Some Were Born To Sing The Blues

酒好き、音楽好きな中年のおっさんの日々の呟き。趣味はテナーサックスとドラム。50歳目前で札幌に引越し、ピアノを始めました。

生まれたところを遠く離れて

赤城山の麓で生まれ育った。あの国定忠治で有名な赤城山だ。ちなみに赤城山群馬県にある。
高校を卒業するまで、毎日庭から赤城山を眺めていた。何故かというと、他に見るものがなかったからだ。

そして、東京にほど近い埼玉の大学に進学した。親元を離れ、一人暮らしを始めた。何故か真面目に大学に通う気が起きず、3年でドロップアウトした。世間一般では「中退」という奴だが、教養課程を修了していないので、厳密には「除籍」だ(笑) 今は学歴不問の会社に所属しているので、どうでもいいことだが。

そして大学を辞めてからフリーターをやったり、水商売の女性のヒモをやったり、ブラブラしていた。フロームAという求人誌で「サイパンで働ける」という仕事があったので応募して、サイパンに行った。
一ヶ月程、サイパンで働いた。やった事は色々だ。研修期間だったから、殆ど遊んでいたけど。だが、あまりにもサイパンというところが詰まらなくて、一時帰国でその会社は脱走した。結局、給料は貰い損ねた。

仕方がないので、当時の恋人の伝を頼って、山梨県に三ヶ月程住んだ。さすがに遊んでいる訳にはいかないので、パチンコ屋で住み込みのバイトをした。そうして求人誌で仕事を探していた。

東京のソフトウエア会社が技術者(プログラマとかシステムエンジニアとか呼ばれる職種だ)を募集していたので応募したら、採用されたので、東京の世田谷に住居を構えた。会社が渋谷だったから、世田谷だと30分程度で行けるのだ。一年もしないうちに会社が千葉に営業所を作り、そちらに配属になった。だが、仕事の関係上、東京と千葉の両方にアクセスの良い所に住む必要があった。

東京の江戸川区に引っ越した。東京に詳しくない方に説明すると、ここは東京ディズニーランドが近い。江戸川区に引っ越したのは、自分の選択じゃない。会社の知り合いの不動産屋が物件を勝手に見つけて来たのだった。

そして、暫くしてアメリカ長期出張の仕事が廻ってきた。シンシナティだ。アメリカに既にある固定電話のシステムを日本用にカスタマイズする仕事だった。トータルで、俺はアメリカに一年半弱いた。いい経験だった。死ぬまで友人だと思えるアメリカ人3人と知り合った(今はもっぱらFACEBOOKでやり取りする程度だけどね)。

そして、それからずっと東京江戸川区だ。他に住みたい街も特になかったからだ。江戸川区在住が25年程度になった。俺が人生で一番過ごしたのはこの街だ。別に特に愛着がある訳じゃないけど。

去年、俺が18年所属していた会社が倒産した。自慢じゃないが俺は過去に3社に在籍した事があるのだが、その会社は全て潰れている。まあ、零細企業なんて、生き残る事自体が難しい。

仕方ないので、今年の頭からフリーランサーで働き始めた。つまりどこの会社にも属さずに現場を渡り歩くという奴だ。正直言って、若いうちはそれでもいいけど、歳喰ってからだと、結構きつい。

今年の8月の半ばに、相方の知り合い(俺も一度だけ酒食を共にした事がある)のエージェントから、ある会社が人を募集していると紹介された。
駄目元で受けてみるかと面接を受けたら、一次面接、二次面接と通り、採用となった。10ヶ月のフリーランサーを経て、また会社員となった。

問題は、勤務地が札幌という事だ。

25歳の頃に出張(10月)と社員旅行(5月)で北海道に行った事がある。北海道経験はそれだけだ。北海道の冬も経験した事がない。若い頃ならともかく、この老体で札幌の寒さに耐えられるかも判らない。

それでも、相方と話し合い、札幌に行く事に決めた。相方は仕事の関係ですぐには札幌には来られない。当分は札幌と東京で別々の生活だ。二重生活になるから、生活費(家賃等も含め)も倍かかる。全て持ち出しだ。

上手くいくかなんて、一切判らない。保証も何もない。だけど駄目だったら、ケツまくってまた東京に戻ればいい。
そう思えば、気も楽じゃないか。
11月の最終週に札幌に来た。初日に寒さの洗礼を受けて、心が折れそうになった。

まだ、何もわからない。何もしていない。来てよかったのかどうかすらも判らない。
ただ、やってみなけりゃ、判らないからな。

とりあえず、日々を生きてみよう。考えるのは後からでいい。

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スペイン旅行12 2016/10/15 旅行9日目(最終日) さようなら、スペイン

旅行9日目。そして、ついに最終日だ。旅行なんて始まってしまうとあっという間なんだよなあ。スペインに一生いたいかと問われれば、ちょっと考えてしまうが、一ヶ月くらいなら、是非滞在したいものだ。残念ながら、そんな余裕は絶対にないのだけれども。

ホテルの部屋は12時にチェックアウト。マドリッド行の電車は13時半。ここから駅までは車で10分もあれば着く。となると、チェックアウト後が結構暇なのだよなあ。
とりあえず、部屋からトレドの街並みを撮る。やっぱり、いい街だよなあ、ここ。

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そして、部屋の雰囲気も併せて載せておこう。部屋がプールサイドだったのはちょっと残念だったが、雰囲気は悪くなかった。

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チェックアウトまでやる事が特にある訳じゃないので、ゆっくりと8時過ぎに朝食に行く。こういった典型的な食事とも今日でお別れだ。スペインの朝食では、やたらと玉子とハムを喰った。
ホール係の人が、たっぷりの量のコーヒーポットとミルクポットを各テーブルに置いてくれる。

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このホテルの売りは高台にある事により、トレドの景色が一望出来る事だ。ホテル内のカフェに景色を眺めながらお茶する為だけに訪れる客も多いのだと言う。

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俺達は食事を終えると、オープンカフェエリアに行き、写真を撮りまくった。で、後で見返すと同じような写真ばっかり撮ってるんだよなあ。デジカメだと、写真撮り放題的なところがあるからね。今回の旅行で俺はトータルで1,600枚程撮った。阿保じゃなかろうか。

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そして部屋に戻り、荷物のパッキング。全てを詰め終えた後はやる事がないので、残ったウィスキーをストレートで呑み、空にする。残したら勿体ないからね。酒飲みはいやしいのである。
12時にチェックアウト。相方が「急いで駅行っても何もやることないから、ここで景色見ていようよ。1時ちょっと前に下山すればいいんじゃない?」と提案。まあ、そうだな。
そこで、最後にホテルの写真なども再度撮る。
マイカーで来ている人も多い。という事は地元の人達なのかな。それともレンタカーだろうか。

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オープンカフェエリアからトレドの街を写真に収める人多し。そりゃそうだよな。

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ここから駅まで行くにはタクシーを使わなくてはいけない。丁度ホテルに人を運んできたタクシーと遭遇出来ればいいのだが、そうでないと、フロントに呼んでもらわなくてはいけない。
そろそろタクシー来ないとまずいんじゃない、という時間になった。相方が「タクシー呼んで貰おうよ」と俺に言う。それは何を意味するかというと、"スペイン語でタクシー呼んで下さいと言えないから、貴方が(英語で)言ってきて"という意味だ。相方はスペインに来て以来、英語を話す事を極力排していた。とにかくスペイン語で行こうという積りだったらしい(そもそも相方の英語はかなり怪しいのだけれどもね)。
フロントにタクシーを呼んで貰う。12時55分くらいにタクシー到着。俺は結構ヤキモキしていたのだが、相方はどこ吹く風。俺はこういった行動の時は30分くらい前にその場所に到着しないと不安なタイプなんだけど、相方は完璧に「間に合えば5分前でいいじゃん」という発想だ。呑気で羨ましい。
そしてトレドの駅に到着。相変わらず、この駅は美しいなあ。

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そして、電車に乗り込む。この駅でも荷物をエックス線でチェックしていた。その様をデジカメで撮っていたら、係員に「お前、こっち来い」と人差し指で呼ばれた。行くと「写真消せ」と。くそ。失敗した。

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1時間程で(あれ40分くらいだったかな?)でマドリッドのなんとか駅(名前忘れた)に到着。さすがに大都会の駅だけあって広いのだが、それ以上に驚くのが、物凄いでかさの熱帯植物がある事だ。ここ、駅かよ?といった感じ。

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なんで、駅にこんなでかい植物置こうと思ったんだろうね。発想が桁違いだな。
駅の外に出る。

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相方が「黄色いバスが空港行なんだって」と黄色バスを探す。すぐに見つかった。あれだな。

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実は微妙に時間が余っていて、「1時間くらいなら、マドリッド観光出来るよ」とは相方の弁。だが問題はこっちはでかいスーツケースを2個持っている。それを預ける場所が見つからないと仕方ないし、1時間で何が見れるというのか。結局、コインロッカー的なものを見つけられず(後でガイドブック見たら、駅にあったようだ)、それに特に観たいものもなかったので、空港に行く事にした。
下はバス停から目についたので、撮ったホテルの景色。ホテルも洒落てんな、相変わらず。

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そして空港到着。相方は免税店で買い損ねたお土産を購入。俺も職場で煙草を吸う人用のお土産煙草を買う。実はこの時点で、ほぼ持ち金が無くなった。今回の旅行、俺は12万円、相方は3万円をユーロに両替していた。俺は煙草を買った時点で、残金が10ユーロ(1ユーロ≒120円)、相方は9ユーロ程度。今回は途中で両替をしなくて済んだ。無論、計算した訳じゃない。普通に買いたい物を買って、喰いたい物を喰った結果、こうなった。
ちなみに下は空港内の売店で売っていたパックの寿司。なんとこれ、22ユーロもする! まじか?

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たまに見かける、変な日本語。直訳し過ぎだ。

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相方がお手洗いに行っている間、俺がベンチでぼぉーっとしていると、金髪のショートヘアの美人さんから「イギリス行く?」と訊かれたので「NO」と答えると、金髪美人は残念そうな顔をして去っていった。相方にその話をしたら、「麻薬かなんか運んで貰おうと思ったんじゃない」との答え。そうなのかな。真実は判らないが、謎だ。
4時間程のフライト。
そして、トランジットのトルコのアタテュルク空港に到着。ここでまた結構な時間待たねばならぬ。だが、深夜だしあまりやっている店も多くない。というかそもそも金もない。ここまで来てクレジットカード使う気にはならないしなあ。俺は基本、海外ではキャッシュ派だ。
相方はコーヒーを買いに行く。そして俺はバーを見つけた。いわゆる小ジョッキ、中ジョッキ、大ジョッキが空でカウンターに置かれている。俺はバーテンダーに中ジョッキを指さして、「それいくら?」と訊く。「10ユーロ」の答え。「税は?」「込です」お、やった! そう俺は最後の10ユーロはビールを呑もうと思っていたのだ。

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飛行機を待つ間、このビールを呑んで搭乗前、最後のアルコールを楽しんだ。
そして、俺達はまた日本行の飛行機に乗り込み、12時間程度の地獄のフライトで日本に帰ってきた。本当に帰りのフライトはもう楽しみも何もなくて、詰まらんのだよなあ。仕方ないので、X-MENシリーズを次から次へと見て、ワインを呑んで時間を潰した。
海外旅行の唯一の嫌いな物が帰りのロングフライトだよなあ。

日本に帰って最初の食事は回転寿司に入った。最初に二人とも注文したのが味噌汁。美味かったなあ。こういうのを喰ってほっとする時、やっぱり俺達日本人なんだなあとしみじみ思う。
そして下が俺に残されたユーロ。0.8ユーロくらいかな。よくまあ、こんな綺麗に12万円を過不足なく使い切ったよなあ。

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それにしても、スペインは楽しかったな。期待以上、想像以上だった。また行きたいか?と問われれば、また行きたいと答えるだろう。

これにて、スペイン旅行記はお終い。長々とお付き合いくださった方、ありがとうございました。

スペイン旅行11 2016/10/14 旅行8日目 トレドを散策

楽しかったコルドバ滞在も終わり、本日はトレドへ移動である。相方がスペインへ行く前に何度も言っていた。「スペインに一日しか滞在出来ないとしたら、絶対にトレドに行くべきなんだって!」
スペインと言えば、バルセロナでありマドリッドじゃないのかなーと思ったが、これを日本に置き換えれば判りやすいのかも。日本に一日しか滞在出来ないと仮定したら、やはり東京、大阪よりも京都を勧めるよね、それと同じだ。
コルドバ→トレドの直通の電車はない。一旦、マドリッドまで出てから、トレド行に乗り換えるのだ。
朝の時間が早い。またまた「世界の車窓から」の気分を満喫する。

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朝の9時前に出発の電車だったから、ホテルの朝食も喰い損ねた。腹減ったなーって感じ。

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ちなみに、駅のホームに自動販売機がある国なんて日本くらいだろうと思っていたら、ここスペインもありました。自動販売機がある国というのは、治安が良いという解釈が出来る筈なのだ。スペインて治安はあまり悪くないのかなあ。俺達が廻った都市はいずれも治安の良かった場所ばかりだったから、そういう心配は要らなかったからなあ。

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と、マドリッド行の電車がやってきた。この日も時間通り。よく海外の電車は平気で1時間、2時間遅れるとか言うけどあれは都市伝説なのかなあ。それとも1980年代の遺物なんだろうか。スペインに関しては電車の時間は信頼の置けるものでした。

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無事、マドリッドへ到着。電車の旅は快適で良いね。バスと違ってトイレもあるし。マドリッド行の電車は英語のアナウンスもあった。大都市行だと英語アナウンスもあるようだ。

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マドリッドは駅の構内を歩いただけなのだが、それでもやはり大都市の駅だなーというのは感じ取れた。下は駅構内の有料トイレ。小銭さえあれば、有料トイレのほうが綺麗だし安心ではある(それは日本と一緒だね)。

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そして、トレド行の電車に乗り換えるのだ。

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スペインの電車は不思議な造りになっていて、座席番号1-2-3-4-5-6が進行方向を向いていて、7-8-9-10-11-12が進行方向逆を向いている。なので、座席の6番目と7番目は向き合う形になる。日本とかだとよくグループでボックス席を作るけど、それが勝手にされている状態。なんでこういう作りなのかは皆目見当がつかない。で、うちらは偶々席番号が6だった。下の写真は俺達は進行方向を向いているんだけど、向かって左側の人達は逆方向を向いているという不思議な形(と長々説明したけど、単に写真左側のスペイン美人を撮りたいが為に延々無駄な説明を書いたに過ぎない)

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トレドに到着。相変わらず、俺はトレドに関する情報(予習)が一切ないので、ふーむ、どんな街なのかなーといった感じ。

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それにしても駅舎が洒落てるよな。下の写真の建物が駅舎だ。この時点で、トレド、いい街なんじゃね?という期待が膨らむ。日本も東京駅辺りなら勝負になるかな、って感じだよね。

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俺達はスーツケースを抱えているから、まずはホテルに行かねばならぬ。観光はその後だ。このトレドでは一泊するだけだ。明日の昼にはホテルを出て空港へ行かねばならぬ。だから実質観光出来るのは今日の午後だけ。まずはホテルへレッツラゴーだ。

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今回、俺達が泊まるのは、パラドール。パラドールというのは昔の建造物をイノベーションしてホテルにしたというもの。相方はスペインに行く前から「絶対にトレドのパラドールに泊まりたい!」と熱望していたのだ。相方がネットの画像とか見せながら「ね! 素敵でしょ!」と俺を脅迫していたのはここだけの秘密だ。

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このホテルは高台にある為、アクセスはタクシー一択。まあ、歩いていけない距離じゃないけど、スーツケースある場合は無理だな。空手で体力に余裕があれば大丈夫かも。駅からホテルまでは9ユーロくらい。

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こういったホテルって、ロビーも洒落てるんだよなあ。なんか俺の知らない画家の絵が沢山飾ってあった。

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そして、部屋へ。相方は「街を一望出来る部屋リクエストしたのになー。くそー、石田(仮名)めー」とぶーたれていた。石田さんというのは旅行代理店の俺達の担当者だ。

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確かに、プールサイドの部屋でトレドの街を観るにはちょっと遠い。残念な感じ。それでも悪くはないと思うけどね。

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せっかくなので、部屋の様子でも。部屋自体はダブルベッドルームで特にこれといった特色がある訳じゃない。やっぱりホテルから見える街の景色がここの売りだよな。

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荷物を片づけて、よし街へ観光へ行こうとなった。下の写真がホテルの入り口。ホテルに見えないよなあ。そういったところも素敵だ。

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ホテル前に丁度送迎していたタクシーがいたので「セントロ(街の中心地)まで!」と乗り込む。下がタクシーで降ろされたセントロだ。いやあ、雰囲気あるなあ。

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地球の歩き方を開いて、トレドの何処を見ようかと考える。現地についてから、観るところを考えている辺りが俺達は徹頭徹尾呑気だ。まあ、やっぱりカテドラル(大聖堂)でしょ! となり、カテドラルを目指す。
街並の間から、カテドラルが見える。やっぱり、相方曰く「いちいち無駄に恰好良いよなー」である(笑)

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街を歩いていると、当たり前なんだけど、スペイン語のオンパレード。それもまた楽しいんだよね。俺はスペイン語はさっぱりなんだけど、多少の単語なら判る。そうなるとそれが楽しかったりしてさ。いい歳して阿保みたいなんだけど。

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下がカテドラルの正面。なんというか「すげーなー」以外の言葉が出てこないよね。なんで、こんな建物作れんのかなあ。でも外国の人が清水寺見たら同じ感想になるかもな。

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と、ここでストリートミュージシャンに遭遇。おっと、スペインなのに、スパニッシュギター(クラシックギター)じゃないのか、と新鮮な気分に。当然チップ払って演奏聴かせて貰いました。

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そして、カテドラルに入る。今回も日本語の音声ガイドはなかった。スペインて日本人観光客多いと思うんだけど、こういった観光名所には日本語音声ガイドが一切なかったなあ。俺達が確認してないだけで、ちゃんとあったのかもしれないけれど。まあ、俺はなくても全然構わないからどちらでも良かったのだけれど。相方は「あー、こんなことなら、ガイドさん雇えば良かったなー」と毎回のお約束の後悔をしていた。

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カテドラルを満喫したので、トレドの街を歩く。こういった世界遺産の建造物を観るのも無論楽しい。だが、それと負けず劣らず普通に街を歩くのも楽しいのだ。

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お腹も空いてきたのでランチにしようとなった。相方はもうこれを食べたいってのが特になかったので、どこでもいいと言う。そこで空いている適当な軽食を摂れるカフェっぽい店に入る事にした。

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こんなローカルなカフェなのにホール係のスタッフが英語が喋れたのでびっくりした。やっぱり観光地では英語は必須なのかな。
そしてお約束でビール。実はどうやら先日ウィスキーを大量に呑んで酔って素っ裸で寝たせいか、俺は風邪をひいていた。この日は体調がすこぶる悪かった。だが、仮に体調が悪くてもビールは飲むだろう? 酒飲みとはそういうものである。

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相方はハンバーガー、俺はホットドッグ。ハンバーガーが7ユーロちょっとなのに、ホットドッグは2.5ユーロ。やっぱり牛肉は高いのかしらん?

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この店の一番の驚きはトイレの便座がなかったことだ(笑) みんな(特に女性)はどうやってしてるんでしょうね。

地球の歩き方をチェックしながら、「シナゴガ」に行こうと決める。シナゴガはユダヤ教徒の寺院。スペインには三つしか現存しておらず、そのうちの二つはトレドにあるのだ(残り一つはコルドバにあり、それは既に見ている)。

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壁のレリーフとかが綺麗なんだよなあ。宗教的にユダヤ教とかは判らんけど、こういったものを観るだけでも意味があるなあと思う。
シナゴガの外の景色も悪くない。ということで、下の写真も載せておく。当然、見せたかったのは俺の写真じゃなくて、左端に写っているスパニッシュ美人である。

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そして次どうするかとなって、残り一つのシナゴガ見ようかとなった。これを見ればスペインのシナゴガをコンプリートな訳だ。それに何の意味があるのかよく判らんけど。

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ここは何故か、入場料が無料だった。なんでだったかな? 時間が丁度無料になる時間だったのかな。とにかく白い壁が綺麗である。

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そして、もうシナゴガも制覇したし、あとは適当に散策しようかとなった。

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地球の歩き方に載っていたもう一つの観光名所を観る事にした。ここがなんだったか名称が思い出せない。だが場所は素敵だった。

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時間も夕方になってきて、観るべきところも回ったなーという感じになっていた。あとは適当な時間にホテルに帰るだけかなーと。そうなると慌てる必要がどこにもない。街を歩くのみ、となる。

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何故か、バグパイプで行進するグループに遭遇。なんのイベントだったのかは当然判らない。

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歩いていると、素敵なスペインの秋の空を味わう事が出来た。俺のしょぼいデジカメだとイマイチなんだけどね。とりあえず写真は撮るのであった。

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相方が「ホテルからトレドの夕焼けを観たい」というので、タクシーに乗り込みホテルに戻る。途中で既に陽が落ちかけている。

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ホテルに戻り、ベランダでトレドの街の景色を楽しむ。景色ってさ、無料なのに下手に有料の場所よりもはるかに素晴らしいんだよね。こういった事を楽しめるだけでも、海外に来た意味があると俺は思う。

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遅めのランチを摂ったから、それほど空腹でもない。でもせっかくだから、ホテルのレストランで晩御飯を摂ろうかという事になった。
当然、スペイン最後の夜はカバ(スパークリングワイン)だ。本当にカバは美味しかった。

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俺達は、日本人としても小食の部類に入る。だから、海外の料理を二人前頼むなんてあり得ない。なので前菜であるヌードルとリゾットを頼む事にした。相方が「これ、シェアするから」とウエイターに言ったら、ウエイターが怪訝な顔をしていた。そりゃそうだ。前菜なんか、量も少ない。シェアするようなもんじゃない。だが俺達からしたら、これら二品を二人で食べると丁度よい腹の案配なのだ。

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こうして、俺達のトレドの一日は終わった。確かにトレドは素敵な街だ。時間に余裕があったらもう一日いたいくらいだった。というか、スペインは「いちいち無駄に恰好良い」街が多過ぎる。

スペイン旅行10 2016/10/13 旅行7日目 コルドバのパティオ(中庭)とフラメンコを楽しむ

コルドバ四日目にしてコルドバ最終日。今日はメスキータ(モスク=礼拝堂)を見なくてはならぬ。一つの街に長く滞在すると、街自体を理解出来るし、見逃したところも再度見られる。そういった点が良いところだ。ただ、可能な限り色々な街を観たい、という人には向かないパターンなんだけどね。

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メスキータに行く前に「シナゴガ」へ行こうとなった。シナゴガとは、ユダヤ教徒の礼拝堂。シナゴガはスペインに三つしか現存していないのだとか。そのうちの一つがここ、コルドバにあるのだ。

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シナゴガはほぼ正方形の広いホールが一つあるのみ。俺と相方は「あれ、思ったよりも小さいね。もっと色々あるかと思ったけど…」とちょっと拍子抜けした。もっとも、こういった建物は見学用の建築物じゃないから、当たり前なんだけど。

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そうそう。やっとこの日になってホテルの外見を撮る事が出来た。下の画像が俺達が滞在したホテル。

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ホテルから歩いて1分のところに土産物屋さんがある。ここではよくミネラル・ウォーターを買った。1.5リットルで1.3ユーロ。この街の外まで出てスーパーで買えばもっと安いけど、そこまで行くのが面倒だからね。

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そして、メスキータへ行く。やはり歴史的建造物は見ているだけで、「綺麗だなー」と感心する。

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元々はイスラム教の寺院として作られたのだが、カソリック教徒が権力を握ったら、今度はキリスト礼拝堂が作られて、イスラム、キリストの二つの宗教が混在する建築物になったのだとか。
俺は無宗教論者だから、イスラムとキリストもどちらも興味はない。だが物凄く単純な話として、今までイスラム教の為に存在していた建築物をキリスト教徒の為に転用する事に違和感はなかったのだろうか? 俺がカソリックの権力者だったら、イスラム用の建築物は流用したくない気がするのだけれども。その辺りは「あんまり気にしない」って事なのかな、それとも「異教徒の物とはいえ、壊す事は神の意志に反する」という事なんだろうか。

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入場料はいくらだったか忘れた。確か5ユーロだったか、8ユーロだったか。ここも日本語のオーディオガイドはなかった。下が入り口だ。

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いつものように、俺は歴史的背景なんか一切判らないから、単純に「すげー、綺麗だなー」って感嘆するばかり。相方が「地球の歩き方」を開いて観光ポイントを読み上げてくれる。へーって頷きながら、中を歩く。

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確かに、イスラム的な建造とキリスト教の建築が混在している。なんか不思議な感じではある。

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中にいたのは30分程度。かなり広い。色々観るべきものはあるんだけど、やっぱりどうしても、段々と「お腹いっぱい」感になってきたのは否めない。スペイン来てから、似たようなもんばっかり沢山見てるからなあ。
と、外に出て中庭に出る。下は沐浴用のお風呂である。

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メスキータも観てしまったので、本丸も陥落といった感じ。あとはもう特に観ようと思っているものはない。どうしようかと相方と相談する。ガイドブックを見ながら、「まだ見てない奴、行けるようだったら行って観てみよう」となった。まずはホテルから徒歩1分のところにある「お風呂博物館」。

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ここは入場料が安くて、一人1.5ユーロくらいだったかな。ここで小銭を消費出来て助かった。説明がスペイン語と英語で書かれている。当然、相方のスペイン語能力じゃ、そんなの読み取れない。俺も頑張って英語の説明読むんだけど、6割くらいしか理解出来なかった。相方が「ねえ、なんて書いてある?」と訊かれるのには参った。暴君な王様が入浴中に奴隷に殺害された、なんて書かれていてなかなか興味深かった。

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そして地球の歩き方に中庭の素晴らしい「ヴィアナ宮殿」があると書かれている。中庭が12もあって綺麗なのだとか。地図を観ると、ちょっと距離があるけど、歩けない距離じゃない。相方に時間もあるし、行ってみようと誘う。歩いて20分くらい。結構歩いたけど、まだ時間も早いしね。
途中で遭遇した猫たち。

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いわゆる街のメインから外れているので、人の数も少なく静かな感じ。夜歩くとどうなんだろう、怖い感じになるのかな?

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教会が見えたので、近寄って行って撮った写真。赤い花が綺麗である。左側に写っている人達は地元の若者達。延々とお喋りしていた。若者がたむろってお喋りする姿は世界共通だな。

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さらに進むと、謎の建物。よく見ると映画館だった。既に潰れているようだ。スペインて普通にハリウッド映画とかも上映してんのかな。

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下はガイドブックに載っていたので寄ってみた広場。ガイドブックは夜のライトアップされていた写真が載っていたので、滅茶苦茶神秘的だったのだが、うちらが行ったのは午後の日が高い時間。ちょっと残念な感じだった。

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そして、本来の目的である「ヴィアナ宮殿」を探す。ちょっと迷った。うーむ、そろそろある筈なんだけどなーと相方と休憩していたら、目の前が「ヴィアナ宮殿」だった。

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ここは、中庭だけ観ると5ユーロで、博物館も込で観ると8ユーロだったかな。博物館は退屈だろうから、中庭だけにしようと決めた。全部で12の中庭がある。結構見ごたえがあるやもしれぬ。ということで、受付で貰った地図通りに散策スタート。
まずは一つ目。ここで写真を撮っていたら、30歳前後の白人女性に「写真撮って」とお願いされた。たまに一人で観光してて、写真撮ってくれと頼む人がいる。例外なく女性なんだけど。一人旅なのかな。

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無論、ここは宮殿だから生活のスペースもある訳だ。洗濯板なんかもおいてあったりして、「洗濯板って世界共通なんだねー」と感心する。

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そして、次の中庭。もう少し早い季節に来ていたら、もっと花も沢山咲いていて良かったかもしれない。まあ、仕方ない。逆に早い季節だったら混んでいた可能性もあるし。

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水と緑があると、なんだかんだで良い気分になれる。それはどこの国に行っても共通だ。砂漠を見て癒されるという人はあまりいないはず。やはり生物の基本なんだよな、水と緑は。

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ここはガイドブックにも載っていた場所なんだけど、そんなに混んでいなかった。というか、殆ど観光客はいなかった。中心地から外れているせいかもしれない。でも、30分弱歩いて5ユーロ払う価値はあると俺は感じた。

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これで、ここにオープンカフェが増設されていて、ビールでも飲めたら最高なんだけどなあ。さすがにそうは都合よくはいかないのだ。

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中庭巡りも堪能したので、また街の中心に戻ろうとなった。観るべきものはもうほぼ観たし、予定もない。のんべんだらりと散歩するのだ。

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たまに馬車が走っている。観光客を乗せているのだ。「乗らないか?」みたいに誘われるけど、こっちはそれよりも自分の足でゆっくり歩きたいからなあ。

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スペインは(ヨーロッパは、というべきなのか)、滅茶苦茶狭い道を平気で車が走っている。で、先頭の車が駐車場に入ろうとすると、途端に渋滞発生だ。でもみんなそれが日常茶飯事なのか、特に混乱するという事もない。

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空が綺麗なので、写真を撮る。

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歩いていると、とにかくなんか写真撮りたくなるような景色や建造物に遭遇するので、阿保みたいに写真を撮りまくってしまう。今回程、「あー、ちゃんと写真の撮り方、勉強しておけば良かったなあ」と思った事はない。ピンボケや「なんだこの構図?」って写真が多過ぎだ、俺が撮った奴は。

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小腹が空いたので、軽いランチを摂りたいね、という事になった。相方が「ボカディージョ」食べたいと言う。「ボカディージョ」はスペイン版サンドイッチ。一番判りやすいのはチープなサブウェイだと思えば間違いない。

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色々種類も選べるし、オプションで足したりする事も可能。俺はツナ&トマトだったかな。忘れた。一つ4ユーロ前後。

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せっかくだから、ホテルの中庭で食べようとなった。相方はフレッシュオレンジジュース、アップルパイを別の店で購入。

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俺は、サンドイッチ食べるなら、当然ビールでしょ、って事で途中でワイン屋さんに寄って瓶ビール購入。スペインで呑んだ唯一の瓶ビールがこれ。3.5ユーロくらいした。高いのだ(世界遺産区域外のスーパーとか行けば、ビールなんか、0.5ユーロくらいで買える)。

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ホテルの中庭にも水路があるのだ。いいなあ。こういったエリアがあると軽食持ち帰って中庭でのんびりランチが出来る。これも悪くない選択だった。中庭は俺達しかいなくて貸し切り状態。夜はワイン呑んでお喋りしてる西洋人グループとかもいたけど。

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食事も終えて(時間的には午後2時過ぎくらい)、さてどうしようかとなった。相方が「もう一回、フラメンコ観たいなあ」と言う。探してみれば、見つかるんじゃないかな、よし探索だ! と街を歩く。
二軒レストランが並んでいて、そのどちらも「無料でフラメンコショーが見られます」とあった。右と左、どっちにしようかとなったが、無論判らないので、感で左側にした。特に意味はない。

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相方と「21時からショーが始まるなら、早めに来ないといい席取れないかもねー」と相談。そこで20時に来ようとなった。ちなみにレストラン(ディナータイム)が始まるのは20時からだ。日本人からすると「なんでレストランの開始がそんな遅いの?」と思われるかもしれない。だが、スペインは日本より全てが2時間遅れていると思って貰えばいい。日の出も朝の8時。ランチタイムが混むのも14時から。だから当然レストランのディナータイムも20時スタートが珍しくない。モロッコ行った時も、「20時にならないと、料理出せない(キッチンが準備中だから)」って言われたし。

これで夜の予定は立った。そこで土産物屋さんを巡って、友人への土産を買ったり。正直言うと、旅行の土産って困りませんか? 消え物(お菓子とかチョコレートとか)ならいんだけど、そうじゃないものってなかなか難しい。あんまり変なもの買っても、貰ったほうも困るしね。それに正直コルドバの土産物屋さんはあまりいいものが売ってなくて苦戦した。相方は「あー、ミハスでオリーブで出来てるリップスティックもっと買っておけば良かった」と後悔しまくっていた(笑)

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20時になったので、先程目をつけたレストランへ。先客は誰もいなかった。どうやらそんなに慌てて来る必要はなかったようだ。
でも、お蔭で一番前の席を取る事が出来た。問題はこの店、ステージの端に柱があるんだよなー。

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とりあえず、ビール注文。そこからメニューを考える事にする。ショーが始まるまで1時間あるのだ。慌てても仕方ないのだ。

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特にもう「これを食べたい」というのがなかったので、相方の希望に任せる事にした。ミートボール、アスパラガスとエビと玉子の炒め物を注文。

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当然、ビールなんかすぐに飲み終わってしまうので、ボトルワイン(白)を注文。相方は「ワイン呑むと眠くなるからなあ」と炭酸水を注文していた。

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そして、21時になってフラメンコダンサー達が登場。今回は総勢3人(椅子が3脚だからね)。ということは、ダンサー、歌い手、ギター弾きのトリオという事になる。

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ショーの大まかな構成は一昨日観たものとそう変わらない。まあ基本は一緒だものね。スパニッシュギターは変わらず恰好良かった。まだこのギタリストは若かったな、20代前半だろうか。売り出し中の若手かな。

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ダンサーは黒い衣装でなかなかエキゾチック。ダンスに関しては一昨日のほうが激しかったな。そこは流派とかスタイルとかが色々あるんだろうね。

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残念ながら、柱が邪魔して全景が見えないのが勿体なかった。まあ仕方ないね、こればっかりは。

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この夜のショーも1時間程度で終わり。ちょっと短いなあと思うけど、よく考えたらこんだけハードなダンスを1時間以上やったら、ダンサーの体力が持たないんだよな(これは帰国後に思い至った)。

とまたもや満足してホテルに戻り、俺はスコッチウィスキーを飲んで寝た。それにしても旅行って後半になればなるほど加速度的に時間があっという間に過ぎる。明日はトレドに移動。そして明後日にはもう帰国だ。
楽しい時間が過ぎるのは早い。

俺が実際に観たフラメンコショーの動画を収めたので、興味のある方は下のリンクをどうぞ

www.youtube.com

スペイン旅行9 2016/10/12 旅行6日目 セビリアへ行く

コルドバ三日目。本日は電車に乗って、セビリアに行くのであった。昨日、ホテルのフロントスタッフに「コルドバ駅まで車(タクシー)でどのくらい?」「10分くらいですね」との確認はしてあった。ホテルから歩いてすぐにタクシー乗り場があることもフロントに確認済。俺達が泊まっていたホテルは利便性が高かった。
タクシーに乗って10分しないで、駅に到着。フロントの情報は正しかった。まだ朝が早い。

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ヨーロッパの鉄道を使う機会なんてそうないからね。駅に行くだけで結構楽しい。いわゆる「世界の車窓から」の気分を味わえる。9時44分発のセビリア行に乗るのだ。

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ホームを観ると電車がやってくる。地元民からしたら、当たり前の景色かもしれない。だが俺達観光客からしたら、異国情緒半端ない雰囲気だ。これは楽しい。

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俺達日本人の感覚だと、電車の時間は守られて当然、狂う事なんかまずあり得ない、だ。だが、ヨーロッパの鉄道事情はどうなんだろうね?と相方と話す。少なくとも、ここコルドバに関しては時刻表通りで時間の狂いはなかった。俺と相方は逆にそれに驚いたのだけれども。

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スペインの電車の雰囲気は、日本の急行電車や新幹線に近い。かなり快適な感じ。食堂車もあった。いってみたかったのだけれども、コルドバからセビリアまでは1時間弱なので食堂車に寄っている余裕がなかった。無理してでもいっておけば良かったなあ。

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セビリア駅に到着。なんかヨーロッパの電車利用って、結構楽しい経験だった。

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俺達がセビリアで行きたいのはカテドラル(大聖堂)。ガイドブックを見ると、***行のバスに乗れとある。バス乗り場が見つからないので、駅前にいた警官に尋ねる。警官は英語が話せた。ちなみに警官はサブマシンガンみたいな、凄い機関銃を持っていた。写真撮りたかったけど、とても「写真撮ってもいい?」と訊ける勇気がなかった(実際、許可は下りなかっただろう)。

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無事、バスに乗って目的地で下車出来た。この辺りは、日本で言うところの「蚤の市」とか「フリマ」みたいな雰囲気である。

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ここから「地球の歩き方」の地図を確認しながら、カテドラルまで歩く。この辺りはわりと都会だから地図も正確なので、特に迷うような事はない。

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それにしても、スペインて街の風景が恰好良いなあ。なんでかなあ。これは単なる日本人の負け犬根性なんだろうか。うーむ、日本もこういった雰囲気に負けるなよ、ってしみじみ思う。

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と、歩いていると、トラム(路面電車)に遭遇。くそー、いちいち恰好良いぜ。なんでこんなトラディショナルな街の風景に路面電車がマッチしてんだろうか。

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さらに歩いていると、カテドラル(大聖堂)に到着。相方はこれが見たくて、今日セビリアの電車のチケットを取ったりしていたのだ。うーむ、これは確かに美しいよなー。

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入場口まで行くと、長蛇の列。俺と相方は一瞬めげたが、「今日はその為にここまで来たのだ。避けてはいられぬ!」と列に並ぶ。思ったほど待たずに済んだ。30分も掛からずに入場出来た。

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入場料は9ユーロ(1ユーロ≒120円)とちょっとお高め。だが、これが主目的なのだ。入らない訳にはいかない。

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このカテドラルの売りは「コロンブスのミイラが祀ってある」という事らしい。俺はここに来てガイドブックを開くまで知らなかったのだけれども。とにかくでかくて、見ごたえがあるのは事実。下が祀ってあるコロンブスである。

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大聖堂は観る箇所が沢山あるし、すげーなーって感じになってしまうのだよな。俺みたいに歴史的背景を一切知らない人間ですら感嘆出来るのだから、バックボーンを知ったらもっと楽しめるのだろうな。

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ヒラルダの塔に登ると、さらに街の景色が見られるようなのだが、丁度団体客に遭遇。なので、まずは一旦中庭に出て、小休止。慌てる必要はどこにもないのだ。

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ヒラルダの塔は、とにかくひたすら登る。何階登ったかは記憶にないくらい。36階くらいだったかなあ。延々と登るのだ。これ、10年後に登れっていわれたら、勘弁してくれっていうくらいの高さだった。ただ、登り切るとセビリアの街並みが見えるから、それは最高なんだけれども。

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延々歩いて、やっと塔の最上階(?)まで到着。セビリアの街並みを堪能する事が出来る。いいなあ。

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遠方に見えるのは闘技場かな。この辺りもいかにもスペインっぽい。見ていて楽しくなってしまう。

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この、唐突に見える煙突みたいなタワーは何だろう? 高級タワーマンションかなあ? 確認するの忘れた。

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景色が良いのはとにかく間違いないので、俺達はこの塔からの眺めを堪能した。

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そして次はアルカサルだ。アルカサルは王様の宮殿だ。地球の歩き方に「ここは観るべき!」みたいに書かれていたので、流れで観る事にしたのだ。

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正直言うと、この辺りから俺も相方も色々観過ぎて、消化しきれなくなってきていた。専任のガイドも雇わずにガイドブックだけを頼りに見学していて、消化不良を起こしてきていた(2013年にカンボジアを見た時も同じ状況に陥った)。

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観ていると、「凄いね、素敵だね」とは思うのだけれど、それの背景も諸々もよく判らなかったし、それを理解するだけの脳みそのバッファーの容量もなかった(笑)
ただ、思想的なものは置いといても、純粋な建物の美しさは充分に堪能出来たのだけれどもね。

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すっかり色々な意味でお腹いっぱいになってしまったので、今度は純粋に空腹を満たそうという事になった。セビリアの街を歩く。無論、目当ての店なぞないので「ここにしようか?」というところを見つけて寄るつもり。

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しかし、観光名所近辺の食事処が混んでいるのはスペインに限らない。日本だってそうだもんな。空いている店がなかなか見つからない。
運よく、空いているテーブルを見つけ、そこで休憩する事にした。

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俺はワンパターンでビール。相方は炭酸水。

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腹が減っているとはいえ、そんな大量に喰いたい訳じゃない。軽めのランチで俺達は満たされてしまうのだ。無条件でパンが運ばれる(このパンは日本の居酒屋のお通しみたいなもんで、一人当たり1ユーロ弱取られる)。

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なんかしらんが、相方が俺を撮ったので、ここは載せておこう。背景の建物はカテドラル(大聖堂)だ。

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相方が注文したのは、冷製トマトスープ。俺も分けて貰って食べた。大蒜が滅茶苦茶効いていて美味かった。

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そして、ラムチョップ。2010年にトルコに旅行してラムを食べて以来、相方の中でラムが世の中で一番美味い肉、という認識なのである。俺もそれは否定しない。

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スープが6ユーロくらいだったかな。ラムチョップが12ユーロ程度。スペイン人だったら軽食、俺と相方からしたら、結構充分な食事といった感じ。ちなみに、テーブルの下にリュックを置いていたらホール係のおじさんに「おい、危ないから、ちゃんと膝の上に置いておけ!」と勧告を受けた。やっぱりスペインは掏摸が多いのかな。

観るべきものも観て、食事も終わった。となると、もうやる事は特にない。だが、まだ時間はある。ということで、「地球の歩き方」にある観光スポットを巡る事にした。ひたすら徒歩である。そしてたどり着いたのが、相方曰く「スペインのキノコ」だ。

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割と最近出来た観光名所らしい。俺達は「へー、なんかじっと見てると気持ち悪くなるねー」と身も蓋もない感想で終わってしまったが…
この辺りで、俺達はそろそろ土産物を買わなくてはまずいのでは、という気分になってきていた。旅行も後半戦。職場の人達への消えもの土産を買わないと間に合わないのでは? という事だ。そこで、近くのスーパーへ出向く事にした。
なんとびっくり! 日本酒が売っていた。スペインの人って日本酒呑むのかね? おまけに大関って。あれ不味いぞ。

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このスーパーではあまり収穫はなかった。俺はスコッチウイスキーが8ユーロで買えたので、購入。

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帰りの電車の時間から換算するに、30分程度時間が余った。なので、スタバに行く事にした。相方は海外旅行する度にスタバに寄るのであった。

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俺は、物珍しさから「グリーン・ティ」をオーダー。相方はアイスカフェラテを注文したら、それがなかったので、なんか別のものを頼んだらしい。しかしグリーン・ティは5ユーロ程度した。スタバは世界共通で高いぜ。

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適当な時間になったので市バスに乗り込み、セビリア駅まで行く。この頃になると、大分乗り物にも臆することなく乗れるようになってきていた。

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ちなみにスペインの電車は全て搭乗前に空港のような手荷物チェックがある。やっぱりテロの影響なんだろうな。

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セビリアからコルドバまでは1時間と掛からない距離。なので到着はあっという間だ。
ただ、コルドバに着いた時はもう日が暮れていた。

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タクシーでホテルに戻った時はもう夜だ。まあ、今日はセビリアで楽しんだからな。文句なしだ。ただ俺はちょっと小腹が空いていた。そこで軽く何か食おうよ、と相方を誘い出す。
ホテルから、歩いて10分程度のところにカフェがあるので(ほんと、スペインは軽食を頼むカフェには困らない)、そこで軽く食べる事にした。

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俺は当然、いつでもビールを頼む。相方はビールの小グラスを頼む。俺からすると、料金大して変わらないんだから、ジョッキで頼めばいいのに、と思うけど、それは違うらしい。

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相方はそんなに腹減ってないし、俺も軽く喰えればいいので、ワンプレート料理を頼む。これが8ユーロくらいだったかな。豚肉の炒め物、チョリソ、目玉焼き、サラダ。そんな感じ。かなりアバウトな料理だ。

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これらを食べて、俺らは満足してホテルに戻って休息した。無論、俺はスーパーで買ったスコッチウィスキーを楽しんだのは言うまでもない。

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スペイン旅行8 2016/10/11 旅行5日目 フラメンコを観る@コルドバ

コルドバ二日目。起きてみると、外は雨だった。「雨のスペイン」てなんか響きが抒情的だ。だが、観光で雨は痛い。とにかく雨が降っていると行動が制限されるからなあ。

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昨日、ホテルのフロントに近辺の地図を貰い、「ここはいくべきスポット」みたいなのを教えて貰ったので、そこを順番に観る事にした。まずはメスキータ。メスキータというのはスペイン語でモスクの意味(モスク=イスラム教の礼拝堂)。行ってみると観光客でごった返していた。この日はちょうど祝日に当たっていたのだ。相方が「あんまり混んでると嫌だから、後で来ようよ」と提案。そこで、じゃあ別のところを観に行こうとなった。
地図を見ながら、ローマ橋へと。14世紀に作られた橋だとか。

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雨が降っているので、傘を差さなければいけないのが面倒だが、景色は悪くない。

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ここ、ライトアップされるという事を帰国後に知った。失敗した。だったら夜観に来れば良かったなあ。この辺り、事前チェックが甘いからな。仕方ないのだ。でも、充分堪能したけどね。

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橋の向うまで渡ると博物館があったのだが、それは見ても大して楽しくないだろうということで、博物館はパス。戻って、適当に散策。昨日はコルドバに来たのが遅かったから街全体を回ってないし。時間もある。慌てる必要はどこにもないのだ。と、歩いていると、水車を発見。もう使われていないようだ。猫たちの住処になっていた。

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ここ、コルドバは街全体が世界遺産。つまり、当然の事ながらメジャーな観光エリア。大きな観光バスが次から次へとやってきては、大量の観光客を吐き出していった。時期がオフシーズンだったからかもしれないが、この街では殆ど日本人にも遭遇しなかった。それも良かった。

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地球の歩き方」を見ながら、相方に何観たい?と訊くと「アルカサル」を観たいと言う。アルカサルというのは王様の住居の事だ(多分)。最初は城だったのかな。適当である。入場料5ユーロ払う。とにかく、何か見ようとすると必ず支払いが発生するので、結構金が掛かるのであった。

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アルカサルは内部はあまり見るものがなくて面白くなかった。俺的には「これは外れだったなー」という感じ。ただ、外の見張り台みたいなところからコルドバの街を見下ろす事が出来たので、それは良かったように思う。

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ここは、建物の中よりも庭が素晴らしかった。緑と水だよなあ、やっぱり。王様が住んでいたから庭園が立派なのか、後々観光用に整備したのかは判らないけど、とにかく素晴らしかった。この庭を、傘を差しながら、のんびり散歩出来たのは悪くなかった。

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そして、そろそろ空いたんじゃないかと、またメスキータへ。

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行ってみると、どうやら入場制限の関係で午後にならないと入れないのだ。そこで適当に門の写真とかを撮ってお茶を濁す。相方は「メスキータは最終日に来てもいいんじゃないかなー」と言う。今日は祝日で混んでるしね。

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地球の歩き方を読むと、「花の小径」なる通りがあるらしい。行ってみる。残念ながらもう花の季節じゃなかったせいか、今一つ鉢植えが寂しい感じ(笑)

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相方と「まあシーズンオフだから仕方ないね」と諦める。9月とかだったら、もっと綺麗かもしれない。
この辺りから、段々と無目的に街を歩き回るようになる。普通に街を歩いているだけでも楽しいから無問題なのだ。
偶々、フラメンコのショーをやっているっぽい店に遭遇。相方は日本にいる時から「フラメンコは観たい!」と言っていたのだ。無論、俺も観たい(笑)

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中に入ると、店のスタッフ(店長? オーナー?)みたいな人が出て来た。相方が時間とか色々訊いている。すると、どうやら今日の22時からショーをやるらしい(多分、毎晩やってんだろうな)。そこで、保証金20ユーロ預けてステージから一番近い席を予約出来た。ラッキーである。こうやって適当に歩いていたら店に遭遇出来たのだから。ここは規模が小さく、定員が30人くらいだった。実際夜観に行ったら満席だった。だから俺達が所謂「砂かぶり席」をゲット出来たのは、運以外の何物でもない。
下の写真がステージだ。ちなみに右端に写っている女性は全然知らない観光客(本当は彼女がいなくなってから写真を撮ろうと思っていたが、この人全然どかないんだもん。何枚も写真撮ってるし)。

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このステージ(椅子の数)から、俺達はフラメンコの演者が4人であることを推察出来た。

さらに街を散策。雨も上がったので、良かった、良かった。とにかく驚くのが、カフェの多さだ。日本とは比較にならない。東京の月島をご存じだろうか。あのお好み焼き(もんじゃ焼き)で有名な街だ。あんな感じでと言ったら大げさかもしれないが、そのくらいカフェが多い。

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そして、ホテルで貰った地図にあったポトロ広場へ行く。ここは「ドン・キホーテ」に登場する旅籠があるのだとか(ガイドブックの受売り)。

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行ってみたら、何にもなくて、滅茶苦茶小さくて笑ってしまった。テニスコートくらいの広さしかなかった。これで広場かよ?って感じ。

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博物館とかあったのだけれども、俺も相方も食指が動かなかったので、適当に歩こうとなった。こういう時に困るのが相方の謎の「道案内依存症候群」(俺が勝手に命名)である。俺はツアーコンダクターでもなければ、スペイン在住者でもない。なのに平気で相方は俺に「ねえ、次の道、右?左?」と訊いてくるのだ。そんなん、判るわけねーじゃん!ホテルから貰った地図はかなり正確だが、俺達自身の目的地も決まっていなければ、スペイン語を読み取る能力もない状態で、行先なぞ決めようがないのだ。
だから、適当に感覚に任せて歩く事にした。下の写真はなんか、よく判らない道での撮影。なんでこんなとこで写真撮ろうと相方は思ったのであろうか。永遠の謎だ。

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暫く歩いていたら、凄く広い場所に出た。建物もでかい。だが、ガイドブックには載っていないし、特に観光名所という訳でもなさそうだ。相方がスマホで検索したようだが、特にヒットしなかった。なんだろ、スペイン版の団地なのかな?

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またまた適当に歩く。俺達の観光の80%は「適当に歩く」である。無目的に歩くのが俺達の観光スタイルだ(別に偉そうに定義する程のもんじゃない)。
そしたら、偶然ジャズバーに遭遇。へー、スペイン人もジャズやるのかーと嬉しくなった。

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入り口見たら、夜はセッションやるとか書かれていて、「くそー、セッション参加してー」と思ったのはここだけの秘密だ。俺はジャズドラムは基本のフォービートがなんとか叩ける程度の超初心者なんだけど、海外でジャズセッションやれたら最高だよなあ。当然、相方がそんな俺の望みにOKを出す訳はないので、涙を呑んで諦めた。
またまた適当に歩いていると不思議な円柱に遭遇。なんだこれ? ちなみに左に写っているのは市役所。相方はスマホで調べていたが、どうやら明確な答えは出なかった模様。ローマ時代の遺跡がどうたらこうたら…よく判らない

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さらに歩くと、今度は正真正銘の広場に出た。ここは広い。いい場所だなあ。

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もう、こういった場所に遭遇する度に相方が言っていた言葉を再度引用しよう「いちいち無駄に恰好良い!」俺も賛成だ。
下は公衆トイレ。ただし、有料。コインかカードを入れないとドアが開かないらしい。俺は運よく使わずに済んだ。日本みたいに複数の人が使える無料公衆トイレって世界ではあまりない気がする。それは当然の話として、性的犯罪や薬売買が絡むからだ。

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適当に歩き回ったけれども、運よく自分達がどこにいるかは把握出来た。結構ホテルからは遠くまで来たんだけど、歩いて帰れる距離である。一旦戻ろうかという話になった。今回のスペイン旅行ほど歩き回った旅行は過去にない。
時間が午後の3時過ぎくらい。相方が腹が減ったと言い出した。俺は朝食のビュッフェを喰い過ぎて、殆ど腹が減っていない。仕方ないので、適当な店に入って食事を摂る事にした。時間的には遅いランチor早いディナーである。
相方は腹が減っているせいか、明らかに注文し過ぎである。腹減ってるとそういう事あるよね。
まあ、店に入ると無条件で俺はビール(時間が遅ければワインだけどね。まだ日も落ちてないし)。

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相方が注文したトマトの冷製スープ。これが一人前だ。量多すぎるだろ!

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スパゲティ、ミートソース。これ、子供用らしい(笑)

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そして、昨日に続いてオックステール煮込み。オニオンリングが沢山である。

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スープ、スパゲッティが8ユーロ、オックステールの煮込みが12ユーロくらい、だったかな?(ちゃんとメモしてる訳じゃないから、殆ど記憶モードだ) 飲み物込で40ユーロちょっとくらいだろうか。1ユーロ≒120だから、ランチで五千円なのだ。高いよな。まあ観光地価格だ、仕方あるまい。
で、食べ終わって、ウエイターに「ラクエンタ、ポルファボール(会計、お願いします!」と言ったところ、暫くして別のウエイターから「Sorry, He didn't understand what you said」と言われてショックを受けた。今まで「ラクエンタ、ポルファボール」が通じなかったことなかったぞ! で、その英語で話してくれた彼に再度同じ事をスペイン語で言ったら、オーケー、オーケーと頷いていた。全く、きっと忙しくてちゃんと聞いていなかったんだろう、最初のウエイターは。うん、そう思ったほうが精神衛生上いいな(笑)

そうしてホテルに戻り、暫し休憩。今日は夜の22時から、フラメンコだからね。部屋でゆっくり過ごす。部屋の窓から夜のメスキータとかが見えたりして、雰囲気良いんだよなあ

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時間になったので、出掛ける。フラメンコ、楽しみだなあ。

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店に到着。さすがにここで「お前らの予約なんて知らん」とはならないだろうとは思っていた(メキシコとかだとありそうだけど、スペインくらいなら大丈夫な気がした)。

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今回は俺達はディナー無しで予約。オプションでディナーありも選べるらしい。純粋なフラメンコショーだけだと、一人30ユーロ(飲み物込。だからといってバカバカ呑むような下品な人はいない)。

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俺達が席に座った後も、奥からフラメンコのダンスの音が聞こえてくる。相方と「今更リハーサルかよ。もしかして、ど素人なんじゃね?」「今日初めて組むから、念入りにやってるのかもよ」俺達は勝手に推察。
10分程予定を押して、演者がステージに。
今日は、女性ダンサー、男性ダンサー、歌い手、ギター弾きの4人メンバーでした。

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ギタリストが若い頃のエリック・クラプトンみたいで恰好良い! 一応ギター弾きの俺からすると、スパニッシュギターって凄い! としか言いようがない。とにかく格好良い。いやあ、生で聴けて最高でした。

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また、フラメンコはいきなりダンサーが躍る、という訳でもないらしく、スパニッシュギターに合わせて歌い手が歌うと、後ろでダンサー達は手拍子を入れる。その拍がとにかく不思議でびっくりした。

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俺もアマチュアドラマーの端くれで手拍子を取りつつリズムを捉えようとしたんだけど、いやあ吃驚。さっぱり判んない。何拍子なんだろ、あれ。暫くやっていたら、手拍子は合わせられたんだけど、それをドラムに置き換えたらどうやって叩くのか、さっぱりイメージ出来なかった。
下の二人がダンサー。でも、この日は殆ど女性ダンサーばっかりだった、踊るのは。俺的には全然オーケーだったけどね。

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そして、お待ちかね。ついにダンサーが躍りだした。いやあ、凄い。こういったのって、文章なんかで凄さを表現できないのがもどかしい。いや、文才のある人なら表現できるのかもしれないけど、俺には無理だ。「情熱と魂の叫び」って陳腐だけど、そうとしか言いようのない踊りだった。

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一曲自体は5分くらい。で、曲の最後のところでダンサーが客に向かって見栄を切る。歌舞伎みたいなもんだよね。そこで俺達は拍手喝采。その時、女性ダンサーの胸やお腹の辺りが凄い勢いで収縮している。顔や首筋には玉のような汗。そりゃ、あんだけの踊りをすれば息も切れるだろうなあって感じ。
女性ダンサーはスカートの裾を持ち上げて激しく踊ったりもする。だから時々太ももとか下手すると下着とかも見えたりするんだけど、「エロい」とは全然思わなかったな。それよりも「すげー」っていう思いのほうが強かった。俺の中でフラメンコダンサーはアスリートの位置づけだ。
トータルで1時間くらい。割とこじんまりした感じだった。前半は女性ダンサーがメインで、俺達は「男性ダンサーいつ踊るんだろうね?」と囁きあっていたが、後半ソロでちょっと躍ったくらい。まあ、女性ダンサーメインのほうがいいのは間違いないけど。

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ショーが終わったのは23時半くらい。ここからホテルまでは徒歩で5分程度。相方と非常に満足してホテルまで戻った。いやあ、いいショーを観れたなあ。海外の観光客の人達が歌舞伎を見たがる理由がなんとなく判ったような気がした。伝統芸能はやはり守るだけの意味があるんだよなあ。

スペイン旅行7 2016/10/10 旅行4日目 アルハンブラ宮殿を観る、そしてコルドバへ

さて、旅行4日目。グラナダの最終日(というか、昨日と今日しかいない訳だが)。無論、グラナダのメイン目的は「アルハンブラ宮殿」を観る事。
相方は旅行に行く前からずっと「グラナダアルハンブラ宮殿を観に行くから!」と宣言していた。俺自身、アルハンブラ宮殿にこれといった興味もなかったが、何度も何度も言われれば、さすがに刷り込みじゃないけど、覚えるわな。ちなみに、アルハンブラ宮殿というのは王様の住居エリアだ(ざっくりし過ぎ)。

俺達のチケットは、12時から入場のもの。チケットは日だけでなく時間も指定されている。混雑緩和とか、そういったのが目的なんだろう。当初、相方は午前中の時間のチケットを取得しようとしていたのだが、何故か購入出来ず、結局12時のチケットになってしまった。
相方の作戦としては、「宮殿の周りも観るものあるから、12時前にそれを観たい。で、宮殿見学で2時間くらい。その後にパラドールのカフェでお茶をする」というものだった。ちなみに、パラドールというのは昔の建物を利用してホテルに改築したもの。つまり雰囲気が良いのだ。
という事は、12時に宮殿見学だから、その前に2時間確保しなくてはいけない。よって、9時にはアルハンブラ宮殿の近くまで行っていなくては、という計算になる。
普通に朝の7時に起きて、朝食。朝食はいつもの如く、ビュッフェスタイル。まあ、鉄板ですな、これは(写真もありきたりなので、もう載せる気にもならない)。

アルハンブラ宮殿行のバス停は昨日既に確認済。乗り込むが滅茶苦茶混んでるし、時間も掛かる。相方とこんな事なら、徒歩で行けば良かったねーと後悔。30分くらい乗って、やっと到着。そして意気揚々とアルハンブラ宮殿の散策スタートだ。

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入り口に、オーディオガイドがあると思ったのだが、なかった。俺達はそれを期待していたので裏切られた。オーディオガイドがあれば有人ガイドを雇わなくても大丈夫だと思っていたのだ。だが、歴史的背景に興味のない俺はガイドがあろうとなかろうとあんまり関係ないんだけどね(相方はかなりガッカリしていた)。
おまけに案内地図も置いてない(多分、どこかにあったんだろうけど、俺らが入場を焦り過ぎて、その辺りを確認するのを忘れていた)。
仕方ないので、園内の案内図を頼りに適当に歩き出す。まだ時間は9時前後なので、慌てる必要はない。
俺達の前を明らかにスペインの小学生グループが歩いていた。いわゆる修学旅行とか社会科見学とか、そういう類だな。最後尾の男の子が俺達を見て「コンニチワー」と言う。こっちも「コンニチワー」と返してやると、小学生、大盛り上がりしていた。お前ら、日本人観たの、初めてかよ?

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途中でインフォメーションセンターみたいなところがあったので無事、園内地図をゲット。これで効率的に回れるな。アルハンブラ宮殿は、宮殿と言いつつ、城塞としての目的もあるから、下みたいな建造物が当然ある。これは別にスペインに限った話じゃない訳だ。

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この城塞エリアを歩いている最中、相方が「写真撮ってあげるよ!」と言ってくれたので、撮って貰うと見事に逆光。せっかくなので、載せておくとしよう

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そして、ここは当然見張り台的な意味合いがあるから、グラナダの街並みが見える。俺の後ろに高台が見えるんだけど、あれはもしかして俺達が昨日昇ったところかなあ?

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色々歩き回っている間に時間も丁度よくなったので、アルハンブラ宮殿の入り口に並ぶ。ここからがメインなのだ。
下の写真が入り口。やっぱり、ここでもオーディオガイドはなかった。俺達が見過ごしているだけで、どこかでゲット出来るのだろうか?

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世界遺産は、世界遺産になるだけの理由があるからなるのだ。当然歴史的背景も重要なんだろうけど、俺としては純粋に「美しい建物か否か」の判断しかない。そういう意味でやはりここは美しい建物である。

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下の写真は建物の天井なんだけど、これは石灰石を削って建造物に取り入れている。見事な造形だ。日本だって日本独自でこういったのに負けないものがある筈だ。歴史がどう、宗教がどう、とか関係なく見惚れるよなあ。

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途中で、中庭的なものに遭遇する。やっぱり人間にとって大事なものって「水と緑」なんだなという事が実感出来る。庭としての完成度は俺にはよく判らないけど、「水と緑」に触れるだけで気持ちが良くなっていくのが判るものね。

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アルハンブラ宮殿は予定通り、2時間弱程で見学終了。そしてこの後は別荘を観に行くのだ(別荘の名前は忘れてしまった)。下の写真は、中庭(説明が乱暴すぎる)。水がいいね。

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正直言うと、こういった世界遺産に関しては、俺は説明出来ないのだ。だって知らないから(ひどい)。だから、適当に綺麗に見える写真を載せてお茶を濁しておく。下の写真が別荘だ。

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下の写真は、別荘の中の写真。非常に残念だったのは、ここは外回りは見せてくれたのだが、居住エリアは入れなかった。いやあ、そこが一番見たかったのになあ。この景色も充分に美しいけどね。

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と、一通り観るべきところは見終わった。時間はまだ14時くらい。この後16時半に長距離バスに乗らねばならぬがまだ時間はある。俺はどうすんのかなーと思って相方に訊いたら「パラドールでお茶したい!」あ、そっか。そう言ってたな、忘れてたわ。
ということで、園内のパラドール(昔の建物を改築してホテルにしたもの)に行く。

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相方は、このホテルのカフェからの景色がきっといいはず!と思っていた。だが実際見てみると、それほどでもなかった。まあ、そんなもんだ。期待値上げると、大抵裏切られる。

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相方はココア、俺は炭酸水を注文。なんでビールじゃなくて炭酸水かと言うと、この後長距離バスに乗らなくてはいけないのだ。おまけに二時間半。二時間半トイレに行けない状況が判っていてビールを呑む勇気は俺にはなかった。

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2時40分くらいになったので、カフェを後にしてホテルに向かう(預かっていて貰ったスーツケースをピックアップして、長距離バス乗り場に行かねばならぬのだ)。
バス停で乗ろうとすると、同じバスに乗ろうとしたスペイン青年に「チケット買え!」と言われる。むむ? スペインはバス停留所にチケット発券機があるのだ。俺と相方は「一番前の運転手のいる入り口から乗ってそこで買えばいいんじゃないのかなー」といった感覚だったのだが、取りあえずチケット買おうという事になった。一人、1.4ユーロなのは判る、大人二枚買えばいいのも判る、だがどのボタンを押すと「確定」になるのか判らない。「確定」にならないとコインを投入出来ないのだ。俺達が唸っていると、スペイン婦人が「こーしなさい」みたいに教えてくれた。相方が「グラシアス」をスペイン婦人に連発していた。無論、俺も連呼した。

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そして市バスに乗り込む事が出来たのだが、今度はどこが「長距離バス乗り場」か判らない。相方がバスドライバーに「長距離バス乗り場に着いたら教えて下さい」とお願いしていた。当然、俺はそんなスペイン語は話せないので、相方に全て任せていた。役に立たねえ男だなー。
無事、長距離バス乗り場に着いた。ここから2時間半掛けてコルドバへ行くのだ。コルドバは4泊するのでここで落ち着ける。

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今回は、ちゃんと出発前にトイレに行ったし、アルコールも控えていた。だから、バスに乗っている間に尿意の恐怖に襲われる事はなかった。だが、バスがコルドバに着いた瞬間にトイレに行きたくなった。これはどういう心理なんだろうか?

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長距離バス乗り場からホテルまではタクシーで10分程度だと言う。そこでタクシーに乗り込みホテルまで。今回は安くて10ユーロ未満で済んだ
ここがホテルの入り口。それにしても写真が下手くそだな。全景が入ってねーな。

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このホテルは、中庭もあったりして、非常に気分が良い。グラナダのホテルは設備は良かったけど、本当に都会のホテルって感じだった。このコルドバは街全体が世界遺産だから、ホテル自体もモロッコのリヤド(民宿)みたいで、ホテル内を歩くだけでも楽しかった。

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俺と相方に共通する好きなホテルって「近代的な設備のあるホテル」じゃなくて、「趣のある古色蒼然としたホテル」なんだよね。利便性よりも雰囲気重視というか。

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ちなみに、ホテルの部屋からメスキータ(大聖堂だと思って貰えばいい)が見える。相方はこの部屋を予約する時に「メスキータが見える部屋で!」とお願いしていたらしい。眺めは非常に良かった。

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ホテルに着いたのが、19時くらい。段々と陽が落ちてくる時間に近くなってくる。まずはじゃあ街を散策しようとなった。なんといっても街全体が世界遺産だからね。歩いていて、楽しくない訳がないのだ。

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この街では相方が是非食事してみたいというレストランがあった(割と有名なところのようだ)。オックステールの煮込みがコルドバの有名な料理らしい。俺は相変わらず酒さえ飲めれば喰い物なんかどうでもいいというスタンスなので。

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店に入り、まずは何を飲もうかとなって、やっぱりスペインだからカバ(スパークリングワイン)でしょう!となった。俺はアルコールさえ入っていれば、カバだろうがバカだろうがなんでもいいんだけどね(馬鹿舌なのである)。
相方がホール係にカバを注文しているが苦戦している。なんだろう?と思ったら、店内で呑むのと持ち帰りだと税金の関係で料金が違うのだそうだ。なるほどね。確かにここは街が世界遺産であり観光地区でもあるからあまり普通のスーパーとかがない。だからレストランで部屋呑み用のアルコールを買う人がいるのかもしれない。
当然俺達は店で呑むを選択。フルボトル、22ユーロ程度(1ユーロ≒120円)。

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そして、当然相方が日本にいる時から食べたいと言っていた「オックステールの煮込み(ハーフ)」を注文。これが約6ユーロ。これは美味でした。文句なしに美味かった。

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あまりの美味さに相方が「ハーフじゃなくて、フルで良かったなー」と言った程。だから「じゃあもう一回ハーフ頼めば」と俺が言うと「他のも頼んで余裕あったら、もう一回頼もう」となった。
スペインへ来て以来、明らかに野菜摂取が足りていないでの、サラダを注文。もっとも、大半がブロッコリなんだけどね。

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そして、二人でもう一品なんかいこうとメニューをチェックして「イカフライ」を注文。いや、もう少し凝った料理が出てくるのかと思ったら、本当にイカフライだった。

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そして、こいつらを食べ終わったら、もうオックステールを頼む胃袋の余裕が無くなってしまった。小食の人間てこういう時、損だなあと思う。でも仕方ない。

食事もカバも満足したので、店を出て街を歩く事にした。メスキート(大聖堂)の前でいちゃつくカップルあり。まあ基本ですな。ピンボケなのは遠くから望遠にしたせいだ。

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そしてギターを弾いている謎のおじさん(?)。チップ払って写真撮らせて貰った。ギターの弾き語りって世界共通なのかなあ。この人は歌無しでギターオンリーだったけどね。

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そして適当に街をブラブラと。俺はこういう「街自体が世界遺産」を歩くのが好きなんだよなあ。何する訳でもなく歩くだけなんだけど、滅茶苦茶楽しい。

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こうして俺達はコルドバに到着した。この街は素敵な風景があり過ぎだ。