ駄目なんですか?

前にSax奏者としてあるバンドのメンバー募集に応募したと書いた。残念ながら、既に応募があって断られたという悲しい結末ではあった。だが、そのバンドの募集人から「コロナの影響で練習が延期となり、まだ応募した方と初回リハーサルを実施していません。初…

さよならは、言われるよりも言うほうが辛い

自慢ではないが、30歳を過ぎるまで女性に別れを告げたことがなかった。もっぱら振られる専門である。「付き合って下さい」的な告白をしても「無理!」「付き合っても上手くいかないと思うよ」「冗談は止めて」などと拒絶されることが殆どだった。付き合って…

週末はジャズセッション

先週末にジャズセッションに出掛けてきた。主催者は俺の習っているSaxの先生だ。去年の年末、Saxのレッスン中に先生が「1月に川崎でセッションやるんですけど、参加しません?」と誘ってくれたのである。俺がSax教室に通っているのは、バンドでSaxを吹く機会…

一緒にバンドをやりませんか?

俺はとある「バンドメンバー募集サイト」にメンバー登録している。今までは、ドラマーとして登録していた。既にブルースバンドは再活動している(俺の担当はドラム)。となると、ドラマーとして登録している意味がない。ドラマーとしてバンドを掛け持ちする…

負け犬の歌(ブルース)

2年振りにブルースバンドが復活した。そして解散した。なんだそれ。 コロナで世の中が自粛自粛となる前に、ほんの1回だけセッションをやったブルースバンドがあった。そのバンドの発起人でギターのK君から「またやりましょう」と復活の狼煙が上がった。俺は…

さよならJ-P0P、こんばんはBlues

先週、旧友と5年振りにアコースティックギターデュオの練習をしたことを書いた。5年のブランクがあって再開出来たのだから、運が良いとも言える。というか、運が良かったとしか言いようがないのかもしれない。こういった一度終わった物事を再びやるには、本…

5年振りにアコースティックギターデュオの練習をしてきた

先週の木曜日のこと。ちょうど1週間前の話だ。旧友と再開したアコースティックギターデュオの練習があった。実に5年振りの練習だ。よくこれだけのブランクがあって復活出来たものだな、感心する。彼と最後に練習したのは、確か2016年の秋頃だと思う。ちょう…

34年前に始まり、5年のブランクを経て、また似たようなことをやろうとしている

やっと世の中が以前に近い形に戻って来た。そこで俺は旧友に連絡を取った。「そろそろカラオケボックスにでも入る?」旧友と、アコースティックギターデュオをやっているのだ。カバーしているのはローリングストーンズ。パートは旧友がリードボーカルとサイ…

Saxさえも吹けやしない

7月の最終土曜日にいつものカラオケボックスにSaxを吹きに行った。ここは、ほぼ毎週通っている。従業員も俺の事は認識しているだろう。週末の午後にSaxを担いで練習に来る一人客のおじさん。ある程度印象に残るタイプではないか。部屋に入り、すぐにウーロン…

女ロッカーも濡れる街角

人を好きになるのに理由は要らない。これは真理だけれども、そういった場面に遭遇することはあまりない。これは人の体験なんだけれども、それを実感した出来事を思い出したので、記しておきたい。 随分と昔の話だ。30代半ばの頃に、女性ボーカリスト兼ギタリ…

「またバンドをやらないか」俺は言った

昨日、旧友と酒食を共にしてきた。彼と会うのは約3年振りになる。旧友は、俺の大学時代の先輩だ。年齢は3つ上。俺が札幌から東京に戻った時に「東京戻ったから、そのうち会おう」と約束していたのだ。ところが、東京に戻ってから暫くは、仕事が地獄のように…

一年振りにドラムを叩いてきた

一昨年(2019年)の夏は悲惨だった。札幌から東京に戻り、単身赴任状態で仕事は地獄のように忙しく、日々に喜びはなかった。それを救ってくれたのがバンドだった。2019年夏、バンドのリーダーK君が俺をバンドに誘ってくれた。あれは嬉しかった。東京で一人…

「異邦の騎士」を読んで「浪漫の騎士」を聴く

アルバム(CD)を買う場合、大抵は次のパターンが多いと思う。・好きなミュージシャンの新譜。・好きになったミュージシャンが過去に発表したアルバムだが、未購入のもの。さらにありがちなのが、友人知人から勧められて。「@@@が好きなら、きっと***…